JPH0243493Y2 - - Google Patents

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JPH0243493Y2
JPH0243493Y2 JP1982189785U JP18978582U JPH0243493Y2 JP H0243493 Y2 JPH0243493 Y2 JP H0243493Y2 JP 1982189785 U JP1982189785 U JP 1982189785U JP 18978582 U JP18978582 U JP 18978582U JP H0243493 Y2 JPH0243493 Y2 JP H0243493Y2
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JP
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crushing
stator
hole
powder
tapered
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JP1982189785U
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JPS5993750U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は粉粒体を粉砕処理して細かくする際に
使用される粉砕機に関するものである。
従来の技術 従来の粉砕機〔実公昭52−21483号〕は第3図
に示すように構成されている。粉砕機用容器51
を容器受台52の上に取り付け、容器受台52と
台枠53の間にばね54を介装するとともに、容
器受台52の下面側で粉砕機用容器51の直下位
置に、偏芯重錘55が回転軸に取り付けられたモ
ータ56が固定されている。
粉砕機用容器51の粉砕室57において第1、
第2の粉砕可動子58,59によつて粉砕処理さ
れた粉粒体は、粉砕室57の底部に穿設された粉
粒体通過孔60から粉砕室57の下の環状の溝部
61に流れ、第4図に示すように溝部61の一部
に形成された排出口62から粉砕機用容器51の
側方位置に取り出される。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構成では、粉砕処理された粉
粒体が排出口62から粉砕機用容器51の側方位
置に取り出されているため、粉砕機の下方に設置
された次の装置(例えば篩分機など)へ粉砕処理
された粉粒体を供給するような使用形態において
は、粉砕機から次の装置までの粉粒体搬送経路が
長くなつてしまうばかりでなく、横向きの粉粒体
搬送経路に粉粒体が付着し易く、長期にわたつて
使用していると排出経路が閉塞されてしまうこと
がある。
また上記のような使用形態では、粉粒体搬送経
路をホースで構成すると、ホースが破損しやすい
問題がある。これは粉砕機用容器51と一体に振
動している排出口62にホースの一端が接続さ
れ、ホースの他端は次の装置に固定されているた
め、長期にわたつて使用しているとホースに弾性
疲労が発生して破損する。
本考案は長期間にわたつて安定した動作を期待
できる粉砕機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案の粉砕機は、上方固定板の上面に対して
垂直で、かつ上方固定板に環状に配置された複数
の垂直軸を設け、前記垂直軸の上端にこの垂直軸
の軸芯とは偏芯した偏芯軸を設け、周部に前記偏
芯軸に係合する係合部が形成された振動台を設
け、前記振動台の中央に形成された貫通孔にはめ
込まれ内側に下すぼまりのテーパ孔を有する排出
器を設け、前記排出器の上端開口部に載置され底
部の外周部に粉体通過孔が穿設された粉砕固定子
を設け、前記粉砕固定子の上端開口を閉塞すると
ともに粉砕固定子の中央の対応位置に供給口が穿
設された蓋を設け、前記粉砕固定子と蓋とで形成
される粉砕室に配置された筒状の第1の粉砕可動
子とこの第1の粉砕可動子の内側に配置された柱
状の第2の粉砕可動子を設け、排出器の前記テー
パ孔に上端が連通するテーパ筒を設け、上端が前
記テーパ筒に接続され下端が前記上方固定板に穿
設された大貫通孔の近傍位置に延長された排出パ
イプを設け、前記垂直軸を回転させる駆動装置を
設けたことを特徴とする。
作 用 この構成によると、水平方向に沿つて振動中の
振動台の振動を排出器を介して粉砕固定子に伝達
し、第1、第2の粉砕可動子によつて粉砕室で粉
砕処理された粉粒体を、粉砕固定子の粉体通過孔
からテーパ筒と排出パイプを介して粉砕固定子と
上方固定板の直下位置に排出される。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図と第2図に基
づいて説明する。
第1図は本考案の粉砕機を示す。上方固定板1
の中央には大貫通孔2が穿設され、その周囲には
第2図に示すように3つの小貫通孔3が穿設され
ている。各小貫通孔3には、下部が挿入されると
ともに鍔部4Aが上方固定板1にボルト止めされ
たボス4が取り付けられている。ボス4の内側は
軸受6が取り付けられており、軸受6には垂直軸
5が回転自在に支持されている。それぞれの垂直
軸5の上端には偏芯軸7が設けられている。偏芯
軸7の軸芯イと垂直軸5の軸芯ロとは所定間隔α
だけ位置ずれして設けられている。各偏芯軸7に
は、平面形状三角形の振動台8が第2図に示すよ
うに係合している。詳しくは、振動台8の各隅部
に穿設された孔にキヤツプ9をボルト止めして、
この各キヤツプ9は軸受10を介して各偏芯軸7
に外嵌している。振動台8の中央に穿設された孔
には排出器11の下部がはめ込まれている。排出
器11の内側には下すぼまりのテーパ孔12が形
成されている。排出器11の上端開口部には、抜
き出し自在に粉砕固定子20が載置され、粉砕固
定子20の上端開口部にはこの上端開口部を閉塞
する蓋24が載置されている。粉砕固定子20と
蓋24とで形成された粉砕室には、筒状の第1の
粉砕可動子22と、この第1の粉砕可動子22の
内側に円柱状の第2の粉砕可動子23が配設され
ている。なお、粉砕固定子20の底部の外周部に
は、粉粒体通過孔21が穿設されている。蓋24
の外周縁には120゜ごとに切り欠き部25が形成さ
れていている。各切り欠き部25の直下位置の前
記振動台8の上面位置に固定されたブラケツト2
7には連結ロツド26の下端が水平軸28で支持
され、この連結ロツド26の上端が蓋24の切り
欠き部25に係合して、連結ロツド26の上部に
形成されたねじ部に螺合する押さえナツト29
で、蓋24と粉砕固定子20を積み重ねた状態で
係止している。排出器11の下面にはテーパ筒1
6がボルト止めされている。上方固定板1の下方
に配設された下方固定板14の貫通孔には、固定
筒13の下端鍔部13Aがボルト止めされてお
り、固定筒13の上端は上方固定板1の大貫通孔
2に挿入されている。テーパ筒16の下端から垂
下した排出パイプ17の下端は、上方固定板1の
大貫通孔2の近傍位置で固定筒13の上端の内部
に延設されている。固定筒13の上端鍔部13B
とテーパ筒16の上端鍔部の間には、排出パイプ
17を取り巻くように蛇腹18が設けられてい
る。固定筒13の下端鍔部13Aには、連通管1
5の上端がボルト止めされている。連通管15の
下端は前記の「次の装置」としての篩分機に連通
している。
粉砕室の中央に対応して蓋24に供給口として
形成された粉粒体受口30へ、粉粒体を供給する
部分は次のように構成されている。
粉粒体受口30の上端にはリング31がボルト
止めされており、リング31の内周部を囲むよう
に受入管32が立設されている。粉砕機に粉粒体
を供給する前段装置34の供給シユート33は、
その下端が受入管32を通つて粉粒体受口30に
挿入されている。リング31と供給シユート33
の中央鍔部36との間には、供給シユート33と
受入管32を取り巻くように蛇腹35が設けられ
ている。
振動台8の振動駆動系は、次のように構成され
ている。
振動台8は上方固定板1に対して支持している
各垂直軸5は、第1図に示すように上方固定板1
の裏面側に延設されてそこには連動プーリ37が
キー止めされている。各連動プーリ37の間に
は、第2図に示すように連動ベルト38が掛け渡
されている。3本の垂直軸5の内の適当な一つに
は、第1図に示すように従動プーリ41がキー止
めされている。上方固定板1に固定された駆動モ
ータ39には第2図に示すように駆動プーリ40
が取り付けられており、駆動プーリ40と従動プ
ーリ41の間に駆動ベルト42が掛け渡されてい
る。
なお、第1図において43は各垂直軸5の下端
ねじ部と各偏芯軸7の上端ねじ部にとにそれぞれ
螺合する抜け止め用ナツトである。
このように構成したため、駆動モータ39を運
転すると“駆動プーリ40”→“駆動ベルト4
2”→“従動プーリ41”の動力伝達経路、およ
び“連動プーリ37”→“連動ベルト38”→
“従動プーリ41”の動力伝達経路を介して各垂
直軸5が、同一方向へ同一速度で回転する。これ
によつて各偏芯軸7を介して振動台8が水平方向
に沿つて振動する。この水平振動は、排出器11
を介して粉砕固定子20に伝達され、供給シユー
ト33から粉粒体受口30を介して粉砕室に供給
された粉粒体は、前記水平振動を受けて粉砕固定
子20の内側で水平面内で動き回る第1、第2の
粉砕可動子22,23の相互間の衝突、および粉
砕固定子20の内壁面と第1の粉砕可動子22の
相互間の衝突とによつて粉砕され、粉粒体通過孔
21を通つて落下する。さらに、粉粒体通過孔2
1を通つて落下した粉粒体は、排出器11のテー
パ孔12とテーパ筒16と排出パイプ17を介し
て前記粉砕固定子20と上方固定板1の直下位置
の固定筒13に落下し、連通管15を介して下方
に設置されている篩分機などへ導かれる。
このように、偏芯軸7が上端に設けられた垂直
軸5を回転駆動して振動台8を水平振動させてい
るため、粉砕室の直下に振動発生装置を設置する
必要が無くなり、粉砕処理された粉粒体を粉砕室
から側方に送り出すことなく、そのまま下方に設
置されている次段の装置に落下させて供給するこ
とができる。したがつて、粉砕処理の完了した粉
粒体を粉砕室から側方に送り出てから下方に排出
している従来の粉砕機に比べて、次段への供給経
路を短くすることができる。また、その供給経路
は従来のような曲がりも無いため、粉粒体の付着
も少ない。これは第1図にも見られるように排出
パイプ17の径に比べて後段に位置する固定筒1
3の径を大きくすることによつて、より確実に付
着量を低減できる。
以上のことから、粉砕処理の完了した粉粒体を
粉砕室から側方に送り出てから下方に排出してい
る従来の粉砕機に比べて、長期にわたつて安定し
た動作を期待できる。
さらに、上記の振動発生系の構成によると粉砕
処理に有効な水平方向に沿つた振動だけを得るこ
とができ、粉砕効率の向上を実現できる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、上方固定板の上
面に対して垂直で、かつ上方固定板に環状に配置
された複数の垂直軸を設け、前記垂直軸の上端に
この垂直軸の軸芯とは偏芯した偏芯軸を設け、周
部に前記偏芯軸に係合する係合部が形成された振
動台を設け、前記垂直軸を回転させる駆動装置を
設けたため、粉砕室の直下に振動発生装置を設置
する必要が無くなるとともに、振動台の振動を排
出器を介して粉砕室に伝達することで粉砕室の側
方に送り出すことなく直接に粉砕室の直下の次段
の装置に、粉砕処理した粉粒体をテーパ筒と排出
パイプを介して落下させることができ、排出経路
を短くすることができて、排出経路における粉粒
体の付着量を低減できるとともに、可撓性のホー
スを使用せずとも排出経路を構成でき、長期間に
わたつて安定した動作を期待できる。
さらに、振動台を支持している垂直軸を回転駆
動して振動を発生させる構成であるため、粉砕処
理に有効な水平方向に沿つた振動だけを得ること
ができ、粉砕効率の向上を実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の粉砕機の一実施例の縦断面
図、第2図は第1図の−矢視図、第3図は従
来の粉砕機の縦断面図、第4図は第3図の要部平
面図である。 1……上方固定板、2……大貫通孔、5……垂
直軸、7……偏芯軸、8……振動台、11……排
出器、12……テーパ孔、16……テーパ筒、1
7……排出パイプ、20……粉砕固定子、21…
…粉粒体通過孔、22,23……第1、第2の粉
砕可動子、24……蓋、39……駆動モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方固定板の上面に対して垂直で、かつ上方固
    定板に環状に配置された複数の垂直軸を設け、前
    記垂直軸の上端にこの垂直軸の軸芯とは偏芯した
    偏芯軸を設け、周部に前記偏芯軸に係合する係合
    部が形成された振動台を設け、前記振動台の中央
    に形成された貫通孔にはめ込まれ内側に下すぼま
    りのテーパ孔を有する排出器を設け、前記排出器
    の上端開口部に載置され底部の外周部に粉体通過
    孔が穿設された粉砕固定子を設け、前記粉砕固定
    子の上端開口を閉塞するとともに粉砕固定子の中
    央の対応位置に供給口が穿設された蓋を設け、前
    記粉砕固定子と蓋とで形成される粉砕室に配置さ
    れた筒状の第1の粉砕可動子とこの第1の粉砕可
    動子の内側に配置された柱状の第2の粉砕可動子
    を設け、排出器の前記テーパ孔に上端が連通する
    テーパ筒を設け、上端が前記テーパ筒に接続され
    下端が前記上方固定板に穿設された大貫通孔の近
    傍位置に延長された排出パイプを設け、前記垂直
    軸を回転させる駆動装置を設け、水平方向に沿つ
    て振動中の振動台の振動を前記排出器を介して前
    記粉砕固定子に伝達し、第1、第2の粉砕可動子
    によつて前記粉砕室で粉砕処理された粉粒体を、
    粉砕固定子の前記粉体通過孔から前記テーパ筒と
    排出パイプを介して前記粉砕固定子と上方固定板
    の直下位置に排出する粉砕機。
JP18978582U 1982-12-14 1982-12-14 粉砕機 Granted JPS5993750U (ja)

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JPS5993750U JPS5993750U (ja) 1984-06-26
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221483U (ja) * 1975-08-04 1977-02-15
JPH0613979U (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 東京索道株式会社 索道緊張装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221483U (ja) * 1975-08-04 1977-02-15
JPH0613979U (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 東京索道株式会社 索道緊張装置

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JPS5993750U (ja) 1984-06-26

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