JPH02433A - ポリペプチド、dnaおよびその用途 - Google Patents

ポリペプチド、dnaおよびその用途

Info

Publication number
JPH02433A
JPH02433A JP24977488A JP24977488A JPH02433A JP H02433 A JPH02433 A JP H02433A JP 24977488 A JP24977488 A JP 24977488A JP 24977488 A JP24977488 A JP 24977488A JP H02433 A JPH02433 A JP H02433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
kinase
rat protein
rat
protein kinase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24977488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2771188B2 (ja
Inventor
Katsutaka Ono
功貴 小野
Tomoko Fujii
藤井 朋子
Koichi Igarashi
貢一 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP24977488A priority Critical patent/JP2771188B2/ja
Publication of JPH02433A publication Critical patent/JPH02433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2771188B2 publication Critical patent/JP2771188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ラットカルシウムおよびリン脂質依存性蛋白
質リン酸化酵素(蛋白質リン酸化酵素CあるいはC−キ
ナーゼと略称することもある。)およびその製造のため
の組み換えDNA技術に関する。
従来の技術 生体の多彩な機能発揮や適応現象には、細胞の生長因子
、ホルモンあるいは神経伝達物質など多種類の生理活性
物質の関与が知られている。これらの細胞外シグナルは
、サイクリックAMP(cAMP) 、サイクリックG
 M P (c G M P )、シアシールグリセロ
ール(DG)、カルシウム(Ca”)などの細胞内伝達
物質を通じて発揮される。特にDGは細胞機能の活性化
を引き起す多くのホルモンや神経伝達物質によって細胞
膜のイノシトール燐脂質が分解された結果生じることが
判明している。このDGがカルシウムの存在下にC−キ
ナーゼを活性化し、この酵素による細胞内各種蛋白質の
リン酸化反応が種々の細胞機能の活性化や細胞増殖をも
たらすと考えられている。つまりC−キナーゼは外界シ
グナルの主要な情報伝達機構の一つにおいて重要な役割
を担っている酵素である。
ラット大脳より精製された該酵素は等電点がpH5,6
の酸性蛋白質であり、分子量は約77.000である。
またこの酵素は疎水性の部分と親水性の部分とからなる
単一ペプチドからできており、疎水性部分を介して細胞
膜に結合し、II!i4水性部分に活性中心が存在する
。C−キナーゼは通常不活性型であり、カルシウムとフ
ォスファチジールセリンおよびDGの王者によって活性
化される。またリン酸供与体はATPであることがわか
っている。
このようにC−キナーゼは蛋白質リン酸化酵素の一つと
して蛋白質のリン酸化を通じて細胞外シグナルの細胞内
伝達を行うことから、細胞外シグナルの受容伝達機構の
研究には欠くことのできない酵素であり、その試薬とし
ての価値は非常に高い。また、本酵素は発ガンプロモー
ターであるフォルボールエステルにより直接活性化され
る。フォルボールエステルは発ガン過程の促進を引き起
こすだけではなく、細胞分裂や分化、酵素の誘導。
脂質の代謝昂進など多くの生物反応に深く関与している
ことが知られている。これらのことは細胞膜受容伝達機
構の異常が成因となる種々の病的細胞やガン細胞におい
て、C−キナーゼが重要な指標酵素となる可能性が高く
、C−キナーゼに対する抗体などが診断剤や検査薬とし
て用いられることが考えられる。
このようなCキナーゼの遺伝子構造については、最近の
相補鎖DNA (cDNA)クローニングの結果より、
少なくとも4種類(α、βI、β■。
γ)の分子構造が存在することが明らかにされ、その塩
基配列およびアミノ酸配列が明らかにされている。α型
、β■型、β■型およびγ型については、特願昭62−
157495号明細書および図面を、またγ型について
は、セル(Cell)第46巻第491頁(1986年
)を参照されたい。
しかしながら、それら以外にも他の亜型が存在する可能
性も示されており、Cキナーゼの酵素群としての実体は
完全には明らかにされていない。
発明が解決しようとする課題 上記のように、Cキナーゼには分子多様性が存在し、そ
の全体像は不明な点が多い、従って、試薬や検査薬とし
て例えば、その分子亜型のそれぞれについて、それをコ
ードする遺伝子を同定し。
その蛋白質を遺伝子組み換え技術によって生産する方法
が望まれていた。
課題を  するための 一般に、ヒトにより近い動物の蛋白質は、そのアミノ酸
配列においてヒトと非常に高い相同性があり、アミノ酸
の異なっている部分も、その大部分はコドンのone 
point mutationによって導びかれるもの
である。従って、ラット等の動物のCキナーゼ亜型のc
DNAを得れば、ヒトのそれを得ることは容易であると
考えられる。そこで本発明者等は、まずラットを材料と
して、Cキナーゼの新しい亜型の遺伝子を検索すること
を試みた。
その結果、新たに3種のCキナーゼのcDNAを分離す
ることに成功した。
本発明は(1)第1図に示されたアミノ酸配列を含有す
るポリペプチドであるラットCキナーゼ(δ)(I )
 ;同一の活性を有する上記ポリペプチドの一部;もし
くは上記アミノ酸配列が部分的に変換され、かつ同一の
活性を有するポリペプチド。
(2)ラットCキナーゼ(δ)をコードする第1図で示
された塩基配列を含有する組み換えDNA(II) 、
  (3) DNA (11)を含有するベクターで形
質転換された形質転換体および、(4)DNA (l 
を含有するベクターで形質転換された形質転換体を培地
に培養し、培養中にラットCキナーゼ(δ)を生成蓄積
せしめ、これを採取することを特徴とする該酵素の製造
法に関するものである。
また本発明は、(5)第2図に示されたアミノ酸配列を
含有するポリペプチドであるラットCキナーゼ(t)(
m);同一の活性を有する上記ポリペプチドの一部;も
しくは上記アミノ酸配列が部分的に変換され、かつ同一
の活性を有するポリペプチド、(6)ラットCキナーゼ
(E)をコードする第2図で示された塩基配列を含有す
る組み換えDNA (rV) 、  (7) DNA 
(IV)を含有するベクターで形質転換された形質転換
体および、(8)DNA (rV)を含有するベクター
で形質転換された形質転換体を培地に培養し、培養中に
ラットCキナーゼ(ε)を生成蓄積せしめ、これを採取
することを特徴とする該酵素の製造法に関するものであ
る。
更に、本発明は(9)第6図に示されたアミノ酸配列を
含有するポリペプチドであるラットCキナーゼ(ζ)(
V);同一の活性を有する上記ポリペプチドの一部;も
しくは上記アミノ酸配列が部分的に変換され、かつ同一
の活性を有するポリペプチド、(10)ラットCキナー
ゼ(ζ)をコードする第6図で示された塩基配列を含有
する組み換えDNA (VI) 、  (11) DN
A (IV)を含有するベクターで形質転換された形質
転換体および、(12)DNA (rV)を含有するベ
クターで形質転換された形質転換体を培地に培養し、培
養中にラットCキナーゼ(ζ)を生成蓄積せしめ、これ
を採取することを特徴とする該酵素の製造法に関するも
のである。
本発明方法におけるラットC−キナーゼ蛋白質のポリペ
プチドをコードする塩基配列を有するDNAを含有する
発現型ベクターは、例えば、(イ)ラットC−キナーゼ
をコードするRNAを分離し、 (ロ)該RNAから単鎖の相補DNA (cDNA)を
、次いで二重鎖DNAを合成し、 (ハ)該相補DNAをプラスミドに組み込み、(ニ)得
られた組み換えプラスミドで宿主を形質転換し。
(ホ)得られた形質転換体を培養後、形質転換体から適
当な方法、例えばラットcDNAをプロ−ブとして用い
たコロニーハイブリダイゼーション法、により目的とす
るDNAを含有するプラスミドを単離し、 (へ)そのプラスミドから目的とするクローン化DNA
を切り出し、 (ト)該クローン化DNAをビークル中のプロモーター
の下流に連結する。ことにより製造することができる。
ラットC−キナーゼをコードするRNAは1種々のラッ
トC−キナーゼ産生細胞、例えばラット脳由来細胞から
得ることができる。
ラットC−キナーゼ産生細胞からRNAを調製する方法
としては、グアニジンチオシアネート法(J、M、、C
hirgwin ら、バイオケミストリー(Bio−c
hemistry)、18.5294(1979))な
どが挙げられる。
このようにして得られたRNAを鋳型とし、逆転写酵素
を用いて、例えばHoOkayamaらの方法〔モレキ
ュラー・アンド・セルラー・バイオロジー(Molac
ular and Ce1lular Biology
) 2,161(1982)および同誌3L280(1
983))に従いcDNAを合成し、得られたcDNA
をプラスミドに組み込む。
cDNAを組み込むプラスミドとしては、たとえば大腸
菌由来のPB R322Cジーン(gene)、2.9
5(1977))、pB R32SCジーン4す21(
1978))、pU Cl2(ジーン、月1.,259
(1982)]、pUc13(ジーン、19,259(
1982)) 、枯草菌由来のpUBllo(バイオケ
ミカル・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーヨ
ン(Biochemical and Biophys
ical Re5earchGo+mmunicati
on)、112,678(1983))などが挙げられ
るが、その他のものであっても、宿主内で複製保持され
るものであれば、いずれをも用いることができる。
プラスミドに組み込む方法としては、たとえば、T、M
aniatisら、モレキュラー・クローニング(Mo
lecular Cloning)コールド・スプリン
グ−ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spring
 Harbor La−boratory) r第23
9頁(19g2)に記載の方法などが挙げられる。
このようにして得られたプラスミドは、適当な宿主たと
えばエシェリキア(Escharichia )属菌。
バチルス(Bacillus)属菌などに導入する。
上記エシェリキア属菌の例としては、エシェリキア・コ
リ(Escherichia coli)K12DH1
(プロシージング・オブ・ナショナル・アカデミ−・オ
ブ・サイエンス(Proc、 Natl、 Acad、
 Sci、 U、S、A、)60゜160(1968)
)、M2O3(ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ、(
Nuclaic Ac1ds Re5earch)、9
309(1981))。
JA221Cジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオ
ロジー(Journal of Mo1ecular 
Biology))、120517(1978))、 
HBIOI(ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオ
ロジー環1459(1969))、 C600[ジェネ
ティックス(Genetics) 、逼ト440(19
54))などが挙げられる。
上記バチルス属菌としては、たとえばバチルス・サチル
ス(Bacillus  subtilis)M I 
114(ジーン。
24.255(1983)〕、〕207−2ICジャー
ナルオブ・バイオケミストリー(Journal of
 Biochemistry)95.87(1984)
)などが挙げられる。
形質転換する方法としては、たとえばT、Maniat
isら、モレキュラー・クローニング(Molecul
arCloning) 、コールド・スプリング・ハー
バ−・ラボラトリ−(Cold Spring Har
bor Laboratory)、第249頁(198
2)に記載のカルシウムクロライド法あるいはカルシウ
ムクロライド/ルビジウムクロライド法などが挙げられ
る。
このようにして得られた形質転換体中から自体公知の方
法、例えばコロニー・ハイブリダイゼーション法〔ジー
ン、±63(1980))およびDNA塩基配列決定法
〔プロシージング・オブ・ナショナル・アカデミ−・オ
ブ・サイエンス(Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 U、S、A、)74,560(
1977)、ヌクレイツク・アシツズ・リサーチ(N+
」cleic Ac1ds Re5earch)9゜3
09(1981))を用い、求めるクローンを選出する
このようにして、クローン化されたラットC−キナーゼ
をコードする塩基配列を含有するDNAを有するベクタ
ーを保持する微生物が得られる。
次に、該微生物からプラスミドを単離する。
該単離法としては、アルカリ法[H,C,Birmbo
imら、ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ+ (Nu
cleicAc1ds Re5earch)、1.15
13(1979))などが挙げられる。
上記クローン化されたラットC−キナーゼをコードする
塩基配列を含有するDNAを有するプラスミドはそのま
ま、または所望により制限酵素で切り出す。
クローン化された遺伝子は、発現に適したビークル(ベ
クター)中のプロモーターの下流に連結して発現型ベク
ターを得ることができる。
ベクターとしては、上記の大腸菌由来のプラスミド(例
、pB R322,pB R325,pUc12. p
UC13)、枯草菌由来プラスミド(例、 pUBll
o、 pT P 5 、pc194)、酵母由来プラス
ミド(例、PSH19、psH15)、あるいはλファ
ージなどのバクテリオファージおよびレトロウィルス、
ワクシニアウィルスなどの動物ウィルスなどが挙げられ
る。
該遺伝子はその5′末端に翻訳開始コドンとしてのAT
Gを有し、また3′末端には翻訳終止コドンとしてのT
AA、TGAまたはTAGを有していてもよい、さらに
該遺伝子を発現させるにはその上流にプロモーターを接
続する0本発明で用いられるプロモーターとしては、遺
伝子の発現に用いる宿主に対応して適切なプロモーター
であればいかなるものでもよい。
また、形質転換する際の宿主がエシェリキア属菌である
場合は、trpプロモーター、Qaaプロモーター r
ecAプロモーター、λPLプロモーター QpPプロ
モーターなどが、宿主がバチルス属菌である場合は、5
POIプロモーター5PO2プロモーター、penPプ
ロモーターなど、宿主が酵母である場合は、PH○5プ
ロモーター、PGKプロモーター、GAPプロモーター
ADHプロモーターなどが好ましい、とりわけ宿主がエ
シェリキア属菌でプロモーターがtrpプロモーターま
たはλPLプロモーターであることが好ましい。
宿主が動物細胞である場合には、SV40由来のプロモ
ーター、レトロウィルスのプロモーターなどが挙げられ
、とりわけSV40由来のプロモーターが好ましい。
このようにして構築されたDNA (II)、(IV)
または(VI)を含有するベクターを用いて、形質転換
体を製造する。
宿主としては、たとえばエシェリキア属菌、バチルス属
菌、酵母、動物細胞などが挙げられる。
上記エシェリキア属菌、バチルス属菌の具体例としては
、前記したものと同様のものが挙げられる。
上記酵母としては、たとえばサツ力ロマイセスセレビシ
アエ(Saccaromyees  cerevisi
ae) A H22R−、NA 87−11A、DKD
−5Dなどが挙げられる。
動物細胞としては、たとえばサル細胞CO5−7゜Ve
ro、チャイニーズハムスター細胞CHO。
マウスL細胞、ヒトFL細胞などが挙げられる。
上記エシェリキア属菌を形質転換するには、たとえばプ
ロシージング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オ
ブ・サイエンス(Proc、Natl、Acad。
Sci、USA)、69,2110 (1972)やジ
ーン、17,107(1982)などに記載の方法に従
って行なわれる。
バチルス属菌を形質転換するには、たとえばモレキュラ
ー・アンド・ジェネラル・ジェネテイックス(Mole
cular & General Genetics)
 、168,111(1979)などに記載の方法に従
って行なわれる。
酵母を形質転換するには、たとえばプロシージング・オ
ブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(
Proc、Natl、Acad、Sci、LISA)、
75.1929(1978)に記載の方法に従って行な
われる。
動物細胞を形質転換するには、たとえばケイロロジー(
Virology) 52,456 (1973)に記
載の方法に従って行なわれる。
このようにして、 DNA (If) 、  (IV)
または(VI)を含有するベクターで形質転換された形
質転換体が得られる。
宿主がエシェリキア属菌、バチルス属菌である形質転換
体を培養する際、培養に使用される培地としては液体培
地が適当であり、その中には該形質転換体の生育に必要
な炭素源、窒素源、無機物その他が含有せしめられる。
炭素源としては、たとえばグルコース、デキストリン、
可溶性澱粉。
ショ糖など、窒素源としては、たとえばアンモニウム塩
類、硝酸塩類、コーンスチープ・リカーペプトン、カゼ
イン、肉エキス、大豆粕、バレイショ抽出液などの無機
または有機物質、無機物としてはたとえば塩化カルシウ
ム、リン酸二水素ナトリウム、塩化マグネシウムなどが
挙げられる。
また、酵母、ビタミン類、生長促進因子などを添加して
もよい。
培地のpHは約6〜8が望ましい。
エシェリキア属菌を培養する際の培地としては。
例えばグルコース、カザミノ酸を含むM9培地(Min
er、ジャーナル・オブ・エクスペリメンツ・イン・モ
レキュラー・ジエネティックス(Journal of
εxpariments in Mo1ecular 
Genetics)、431−433゜Co1d Sp
ring Harbor Laboratory、 N
ew York 1972)が好ましい、ここに必要に
よりプロモーターを効率よく働かせるために、たとえば
3β−インドリル アクリル酸のような薬剤を加えるこ
とができる。
宿主がエシェリキア属菌の場合、培養は通常的15〜4
3℃で約3〜24時間行い、必要により1通気や撹拌を
加えることもできる。
宿主がバチルス属菌の場合、培養は通常的30〜40℃
で約6〜24時間行ない、必要により通気や撹拌を加え
ることもできる。
宿主が酵母である形質転換体を培養する際、培地として
は、たとえばパークホールダー(Burkh。
1der)最小培地(Bostian、 K、 L、 
 ら、「プロシージング・オブ・ナショナル・アカデミ
−・オブ・サイエンス(Proc、Natl、Acad
、Sci、USA) 77、4505(1980))が
挙げられる。培地のpHは約5〜8に調整するのが好ま
しい。培養は通常的20℃〜35℃で約24〜72時間
行い、必要に応じて通気や撹拌を加える。
宿主が動物細胞である形質転換体を培養する際。
培地としては、たとえば約5〜20%の胎児牛血際を含
むMEM培地〔サイエンス(Science) 122
゜501 (1952))、 DMEM培地〔ケイロロ
ジー(vir。
−1ogy) 、8,396 (1959)) 、 R
P M I 1640培地〔ジャーナル・オブ・ザ・ア
メリカン・メディカル・アソシエーション(The J
ounal of the AmericanMedi
cal As5ociation) 199,519 
(1967))、 199培地〔プロシージング・オブ
・ザ・ソサイエティ・フォー・ザ・バイオロジカル・メ
ディスン(Pro−ceading of the 5
ociety for the Biological
 Medicine) 73.1 (1950))など
が挙げられる。pHは約6〜8であるのが好ましい。培
養は通常的30℃〜40℃で約15〜60時間行い、必
要に応じて通気や撹拌を加える。
上記培養物からラットC−キナーゼ蛋白を分離精製する
には1例えば下記の方法により行なうことができる。
ラットC−キナーゼ蛋白を培養菌体あるいは細胞から抽
出するに際しては、培養後、公知の方法で菌体あるいは
細胞を集め、これを塩酸グアニジンなどの蛋白変性剤を
含む緩衝液に懸濁し、超音波、リゾチームおよび/また
は凍結融解によって菌体あるいは細胞を破壊したのち、
遠心分離によりラットC−キナーゼ蛋白を得る方法など
が適宜用い得る。
上記上澄液からラットC−キナーゼ蛋白を精製するには
、自体公知の分離・精製法を適切に組み合おせて行なう
ことができる。これらの公知の分離、M製法としては、
塩析や溶媒沈澱法などの溶解度を利用する方法、透析法
、限外ろ過法、ゲルろ過法、および5DS−ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動法などの主として分子量の差を利
用する方法、イオン交換クロマトグラフィーなどの荷電
の差を利用する方法、アフィニティークロマトグラフィ
ーなどの特異的親和性を利用する方法、逆相高速液体ク
ロマトグラフィーなどの疎水性の差を利用する方法1等
電点電気泳動法などの等重点の差を利用する方法などが
挙げられる。
本発明の遺伝子組み換え技術によって得られたラットC
−キナーゼ蛋白の一例として、例えば第1図、第2図ま
たは第3図におけるアミノ酸配列で示されるポリペプチ
ドを含有する蛋白質を挙げることができる。該ポリペプ
チドはそのN末端にMstを有していてもよい。
かくして生成するラットC−キナーゼの活性は公知の蛋
白質リン酸化などにより測定することができる。
本発明のDNAで遺伝子感染または形質転換したIBI
mでは1本来わずかのラットC−キナーゼしか合成され
ない、あるいは全く合成されない各種細胞においても大
量のラットC−キナーゼを産生せしめることができ、ラ
ットC−キナーゼ生産を有利に導くことができる。
本発明のラットC−キナーゼ蛋白をコードする遺伝子を
含有する発現型プラスミドは、これを各種細胞に1人す
ることにより該細胞にラットC−キナーゼを産生させる
ことができるため、ラットC−キナーゼを大量に取得す
ることができる。ここに製造されるラットC−キナーゼ
は、試薬としてまた抗体を調製しその抗体と共に診断・
検査薬として用いることができる。たとえば本発明のC
−キナーゼは、細胞膜受容伝達機構などの研究用試薬、
細胞膜受容伝達機構の異常が原因となる疾病(例:腫瘍
)に対する診断・検査薬、あるいはこれらの疾病に対す
る予防・治療薬のスクリーニング用試薬として用いるこ
とができる。たとえば、1回の診断・検査に約0.00
1〜10μgのC−キナーゼが用いられる。
以上、ラットC−キナーゼのクローニング、形質転換体
の製造、形質転換体を用いたラットC−キナーゼ蛋白の
製造及びその有用性等について詳細に述べた・ 本発明明細書および図面において、塩基やアミノ酸など
を略号で表示する場合、IUPAC−IU B Com
+wision on Biochemical No
menclatureによる略号あるいは当該分野にお
ける慣用略号に基づくものであり、その例を下記する。
またアミノ酸に関し光学異性体があり得る場合は、特に
明示しなければL一体を示すものとする。
DNA  :デオキシリボ核酸 cDNA:相補的デオキシリボ核酸 A  :アデニン T  :チミン G  ニゲアニン C:シトシン RNA  :リボ核酸 dA、TP:デオキシアデノシン三リン酸dTTP:デ
オキシチミジン三リン酸 dGTP:デオキシグアノシン三リン酸dC:TP:デ
オキシシチジン三リン酸ATP  :アデノシン三リン
酸 EDTA:エチレンジアミン四酢酸 SDS  ニドデシル硫酸ナトリウム G:Gly  ニゲリシン A:Ala  :アラニン V:Val  :バリン L:Leu  :ロイシン r:Ila  :イソロイシン S:ser  :セリン T:Thr:スレオニン C:Cys  ニジスティン M:Met  :メチオニン E:Glu  :グルタミン酸 D:Asp  :アスパラギン酸 に:1.、yg  :リジン R:Arg  :アルギニン H:His  :ヒスチジン F:Phe  :フェニールアラニン Y:Tyr:チロシン W:Trp  ニトリブトファン P:Pro  ニブロリン N:Asn  :アスパラギン Q:Gln  :グルタミン 実施例および発明の効果 以下の実施例により本発明をより具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
後述の実施例2(1)で得られた形質転換体エシェリヒ
ア・コリ(Escherichia coli)DO1
/pTB801、 E、coli DH1/pTB80
3およびE、coli DH1/pTB804は昭和6
2年9月24日から財団法人発酵研究所(IF○)に受
託番号IF○14652. I F○14653、 I
 F○14654としてそれぞれ寄託され、またこれら
微生物は昭和62年10月3日に通商産業省工業技術院
微生物工業技術研究所(FRI)に受託番号FERM 
 P−9633,FERMP−9634,FERM  
P−9635としてそれぞれ寄託されている。
後述の実施例3(2)で得られた形質転換体エシェリヒ
ア・コリ DHL/pTB 949は、昭和63年9月
15日からIFoに受託番号IF014787として、
昭和63年9月29日からFRIに受託番号FERM 
 P−10304として。
それぞれ寄託されている。
実施例1 (1)ラットfQ m RN A由来のcD’NAライ
ブラリーの作製 ラット脳よりRNAをグアニジンイソチオシアネート法
(Chirgwimら、[バイオケミストリー(Bio
chen+1stry) J 18.5294.197
8]を用いて抽出した。このRNAよりポリ(A)RN
AをオリゴdTセルロースカラムクロマトグラフィーに
より精製した( AvivとLadar、 rプロシー
ジング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サ
イエンス(Proc、Natl、Acad、sci、U
sA) 69.1408 (1972)) −このポリ
(A)RNAを鋳型としてcDNAライブラリーを、W
atSOnとJackson  の方法(Watson
、C0J、and Jackson、 J、F、、DN
Aクローニング・ア・プラクティカル・アプローチ(D
 N A  Cloning  A  Practic
al  Approach) IRL press、0
xford、 p79,1985)に従って、λファー
ジベクターλgtlo (Huynh、T。
■、ら、D N Aクローニング・ア・プラクティカル
・アプローチ+IRL press、0xford、p
49.1985)を用いて作成した。10Mgのポリ(
A)RNAより出発して、約1.5 X 10’個のク
ローンよりなる大腸菌C600、Hf QA (Huy
nh T、Vら、同上)を宿主としたcDNAライブラ
リーを得ることができた。
(2)ラットCキナーゼ亜型cDNAを含むファージの
単離とそのDNA塩素配列の決定上記ファージc D 
N Aライブラリーを大腸菌C600、HfQAを宿主
として、軟寒天プレート上に、約I X 10’ クロ
ーンずつ、10枚まき。
これを、2枚づつのニトロセルロースフィルター(ミリ
ボア社、 HATF フィルター)上に移した後、0.
5N  NaOH溶液でとかし露出変性したファージD
NAをフィルター上に乾燥固定した。(Maniati
sら、「モレキュラー・クローニング(Molecul
lar Cloning)J Co1d Spring
 )Iarbor Laboratory。
P320,1982)、一方、既に公知のラットCキナ
ーゼ(α)、(β■)および(γ)のcDNAを含むプ
ラスミドDNApTB653.pTB755およびpT
B756より制限#素EcoR夏切断によりCDNA部
分を分取し、これを等量づつ混合した後、ニックトラン
スレーション法により32P 標識し、プローブとした
。標識したプローブと、DNAを固定した一組のフィル
ターを、標識プローブを含む、5XSSPE(0,9M
N a CQ 50II+Mリン酸ナトリウム緩衝液(
pH7,4) 、 5mM  EDTA)、50% ホ
ルムアミド、 5X Denhardt’s、 0.1
@ SDS、LOOpg/rxa変性サケ精子DNA溶
液10 m Q中で42℃。
16時間会合反応を行い、反応後、フィルターを2xS
SC(IXSSC=0.15M NaCQ、0.015
Mクエン酸ナトリウム) 、 0.1%SDS溶液中で
室温で30分ずつ2回0.2XSSC,0,1%SDS
溶液中で、68℃で30分2回洗浄した。また、もう−
組のフィルターをプローブを含む20%ホルムアミド、
5×S S P E 、 5 XDenhardt’s
、 0.1%SDS、11007z / m Q変性サ
ケ精子DNA溶液10mQ中で42℃16時間行い、反
応後、フィルターを2XSSC。
0.1%SDS溶液で室温で30分3回、さらに55℃
で30分ずつ2回洗浄した(ToManiatis ら
、[モレキュラークローニング(Molecular 
Cloning) Co1d Spring Harb
or Laboratory、 pp309.1982
] 。
洗浄した2組のフィルターよりラジオオートグラムをと
り、20%ホルムアミド溶液中で会合反応を行った場合
のみにプローブと反応するクローンを検索した。この結
果、3種類のラットCキナーゼ亜型 cDNAが得られ
、これらをλCKRδ5(Cキナーゼδ)、λCKRp
41(CキナーゼE)λCKRζ3 (Cキナーゼζ)
と名付けた。
さらに、それぞれのCDNA部分の塩基配列をジデオキ
シヌクレチオド合成鎖停止法(Messingら。
「ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ(Nucleic
 Ac1ds Ra5erch)J9,309.(19
81))によって決定した。
第1図ないし第3図にラットCキナーゼδ、εおよびこ
の塩基配列の一部を含む塩基配列、およびそれらから予
想されるアミノ酸配列を示した。
それぞれの得られた塩基配列により予想されるアミノ酸
配列について、既知のラットCキナーゼα。
βI、β■、γ型のそれと比較すると、極めて高い相同
性が認められることから、新しく得られたδ、ε、ζ型
はいずれもCキナーゼ亜型の一つであると考えられた。
実施例2 (1)ラットCキナーゼδ、εおよびζ型cDNAの動
物細胞での発現用プラスミドの構築:λCKRδ5.λ
CKRε41およびλCKRζ3を制限酵素EcoRI
で分解し、それぞれ約2.9kb、2.8kbおよび1
.8kbのcDNA部分を分離した。一方、公知の動物
細胞発現用プラスミドpTB652(小野らサイエンス
(Science) 、 236 。
1116 (1987))をEcoRIで分解し、これ
と上記cDNA断片をT4DNAリガーゼで連結し動物
細胞発現用プラスミドpTB801(δ型)pTB80
3(δ型)およびpTB804(ζ型の一部を含む)を
構築した。これらプラスミドを用い大腸菌形質転換体E
、coli Dll r /pTB801 (IFO1
4652,FERN P−9633)、  E、col
iDHI  /P丁B803  (IFO14653,
FERMP−9634)およびE、coli DHT 
/pTB804 (IFO14654、FERM P−
9635)をそれぞれ得た。
(2)ラットCキナーゼδおよびε型cDNAの動物細
胞での発現: 上記発現用プラスミドpTB801またはpTB803
を5cience 236.1116 (1987)に
記載された方法により、サルCO5−7細胞に感染させ
た後、細胞質分画を得た。この細胞質分画を3倍量の2
0mM Tri s  HCI  (pH7,5) 0
.5mM EGTA、 10 mM 2−メルカプトエ
タノール(緩衝液A)で希釈した後、TSKDEAE−
5PWカラムにのせた。緩衝液Aでカラムを洗浄した後
、〇−0,6MのN a Clを含む、緩衝液Aの直線
濃度勾配法により、Cキナーゼ活性を溶出させた。第5
図にこの時の溶出パターンを示した。第5図から、pT
B801またはpTB803感染細胞由来画分は、それ
ぞれCキナーゼ活性を有していることが分かる。
実施例3 (1)ラットCキナーゼζc D N Aを含むファー
ジの単離とそのDNA塩基配列の決定 実施例1(1)に記載したファージcDNAライブラリ
ーを大腸菌C600,Hf QAを宿主として軟寒天プ
レート上に、約lXl0’クローンずつ10枚まき、こ
れをニトロセルロースフィルター(ミリポア社、HAT
Fフィルター)上に移した後、0.5N NaOH溶液
でとかし露出変性したファージDNAをフィルター上に
乾燥固定した。
方、実施例2(1)に記載したラットCキナーゼζcD
NAの一部を含むプラスミドpTB804より制限酵素
EcoRIおよびCf1aI切断により、約0.4kb
のDNA断片を分取し、これをニックトランスレーショ
ン法により、3Zp標識し、プローブとした。標識した
プローブとDNAを固定したフィルターを、標識プロー
ブを含む、5XSSPE、50%ホルムアミド、  5
 X Denhardt’s、0.1%SDS、100
μg/+nQ変性サケ精子DNA溶液10m Q中で4
2℃、16時間会合反応を行い、反応後、フィルターを
2xssc、0.1%SDS溶液中で室温で30分ずつ
2回、0.2 X S S C,0,1%SDS溶液中
で68℃、30分2回洗浄した。このフィルターよりオ
ートラジオグラムをとり、プローブと反応するクローン
を検索した。この結果、λCKRLζ5およびλCKR
Lζ8と名づけだ2組のファージクローンを得た。それ
ぞれのcDNA部分の塩基配列をジデオキシヌクレオチ
ド鎖停止法によって決定した。第6図にラットCキナー
ゼこの塩基配列、および、それから推測されるアミノ酸
配列を示した。
(2)ラットCキナーゼζcDNAの動物細胞での発現 上記ファージλCKRLζ8cDNAよりEcoRIお
よびCQar消化により0.85kb  cDNA断片
を、λCKRζ3よりEcoRIおよびCQal消化に
より1.4kb  cDNA断片をそれぞれ分取した。
これらcDNA断片を混合した後、公知の動物細胞発現
用ベクタープラスミドpTB701[小野ら、ジャーナ
ル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J、 Bi
ol、 Chew、) 763.6927(1988)
 )のEcoR1部位に挿入しプラスミドpTB949
を構築した。このプラスミドを用い大腸菌ε、coli
DH1を形質転換し、形質転換体エシェリヒア・コリD
H1/ p T B 949 (IFO14787、F
ERN P−10304)を得た。
ラットCキナーゼζ型発現用プラスミドpTB949を
ジャーナルオブザバイオロジカルケミストリー(J、 
Biol、 Chew、)、 263.6927 (1
988)に記載された方法により、サルCO3−7細胞
に感染させた後、細胞質分画を得た。この細胞質分画を
3倍量の20mM T r i s −HCQ  (p
 H7,5) 。
0.5mM  EGTA、10mM  2−メルカプト
エタノール(緩衝液A)で希釈した後、TSK  DE
AE−5PWカラムにのせた。緩衝液Aでカラムを洗浄
した後、0〜0.6M N a CQを含む緩衝液Aの
直線濃度勾配法によりCキナーゼ活性画分を溶出させた
。第7図は、この時の溶出パターンを示した。
【図面の簡単な説明】
第1図はラットCキナーゼδの塩基配列と予想されるア
ミノ酸配列を示し、第2図はラットCキナーゼεの塩基
配列と予想されるアミノ酸配列を示し、第3図はラット
Cキナーゼこの塩基配列の一部を含む塩基配列と予想さ
れるアミノ酸配列を示す。 第4図はラットCキナーゼα、βl、βH2γ。 δ、ε、このC末端領域のアミノ酸配列を比較して示し
た図である。 第5図は感染細胞または非感染細胞由来の細胞質画分の
TSK  DEAE−5PWカラムクロマトグラフイー
におけるラットCキナーゼで活性の挙動を示している。  a)非感染細胞由来、b)pTB801感染細胞由来
、c)pTB 803感染細胞由来、d)ラット脳可溶
性画分由来のものに関する。 第6図はラットCキナーゼこの塩基配列と、それから推
測されるアミノ酸配列を示す。 第7図は、感染細胞または非感染細胞由来の細胞質分画
(7)TSK  DEAE−5PWカラムクロマトグラ
フイーにおけるラットCキナーゼ活性の挙動を示してい
る。a) pTB 949  感染細胞由来、b)非感
染細胞由来のものを示す。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1図に示されたアミノ酸配列を含有するポリペ
    プチドであるラット蛋白質リン酸化酵素C(δ); 同一の活性を有する上記ポリペプチドの一部;もしくは 上記アミノ酸配列が部分的に変換され、かつ同一の活性
    を有するポリペプチド。
  2. (2)ラット蛋白質リン酸化酵素C(δ)をコードする
    塩基配列を含有する組み換えDNA。
  3. (3)ラット蛋白質リン酸化酵素C(δ)が、請求項1
    記載のポリペプチドである請求項2記載のDNA。
  4. (4)第1図に示された塩基配列を含有する請求項2記
    載のDNA。
  5. (5)ラット蛋白質リン酸化酵素C(δ)をコードする
    塩基配列を含有するDNAを含有するベクターで形質転
    換された形質転換体。
  6. (6)請求項5記載の形質転換体を培地に培養し、培養
    物中にラット蛋白質リン酸化酵素C(δ)を生成蓄積せ
    しめ、これを採取することを特徴とする該酵素の製造法
  7. (7)第2図に示されたアミノ酸配列を含有するポリペ
    プチドであるラット蛋白質リン酸化酵素C(ε); 同一の活性を有する上記ポリペプチドの一部;もしくは 上記アミノ酸配列が部分的に変換され、かつ同一の活性
    を有するポリペプチド。
  8. (8)ラット蛋白質リン酸化酵素C(ε)をコードする
    塩基配列を含有する組み換えDNA。
  9. (9)ラット蛋白質リン酸化酵素C(ε)が、請求項7
    記載のポリペプチドである請求項8記載のDNA。
  10. (10)第2図に示された塩基配列を含有する請求項8
    記載のDNA。
  11. (11)ラット蛋白質リン酸化酵素C(ε)をコードす
    る塩基配列を含有するDNAを含有するベクターで形質
    転換された形質転換体。
  12. (12)請求項11記載の形質転換体を培地に培養し、
    培養物中にラット蛋白質リン酸化酵素C(ε)を生成蓄
    積せしめ、これを採取することを特徴とする該酵素の製
    造法。
  13. (13)第6図に示されたアミノ酸配列を含有するポリ
    ペプチドであるラット蛋白質リン酸化酵素C(ζ); 同一の活性を有する上記ポリペプチドの一部;もしくは 上記アミノ酸配列が部分的に変換され、かつ同一の活性
    を有するポリペプチド。
  14. (14)ラット蛋白質リン酸化酵素C(ζ)をコードす
    る塩基配列を含有する組み換えDNA。
  15. (15)ラット蛋白質リン酸化酵素C(ζ)が、請求項
    13記載のポリペプチドである請求項14記載のDNA
  16. (16)第6図に示された塩基配列を含有する請求項1
    4記載のDNA。
  17. (17)ラット蛋白質リン酸化酵素C(ζ)をコードす
    る塩基配列を含有するDNAを含有するベクターで形質
    転換された形質転換体。
  18. (18)請求項17記載の形質転換体を培地に培養し、
    培養物中にラット蛋白質リン酸化酵素C(ζ)を生成蓄
    積せしめ、これを採取することを特徴とする該酵素の製
    造法。
JP24977488A 1987-10-08 1988-10-05 ポリペプチド、dnaおよびその用途 Expired - Lifetime JP2771188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24977488A JP2771188B2 (ja) 1987-10-08 1988-10-05 ポリペプチド、dnaおよびその用途

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-252506 1987-10-08
JP25250687 1987-10-08
JP24977488A JP2771188B2 (ja) 1987-10-08 1988-10-05 ポリペプチド、dnaおよびその用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02433A true JPH02433A (ja) 1990-01-05
JP2771188B2 JP2771188B2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=26539479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24977488A Expired - Lifetime JP2771188B2 (ja) 1987-10-08 1988-10-05 ポリペプチド、dnaおよびその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2771188B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008446A1 (fr) * 2001-07-19 2003-01-30 Mitsubishi Pharma Corporation Polypeptides se rapportant au transfert de signaux de recepteur de produits terminaux a glycation avancee

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008446A1 (fr) * 2001-07-19 2003-01-30 Mitsubishi Pharma Corporation Polypeptides se rapportant au transfert de signaux de recepteur de produits terminaux a glycation avancee

Also Published As

Publication number Publication date
JP2771188B2 (ja) 1998-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lu et al. Isolation, sequence and expression of a novel mouse-brain cDNA, mIA-2, and its relatedness to members of the protein tyrosine phosphatase family
JPH04154799A (ja) 蛋白質、dnaおよびその用途
Gao et al. Characterization of Nucleotide-Free Uncoating ATPase and Its Binding to ATP, ADP, and ATP Analogs
JP3146352B2 (ja) Dnaおよびその用途
Waeber et al. The glucose transporter of Escherichia coli: Purification and characterization by Ni+ chelate affinity chromatography of the IIBCGlc subunit
JPH012572A (ja) Dnaおよび形質転換体
WO1997010252A1 (en) Dna encoding an sh2-inositol phosphatase, an shc-binding protein
Hemmerich et al. A cromoglycate binding protein from rat mast cells of a leukemia line is a nucleoside diphosphate kinase
US6797501B2 (en) Protein tyrosine phosphatase PTP20 and related products and methods
JPH02433A (ja) ポリペプチド、dnaおよびその用途
US5324651A (en) DNA encoding rat and human protein kinase C
DE69736326T2 (de) Il-1/tnf-alpha-activated kinase (itak), und verfahren zu ihrer herstellung und verwendung
JP3486942B2 (ja) 耐熱性エステラーゼ
JP2007525163A (ja) アデノシンデアミナーゼ酵素を用いる、ジデオキシイノシンの製造法
JP2844455B2 (ja) ポリペプチド、dnaおよびその用途
JP3366358B2 (ja) ヒトカルシニューリンAαアイソフォーム蛋白質をコードするDNAおよびその用途
CN113755466A (zh) 果糖-二磷酸酶突变体及其在碳水化合物合成中的应用
JP2971894B2 (ja) C―キナーゼの酵母による製造法
AU734736B2 (en) Nucleic acid sequences that encode a cell growth regulatory protein and uses thereof
JP2739895B2 (ja) ポリペプチド、dnaおよびその用途
JP2812957B2 (ja) Dnaおよびその用途
EP0358325A1 (en) Production of protein kinase C by yeast
JPH02255091A (ja) 変異型ヒトリゾチーム
JPS63307898A (ja) ラットbFGFおよびその製造法
JPH07132093A (ja) 新規な蛋白質およびその遺伝子

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080417

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090417

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090417

Year of fee payment: 11