JPH0243374Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243374Y2 JPH0243374Y2 JP1983102528U JP10252883U JPH0243374Y2 JP H0243374 Y2 JPH0243374 Y2 JP H0243374Y2 JP 1983102528 U JP1983102528 U JP 1983102528U JP 10252883 U JP10252883 U JP 10252883U JP H0243374 Y2 JPH0243374 Y2 JP H0243374Y2
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- tube
- casting
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、歯科用鋳造装置に用いる保持手段に
関し、具体的にはワツクス型が装着され湯道とな
るアルミナセラミツクス、窒化珪素質セラミツク
ス等のセラミツクチユーブを固定する保持台に関
するものである。
関し、具体的にはワツクス型が装着され湯道とな
るアルミナセラミツクス、窒化珪素質セラミツク
ス等のセラミツクチユーブを固定する保持台に関
するものである。
歯科用金属としては、Au等のプレシヤスある
いはセミプレシヤスメタル、Ni,Cr等のノンプ
レシヤスメタルが用いられており、これらメタル
を得るためには精密鋳造法が使われている。これ
は、鋳造物および湯道をワツクスで製作し、この
ワツクス型を鋳造リング内に配置した後、埋没材
を充填し、続いてこれを鋳造リングごと800〜900
℃に加熱することによりワツクスを焼失させて除
去、空洞化した中に、鋳造材として、例えばニツ
ケル、クロム合金(1200〜1300℃で溶解)の溶湯
を流し込んで鋳造するものである。
いはセミプレシヤスメタル、Ni,Cr等のノンプ
レシヤスメタルが用いられており、これらメタル
を得るためには精密鋳造法が使われている。これ
は、鋳造物および湯道をワツクスで製作し、この
ワツクス型を鋳造リング内に配置した後、埋没材
を充填し、続いてこれを鋳造リングごと800〜900
℃に加熱することによりワツクスを焼失させて除
去、空洞化した中に、鋳造材として、例えばニツ
ケル、クロム合金(1200〜1300℃で溶解)の溶湯
を流し込んで鋳造するものである。
この際、鋳造物よりも先に湯道部分で溶湯が冷
却凝固してしまうと溶湯が流入しなかつたり、ヒ
ケ等を生じてしまい精密な歯科用鋳造物を歩留り
よく得ることができなかつた。このためアルミナ
セラミツクスや窒化珪素質セラミツクスからなる
チユーブを湯道として用い、かつそのチユーブの
周囲に断熱層を形成することにより湯道部分の冷
却凝固速度を遅延されることを本考案者は先に提
案している。
却凝固してしまうと溶湯が流入しなかつたり、ヒ
ケ等を生じてしまい精密な歯科用鋳造物を歩留り
よく得ることができなかつた。このためアルミナ
セラミツクスや窒化珪素質セラミツクスからなる
チユーブを湯道として用い、かつそのチユーブの
周囲に断熱層を形成することにより湯道部分の冷
却凝固速度を遅延されることを本考案者は先に提
案している。
本考案の目的は、湯道を構成するための径の異
なつたセラミツクチユーブであつても保持するこ
とができるようにしたワツクス型の保持台を提供
せんとするものである。
なつたセラミツクチユーブであつても保持するこ
とができるようにしたワツクス型の保持台を提供
せんとするものである。
以下、図面によつて本考案を詳細に説明する。
第1図は保持台1にセラミツクチユーブを保持
した状態を示す断面図である。この保持台1はゴ
ム製であり、一体的に筒状部が形成され、鋳造リ
ング2の一端を覆い固定されるように構成してあ
る。この保持台1の中央には同心円の階段状をし
た隆起部が一体的に形成されている。そして中心
部分には、金属またはプラスチツクのわりピン3
でもつてチユーブ4を支持したり、用いるチユー
ブ4の径に適合した階段状で径の異なつた隆起部
のいずれかの段部にチユーブ4を嵌合し、保持す
ることができる。第1図では、特に小径のチユー
ブ4をわりピン3でもつて保持した状態を示した
ものであり、このような小径のチユーブ4の場合
には、保持台1にバイブレーシヨンをかけて挿入
するので、保持台1上のわりピン3にチユーブ4
を植立すると安定して保持できる。
した状態を示す断面図である。この保持台1はゴ
ム製であり、一体的に筒状部が形成され、鋳造リ
ング2の一端を覆い固定されるように構成してあ
る。この保持台1の中央には同心円の階段状をし
た隆起部が一体的に形成されている。そして中心
部分には、金属またはプラスチツクのわりピン3
でもつてチユーブ4を支持したり、用いるチユー
ブ4の径に適合した階段状で径の異なつた隆起部
のいずれかの段部にチユーブ4を嵌合し、保持す
ることができる。第1図では、特に小径のチユー
ブ4をわりピン3でもつて保持した状態を示した
ものであり、このような小径のチユーブ4の場合
には、保持台1にバイブレーシヨンをかけて挿入
するので、保持台1上のわりピン3にチユーブ4
を植立すると安定して保持できる。
したがつて保持台1にチユーブ4を植立、保持
し、このチユーブ4上に鋳造しようとする歯科用
鋳造物のワツクス型5を装着し、鋳造リング2の
内部に埋没材6を充填する。
し、このチユーブ4上に鋳造しようとする歯科用
鋳造物のワツクス型5を装着し、鋳造リング2の
内部に埋没材6を充填する。
また、第2図は、上記チユーブよりも径の大き
いチユーブ4を用いる場合の状態を示したもので
あり、この場合保持台1の隆起部のうちチユーブ
径に適合した段部に嵌め合せることにより、安定
してチユーブ4を固定保持することができ、その
結果容易に鋳型の製作を行うことができ、すぐれ
た鋳造物を得ることができる。
いチユーブ4を用いる場合の状態を示したもので
あり、この場合保持台1の隆起部のうちチユーブ
径に適合した段部に嵌め合せることにより、安定
してチユーブ4を固定保持することができ、その
結果容易に鋳型の製作を行うことができ、すぐれ
た鋳造物を得ることができる。
以上のように、本考案は鋳型を作るための鋳造
リング内に位置する中央部分にセラミツク製のチ
ユーブを固定すべく同心の階段状をした隆起部が
形成されワツクス型保持台であることから、径の
異なつたチユーブでもつてワツクス型を鋳造リン
グ内に安定的に保持設定でき、またワツクス型に
最適の径をもつた湯道を容易に形成することがで
きる。その結果、高精度のすぐれた歯冠などの鋳
造物を歩留りよく製作することができる。
リング内に位置する中央部分にセラミツク製のチ
ユーブを固定すべく同心の階段状をした隆起部が
形成されワツクス型保持台であることから、径の
異なつたチユーブでもつてワツクス型を鋳造リン
グ内に安定的に保持設定でき、またワツクス型に
最適の径をもつた湯道を容易に形成することがで
きる。その結果、高精度のすぐれた歯冠などの鋳
造物を歩留りよく製作することができる。
第1図は本考案の実施例に係り、ワツクス型を
装着したチユーブを保持する保持台の構造を示す
断面図である。第2図は本考案に係る保持台に径
の異なるチユーブを保持した状態を示したもので
ある。 1…保持台、2…鋳造リング、3…わりピン、
4…チユーブ。
装着したチユーブを保持する保持台の構造を示す
断面図である。第2図は本考案に係る保持台に径
の異なるチユーブを保持した状態を示したもので
ある。 1…保持台、2…鋳造リング、3…わりピン、
4…チユーブ。
Claims (1)
- ワツクス型を装着するセラミツク製のチユーブ
を鋳造リング内で保持する保持台であつて、該保
持台の前記鋳造リング内に位置する中央部分に、
前記セラミツク製のチユーブを固定すべく同心円
の階段状をした隆起部が一体的に形成されている
ことを特徴とする歯科鋳造に用いるワツクス型保
持台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10252883U JPS6010607U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 歯科鋳造に用いるワックス型保持台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10252883U JPS6010607U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 歯科鋳造に用いるワックス型保持台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6010607U JPS6010607U (ja) | 1985-01-24 |
JPH0243374Y2 true JPH0243374Y2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=30241626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10252883U Granted JPS6010607U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 歯科鋳造に用いるワックス型保持台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010607U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038971Y2 (ja) * | 1981-01-19 | 1985-11-21 | 三金工業株式会社 | 歯科用埋没リング受台 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP10252883U patent/JPS6010607U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6010607U (ja) | 1985-01-24 |
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