JPS6038971Y2 - 歯科用埋没リング受台 - Google Patents
歯科用埋没リング受台Info
- Publication number
- JPS6038971Y2 JPS6038971Y2 JP620681U JP620681U JPS6038971Y2 JP S6038971 Y2 JPS6038971 Y2 JP S6038971Y2 JP 620681 U JP620681 U JP 620681U JP 620681 U JP620681 U JP 620681U JP S6038971 Y2 JPS6038971 Y2 JP S6038971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- cast
- donut
- ring holder
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋳造義歯床及び鋳造補綴物を製作する工程中で
ワックスパターンをリング内へ歯科用埋没材で埋没する
時に使用する歯科用埋没リング受台に関するものである
。
ワックスパターンをリング内へ歯科用埋没材で埋没する
時に使用する歯科用埋没リング受台に関するものである
。
従来より埋没リング受台は、インレー、クラウン、ブリ
ッジ等の比較的小さな鋳造補綴物製作工程で使用する埋
没リング（通常２０φ悶から５０φ咽の直径のものが使
用されている）用として、弾性のある材質で第１図に示
す形状構造のものが使用されており、鋳造義歯床等の比
較的大きな鋳造体製作工程で使用する埋没リング（通常
６０φ間〜９０φ朋の直径のものが使用されている）用
として第２図に示す形状構造のものが使用されてきた。
ッジ等の比較的小さな鋳造補綴物製作工程で使用する埋
没リング（通常２０φ悶から５０φ咽の直径のものが使
用されている）用として、弾性のある材質で第１図に示
す形状構造のものが使用されており、鋳造義歯床等の比
較的大きな鋳造体製作工程で使用する埋没リング（通常
６０φ間〜９０φ朋の直径のものが使用されている）用
として第２図に示す形状構造のものが使用されてきた。
すなわち比較的小さな補綴物を製作する場合、第１図に
示す階段円錐状の埋没リング受台の頭頂部にワックスパ
ターンをセットし、埋没リング内径が適合する埋没リン
グ受台の階段部に埋没リングを嵌合して歯科用埋没材泥
を埋没リング内に流し込み、埋没材泥が硬化した後埋没
リング受台をとりはずせば階段円錐状の凹部ができこの
部分を金属溶湯注入口とした鋳型ができあがるのである
が、鋳造義歯床のような大きなものを製作する場合は、
パターンが大きく、しかも重くなるため、前記の小さな
補綴物を製作するのと同じ工程では製作が難しく、第２
図の形状の埋没リング受台を用いて凹状の埋没リング受
台の中心部にあらかじめ上部に湯口をもったパターンを
置き、埋没リングを埋没リング受台の周壁内側に嵌合し
て歯科用埋没材泥を流し込む方法をとるのが通常である
。
示す階段円錐状の埋没リング受台の頭頂部にワックスパ
ターンをセットし、埋没リング内径が適合する埋没リン
グ受台の階段部に埋没リングを嵌合して歯科用埋没材泥
を埋没リング内に流し込み、埋没材泥が硬化した後埋没
リング受台をとりはずせば階段円錐状の凹部ができこの
部分を金属溶湯注入口とした鋳型ができあがるのである
が、鋳造義歯床のような大きなものを製作する場合は、
パターンが大きく、しかも重くなるため、前記の小さな
補綴物を製作するのと同じ工程では製作が難しく、第２
図の形状の埋没リング受台を用いて凹状の埋没リング受
台の中心部にあらかじめ上部に湯口をもったパターンを
置き、埋没リングを埋没リング受台の周壁内側に嵌合し
て歯科用埋没材泥を流し込む方法をとるのが通常である
。
このように、鋳造補綴物等を製作する際は小物用と大物
用では形状構造の異なる前記のような２種類の埋没リン
グ受台が使用されていた。
用では形状構造の異なる前記のような２種類の埋没リン
グ受台が使用されていた。
本考案はこの点に着目し、鋳造補綴物や鋳造義歯床など
の小物や大物の製作を、一種類でまかなえるようにした
歯科用埋没リング受台を提供することを目的としている
。
の小物や大物の製作を、一種類でまかなえるようにした
歯科用埋没リング受台を提供することを目的としている
。
以下、図示の実施例によりこの考案を説明する。
第３図は本考案の埋没リング受台の構成を示す分解斜視
図である。
図である。
第３図１は、階段円錐状受台である。
第３図２は、ドーナツ状受台である。階段円錐状受台１
は、その底面３が第４図と第５図に示すように平面であ
り、その反対側の上部４は、階段円錐状に形成されてい
る。
は、その底面３が第４図と第５図に示すように平面であ
り、その反対側の上部４は、階段円錐状に形成されてい
る。
また、円柱弾性体のドーナツ状受台２は、その上面が第
４図と第５図に示すように平面であり、この上面５の周
囲に周壁６が形成されている。
４図と第５図に示すように平面であり、この上面５の周
囲に周壁６が形成されている。
また、このドーナツ状受台２の中心部に貫通穴７が設け
られている。
られている。
階段円錐状受台１の底面３の外径は、ドーナツ状受台２
の内径とほぼ同じである。
の内径とほぼ同じである。
階段円錐状受台１は、第４図に示すように上部４を上に
してドーナツ状受台２の上面５側から貫通穴７に嵌合さ
れ、摩擦力によりドーナツ状受台２に保持される。
してドーナツ状受台２の上面５側から貫通穴７に嵌合さ
れ、摩擦力によりドーナツ状受台２に保持される。
すなわち本考案の埋没リング受台を第４図のごとく構成
することにより、通常のクラウン、ブリッジ等の小物用
の埋没リングが使用でき、かつさらに大きな埋没リング
を使用して一度に多量のクラウン、ブリッジ等のワック
スパターンを埋没したい場合でも、〜９０φ萌までの埋
没リングは使用可能となる。
することにより、通常のクラウン、ブリッジ等の小物用
の埋没リングが使用でき、かつさらに大きな埋没リング
を使用して一度に多量のクラウン、ブリッジ等のワック
スパターンを埋没したい場合でも、〜９０φ萌までの埋
没リングは使用可能となる。
又、鋳造義歯床等の大物を製作する場合には第５図のご
とく、第４図とは逆に階段円錐状受台１は、ドーナツ状
受台２の貫通穴７に嵌合されるとともに摩擦力によりド
ーナツ状受台２に保持される。
とく、第４図とは逆に階段円錐状受台１は、ドーナツ状
受台２の貫通穴７に嵌合されるとともに摩擦力によりド
ーナツ状受台２に保持される。
この場合、第５図に示すように底面３は上面５と面一に
することで、均一な平面が得られ、第２図に示した通常
の鋳造義歯床製作用の埋没リング受台のものと基本的に
同じ形状となり鋳造義歯床などの大物製作用の埋没リン
グ受台となる。
することで、均一な平面が得られ、第２図に示した通常
の鋳造義歯床製作用の埋没リング受台のものと基本的に
同じ形状となり鋳造義歯床などの大物製作用の埋没リン
グ受台となる。
このように本考案の埋没リング受台を使用することによ
って、鋳造補綴物や鋳造義歯床等を製作する際に従来の
ように、小物用と大物用の形状構造の異なる２種類の埋
没リング受台を用意する必要がなく、通常使用されてい
る埋没リングを用いて現在行なわれているすべての埋没
法の実施を一種類の埋没リング受台でまかなえるという
効果がある。
って、鋳造補綴物や鋳造義歯床等を製作する際に従来の
ように、小物用と大物用の形状構造の異なる２種類の埋
没リング受台を用意する必要がなく、通常使用されてい
る埋没リングを用いて現在行なわれているすべての埋没
法の実施を一種類の埋没リング受台でまかなえるという
効果がある。
第１図は従来の鋳造補綴物製作時に使用する歯科用埋没
リング受台を示す図面で、第１図ａは側面図、第１図す
は平面図、第１図Ｃは縦断面斜視図、第２図は従来の鋳
造義歯床等の大物の製作時に使用する歯科用埋没リング
受台を示す図面で、第２図ａは平面図、第２図すは側面
図、第２図Ｃは縦断面斜視図、第３図は本考案による歯
科用埋没リング受台の構成を示す分解斜視図、第４図は
クラウン、ブリッジ等の小物製作時に使用する本考案の
歯科用埋没リング受台の断面図、第５図は鋳造義歯床等
の大物製作時に使用する本考案の歯科用埋没リング受台
の断面図を示す。 １・・・・・・階段円錐状受台、２・・・・・・ドーナ
ツ状受台、３・・・・・・底面、４・・・・・・上部、
５・・・・・・上面、６・・・・・・周壁。
リング受台を示す図面で、第１図ａは側面図、第１図す
は平面図、第１図Ｃは縦断面斜視図、第２図は従来の鋳
造義歯床等の大物の製作時に使用する歯科用埋没リング
受台を示す図面で、第２図ａは平面図、第２図すは側面
図、第２図Ｃは縦断面斜視図、第３図は本考案による歯
科用埋没リング受台の構成を示す分解斜視図、第４図は
クラウン、ブリッジ等の小物製作時に使用する本考案の
歯科用埋没リング受台の断面図、第５図は鋳造義歯床等
の大物製作時に使用する本考案の歯科用埋没リング受台
の断面図を示す。 １・・・・・・階段円錐状受台、２・・・・・・ドーナ
ツ状受台、３・・・・・・底面、４・・・・・・上部、
５・・・・・・上面、６・・・・・・周壁。
Claims (1)
- 鋳造義歯床及び鋳造補綴物を製作するときに用いる埋没
リング受台であって、円柱弾性体の中心部に貫通穴が設
けられ、上面が平面でこの上面の周囲に周壁を施したド
ーナツ状受台と、底面が平面でありかつ反対側の上部が
階段円錐状に形成されていて、底面の外径は貫通穴の内
径とほぼ同じである階段円錐状受台とで構成され、階段
円錐状受台はドーナツ状受台の貫通穴に摩擦力により嵌
合されることを特徴とする歯科用埋没リング受台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP620681U JPS6038971Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | 歯科用埋没リング受台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP620681U JPS6038971Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | 歯科用埋没リング受台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57120015U JPS57120015U (ja) | 1982-07-26 |
| JPS6038971Y2 true JPS6038971Y2 (ja) | 1985-11-21 |
Family
ID=29804531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP620681U Expired JPS6038971Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | 歯科用埋没リング受台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038971Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6010607U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-24 | 京セラ株式会社 | 歯科鋳造に用いるワックス型保持台 |
-
1981
- 1981-01-19 JP JP620681U patent/JPS6038971Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57120015U (ja) | 1982-07-26 |
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