JPH024329A - 無線周波nmrコイル・アセンブリ - Google Patents

無線周波nmrコイル・アセンブリ

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JPH024329A
JPH024329A JP63320801A JP32080188A JPH024329A JP H024329 A JPH024329 A JP H024329A JP 63320801 A JP63320801 A JP 63320801A JP 32080188 A JP32080188 A JP 32080188A JP H024329 A JPH024329 A JP H024329A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明の分野は核磁気共鳴映像(imaging )方
法と装置である。更に詳しくは、本発明は無線周波磁界
励起パルスを発生するように作動された、次いで不作動
にされて別の1つの局部コイルがNMR(核磁気共鳴)
信号を受信できるようにする共鳴コイルに関するもので
ある。
磁気モーメントを有する原子核はそれに加えられている
磁界の方向にそれ自身を整列させようとする。しかし、
そうする際、原子核は磁界の強さおよび特定の核種の性
質(核の磁気回転比q)によってきまる固有の角周波(
ラーモア″周波数)で上記の方向のまわりに歳差運動す
る。この現象を示す核をここでは「スピン」と呼ぶ。
人体組織のような物質が−様な静磁界(分極磁界B2)
を受けたとき、組織内のスピンの個々の磁気モーメント
はこの分極磁界と整列しようとするが、固有のラーモア
周波数で不規則な秩序でそのまわりを歳差運動する。こ
の場合、分極磁界の方向の正味の磁気モーメントM2が
作られるが、垂直すなわち横断面(x−y平面)内にあ
る不規則な方向を向いた磁気成分は互いに打ち消される
しかし、物質または組織がx−y平面内にあってラーモ
ア周波数に等しい周波数の磁界(無線周波励起磁界B+
)を受けた場合は、正味の磁気モーメントM2がx−y
平面内へと回転させ、すなわち傾けさせて、ラーモア周
波数でx−y平面内で回転する正味の横磁気モーメント
を作ることができる。正味の磁気モーメントM:!を傾
ける程度、したがって正味の横磁気モーメントM1の大
きさは主として印加したRF励起磁界B、の大きさおよ
び時間の長さによってきまる。
この現象の実用的な値はRF励起信号B1が終了した後
、励起されたスピンによって放出される信号により得ら
れる。簡単なシステムでは、励起されたスピンは受信コ
イルに振動する正弦波信号を誘導する。この信号の周波
数はラーモア周波数であり、その初期振幅Aoは横磁気
モーメントM1の大きさによって定められる。放出信号
の振幅Aは次式に従って時間tとともに指数関数的に減
衰する。
A−AOe  (t/T2 ” ) 減衰定数1/T2tは磁界の均一性、ならびに「スピン
−スピン緩和時間」または「横緩和時間」と呼ばれる時
定数T2によって定まる。時定数T2は完全に均一な磁
界の中でRF励起信号B1を除去した後にスピンのそろ
った歳差運動が位相にずれを生じる指数速度に逆比例す
る。
NMR信号の振幅へに寄与するもう1つの重要な要素は
スピン−格子緩和過程と呼ばれるものであり、これは時
定数T1で表わされている。これは縦緩和過程とも呼ば
れていて、磁気分極軸(z)に沿った正味の磁気モーメ
ントMがその平衡値に回復するまでの時間を表わす。一
般に時定数T1はT2より長い。
本発明に特に関連するNMR測定は「パルスNM Re
J定」と呼ばれる。このようなNMR測定では励起期間
と信号放出期間に分けられる。このような測定は循環的
に行なわれ、NMR測定を多数回繰り返すことにより各
サイクルの間の異なるデータを蓄積するか、または物体
内の互いに異なる位置で同じ測定を行なう。様々の予備
励起手法が知られており、これらの手法では大きさと持
続時間の異なる1つ以上のRF励起パルス(B+ )が
印加される。このようなRF励起パルスは周波数スペク
トルが狭い場合(選択的励起パルス)と、共振周波数範
囲にわたって横磁化M1を生じさせる広い周波数スペク
トルを持つ場合(非選択励起パルス)がある。従来技術
には特定のNMR現象を利用するように設計され、N 
M R/l1lJ定過程の特定の問題を解消する励起方
式が多数ある。
NMRを利用して画像を作るとき、対象物内の特定の位
置からのNMR信号を得るための方式が用いられる。通
常、像を作ろうとする領域(関心領域)には一連のNM
R測定サイクルが加えられ、この一連のNMR測定サイ
クルは使用される特定の局在化(1ocal 1zat
 ton)法に応じて変る。受信したNMR信号はディ
ジタル化されて、多くの周知の像再構成法のうちの1つ
を使って処理されることにより、画像が再構成される。
このような走査を行なうためには、もちろん対象物内の
特定の位置からのNMR信号を引き出す必要がある。こ
れは分極磁界Boと同じ方向を持つが、X軸とy軸と2
軸のそれぞれに沿って勾配を持つ磁界(GXGyおよび
Gz)を用いることによって行なわれる。各NMRサイ
クルの間にこれらの勾配の強度を制御することによって
、スピン励起の空間分布を制御することができ、NMR
信号の位置を特定することができる。
NMR技術は映像の分野で急速に発展して、生体対象物
の解剖学的特徴の断層撮影像、投影像および体積像を得
るために利用されている。このような像はスピン−格子
緩和時間(T1)およびスピン−スピン緩和時間(T2
)のような、組織の特定のNMR特性によって修正され
た、核スピン(典型的には水および脂肪に関連した陽子
)の分布を描いたものである。このような像は解剖学的
構造を描き、また組織の特徴を表わすことができるので
医療診断上有益である。
RF励起磁界(B1)を作り、NMR信号を受けるため
に用いられる多数の技術がある。別々の特別に設計され
た励起フィルおよび受信コイルを用いるのが非常に一般
的である。多くの用途では、大きな領域全体に均一なR
F磁界を作るために大量のRFii力を扱うことができ
る大形のコイルによって励起が行なわれる。このとき対
象物の局在化された部分からNMR信号を受けるために
、より小さな「表面」コイルが使用される。たとえば、
患者の頭と首、脚と腕、または種々の内部器官を映像す
るために別々の表面コイルを用いてもよい。
表面コイルは関心領域全体にわたつて送信または受信N
MR信号に対して比較的高い感度を有する。
前述したように、励起信号および受信すべき信号はとも
にラーモア周波数の信号である。したがって、励起コイ
ルと受信コイルはともにこの周波数で共振するように同
調させなければならない。
同一領域で同一周波数に同調した2つのコイルを使うと
きは困難が生ずる。というのは、これらの2つのコイル
が相互に干渉するからである。これにより励起磁界に非
一様性が生じ、両方のコイルに周波数とインピーダンス
のずれが生じ、表面コイルの信号が劣化する。
発明の要約 本発明によれば、NMR無線周波界磁コイルが接地され
たシールドによって部分的に囲まれる。
コイルは中心軸に沿って配置された2つの導電性の端部
ループを含む=2つの端部ループの間には複数の導電性
のセグメントが一定間隔で伸びている。導電性セグメン
トは、所定の無線周波数でコイルが共振するように所定
の値のリアクタンス素子を含む。
各々導電性の端部ループと接地されたシールドとの間に
スイッチング可能なインピーダンス回路が接続される。
この回路のインピーダンスを変えることにより、界磁コ
イルをその共振周波数から離調することができる。NM
R映像システムに於けるコイルの動作中、インピーダン
ス回路は各端部ループとアースとの間に高インピーダン
ス径路を形成して、コイルが所定の周波数で共振できる
ようにする。この状態の際、コイルは付勢されて、NM
R映像のための励起磁界を発生する。NMR映像システ
ムが受信モードにされたとき、コイルとアースとの間に
低インピーダンス径路を形成するようにインピーダンス
回路がスイッチングされる。この低インピーダンス径路
によって界磁コイルは所定の周波数から離調し、このた
めNMR映像システムの他のコイルが、界磁コイルと相
互作用することなく、局在化された励起を発生するが、
或いは映像しようとする対象物からの放出をピックアッ
プすることができる。
本発明の1つの目的はNMR映像システムのRF界磁コ
イルを選択的に離調するための手段を提供することであ
る。
もう1つの目的は同調状態と離調状態との間でコイルを
高速スイッチングできるこのような離調手段を提供する
ことである。また、RF倍信号電圧と比べて比較的低い
電圧のスイッチング信号でこのスイッチングを行なうこ
とも本発明の意図するところである。
更にもう1つの目的はコイルに直接印加されるかまたは
隣接コイルの励磁によってコイルに誘導される高電力励
起信号に耐え得るコイル離調回路を提供することである
図面を参照した発明の詳細な説明 第1.図を参照すると、NMR映像システムのコイル−
アセンブリ10が示され、これは励起界磁コイル12お
よびシールド14を含む。シールドは従来のNMR映像
システムの場合と同様に界磁コイル12および(図示し
ない)他のコイルを囲む接地された管状の導電性要素で
ある。シールド14は界磁コイル12からの磁界を閉じ
込めるように作用する。界磁フィルは共通の中心軸に沿
って間隔を置いて配置された2つの導電性の端部ループ
15および16を有する。2つの端部ループ15および
16は8つの軸方向の導電性セグメント21乃至28に
よって相互接続され、円筒形の鳥かご形のコイル構造が
形成される。例示した界磁コイル12は8つの導電性セ
グメントを有するが、本発明はこれより多い数のセグメ
ントや少ない数のセグメントを有する鳥かご形コイルに
も使うことができる。この型式の界磁コイルについては
米国特許筒4.680,548号に詳細に記載されてお
り、その記載を本明細書で引用する。
導電性セグメント21乃至28はそれぞれコンデンサ3
1乃至38として表わした少なくとも1つのリアクタン
ス素子を含む。例示したコイルの導電性の端部ループ1
5および16の各々は、導電性セグメント21乃至28
の隣り合うセグメントの間のその各部分に1つずつ全部
で8つの直列接続されたインダクタンス素子39および
40を有する。これらのインダクタンス素子は、各ルー
プの導体に固有の分布インダクタンスを表わしたもので
ある。これらのインダクタンスは正しいコイル動作のた
めの所望の位相シフトを達成するために必要である。導
電性セグメント21乃至28はそれぞれ同様な分布イン
ダクタンスを有するが、これらの分布インダクタンスは
第1図には描かれていない。一般に、導電性セグメント
21乃至28によるインダクタンスは各セグメントに設
けられた個別のコンデンサ31乃至38による容量効果
よりも小さい効果を示す。第1図に示された特定の型式
の鳥かご形界磁コイルは「低域通過」と呼ばれる。とい
うのは低い信号周波数が端部ループのインダクタンス素
子を通過するのに対して、高い周波数がインダクタンス
素子によって阻止され、かつコンデンサ31乃至38を
通って分路されるからである。本発明は前記米国特許に
述べられている高域通過コイルのような他の型式のコイ
ルにも利用することができる。
コンデンサ34のような1つの導電性セグメントのコン
デンサの両端間のリード29および30を介して印加さ
れる無線周波(RF)エネルギーによって界磁コイル1
2は励振される。たとえば、医療用のNMRシステムの
励起周波数は、1.5テスラの磁界Bo内での陽子のラ
ーモア周波数である約64MHzにされる。界磁コイル
12は2つの直交モードに於いてこの励起周波数で共振
するように設計されている。
導電性の端部ループ15および16の各々は、第1のル
ープ15については4つのスイッチング可能なインピー
ダンス回路41乃至44により、また第2のループ16
については同様なインピーダンス回路45−48により
、シールド14に結合される。端部ループ15および1
6の各々に対する4つのインピーダンス回路は各ループ
のまわりに等間隔に配置される。界磁コイル12に結合
された8つのインピーダンス回路41乃至48は一致し
てスイッチングされて、コイルとシールド14との間に
高インピーダンス径路または低インピーダンス径路を形
成する。
これらのインピーダンス回路41乃至48の各々の好適
実施例が第2図に示されている。この回路は同軸ケーブ
ル50を含み、その長さは界磁コイル12の共振周波数
の波長(λ)の1/4に等しい。そのかわりに、ケーブ
ル50の長さは共振周波数の波長の1/4の奇数倍に等
しい長さ(すなわちλ/4,3λ/4,5λ/4等)に
してもよい。同軸ケーブル50の特性インピーダンスは
50オームより大きく、75オームが公称インピーダン
スである。ケーブル50の中心導体はその第1の端51
が対応するコイルの端部ループ15または16に直接接
続される。第1の端51の外側の同軸導体はシールド1
4に接続される。
同軸ケーブル50の第2の端52では、中心導体が節点
56でPINダイオード53のアノードに接続される。
PINダイオード53のカソードはシールド14に接続
される。PINダイオード53のアノードはまたRFチ
ョーク54によってスイッチング可能な直流バイアス電
圧源55に結合されている。NMRシステム制御回路か
らの信号に応じて、電圧源55は節点56にアースに対
して正の電圧または負の電圧を印加する。界磁コイル1
2の共振周波数ではPINダイオードは可変抵抗のよう
に動作し、その抵抗は直流バイアス電圧によって制御さ
れる。直流バイアス電圧源55によってPINダイオー
ド53が順方向バイアスされたとき、節点56とシール
ド14との間のインピーダンスは非常に小さくなり、た
とえば174オームより小さくなる。この小さなインピ
ーダンスはケーブル50の第2の端52を短絡終端した
ことに近似する。他方、P I Nダイオード53が直
流電圧源55によって逆バイアスされたとき、節点56
とシールドとの間のインピーダンスは順方向バイアスさ
れたときの抵抗と比べて比較的大きく、たとえば200
0オームより大きくなる。PINダイオードのこの状態
はケーブル50の第2の端52を開放回路で終端した効
果を近似したものである。
コイル・アセンブリ10を含むNMR映像システムの動
作中に、界磁コイル12を付勢して励起RF磁界を作ら
なければならないとき、PINダイオード53を順方向
バイアスして、節点56とシールド14との間を実質的
に短絡する。これは直流電圧源55によってシールド1
4に対して節点56に正の1ボルトの電位を印加するこ
とによって達成される。長さが1/4波長の同軸ケーブ
ル50はインピーダンス変換器として作用し、ケーブル
50の第1の端51におけるインピーダンスZ1は次式
で与えられる。
(Zo)2 l− ここでZoは同軸ケーブルの特性インピーダンスであり
、Z2はPINダイオード53のバイアスによる節点5
6とシールド14との間のインピーダンスである。同軸
ケーブル50には定在波が生じるので、第2の端52の
短絡インピーダンスは反転されて第1の端51に開放回
路、すなわち高インピーダンスとして現われる。この状
態では、コイルの共振周波数において界磁コイル12と
シールド14との間に高インピーダンスが存在すること
になる。これにより界磁コイル12は励起周波数で共振
することができ、NMRシステムで映像する対象物の所
望の磁気励起が行なわれる。この高インピーダンスの結
果、インピーダンス回路41乃至48がコイル・アセン
ブリ10の動作に及ぼす影響は無視できる。
NMR映像サイクルのうちの界磁コイル励振部分が完了
したとき、RF励起信号はもはや端子29および30に
印加されない。同時に、電圧源55から負の直流バイア
スがインピーダンス回路41乃至48の各々に印加され
て、PINダイオード53が逆バイアスされる。必要な
逆バイアス電圧の大きさは、NMRシステムの他のコイ
ルにより界磁コイル12の中に誘導される電圧に応じて
きめられる。NMRサイクルの次の部分が映像対象物か
らの信号を受信している場合、比較的小さな電圧が誘導
される。したがって、シールド14に対して節点56に
印加される負の1ボルトの電位はPINダイオード53
を逆バイアスするのに充分である。しかし、NMRサイ
クルの次の部分の間に別の1つのコイルが励起磁界を作
らなければならない場合には、100ボルトから300
ボルト以上のオーダーの電圧が界磁コイル12に誘導さ
れ得る。この場合、PINダイオード53を逆バイアス
状態に維持するため、PINダイオードに印加される逆
バイアスはこの大きい方の誘導電圧より大きくなければ
ならない。
PINダイオードを逆バイアスすることにより共振周波
数においてケーブル50の第2の端の節点56とシール
ド14との間に高インピーダンスが生じる。第2の端5
2のこの高インピーダンスは、共振周波数においてケー
ブルの第1の端51には反転されて非常に低いインピー
ダンスとして現われる。この場合、インピーダンス回路
41乃至48はそれぞれ界磁コイル12とシールド14
との間の短絡回路として作用する。これらの実質上の短
絡回路は電流をシールド14の方へ転流させることによ
り界磁コイル12を離調させて、コイルがもはや励起周
波数では共振しないようにする。この離調によって、通
常の表面コイルが映像対象物からラーモア信号を受ける
ことができ、2つのコイルおよびそれらの磁界が相互作
用することはない。
代案として、スイッチング可能なインピーダンス回路4
1乃至48の代りに他の型式のスイッチを使うことがで
きる。第3図に示す基本的な代案では、界磁コイル15
または16と接地されたシールド14との間にPINダ
イオード57を直接接続することによりインピーダンス
変換器が省略される。この設計では、コイルが付勢され
るとき、PINダイオード57を逆バイアスする。この
実施例では、PINダイオードに印加される逆バイアス
電圧は少なくともコイルの励振信号の電圧より大きくな
ければならない。したがって、この逆バイアス電圧は、
インピーダンス変換器を含む前記実施例に印加される逆
バイアス電圧より著しく大きくしなければならない。N
MRの用途によっては励振電圧が現在利用できるPIN
ダイオードの逆降伏電圧より大きいこともあり、この場
合は後者の実施例を利用できない。
本発明の対象とするNMRシステムでは、数十マイクロ
秒のオーダーのインピーダンス回路スイッチング時間が
必要とされる。しかし、このように短いスイッチング時
間を必要としないシステムまたは用途の場合は、電磁的
に作動するスイッチを用いることができる。
本発明の原理に従って種々のコイル・アセンブリを構成
することができる。前記米国特許に開示された異なるコ
イルに本発明による離調回路を刊込むことができる。界
磁コイルとアースとの間に結合されるスイッチング可能
なインピーダンス回路の数は所望の離調度が得られるよ
うに変えることができる。更に、前記のように、これら
の回路の異なる型式のものを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるNMRコイル・アセンブリの概略
構成図である。第2図は第1図のアセンブリに用いられ
るスイッチング可能なインピーダンス回路の概略構成図
である。第3図は別のスイッチング可能なインピーダン
ス回路の概略構成図である。 [主な符号の説明] 10・・・コイル・アセンブリ、 12・・・励起界磁コイル、 14・・・シールド、 15.16・・・導電性の端部ループ、21乃至28・
・・導電性セグメント、31乃至38・・・コンデンサ
、 41乃至48・・・スイッチング可能なインピーダンス
回路、 50・・・同軸ケーブル、 53・・・PINダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無線周波NMRコイル・アセンブリに於いて、 中心軸に沿って間隔を置いて配置された1対の導電性ル
    ープ素子、および上記1対のループ素子の各々に沿った
    間隔をおいた複数の点で上記1対のループ素子を電気的
    に相互接続する複数の導電性セグメントを有する円筒形
    の鳥かご形の界磁コイルであって、上記導電性セグメン
    トが所定の周波数で当該コイルを共振させるのに必要な
    リアクタンス値を持つリアクタンス素子を含んでいる当
    該円筒形の鳥かご形の界磁コイル、 上記コイルのまわりに配置されて、上記コイルにより発
    生される磁界を閉じ込めるシールド、ならびに 上記1対の導電性ループ素子に結合されて、上記所定周
    波数でのコイルの共振をスイッチング可能に離調させる
    手段、を含むことを特徴とする無線周波NMRコイル・
    アセンブリ。 2、上記のスイッチング可能に離調させる手段が、上記
    1対の導電性ループ素子の各々とアース電位との間に結
    合された、スイッチング可能な2つのインピーダンス値
    を有する複数のインピーダンス素子を含んでいる請求項
    1記載のNMRコイル・アセンブリ。 3、上記インピーダンス素子の各々がインピーダンス変
    換器を含んでいる請求項2記載のNMRコイル・アセン
    ブリ。 4、上記インピーダンス素子の各々が、 上記所定の周波数の波長の1/4の奇数倍に等しい長さ
    を持ち、一方の端で上記導電性ループ素子のうちの関連
    する1つに結合された伝送媒体、ならびに 比較的大きなインピーダンスと比較的小さなインピーダ
    ンスで上記伝送媒体の他方の端を交互に終端するように
    上記伝送媒体の他方の端に結合されたスイッチ手段、で
    構成されている請求項2記載のNMRコイル・アセンブ
    リ。 5、上記シールドがアース電位に接続され、上記インピ
    ーダンス素子により上記導電性ループ素子の各々が上記
    シールドに結合されている請求項2記載のNMRコイル
    ・アセンブリ。 6、上記インピーダンス素子の各々が、 上記所定の周波数の波長の1/4の奇数倍にほぼ等しい
    長さの同軸ケーブルであって、当該同軸ケーブルの一方
    の端が上記導電性ループ素子のうちの関連する1つに結
    合された第1の導体および上記シールドに結合された第
    2の導体を有する同軸ケーブル、ならびに 上記同軸ケーブルの他端で上記第1の導体を上記シール
    ドに選択的に結合するためのスイッチ手段、で構成され
    ている請求項5記載のNMRコイル・アセンブリ。 7、上記インピーダンス素子の各々の上記スイッチ手段
    が、 上記同軸ケーブルの他端で上記第1の導体と上記シール
    ドとの間に接続されたPINダイオード、ならびに 上記PINダイオードを交互に順方向バイアスおよび逆
    方向バイアスする手段、で構成されている請求項6記載
    のNMRコイル・アセンブリ。 8、上記インピーダンス素子の各々が、 上記所定の周波数の波長の1/4の奇数倍にほぼ等しい
    長さの同軸ケーブルであって、当該同軸ケーブルの一方
    の端で上記導電性ループ素子のうちの関連する1つに結
    合された第1の導体および上記シールドに結合された第
    2の導体を有する同軸ケーブル、ならびに 上記同軸ケーブルの他端で上記第1の導体を上記第2の
    導体に選択的に結合するためのスイッチ手段、で構成さ
    れている請求項5記載のNMRコイル・アセンブリ。 9、上記インピーダンス素子の各々の上記スイッチ手段
    が、 上記同軸ケーブルの他端で上記第1の導体と上記第2の
    導体との間に接続されたPINダイオード、ならびに 上記PINダイオードを交互に順方向バイアスおよび逆
    方向バイアスする手段、で構成されている請求項8記載
    のNMRコイル・アセンブリ。 10、上記導電性ループ素子の各々に沿った実質的に等
    間隔の4つの位置にそれぞれ1つずつ上記インピーダン
    ス素子が結合されている請求項2記載のNMRコイル・
    アセンブリ。 11、上記の比較的大きいインピーダンスが500オー
    ムより大きく、上記の比較的小さいインピーダンスが1
    オームより小さい請求項4記載のNMRコイル・アセン
    ブリ。
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