JPH0243092A - 昇華型熱転写用愛像媒体 - Google Patents
昇華型熱転写用愛像媒体Info
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- JPH0243092A JPH0243092A JP63193393A JP19339388A JPH0243092A JP H0243092 A JPH0243092 A JP H0243092A JP 63193393 A JP63193393 A JP 63193393A JP 19339388 A JP19339388 A JP 19339388A JP H0243092 A JPH0243092 A JP H0243092A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱昇華性染料を含有した転写層を有する熱転
写記録媒体と組合せて使用される昇華型熱転写用受像媒
体に関する。
写記録媒体と組合せて使用される昇華型熱転写用受像媒
体に関する。
熱昇華性染料を含有した転写層を有する熱転写記録媒体
と、該記録媒体の裏面からの熱印字によって昇華した染
料を受容する受像媒体とを用いる昇華型熱転写記録方式
は、優れた中間調記録が可能で、カラー写真に近いフル
カラーハードコピーを提供するものとして、近年注目さ
れている。
と、該記録媒体の裏面からの熱印字によって昇華した染
料を受容する受像媒体とを用いる昇華型熱転写記録方式
は、優れた中間調記録が可能で、カラー写真に近いフル
カラーハードコピーを提供するものとして、近年注目さ
れている。
従来、この記録方式で用いられる受像媒体としては、熱
昇華性染料に対して強い染着性を示す熱可塑性のポリエ
ステル樹脂等と離型剤からなる染料受容層を基体(合成
紙等)上に形成させたものが用いられている。しかし、
ポリエステル樹脂は耐熱性が低いため、記録時に転写記
録媒体(カラーシート)と融着するという欠点や保存後
に退色するという欠点がある。
昇華性染料に対して強い染着性を示す熱可塑性のポリエ
ステル樹脂等と離型剤からなる染料受容層を基体(合成
紙等)上に形成させたものが用いられている。しかし、
ポリエステル樹脂は耐熱性が低いため、記録時に転写記
録媒体(カラーシート)と融着するという欠点や保存後
に退色するという欠点がある。
これらの点を解決するために、染料受容層を構成する樹
脂として、塩化ビニル系樹脂を単独使用したり、該樹脂
を前記ポリエステル樹脂と併用したりすることが提案さ
れている(特開昭60−24996号、同61−283
595号、l1i162−294595号、同63−5
1181号公報)。この塩化ビニル系樹脂はポリエステ
ル系樹脂に比べ、記録後の雌型性、耐光性、保存性等の
点で優れているものと言える。
脂として、塩化ビニル系樹脂を単独使用したり、該樹脂
を前記ポリエステル樹脂と併用したりすることが提案さ
れている(特開昭60−24996号、同61−283
595号、l1i162−294595号、同63−5
1181号公報)。この塩化ビニル系樹脂はポリエステ
ル系樹脂に比べ、記録後の雌型性、耐光性、保存性等の
点で優れているものと言える。
ところが染料受容層を構成する樹脂として、塩化ビニル
系樹脂を用いた場合でも、染料受容層中の離型剤含有量
が少ないと、転写記録媒体として、転写基体/染料転写
層間の接着力の極めて強いものを用いない限り、記録後
に該転写層が受像媒体側へ剥ぎ取られてしまう、逆に転
写記録媒体/受像媒体間の剥離性が充分に向上する程度
にまで、染料受容層中の離型剤斌を増加すると、今度は
受像媒体中の基体と染料受容層との接着力が低下してし
まい、記録後に該受容層が転写記録媒体側へ剥ぎ取られ
てしまうという欠点を生じる。
系樹脂を用いた場合でも、染料受容層中の離型剤含有量
が少ないと、転写記録媒体として、転写基体/染料転写
層間の接着力の極めて強いものを用いない限り、記録後
に該転写層が受像媒体側へ剥ぎ取られてしまう、逆に転
写記録媒体/受像媒体間の剥離性が充分に向上する程度
にまで、染料受容層中の離型剤斌を増加すると、今度は
受像媒体中の基体と染料受容層との接着力が低下してし
まい、記録後に該受容層が転写記録媒体側へ剥ぎ取られ
てしまうという欠点を生じる。
本発明は、前記問題点を解決して、耐熱性が良好で、且
つ基体と染料受容層との間の接着力が高く、しかも記録
後の受像媒体(染料受容層)と転写記録媒体(染料転写
層)との剥離性が良好な受像媒体を提供することを目的
とする。
つ基体と染料受容層との間の接着力が高く、しかも記録
後の受像媒体(染料受容層)と転写記録媒体(染料転写
層)との剥離性が良好な受像媒体を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段〕
本発明によれば、基体上に、O1l基を含む塩化ビニル
系樹脂とイソシアネート化合物とから主としてなる中間
層及び塩化ビニル系樹脂と離型剤とから主としてなる染
料受容層をその順に積層してなるものであることを特徴
とする昇華型熱転写用受像媒体が提供される。
系樹脂とイソシアネート化合物とから主としてなる中間
層及び塩化ビニル系樹脂と離型剤とから主としてなる染
料受容層をその順に積層してなるものであることを特徴
とする昇華型熱転写用受像媒体が提供される。
即ち1本発明の昇華型熱転写用受像媒体は、基体と塩化
ビニル系樹脂及び離型剤を主成分とする染料受容層との
間に、OH基を含む塩化ビニル系樹脂及びインシアネー
ト化合物を主成分とする中間層を設けた構成としたこと
から、基体が染料受容層中のMN:!剤の影響を受けず
、従って基体と染料受容層との接着力を保ったま1.受
像媒体(染料受容層)と転写記録媒体(染料転写層)と
の間の剥離性が良好なものとなる。
ビニル系樹脂及び離型剤を主成分とする染料受容層との
間に、OH基を含む塩化ビニル系樹脂及びインシアネー
ト化合物を主成分とする中間層を設けた構成としたこと
から、基体が染料受容層中のMN:!剤の影響を受けず
、従って基体と染料受容層との接着力を保ったま1.受
像媒体(染料受容層)と転写記録媒体(染料転写層)と
の間の剥離性が良好なものとなる。
次に本発明を図面により説明すると、本発明の具体的構
成及び作用は以下の通りである。
成及び作用は以下の通りである。
第1図において、本発明の受像媒体は受像ノ、(体A、
染料受容層B及び中間層Cから構成されている。即ち、
本発明の受像媒体は、受像基体A」二に、 011基を
含む塩化ビニル系樹脂とインシアネート化合物とから主
としてなる中間層C及び塩化ビニル系樹脂と離型剤とか
ら主としてなる染料受容層Bをその順に積層した構成と
なっている。また、■はサーマルヘッドを示し、昇華転
写記録媒体は耐熱層2、転写基体3及び染料転写層4か
ら構成されている。
染料受容層B及び中間層Cから構成されている。即ち、
本発明の受像媒体は、受像基体A」二に、 011基を
含む塩化ビニル系樹脂とインシアネート化合物とから主
としてなる中間層C及び塩化ビニル系樹脂と離型剤とか
ら主としてなる染料受容層Bをその順に積層した構成と
なっている。また、■はサーマルヘッドを示し、昇華転
写記録媒体は耐熱層2、転写基体3及び染料転写層4か
ら構成されている。
サーマルヘッドlからの加熱により、昇華転写記録媒体
の染料転写層4から熱昇華性染料が昇華及び拡散し、昇
華した染料は受像媒体の染料受容層Bに転移する。受像
媒体へ移った昇華染料は、染料受容層Bを形成する染料
染着性樹脂中を拡散し、染着する。
の染料転写層4から熱昇華性染料が昇華及び拡散し、昇
華した染料は受像媒体の染料受容層Bに転移する。受像
媒体へ移った昇華染料は、染料受容層Bを形成する染料
染着性樹脂中を拡散し、染着する。
vjI記したように従来の受像媒体において、記録時に
おける熱融着を防ぎ、記録後の剥離性を高めるために、
染料受容yIB中にシリコーンオイル等の離型剤を含有
させることは知られているが、離型剤含有量が少ないと
きは、剥離性向上効果が不充分で、第2図に示されるよ
うに、記録後に染料転写層4が染料受容層B側へ剥ぎ取
られてしまう。
おける熱融着を防ぎ、記録後の剥離性を高めるために、
染料受容yIB中にシリコーンオイル等の離型剤を含有
させることは知られているが、離型剤含有量が少ないと
きは、剥離性向上効果が不充分で、第2図に示されるよ
うに、記録後に染料転写層4が染料受容層B側へ剥ぎ取
られてしまう。
ところが、剥離性を高めるために離型剤の含有量を多く
すると、今度は受像基体Aと染料受容層Bとの間の接着
力が弱くなって、第3図に示されるように、記録後に染
料受容層Bが染料転写層4側へ剥ぎ取られてしまうとい
う現象が起きる。
すると、今度は受像基体Aと染料受容層Bとの間の接着
力が弱くなって、第3図に示されるように、記録後に染
料受容層Bが染料転写層4側へ剥ぎ取られてしまうとい
う現象が起きる。
しかしながら、本発明の受像媒体は、染料受容層Bが離
型性の優れた塩化ビニル系樹脂及び離型剤から主として
構成されている上に、O)I基を有する塩化ビニル系樹
脂及びイソシアネート化合物から主として構成されてい
る中間層Cが、受像基体Aと染料受容層Bとの間に設け
られているため、受像基体Aは染料受容層B中の離型剤
の影響を受けず、受像基体Aと染料受容層Bとの接着力
が高く保たれ、記録後の受像基体Aと染料受容層8との
間での剥離が防止され、しかも耐熱性、耐光性、保存性
等の優れたものとなる。
型性の優れた塩化ビニル系樹脂及び離型剤から主として
構成されている上に、O)I基を有する塩化ビニル系樹
脂及びイソシアネート化合物から主として構成されてい
る中間層Cが、受像基体Aと染料受容層Bとの間に設け
られているため、受像基体Aは染料受容層B中の離型剤
の影響を受けず、受像基体Aと染料受容層Bとの接着力
が高く保たれ、記録後の受像基体Aと染料受容層8との
間での剥離が防止され、しかも耐熱性、耐光性、保存性
等の優れたものとなる。
本発明の中間層Cにおいて使用される011基を含む塩
化ビニル系樹脂としては、例えばポリビニルアルコール
で変性された塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体等が挙げ
られ、市販品としては、例えばユニオンカーバイド社製
のVAGHlVROH等や電気化学工業社製のデンカビ
ニル100OGKT、 100OGK。
化ビニル系樹脂としては、例えばポリビニルアルコール
で変性された塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体等が挙げ
られ、市販品としては、例えばユニオンカーバイド社製
のVAGHlVROH等や電気化学工業社製のデンカビ
ニル100OGKT、 100OGK。
10000XS等が挙げられる6また、イソシアネート
化合物としては、トリレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、トリフエニルメタントリイソシアネー
1−等の各種イソシアネート化合物が用いられ、またそ
れらとヘキサ′ントリオール等との付加物を用いること
もできる。なお、OH基を含む塩化ビニル系樹脂とイソ
シアネート化合物の使用割合は、NGOloHのモル比
で0.2〜2.0の範囲が好ましい。
化合物としては、トリレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、トリフエニルメタントリイソシアネー
1−等の各種イソシアネート化合物が用いられ、またそ
れらとヘキサ′ントリオール等との付加物を用いること
もできる。なお、OH基を含む塩化ビニル系樹脂とイソ
シアネート化合物の使用割合は、NGOloHのモル比
で0.2〜2.0の範囲が好ましい。
本発明の染料受容層Bにおいて使用される塩化ビニル系
樹脂としては、例えばポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体等が挙げられ、塩化ビニル成分が80
重量2以上のものが好ましい。
樹脂としては、例えばポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体等が挙げられ、塩化ビニル成分が80
重量2以上のものが好ましい。
市販品としては、例えばユニオンカーバイド社製ノVY
IIH,VYNS、νYell)、 VYLF等や電気
化学工業社製のデンカビニルIO00MT、l000A
、l000L、10000、MllEloo、ME12
0等が挙げられる。また、離型剤としては、例えばアミ
ノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルキッ
ド変性シリコーン等が用いられ、市販品としては信越化
学社製のKF393、KF857. KFlooT、
KF103、KNS305、KS705、PL3、KM
740等が挙げられる。なお、塩化ビニル系樹脂に対す
る雌型剤の使71割合は、1.0〜20重量ズの範囲が
好ましい。
IIH,VYNS、νYell)、 VYLF等や電気
化学工業社製のデンカビニルIO00MT、l000A
、l000L、10000、MllEloo、ME12
0等が挙げられる。また、離型剤としては、例えばアミ
ノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルキッ
ド変性シリコーン等が用いられ、市販品としては信越化
学社製のKF393、KF857. KFlooT、
KF103、KNS305、KS705、PL3、KM
740等が挙げられる。なお、塩化ビニル系樹脂に対す
る雌型剤の使71割合は、1.0〜20重量ズの範囲が
好ましい。
なお、染料受容層Bや中間層C中には、充填剤を含有さ
せることもできる。充填剤としては、シリカ、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム等の白色顔料が挙げられ、その添加
量は、該受容層又は中間層の樹脂量に対して、5〜60
重量%が好ましい。その他、これらの層には、界面活性
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等を適宜含有させること
もできる。
せることもできる。充填剤としては、シリカ、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム等の白色顔料が挙げられ、その添加
量は、該受容層又は中間層の樹脂量に対して、5〜60
重量%が好ましい。その他、これらの層には、界面活性
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等を適宜含有させること
もできる。
また、本発明の受像媒体における基体Aとしては、合成
紙、アート紙、上質紙、コート紙、グラビア紙、バライ
タ紙、セルロース繊維紙、プラスチックフィルム等が単
独で又はそれらの積層体で、好適に使用される。
紙、アート紙、上質紙、コート紙、グラビア紙、バライ
タ紙、セルロース繊維紙、プラスチックフィルム等が単
独で又はそれらの積層体で、好適に使用される。
なお、上記基体上への染料受容層及び中間層の塗布量は
、固形分量で0.1〜20g/ rri’が好適である
。
、固形分量で0.1〜20g/ rri’が好適である
。
本発明の昇華型熱転写用受像媒体は、基体上に0]1基
を含む塩化ビニル系位脂とイソシアネート化合物とから
主としてなる中間層及び塩化ビニル系樹脂と雌型剤とか
ら主としてなる染料受容層をその順に積層した構成とし
たことから、記録後に染料転写層が染料受容層側へ剥ぎ
取られることも且つ染料受容層が染料転写層側へ剥ぎ取
られることもなく、染料受容層と染料転写層との間(即
ち受像媒体と転写記録媒体との間)の剥離性が良好なも
のとなり、しかも耐熱性、耐光性、保存性にも優れてい
る。
を含む塩化ビニル系位脂とイソシアネート化合物とから
主としてなる中間層及び塩化ビニル系樹脂と雌型剤とか
ら主としてなる染料受容層をその順に積層した構成とし
たことから、記録後に染料転写層が染料受容層側へ剥ぎ
取られることも且つ染料受容層が染料転写層側へ剥ぎ取
られることもなく、染料受容層と染料転写層との間(即
ち受像媒体と転写記録媒体との間)の剥離性が良好なも
のとなり、しかも耐熱性、耐光性、保存性にも優れてい
る。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。なお
以下において示す%および部はいずれも重量基準である
。
以下において示す%および部はいずれも重量基準である
。
実施例1
下記組成の混合物を、充分混合分散させ、中間/&用用
塗CA液〕及び受容M用塗液〔8液〕を調製した。
塗CA液〕及び受容M用塗液〔8液〕を調製した。
トルエン
メチルエチルケトン
40部
40部
〔B液〕
テトラヒドロフラン 80部次に〔
A液〕をワイヤーバーを用いて、厚さ約150μmの合
成紙(商品名ユポFPG−150;王子浦化合成紙社製
)上に塗布し、乾燥温度75℃で1分間乾燥した後、〔
B液〕をワイヤーバーを用いて中間層上に塗布し、乾燥
温度75℃で1分間乾燥して、各々3μmの中間層と受
容層を形成した。その後、得られた受像体を100℃で
1時間加熱し、本発明の受像媒体を作成した。
A液〕をワイヤーバーを用いて、厚さ約150μmの合
成紙(商品名ユポFPG−150;王子浦化合成紙社製
)上に塗布し、乾燥温度75℃で1分間乾燥した後、〔
B液〕をワイヤーバーを用いて中間層上に塗布し、乾燥
温度75℃で1分間乾燥して、各々3μmの中間層と受
容層を形成した。その後、得られた受像体を100℃で
1時間加熱し、本発明の受像媒体を作成した。
一方、昇華転写記録媒体として、バックノvとしてシリ
コーン硬化樹脂膜(厚さ約1 pn )を設けた厚さ6
μ−のPETフィルム上に、下記処方のインク層(即ち
染料転写層)用塗液〔C液〕を、約2μmのJ’Sさに
塗布して、転写記録媒体を得た。
コーン硬化樹脂膜(厚さ約1 pn )を設けた厚さ6
μ−のPETフィルム上に、下記処方のインク層(即ち
染料転写層)用塗液〔C液〕を、約2μmのJ’Sさに
塗布して、転写記録媒体を得た。
メチルエチルケトン 45部トルエ
ン 45部得られた転
写記録媒体と受像媒体とを、転写媒体のインク層と受像
媒体の染料受容層とが対面するように重ね合わせ、転写
記録媒体の裏面からサーマルヘッドで加熱エネルギーを
変えて、画像記録を行なった。なお、サーマルヘッドの
記録密度は6ドツト/mmであり、記録出力は0.42
W/ドツトであった。
ン 45部得られた転
写記録媒体と受像媒体とを、転写媒体のインク層と受像
媒体の染料受容層とが対面するように重ね合わせ、転写
記録媒体の裏面からサーマルヘッドで加熱エネルギーを
変えて、画像記録を行なった。なお、サーマルヘッドの
記録密度は6ドツト/mmであり、記録出力は0.42
W/ドツトであった。
実施例2
実施例1において、夫々〔A液〕及び〔B液〕の代わり
に下記〔D液〕及び〔H液〕を用いた以外は、実施例1
と同様にして1本発明の受像媒体を作成した。
に下記〔D液〕及び〔H液〕を用いた以外は、実施例1
と同様にして1本発明の受像媒体を作成した。
トルエン
40部
メチルエチルケトン
40部
〔H液〕
1〜ルエン 40部メチ
ルエチルケトン 40部続いて、実
施例1と同様にして画像記録を行なった。
ルエチルケトン 40部続いて、実
施例1と同様にして画像記録を行なった。
比較例1
受容層用塗液として下記〔H液〕を用い且つ中間層を設
けなかった以外は、実施例1と同様にして比較用の受像
媒体を作成し2且つ画像記録を行なった・ (r’液〕 (商品名1000GKT;電気化学工業社製)トルエン
40部メチルエチル
ケトン 40部比較例2 比較例1において、〔H液〕の代りに下記〔G液〕を用
いた以外は、比較例1と同様にして比較用の受像媒体を
作成し、且つ画像記録を行なった。
けなかった以外は、実施例1と同様にして比較用の受像
媒体を作成し2且つ画像記録を行なった・ (r’液〕 (商品名1000GKT;電気化学工業社製)トルエン
40部メチルエチル
ケトン 40部比較例2 比較例1において、〔H液〕の代りに下記〔G液〕を用
いた以外は、比較例1と同様にして比較用の受像媒体を
作成し、且つ画像記録を行なった。
トルエン 40部メチ
ルエチレンケトン 40部以上の画像
記録後の転写記録媒体及び受像媒体の表面を目視で観察
した。その結果を第1表に示す。
ルエチレンケトン 40部以上の画像
記録後の転写記録媒体及び受像媒体の表面を目視で観察
した。その結果を第1表に示す。
トルエン 40部メチル
エチルケトン 40部比較例3 比較例1において、〔H液〕の代りに下記〔H液〕を用
いた以外は、比較例1と同様にして比較用の受像媒体を
作成し、且つ画像記録を行なった。
エチルケトン 40部比較例3 比較例1において、〔H液〕の代りに下記〔H液〕を用
いた以外は、比較例1と同様にして比較用の受像媒体を
作成し、且つ画像記録を行なった。
[H液〕
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 20部(商品
名VY)IH;ユニオンカーバイド社製)以上のことか
ら1本発明の昇華型熱転写用受像媒体を用いることによ
り、インクシートから受像媒体への剥離物の融着もなく
、しかも受像媒体からインクシートへの剥離物の融着も
起きないことが判る。
名VY)IH;ユニオンカーバイド社製)以上のことか
ら1本発明の昇華型熱転写用受像媒体を用いることによ
り、インクシートから受像媒体への剥離物の融着もなく
、しかも受像媒体からインクシートへの剥離物の融着も
起きないことが判る。
第1図は本発明に係る昇華型熱転写用受像媒体の受像機
構を示すための模式断面図であり、昇華転写記録媒体の
模式断面図も含んでいる。 A・・・受像基体、B・・・染料受容層、C・・・中間
層、1・・・サーマルヘッド、2・・・転写記録媒体の
耐熱層、3・・・転写記録媒体の転写基体、4・・・転
写記録媒体の染料転写層。 また、第2図は従来の受像媒体において、染料受容層中
の離型剤が少なくて、熱融着による剥離不良を起したと
きの受像媒体及び転写記録媒体の模式断面図であり、更
に第3図は従来の受像媒体において、染料受容層中の離
型剤が多くて、熱融着による剥離不良を起したときの受
像媒体及び転写記録媒体の模式断面図である。 特許出願人 株式会社 リ コ
構を示すための模式断面図であり、昇華転写記録媒体の
模式断面図も含んでいる。 A・・・受像基体、B・・・染料受容層、C・・・中間
層、1・・・サーマルヘッド、2・・・転写記録媒体の
耐熱層、3・・・転写記録媒体の転写基体、4・・・転
写記録媒体の染料転写層。 また、第2図は従来の受像媒体において、染料受容層中
の離型剤が少なくて、熱融着による剥離不良を起したと
きの受像媒体及び転写記録媒体の模式断面図であり、更
に第3図は従来の受像媒体において、染料受容層中の離
型剤が多くて、熱融着による剥離不良を起したときの受
像媒体及び転写記録媒体の模式断面図である。 特許出願人 株式会社 リ コ
Claims (1)
- (1)基体上に、OH基を含む塩化ビニル系樹脂とイソ
シアネート化合物とから主としてなる中間層及び塩化ビ
ニル系樹脂と離型剤とから主としてなる染料受容層をそ
の順に積層してなるものであることを特徴とする昇華型
熱転写用受像媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193393A JP2678374B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 昇華型熱転写用愛像媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193393A JP2678374B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 昇華型熱転写用愛像媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0243092A true JPH0243092A (ja) | 1990-02-13 |
JP2678374B2 JP2678374B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=16307197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63193393A Expired - Fee Related JP2678374B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 昇華型熱転写用愛像媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2678374B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02108591A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-20 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写記録用受像媒体 |
US5225392A (en) * | 1992-04-20 | 1993-07-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Dual process thermal transfer imaging |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP63193393A patent/JP2678374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02108591A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-20 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写記録用受像媒体 |
US5225392A (en) * | 1992-04-20 | 1993-07-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Dual process thermal transfer imaging |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2678374B2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
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