JPH0242685A - 情報信号記録円盤及び情報信号記録／再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明は情報信号記録円盤及び情報信号記録／再生装置
に係り、特に圧縮処理を行った映像信号のように時間に
よってそのデータ量が常に変化しているような信号を高
密度に、しかも長時間記録する情報信号記録円盤及びそ
のための情報信号記録／再生装置に関する。

（従来の技術及びその課題） 従来、映像信号を圧縮処理して記録媒体に記録する場合
において、記録媒体として情報信号記録円盤（ディスク
）の回転角速度あるいは線速度を一定に保って記録する
場合、ディスクが持つ記録密度の能力による制限と、圧
縮された映像信号の圧縮率が最も低い、すなわち最もデ
ータ量の多い部分からの制約とによってディスクの回転
角速度あるいは線速度が決まってしまう。

特に、動画像の映像信号を記録する場合、シーン（場面
）の変り目においては圧縮率が上がらないが、その伯の
部分ではフレーム間の相関が強く、圧縮率が高く取れ、
また、動ぎの少ない部分ではさらに圧縮率が上がるなど
、記録する信号の状況〈時間）によって記録可能なデー
タ量の差は非常に大きい。

従って、動画像の映像信号の殆どの部分において圧縮率
が上っているのに、頻度の少ない圧縮率の低い部分に合
わせて記録仕様を決めているので、圧縮の効果が充分に
得られず、長時間記録を行なうことかできなかった。

そこで、本発明は上記した従来の技術の課題を解決し、
高密度に、しかも長時間記録が可能な情報信号記録円盤
及び情報信号記録／再生装置を提供することを目的とす
る。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記の目的を速成するために、同心円状あるい
は渦巻き状の信号記録トラックが有り、連続した信号が
所定の長さ以下のブロックに分けられ、かつ、このブロ
ックに分けられた信号をそれぞれ可変長圧縮して得た主
データがＭ個（Ｍは２以上の整数）以下のセクタに割当
てられ、前記セクタの余白部分に、萌記主データ以外の
副データ（あるいは無（２５”ｉ　）を埋めて時間軸方
向に間隙イ【り詰めた連続データが記録されたことを特
徴どする情報信号記録円盤を提供し、更に、この情報信
号記録円盤であって、セクタ単位あるいはブロック単位
毎に再生位置を示すアドレスデータが、可変長圧縮され
た主データと合わせて記録され、更に、線速度一定で再
生される場合、前記セクタの余白部分あるいは他の部分
に、再生開始位置からの原信号における経過時間及び記
録位置対照データが記録されたことを特徴とする情報信
号記録円盤を提供するものであり、更に、連続した信号
を所定の長さ以下のブロックに分けるブロック分け手段
と、このブロックに分けられた信号を可変長圧縮する可
変長圧縮手段と、この可変長圧縮して得られた主データ
をＭ個（Ｍは２以上の整数）以下のセクタに割当てると
共に、セクタの余白部分に、前記主データ以外の０１デ
ータ（あるいは無信号）を埋めて時間軸方向に間隙なく
詰めた連続データを生成する連続データ生成手段と、こ
の連続データ生成手段で生成された連続データを、同心
円状あるいは渦巻き状の信号記録トラックを有する情報
信号記録円盤に記録する記録手段とを備える共に、前記
情報信号記録円盤に記録された連続データを再生した再
生データをデコードするデコード手段と、このデコード
手段でデコードされたデコードデータをセクタ単位で一
旦記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたデコ
ードデータをフォーマットに従って主、副データにそれ
ぞれ分離するデータ分離手段と、このデータ分離手段で
分離された主データを伸長する伸長手段とを備え、再生
時、前記情報信号記録円盤に記録された主データの圧縮
率が最も低いデータ部分を再生する時においても原信号
が占有していた時間と路間じかそれより短い時間で再生
すると共に、前記情報信号記録円盤の同一箇所を繰返し
再生づる機能を有することを特徴とする情報信号記録／
再生装置を提供するものであり、更に、この情報信号記
録／再生装置であって、連続データ生成手段は、可変長
圧縮して得られた主データをＭ個（Ｍは２以上の整数）
以下のセクタに割当て、更に、セクタ単位あるいはブロ
ック単位毎に再生位置を示すアドレスデータをも割当て
ると共に、線速度一定で再生される情報信号記録円盤に
記録する場合、セクタの余白部分あるいは他の部分に、
再生開始位置からの原信号におりる経過時間及び記録位
置対照データを埋めて時間軸方向に間隙なく詰めた連続
データを生成してなり、データ分離手段は、記憶手段に
記憶されたデコードデータをフォーマットに従って主、
副データにそれぞれ分離すると共に、デコードデータか
らアドレスデータ及び記録位置対照データを分離し、再
生時、前記分離手段で分離されたアドレスデータ及び記
録位置対照データの両方をあとにして主データの検索を
行なう機能を有することを特徴する情報信号記録／再生
装置を提供するものである。

（実　施　例） 第１図は本発明になる情報信号記録円盤（ディスク）の
記録仕様の一実施例を示す図である。

同図において、原信号は連続した映像信号である。まず
、この原信号を、例えば１フレーム（２フイールド）分
ずつのブロックに分ける［第１図のａ］。この時、音声
信号についても、上記の映像信号に合わせて１フレ一ム
分ずつのブロックに分ける。

次に、それぞれブロックに分けられた信号（データ）を
圧縮し、圧縮データとする。この時、これ以前のブロッ
クなどとの相関’ｂ　’ｔ−要に応じて活かし、可変長
圧縮を行なう。この可変長圧縮を行なうことにより圧縮
率を上げることができる。

更に、上記の圧縮データ［主データ］とアドレスデータ
（プログラム経過時間（再生開始位置からの原信号にお
ける経過時間）、トラック番号などを含むデータ）を、
所定のデータ容量を持つＭ個（Ｍは２以上の整数）以下
のセクタに分ける（アドレスデータは、必要に応じてセ
クタ単位あるいはブロック単位で分ける）。

なお、セクタの個数は、圧縮率によって適宜変わる。

そして、最後のセクタの余白部分あるいは他の部分には
、上記の圧縮データ［主データ］やアドレスデータ以外
のデータ（例えば、余白部分の大きさを示すデータ（数
値）など）、プログラム経過時間とその時間におけるプ
ログラムを再生するために必要なディスク回転数との関
係、あるいはプログラム経過時間とその時間におけるプ
ログラムが記録されている位置のトラック番号との関係
を示す記録位置対照データ［副データ］、あるいは無信
号を埋める［第１図のｂ］。

更に、必要に応じて上記の記録位置対照データを加え、
データを時間軸方向に間隙なく埋めた連続データとする
［第１図のＣ］。そして、この連続データをディスクに
記録する。

第３図は上記の記録仕様でデータが記録されるディスク
上の記録形態の一例を示す図である。

これは、同心円状あるいは渦巻き状の信号記録トラック
を有する。ここでは、−例として線速度一定（以下、Ｃ
ＬＶと略す）で外周から内周に向って記録した信号記録
トラックを有するディスク［第３図（ａ）］の外周部分
の記録パターンを拡大して示す［第３図（ｂ）］。

なお、第３図（ｂ）中の数字はセクタの順番を示し、こ
こでは１回転中に約３．５セクタ分のデータが記録され
ている。

また、このＣＬＶで再生されるディスクの場合、セクタ
の余白部分あるいは他の部分に、プログラム経過時間（
再生開始位置からの°を信号における経過時間）及び記
録位置対照データが記録される。

次に、上記の記録仕様によってディスクに記録するため
の記録装置について説明する。

第２図は本発明になる情報信号記録装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。

同図において、画像データ及び音声データ［主データ］
は、−旦、記憶回路１及び２にそれぞれ記憶される。ま
た、画像データはブロック分け制御信号発生回路３にも
供給される。

また、上記の主データ以外のアドレスデータ。

ブロックの始めと終わりを示すデータ、圧縮の方法を表
わすデータなど［データＡｌも、−旦、記憶回路４に記
憶される。

記憶回路１．２及び４にそれぞれ記憶された各データは
、ブロック分け制御信号発生回路３で画像データに基づ
いて発生されるブロック分け制御信号により、１フレー
ム（２フイールド）分ずつのブロックに分けられる。

更に、このブロックに分けられた画像データ及び音声デ
ータは、それぞれ圧縮回路５及び６に供給され、可変長
圧縮される。

なお、音声データについては必要に応じて可変長圧縮を
行なう。

上記の可変長圧縮された画像データ及び音声データは、
加算回路７に供給され、ここで、記憶回路４に記憶され
たデータＡ（アドレスデータ、ブロックの始めと終わり
を示すデータ４縮の方法を表わすデータなど）と加え合
わされる。

なお、画像データが動画像の場合には、圧縮は時間軸方
向にも相関を求めることによって非常に圧縮率が上がる
。また、シーンの変り目では、それ程時間軸方向のメリ
ットが無いが、同じシーンが続くことによって大きな効
果が得られる。

次に、加算回路７で加え合わされたデータをセクタ指定
回路８に供給し、ここで所定のデータ容量のＭＷ　（Ｍ
は２以上の整数）以下のセクタに分ける（アドレスデー
タは、必要に応じてセクタ単位あるいはブロック単位で
分ける）。

更に、セクタ指定回路８には、主データやデータＡ以外
の例えば余白部分の大きさを示すデータ（数値）、記録
位置対照データ［データＢ］が供給され、このデータＢ
、あるいは無信号が、最後のセクタの余白部分に埋めら
れて時間軸方向に間隙なく詰めた連続データが生成され
る。

このようにして得た連続データは、ＶＴＲなどの信号記
録再生装置９に供給され、ここでカツテング・マスタテ
ープが作成される。

更に、カツテング・マスクテープを再生した再生信号が
カッティング・フォーマット・エンコード回路１０に供
給され、ここでカッティング・フォーマットに従ってエ
ンコードが行なわれ、カッティングマシンによりディス
ク（原盤）１１に記録（カッティング）される。

なお、上記ディスクへの記録方法は、光学式。

磁気式、静電容量式など種々の記録形態によるものが考
えられる。

また、ディスク１１がＣＬＶで再生される場合には、セ
クタ指定回路８において、セクタの余白部分あるいは他
の部分に、プログラム経過時間（再生開始位置からの原
信号における経過時間）及び記録位置対照データを埋め
て時間軸方向に間隙なく詰めた連続データが生成される
。

次に、上記の記録装置によって記録されたディスクを再
生するための再生装置について説明する。

第４図は本発明になる情報信号再生装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。

同図において、ディスク１１から再生した再生出力信号
（再生データ）［第１図のｄ］は、デコード回路１２に
供給され、ここでデータデコードされる［第１図のｄ］
。

デコード回路１２でデコードされたデコードデータし第
１図のｄ］は、記憶回路１３に供給され、セクタ単位で
一旦記憶される（書込まれる）。

この記憶回路１３は、例えば４セクタ分の記憶容量を持
っている。従って、第３図のディスクの１回転分強のデ
ータを記憶できる。

記憶回路１３に一旦記憶されたデコードデータは、画像
データ分離回路１４．音声データ分離回路１５゜データ
八分離回路１Ｇ及びデータ８分離回路１７にそれぞれ供
給され、それぞれフォーマットに従って画像データ、音
声データ、データデコ−ドＢに分離される。

分離された画像データ（可変長圧縮画像データ）及び音
声データ（可変長圧縮音声データ）は、伸長回路１８及
び１９にそれぞれ供給され、ここで圧縮されたデータが
伸長され、元の画像データ及び音声データが得られる［
第１図のｆ］。

また、ディスクを再生する時、信号の圧縮率によって記
憶回路１３から出力されるデータのｍが変化する。また
、ディスクを再生する時、ディスクに記録されたデータ
の圧縮率が最も低いデータ部分を再生する時においても
原信号が占有していた時間と略同じかそれより短い時間
で再生する。

そして、記憶回路１３が一杯になった時にはディスクの
再生素子（ピックアップ）は、同一箇所を繰返し再生し
、一箇所で待機する。

第１図のｄで、ｄｌ、　ｄ２．　ｄ３．　ｄ４と変わる
のは、１トラツク前のトラックに再生素子（ピックアッ
プ）が戻った（キックバックした〉ことを表わしている
。第３図（ｂ）にその位置を示す。

これらの再生時の制御は、第４図中の再生制御回路２０
において記憶回路１３の状態（記憶状態）にリンクして
行なわれる。

また、再生時の画像データ（音声データ）の検索（ラン
ダムアクセス）は、ランダムアクセス制御回路２１にお
いてデータ八分離回路１６及びデータＢ分離回路１７か
らそれぞれ得たアドレスデータ及び記憶位置対照データ
をもとにして検索要求先（検索要求先アドレス）を検索
することにより行なう。

例えば、検索要求先アドレスが記録されている位置での
ディスクの回転数を記録位置対照データ（すなわち、プ
ログラム経過時間とその時間におけるプログラムを再生
するために必要なディスク回転数との関係を示すデータ
）から知って、ディスクの回転数をその値に制御すると
共に、その回転数で再生すべき位置まで再生素子送り制
御回路２２の制御により再生素子（ピックアップ）を送
り、更に、その位置で読み取ったアドレスデータによっ
て細かく検索する。

あるいは、記録位置対照データ（すなわち、プログラム
経過時間とその時間におけるプログラムが記録されてい
る位置のトラック番号との関係を示すデータ）から得た
トラック番号により検索を行なっても良い。

あるいは両方の検索を併用することによってさらに簡単
に検索を行なうことが可能になる。

なお、本発明は、第２図に示す情報信号記録装置及び第
４図に示す情報信号再生装置をそれぞれ単独で構成して
も良いし、両方を合わせたシステムとして構成しても良
い。

（発明の効果） 以上の如く、本発明の情報信号記録円盤及び情報信号記
録／再生装置によれば、圧縮の効果が十分に発揮される
ので、長時間の信号を、高密度に効率良く記録でき、ま
た、データ検索も可変長圧縮の影響を受けず高速に行な
うことができるといった特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる情報信号記録円盤（ディスク）の
記録仕様の一実施例を示す図、第２図は本発明になる情
報信号記録装置の一実施例の構成を示すブロック図、第
３図は本発明になるディスク上の記録形態の一例と再生
時のトレースパターンを示す図、第４図は本発明になる
情報信号再生装置の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。 １．２．４．１３・・・記憶回路、 ３・・・ブロック分け制御信号発生回路、５．６・・・
圧縮回路、７・・・加算回路、８・・・セクタ指定回路
、９・・・信号記録再生装置、１０・・・カッティング
・フォーマット・エンコード回路、１１・・・ディスク
、１２・・・デコード回路、１４・・・画像データ分離
回路、 １５・・・音声データ分離回路、１６・・・データＡ分
離回路、１γ・・・データＢ分離回路、１８．１９・・
・伸長回路、２０・・・再生制御回路、 ２１・・・ランダムアクセス制御回路、２２・・・再生
素子送り６１１１１１回路。 特　許　出願人　日本ビクター株式会社代表者　増水　
邦夫

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）同心円状あるいは渦巻き状の信号記録トラックが
   有り、連続した信号が所定の長さ以下のブロックに分け
   られ、かつ、このブロックに分けられた信号をそれぞれ
   可変長圧縮して得た主データがＭ個（Ｍは２以上の整数
   ）以下のセクタに割当てられ、前記セクタの余白部分に
   、前記主データ以外の副データ（あるいは無信号）を埋
   めて時間軸方向に間隙なく詰めた連続データが記録され
   たことを特徴とする情報信号記録円盤。
2. （２）請求項第１項に示した情報信号記録円盤であつて
   、 セクタ単位あるいはブロック単位毎に再生位置を示すア
   ドレスデータが、可変長圧縮された主データと合わせて
   記録され、更に、線速度一定で再生される場合、前記セ
   クタの余白部分あるいは他の部分に、再生開始位置から
   の原信号における経過時間及び記録位置対照データが記
   録されたことを特徴とする情報信号記録円盤。
3. （３）連続した信号を所定の長さ以下のブロックに分け
   るブロック分け手段と、 このブロックに分けられた信号を可変長圧縮する可変長
   圧縮手段と、 この可変長圧縮して得られた主データをＭ個（Ｍは２以
   上の整数）以下のセクタに割当てると共に、セクタの余
   白部分に、前記主データ以外の副データ（あるいは無信
   号）を埋めて時間軸方向に間隙なく詰めた連続データを
   生成する連続データ生成手段と、 この連続データ生成手段で生成された連続データを、同
   心円状あるいは渦巻き状の信号記録トラックを有する情
   報信号記録円盤に記録する記録手段とを備える共に、 前記情報信号記録円盤に記録された連続データを再生し
   た再生データをデコードするデコード手段と、 このデコード手段でデコードされたデコードデータをセ
   クタ単位で一旦記憶する記憶手段と、この記憶手段に記
   憶されたデコードデータをフォーマットに従つて主、副
   データにそれぞれ分離するデータ分離手段と、 このデータ分離手段で分離された主データを伸長する伸
   長手段とを備え、 再生時、前記情報信号記録円盤に記録された主データの
   圧縮率が最も低いデータ部分を再生する時においても原
   信号が占有していた時間と略同じかそれより短い時間で
   再生すると共に、前記情報信号記録円盤の同一箇所を繰
   返し再生する機能を有することを特徴とする情報信号記
   録／再生装置。
4. （４）請求項第１項に示した情報信号記録／再生装置で
   あつて、 連続データ生成手段は、可変長圧縮して得られた主デー
   タをＭ個（Ｍは２以上の整数）以下のセクタに割当て、
   更に、セクタ単位あるいはブロック単位毎に再生位置を
   示すアドレスデータをも割当てると共に、線速度一定で
   再生される情報信号記録円盤に記録する場合、セクタの
   余白部分あるいは他の部分に、再生開始位置からの原信
   号における経過時間及び記録位置対照データを埋めて時
   間軸方向に間隙なく詰めた連続データを生成してなり、
   データ分離手段は、記憶手段に記憶されたデコードデー
   タをフォーマットに従つて主、副データにそれぞれ分離
   すると共に、デコードデータからアドレスデータ及び記
   録位置対照データを分離し、再生時、前記分離手段で分
   離されたアドレスデータ及び記録位置対照データの両方
   をもとにして主データの検索を行なう機能を有すること
   を特徴する情報信号記録／再生装置。