JPH0242320A

JPH0242320A - 樋門開閉操作時期を伝える水位検知通報方法

Info

Publication number: JPH0242320A
Application number: JP19301988A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Fujiwara; 達雄藤原; Yasuhide Ota; 太田　安英; Yoshirou Koita; 小板　世志郎; Shigeharu Fujimoto; 藤本　重晴; Giichi Sasaki; 義一佐々木; Katsumi Hashimoto; 勝美橋本; Hiroshi Yoshizaki; 博吉崎; Kazumasa Nakano; 中野　一正
Original assignee: KENSETSUSHO CHUGOKU CHIHO KENSETSUKYOKU; I P D KK
Current assignee: KENSETSUSHO CHUGOKU CHIHO KENSETSUKYOKU; I P D KK
Priority date: 1988-08-01
Filing date: 1988-08-01
Publication date: 1990-02-13
Anticipated expiration: 2011-10-16
Also published as: JP2544184B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は、樋門開閉操作時期を伝える水位検知通報方
法に関するものである。

（従来の技術）従来、樋門の開閉操作は樋門操作者の判断に頼っており
、開閉操作の判断に必要な水流方向や精密な水位差を検
知する方法は種々存在する。すなわち、実際の現場にお
いては検知センサーが設置されている場合でも、その設
置方法や洪水時の流木、ゴミ、土砂等の流出物の障害等
の原因により実際の樋門の開閉操作時期の判断に役立っ
てはおらず、樋門操作者の目視判断に頼っている。しか
し、樋門操作の適任者は高齢化し、人員の確保が困難と
いう社会的背景からして、将来の自動化が望まれている
。

（発明が解決しようとする問題点）そこでこの発明は、上記の欠点を除去し、単純な信号で
送信でき、また、堅牢、安価でしかも信頼性の高い樋門
開閉操作時期を伝える水位検知通報方法を提供するもの
である。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）以下、この発明の一実施例を図面に従って説明すると、
河川や溜め池等の樋門の外水位や、内水位の通常の水位
（Ｘ）の上方に設けた監視開始水位（Ｙ）と、該監視開
始水位よりやや下方に位置する。監視開始前水位（Ｙ′
）との位置に、それぞれ監視開始水位、監視開始前水位
の「ＯＮ」または「ＯＦＦ」のいずれかを検知する検知
センサー（１）に、通常水位時に定期的にそれぞれの検
知センサーの動作試験ができる、遠隔動作確認駆動装置
（２）と流木・石土流・ごみ等と、短周期の水位変動の
影響を取り除く波消し保護管（３）、その下部に取りつ
けて検知センサーの動作゛を阻害する水中率浮遊物を除
去するフィルター（４）および長周期の水位変動（うね
り）を電気的に除去する遅延タイマー装置（５）を設け
、監視水位に達するまでに、既存の伝達手段により、樋
門の開閉時期を警報装置（１０）で樋門操作者に伝達す
ることを特徴とする樋門開閉操作時期を伝える水位検知
通報方法より構成される。

尚、監視開始水位（Ｙ）とは、警戒あるいは開閉操作時
期を設定する水位をいい、監視手前水位（Ｙ’　）とは
、監視水位（Ｙ）より下方の所定場所に設け、警戒ある
いは開閉操作時期を設定する水位に達するまでに予備的
に検知するものである。

検知センサー（１）の周囲は波消し保護管（３）で被覆
されており、内部には上方に監視開始水位検知部（１ｂ
）と下方的２０ｃｍに監視開始前水位検知部（ｌｂ’）
とを設け、二段階の検知と通常水位時に定期的にそれぞ
れの検知センサーの動作試験が出来る遠隔動作確認駆動
装置（２）〔実施例においては、監視開始水位検知部フ
ロート遠隔動作確認駆動装置（２ａ）と監視開始前水位
検知部フロート遠隔動作確認駆動装置（２ａ’）を示し
たがこれらに限定されるものではない〕により信頼性を
検証することができる。

さらに、警報装置（１０）は、ブザー、チャイムやサイ
レン等の警報音を発するものであればよく、また、警報
ランプ、発光ダイオード等点滅する光によるものであっ
てもよい。

［発明の効果〕この発明によると、検知センサー（１）は、「ＯＮ、「
ＯＦＦ」だけの単純な信号で送信するため４゜、外乱信号に影響され難く、また、監視開始水位（Ｙ）
と、監視開始前水位（Ｙ′）にそれぞれ検知センサー（
１）を設けたため、二段階の検知ができ、また、検知セ
ンサー（１）は監視開始水位以下の通常水位時には水に
接触しておらず、流木、ゴミ、土砂等の流出物および水
中生物の付着等による影響を受けず、さらに可動部が少
なく外側に波消し保護管を装着しており、堅牢である等
極めて有益なる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す説明図、第２図は
、この発明に使用する検知センサーの一部欠截断面図で
ある。ｌ・・・検知センサー、２・・・遠隔動作確認駆動装置
、３・・・・波消し保護管、４・・・中小浮遊物の除去
フィルター、５・・・遅延タイマー、６・・・信号線保
護管、７・・・検知センサー取付金具、８・・・信号線
、９・・・送信装置、ＩＯ・・・警報装置、１ａ・・・監視開始水位検知部、１８′　・・・監視開
始前水位検知部、１ｂ・・・監視開始水位検知部フロー
ト、ｌｂ’　　・・・監視開始前水位検知部フロート、
２ａ・・・監視開始水位検知部フロート遠隔動作確認駆
動装置、２ａ’　　・・・監視開始前水位検知部フロー
ト遠隔動作確認駆動装置、Ｘ・・・通常水位、Ｙ・・・
監視開始水位、Ｙ′　・・・監視開始前水位、特許出願人　建設省中国地方建設局長第図

Claims

【特許請求の範囲】

河川や溜め池等の樋門の外水位や、内水位に関し、通常
の水位（Ｘ）の上方に設けた監視開始水位（Ｙ）と、該
監視開始水位よりやや下方に位置する監視開始手前水位
（Ｙ′）との位置に、それぞれ監視開始水位、監視開始
前水位の「ＯＮ」または「ＯＦＦ」のいずれかを検出す
る検知センサー（１）と、定期的に検知センサーの動作
試験ができる、遠隔動作確認駆動装置（２）を設け、検
出した監視開始水位情報を、既存の通信手段により、樋
門開閉操作時期を伝える水位検知通報方法。