JPH0242256B2 - - Google Patents

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JPH0242256B2
JPH0242256B2 JP59181321A JP18132184A JPH0242256B2 JP H0242256 B2 JPH0242256 B2 JP H0242256B2 JP 59181321 A JP59181321 A JP 59181321A JP 18132184 A JP18132184 A JP 18132184A JP H0242256 B2 JPH0242256 B2 JP H0242256B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は表示付きの個別選択呼出受信機に関す
るものである。
従来例の構成とその問題点 従来の個別選択呼出受信機においては、使用者
に便利なように切替スイツチによつて、受信と同
時に、呼出された事ならびに発呼先および情報が
ある場合には情報を警報音および表示器装置によ
り知らせる標準モード(以下Nモードと記す。)
と会議中などの廻りが静かな環境等の場合に警報
音を発せず、表示装置によつて呼出された事と発
呼先を示すと共に発呼先と情報内容は複数個の記
憶容量を有する記憶装置に蓄えておき、後でその
内容を読み出して確認する記憶モード(以下Mモ
ードと記す)とに切替えて使用させる事が出来る
様になつている。所がこのような場合標準モード
の場合にも念のために発呼先および情報内容を記
憶装置に蓄えている。従つて後で読出し動作によ
り、記憶装置からこれら複数個の発呼先および情
報内容を読み出した場合に、それらはNモードで
受信されたものか、Mモードで受信されたものか
の区別がつかず不便であつた。
発明の目的 本発明は上記従来例の欠点を除去するものであ
り、呼出しならびにそれに続く情報信号を受信し
た場合、Mモードで受信した場合その事を示す符
号を付して記憶装置に蓄え、後で読出し時に表示
器にMモードで受信した旨の記号表示を行い、M
モード受信した発呼先および情報信号と、Nモー
ドで受信した発呼先および情報信号とを容易に識
別可能とすると共にMモードからNモードへ切替
え後はこの識別を消去する様にし、使用者に対し
て必要な注意を与える事を目的とするものであ
る。
発明の構成 本発明は上記の目的を達成するために、表示器
を蓄えた個別選択呼出受信機において、記憶モー
ドにより受信して発呼先および情報文字数を表示
するとき、標準モードのそれと区別するための表
示、たとえば英字、数字または特殊記号もしくは
これらの組合せを付加する表示付加手段と、受信
時においてMモードで受信した場合においても後
刻Nモード受信に変更したとき、表示付加手段に
より付加された表示を消去する消去手段とを備え
ている。そこで、Mモードにより受信して、発呼
先および情報文字数を表示するとき、Nモードと
区別するための表示、たとえば“M”が発呼先、
情報文字数とともに表示される。この結果、表示
器の表示において、“M”の有無によりMモード
により受信したものであるか、Nモードで受信し
たものかが判る。
また、一旦Mモードで受信した後、Nモードに
設定したときは、“M”表示は消滅される。
以上によりMモードで受信した情報内容は、読
み出し時に注意して表示を読む様に使用者に知ら
せる事ができる効果がある。Mモードでは受信の
際に警報音を発していなかつたため(会議中であ
り警報音を発するが適切でない場合や、選択呼出
装置を部屋に置いたまま一時その場を離れる場合
等にMモードにする。)上記識別記号が表示され
る事によつて注意して情報内容を読み出す事がで
きる、又Mモードで受信したものでも、Mモード
からNモードにモード切替を行う事により、上記
識別記号を消去するように構成されているのでM
モードで受信した情報内容でも、一度読み出しを
行つた後に、Nモードに切替を行えば、再度読み
出しを行う場合、上記識別記号は消去されている
ので、使用者は不必要な注意を払う必要はなくな
る効果がある。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面と共に説
明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。第1図において、1はアンテナ、2は受信
部である。アンテナ1で受信した無線信号は受信
部2で復調され、デイジタル・パルス信号として
波形整形されて出力される。3は復号された信号
により自己の選択呼出信号の検出,情報信号(以
下メツセージと記す)データの処理,記憶,判
定,通報作用および各部の制御を行なう制御部で
あり、4は表示器であり、たとえば5×7ドツト
マトリツクスで形成された16桁表示用のLCDで
構成してあり、制御部3からの出力により駆動回
路5を介して駆動する。6はブザーであり、制御
部3からの出力により駆動回路7を介して駆動す
る。
8は制御部3からのタイミング信号により各部
への電源9の供給を、“接”,“断”の状態に制御
してバツテリーセービングを行なわせる電子スイ
ツチ回路である。
第2図は制御部3の詳細をブロツク的に示した
ものである。11は実行をするプログラムを記憶
させてあるROMであり、12は自己の選択呼出
番号を記憶させてあるPROMであり、13は
ROM11に記憶させてあるプログラムにしたが
つて入力信号の処理,演算,比較,判断を行なつ
て、その結果RAMに格納したり、必要に応じて
出力させるCPUである。入力ポート14−1に
は受信部2からの波形整形された受信データZが
供給される。また入力ポート14−2には電源ス
イツチと兼用のスライドスイツチ24からの出力
X、記憶内容の読み出し指示をするプツシユスイ
ツチ(PSWとも記す)のオンによる指示信号U、
記憶メツセージ文字の順送りの指示をするスクロ
ールスイツチのオンによるスクロール指示信号V
が供給してある。スライドスイツチ24はそのス
ライダが第1図に示すX1位置においては電源が
“断”状態に制御され、スライダが第1図に破線
で示すX2位置においてはMモード(メモリ・モ
ード)を指示し、スライダが第1図に破線で示す
X3位置においてはNモード(ノーマル・モード)
を指示するものとする。Mモードでは呼出しがあ
つた場合、表示のみ行い警報は出さない。又Nモ
ードは表示と共に警報で知らせる。
RAMは入力ポート14−1を介して読み込ん
だ受信データ中のメツセージの文字数を計数する
K0カウンタエリア(以下、K0カウンタと記す)
15、メツセージの文字数を累算置数するKレジ
スタエリア(以下、Kレジスタと記す)16,受
信したメツセージ数を計数していくTカウンタエ
リア(以下、Tカウンタと記す)17,各受信デ
ータのインデツクスとしての諸元たとえばメツセ
ージ中の文字数,発呼先,受信モード(Mモード
か、Nモードか)を記憶置数するSレジスタエリ
ア(以下、Sレジスタ)18,受信データを一時
記憶するテンポラリメツセージメモリエリア(以
下、テンポラリメツセージメモリと記す)19,
メツセージのつかない呼出だけの場合、Mモード
の際に発呼先を記憶するための発呼先フラグエリ
ア(以下、発呼先フラグと記す)20、メツセー
ジを記憶するメツセージメモリエリア(以下、メ
ツセージメモリ)21,メツセージメモリ21
(記憶手段)の内容をスクロールして表示すると
きの文字数をカウントするカウンタエリア(以
下、Nカウンタと記す)22,メツセージ読出し
時に、Sレジスターの何番目まで読み出しを行つ
たかをカウントするカウンタエリア(以下、Rカ
ウンタと記す。)Sレジスタ,メツセージメモリ,
発呼先フラグの内容を表示器4の表示するため一
時記憶するメモリエリア(以下出力バツフアメモ
リと記す。)で構成される。本実施例ではSレジ
スタ18は20ケのレジスタ(S1,S2,S……,
S20)を有しており、メツセージメモリ19は
1200文字まで記憶できる様になつており、従つて
メツセージ数は最大20迄、各メツセージの文字数
の総数は1200迄記憶でき、かつテンポラリー・メ
ツセージ・メモリ19は一つのメツセージの文字
数を最大400文字迄一時記憶できる様に構成され
ている。
第3図には選択呼出受信装置の受信データの一
例としてCCIRコードNo.1に開示されるPOCSAG
(Post Cffice Ccde Standardisation Advisory
Group)コードと呼ばれている信号を用いた構成
を示している。
第3図において、プリアンブル信号は、信号伝
送が開始されることを示す1010…の繰り返し信号
である。ブリアンブル信号に続いて送られる信号
はバツチ単位で構成され、各バツチは同期信号
(SC)と8つのフレームからなり、1フレームは
2つのコードワードで作られている。各フレーム
は#0から#7まで番号をつけられており、選択
呼出受信装置は上記番号に対応する8つのグルー
プに分けられている。コードワードはBCH(3
1,21)符号(Bose−Chaudhuri−
Hocquenghem符号で、31はコード長,21は
シンボル長を表わす)に1ビツトのイーブンパリ
テイビツトを付加した32ビツトで構成されてお
り、アドレス信号とメツセージ信号に分類され
る。
第4図はアドレス信号の符号構成を示してお
り、図において、201はアドレス信号とメツセ
ージ信号を識別する認識フラグ、202は個別選
択呼出番号を形成するアドレスビツト、203は
この2ビツトにより4種の異なる符号を個人に割
り当てている機能ビツト、204はパリテイチエ
ツクビツト、205はイーブンパリテイビツトで
ある。
第5図はアドレス信号に続いて送られるメツセ
ージ信号の符号構成を示しており、メツセージ信
号はアドレス信号と異なり、情報ビツト21ビツ
ト中20ビツトをメツセージ情報を構成するメツセ
ージビツト206に割り当てている。
なお今回の説明では選択呼出受信装置は2ケの
アドレス信号を割り当られており従つて第4図の
203により、A1〜A4,B1〜B4の8通りの区別
が可能であり、利用者が予じめ取決めておく事に
より、用件,連絡先等を8通りに区別ができる。
第5図に示すメツセージ信号は英数字(アルフ
ア・ニユメリツク文字)で送られ、1文字は7ビ
ツトで構成されている。第6はフレーム#2の最
初のコード・ワードで選択呼出しが行われ、続い
てメツセージがフレーム#6迄続いた場合を示し
ている。メツセージがアドレスかは第4図201
で説明する認識フラグによつて区別される。
以上の如く構成された本発明の一実施例におい
て、アンテナ1で受信された無線信号は受信部2
で増幅,復調,復号のうえ波形整形されて、制御
部3に供給される。制御部3によりプリアンブル
信号を検出した後は電子スイツチ8を制御して選
択呼出受信装置は同期信号(SC)と、実己のグ
ループが属しているフレームの時に受信動作をす
る。また、自己の呼出番号を検出したときにはア
ドレス信号に続いてメツセージ信号が送られてい
るか否かを判断し、送られているときはメツセー
ジ信号が終わるまで受信動作を続ける。制御部3
に於ける同期信号の検出ならびに上記メツセージ
信号の受信動作は、従来技術で既知あり詳細説明
は省略する。又第2図に於てもその部分は省略し
てある。
以下本発明の一実施例を第7図,第8図および
第9図のフローチヤートにより詳細に説明する。
受信呼出信号がPROM12に記憶させてある自
己の選択呼出番号と一致しているかを検出して自
局が呼び出されているかがチエツクされ(ステツ
プ30)、自局が呼び出されるのを待つ。自局が
呼び出されているときは、スライドスイツチ24
の状態が、Nモードか、Mモードかがチエツクさ
れる(ステツプ31)。以下Nモードが指定され
ている場合について説明する。受信データZ中に
メツセージが有るかないかがチエツクされ(ステ
ツプ32)、メツセージつきでない場合は出力バ
ツフアメモリ24および駆動回路5,7をセツト
し、(ステツプ34)、ブザー6を鳴らすと同時
に、表示器4に発呼先たとえば“A4”と、
“BEEP”(警報を示す)の表示がなされる(ステ
ツプ35)。
ブザー6の警報音により受信したことが判り、
表示器4の表示により発呼先と、メツセージが付
加さていない呼出しのみであることとが判る。つ
いでプツシユ・スイツチを押して指示信号Uを印
加するとブザー6の吹鳴は止められ、又指示信号
UがT1秒の間印加されないときはT1秒経過した
ときブザー6の吹鳴は止められ表示器4の表示が
消される(ステツプ36〜39)。
ステツプ37によつてブザー6の吹鳴を止めた
とき、ステツプ55,56を経由しステツプ40
にて再び指示信号Uが印加されているかチエツク
され、印加されていると表示器4の表示が消され
動作終了となる(ステツプ53)。指示信号Uが
印加されていないときはT2秒経過したとき表示
器4の表示が消され動作終了となる(ステツプ4
0〜41)。以上により使用者が確認してプツシ
ユ・スイツチを押せば表示が消されるが、プツシ
ユ・スイツチが押されなければ一定時間後表示は
消される。ステツプ32において、メツセージが
付加されていると判断されたときは、ステツプ3
2につづいて受信データZ中のメツセージの文字
数がK0カウンタ15によつて計数され(ステツ
プ43)、受信データZ中の発呼先データおよび
メツセージは一時テンポラリーメツセージメモリ
19に記憶される(ステツプ44)。一方、Sレ
ジスタには受信した順序で発呼先データ(A1
A4,B1〜B4)およびメツセージのキヤラクター
数がプツシユされて記憶されていく。メツセージ
の内容は同様にしてメツセージメモリに記憶され
る。いまSレジスタは20スタツクを有するものと
し、旧い受信データ中の発呼先データおよびキヤ
ラクター数は番号の多いスタツクに記憶されるこ
とになる。そこでステツプ44につづいて次にデ
ータが格納されるSレジスターが一杯かどうかが
ステツプ45でTカウンタによりチエツクされ
る。Tカウンタは初期条件はT=20に設定されて
おり、メツセージがSレジスタ,およびメツセー
ジ・メモリに記憶される毎に1だけ減少するよう
に動作する。
従つてステツプ45でT=0すなわちSレジス
タが20ケとも既にメツセージがはいつているかが
チエツクされる。T=20の場合は、Sレジスタの
スタツク“20”の記憶内容および対応するメツセ
ージメモリ21の記憶内容は消されて(ステツプ
46)、プツシユされてSレジスタのスタツク
“1”は空となる。Tカウンタはステツプ“1”
が加えられる(ステツプ47)。
次にステツプ45において、T=0でないとき
すなわちスタツクに未だ記憶余力のあるときおよ
びステツプ46,47においてスタツクの最小番
号位置“1”が空けられたときは、K0カウンタ
15の計数値をKレジスタに累積加算する(ステ
ツプ48)、Kレジスタ46の累積加算値が1200
以上でないかがチエツクされる(ステツプ49)。
これはメツセージメモリ21の容量が本実施例で
は1200文字であるため、メツセージメモリ21の
容量を超えていないかをチエツクするためであ
る。文字数が新たに受信した受信データ中のメツ
セージの文字数を加えたとき1200を超えるとき
は、再びステツプ46〜49を実行して文字数が
1200を超えないようにする。
ステツプ49によつて文字数を1200未満にした
ときは、Sレジスタ18に新たな受信データ中の
メツセージの文字数および発呼先データが記憶さ
れ、同時に新たな受信データ中のメツセージがメ
ツセージメモリ21に記憶され(ステツプ51)、
Tカウンタ17の計数値を“−1”し(ステツプ
52)、Sレジスタ18に新たに記憶したメツセ
ージの文字数および発呼先データが出力バツフア
メモリ24にコピーされる(ステツプ53)。出
力バツフアメモリの記憶内容(A1〜A4,B1〜B4
のいずれかの識別とキヤラクター数)と
“MESSAGE”との文字を示すデータとが表示器
4に供給されて表示されるとともに、ブザー6が
吹鳴され(ステツプ54)、既に説明したステツ
プ36〜41,ステツプ55,56,57により
メツセージなしの場合と同様に確認のうえ吹鳴を
止めかつ表示が止められる。したがつてこの場合
はブザー6により受信があつたことが知らされ、
かつ表示器4にはメツセージの文字数、発呼先,
“メツセージ”の文字が表示されることになり、
“BEEP”に代つて“MESSAGE”の文字が表示
される。
この場合ステツプ55でスクロール指示が行わ
れた場合はステツプ56を経て第8図のへ移
り、メツセージ内容の文字の順次読み出しが行わ
れる事になるがこの動作は、後にメモリー内容の
読み出しの所で詳しく説明する。
つぎにステツプ31においてスライドスイツチ
24によつてMモードが指定されている発呼先に
ついて説明する。ステツプ32に代つて32Aが
実行される。ステツプ32Aにおいて受信データ
Z中のメツセージの有無がチエツクされてメツセ
ージがないときは、ステツプ33Aにより発呼先
に対応して発呼先フラグ20の対応する位置にフ
ラグが立てられる(ステツプ33A)。本発明の
一実施例においては発呼先がA1〜A4,B1〜B4
する。したがつて発呼先フラグ20のエリア数は
8個である。ついで、発呼先フラグ20のフラグ
が立つている発呼先符号と“BEEP”符号とが出
力バツフア24にコピーされ(ステツプ34A)、
表示器4に発呼先たとえば“A4”と、“BEEP”
との表示がなされる(ステツプ35A)。以下の
動作はNモードと同様であり、ステツプ32A,
……,35AはNモードの場合ステツプ32,…
…,35に対応しているが、Nモードではステツ
プ33がなく、メツセージのない場合は記憶は行
われない。又Mモードの場合はNモードと異なり
ブザーによる警報は行われない。従つてステツプ
32A,……,42Aにおいてブザー6の吹鳴は
なされないため、ステツプ36〜39に対応する
ステツプはない。
またメツセージが有る場合にはステツプ32A
につづいて、43〜54Aが実行される。43
A,……,54AはNモードの場合のステツプ4
3,…,54に対応している。しかしステツプ5
1Aにおいては、ステツプ51に比してさらにM
モードであることを示す符号たとえば符号“M”
が付加されて、メツセージの文字数,発呼先デー
タおよび符号“M”がSレジスタ18に記憶され
る。したがつて表示器4には、メツセージの文字
数,発呼先,“MESSAGE”の文字および符号M
が表示されて、メツセージ付きであることおよび
Mモードで受信したことが示される。なお、Mモ
ードにおいてはNモードとは異なりブザー吹鳴が
行なわれない。またさらに受信データ中の発呼先
データおよびメツセージはメツセージメモリ21
にされる(ステツプ51A〜54A)。
つぎに記憶内容の読み出しについて説明する。
読み出しの場合のフローチヤートは第8図に示し
ている。
読み出しの場合はプツシユ・スイツチが押され
指示信号Uが印加されているかがチエツクされ、
指示信号Uが印加されているときは発呼先フラグ
20のフラグがA1〜A4,B1〜B4まで順次立つて
いるかがチエツクされ、立てられているフラグに
対応する発呼先と“BEEP”の表示とが順次プツ
シユ・スイツチを押される度に表示される。ま
た、指示信号UがT秒間継続して表示の後、印加
されていないときは表示は消されて、表示は終了
する(ステツプ60〜75)。以上の記憶内容は
既に説明した如くすべてMモードで記憶されたも
のである。
ステツプ73において指示信号Uが印加されて
いるときはステツプ76でSレジスタ18に記憶
内容があるかがTカウンタを用いてチエツクさ
れ、Sレジスタ18に全く記憶内容がないときは
メツセージ付の受信データを今迄に受信していな
い場合であり、ステツプ72における表示を消し
て終了する(ステツプ78〜79)。ステツプ7
6においてSレジスタ18に記憶内容があるとき
は、Kレジスタ16の置数値を記憶しているメツ
セージの総文字数を表示器4に表示し、Kレジス
タ16の置数値が例えば1000文字を超えているか
をチエツクし、Kレジスタ16の置数値が1000文
字を超えているときはその旨、例えばステツプ8
1での総キヤラクタ数の表示文字をフリツカーさ
せる等により表示器4に表示する(ステツプ8
2,83)。ついで、プツシユ・スイツチが再び
押されたかチエツクされ、押されない場合はT秒
(例えば10秒間とか)経過で表示を消し読み出し
動作は終了となる(ステツプ84〜86)。ステ
ツプ84で、プツシユ・スイツチがONになつて
いる場合は、Sレジスタのどこのスタツクを読み
出すかを示すRカウンタに1が加えられる。Rカ
ウンタは初期条件でR=0にされているのでR=
1となりSレジスタのS=1すなわち最新のメツ
セージのはいつているレジスタが読み出され、発
呼先(A1〜A4,B1〜B4)とキヤラクタ数と
“MESSAGE”という文字と、Mモードで記憶さ
れた場合は“M”なる文字が表示器4に表示され
る(ステツプ87,88)。次にステツプ89で
プツシユ・スイツチが押されたかがチエツクされ
押された場合は、ステツプ92にてRカウンタと
Tカウンタの和が20ケがチエツクされる。これは
Sレジスターに記憶されているメツセージの数
が、プツシユ・スイツチを押す事によりすべて読
み出されたかを検算している。読みだされた場合
はステツプ93でRカウンタをリセツトし、ステ
ツプ94で表示を消して終了となる。読みだされ
てない場合は再びステツプ87,88へ戻りSレ
ジスターの次のスタツクが読み出され表示され、
再びステツプ89へ戻る。この場合プツシユ・ス
イツチがONされない場合は、ステツプ90でス
クロール・スイツチがONされているかチエツク
され、ONされていない場合はステツプ95,9
6によりT秒経過後表示は消されて終了となる。
ステツプ90でスクロール・スイツチONが検出
されると、ステツプ91でメツセージメモリーの
Sレジスターのスタツク番号に対応するメツセー
ジの先頭の16文字が表示器4に表示される。なお
受信データの表示処理に於けるステツプ56から
の動作もこのステップ91に接続される。次にス
テツプ97Aでプツシユ・スイツチがONがチエ
ツクされ、ONでなければ、ステツプ97Bでス
クロール指示がONを継続しているかチエツクさ
れスクロール・スイツチを押したままであれば更
にステツプ98に進み、Nカウンタの計数値が所
定値たとえばn1以下であるかをチエツクし(最初
はN=0に設定されている)、以下のときはNカ
ウンタ22の計数値に“+2”をし、メツセージ
メモリ21の内容を2文字進め、ステツプ96で
終了マーク“1”の有無をチエツクし有る場合は
ステツプ108でNカウンタを零にリセツトし無
い場合はそのままステツプ107に進み表示をt
秒間続けた後再びステツプ97Aに戻つて再び既
に説明した動作を繰りかえす(ステツプ98,9
9,100)。この結果、メツセージの文字数が
n1以下の文字に対しては2字ずつ順次送られて表
示されることになる。またステツプ98において
Nカウンタ22の計数値が“n1”を超えてかつ
“n2”(n2>n1)以下のときはNカウンタ22の計
数値に“+3”をし、メツセージメモリ21の内
容を3文字進めて同様の動作を繰りかえす(ステ
ツプ98,101,102,103)。この結果、
メツセージの文字数がn1を超えてn2以下の文字に
対しては3字ずつ順次送られて表示されることに
なる。またステツプ98,101においてNカウ
ンタ22の計数値が“n2”を超えているときは、
Nカウンタ22の計数値に“+4”をし、メツセ
ージメモリ21の内容を4文字進めてt秒間表示
し、再びステツプ97Aが実行される(ステツプ
98,101,104〜107)。この結果メツ
セージの文字数がn2を超えている文字に対しては
4字ずつ順次送られて表示されることになる。し
たがつて文字数が“n1”に達するまでの文字は2
文字ずつ順次送られて表示され、“n1”を超えて
“n2”に達するまでの文字は3文字ずつ順次送ら
れて表示され、“n3”を超えた文字は4文字ずつ
順次送られて表示されることになる。したがつて
1文字ずつ送る場合より見易く、かつ総文字数が
多い場合でもその総てを表示するための時間が短
くてすむことになる。
また、終了マーク“1”が検出された場合はN
カウンタ22の計数値をリセツトされ、再びステ
ツプ91が実行される(ステツプ106〜10
8)。またスクロール・スイツチをOFFする事に
より指示信号Vを一時遮断することによつてステ
ツプ97Bにより検出され、Nカウンタ22はリ
セツトされ(ステツプ97c)、表示位置に引き
続く文字から2文字ずつ送られることになり、途
中で文字送り速度を遅くしてゆつくり読む事が可
能となる。以上で読み出し動作の説明を終り、次
にMモードからNモードへの切替動作について説
明する。第9図示す如く、スライドスイツチ24
をX2位置からX3位置にまで切換えたときすなわ
ちMモード指示状態からNモードに変更されたと
きはSレジスタ18内の受信モードを示す符号
“M”の表示は消され、発呼先フラグ20のフラ
グが消される(ステツプ110〜114)。した
がつてMモードでの受信後、受信モードがNモー
ドに切換えられたときは符号“M”が消され、表
示した場合にも符号“M”の表示は行なわれなく
なる。
なお、個別選択呼出受信機では制御部3の動作
は呼び出しが優先せてある。そこで第4図に示し
た読み出しルーチンおよびMモードからNモード
への変更によるルーチンは、第3図におけるステ
ツプ30において自局呼び出しを待つている間に
実行され、この実行中において自局が呼び出され
たときは受信動作が優先して行なわれ、第4図の
読み出しルーチンおよび第4図のルーチンは中止
されることになる。
発明の効果 本発明は上記のような構成であり以下に示す効
果が得られるものである。
表示付選択呼出受信機に於て、呼出しならびに
それに続く情報信号を受信し、後で読出を行う場
合警報音と表示装置による表示で知らせる標準モ
ード(Nモード)で受信したか、表示装置による
表示のみで知らせる記憶モード(Mモード)で受
信したかを記号により表示するとともにMモード
からNモードに切替後はこの表示を消す様に構成
してあるため、使用者に必要な注意を知らせる事
のできる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明の一実施例における制御部のブロ
ツク図、第3図〜第6図は本発明の一実施例に用
いられる選択呼出しおよびメツセージ伝送に用い
られる符号フオーマツトの説明図、第7図〜第9
図は本発明の一実施例の作用の説明に供するフロ
ーチヤート図である。 1……アンテナ、2……受信部、3……制御
部、4……表示器、5および7……駆動回路、6
……ブザー、8……電子スイツチ、9……電池、
11……ROM、12……PROM、13……
CPU、14−1および14−2……入力ポート、
15……K0カウンタ、16……Kレジスタ、1
7……Tカウンタ、18……Sレジスタ、19…
…テンポラリメモリ、20……発呼先フラグ、2
1……メツセージメモリ、22……Nカウンタ、
23……Rカウンタ、24……出力バツフアメモ
リ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 個別選択呼出信号とこれに続く情報信号で変
    調された搬送波を受信復調しかつ復号する受信部
    と、個別選択呼出信号が予め設定された自己の呼
    出信号と一致することを検出し、それに続く情報
    信号を処理する制御部と、前記情報信号を複数個
    記憶する記憶手段と、制御部の出力により情報信
    号の内容を表示する表示器と、制御部の出力によ
    り吹鳴する吹鳴手段とを備え、吹鳴手段の吹鳴と
    表示器の表示とで個別選択呼出と情報を知らしめ
    る第1のモードと、表示器の表示で個別呼出と情
    報を知らしめる第2のモードとが切替スイツチに
    より選択可能になし、前記第2のモードによつて
    受信したとき前記第1のモードによる受信と区別
    する符号を前記記憶手段に付加すると共に前記表
    示器に表示させる付加表示手段と、第2のモード
    による受信から第1のモードによる受信へ変更し
    たとき前記符号を前記記憶手段から消去する消去
    手段と、前記記憶手段の記憶内容を受信後読み出
    す読み出し手段とを備えたことを特徴とする個別
    選択呼出受信機。
JP59181321A 1984-08-30 1984-08-30 個別選択呼出受信機 Granted JPS6159923A (ja)

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JPH04124321U (ja) * 1991-04-30 1992-11-12 住友建機株式会社 建設機械のピン連結部の軸受構造

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JPS58138136A (ja) * 1982-02-12 1983-08-16 Nec Corp 表示付個別選択呼出受信機

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