JPH0242254B2 - - Google Patents
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- JPH0242254B2 JPH0242254B2 JP58069336A JP6933683A JPH0242254B2 JP H0242254 B2 JPH0242254 B2 JP H0242254B2 JP 58069336 A JP58069336 A JP 58069336A JP 6933683 A JP6933683 A JP 6933683A JP H0242254 B2 JPH0242254 B2 JP H0242254B2
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 22
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 22
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 22
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 17
- 238000002591 computed tomography Methods 0.000 claims 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003325 tomography Methods 0.000 description 2
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/56—Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/06—Movable joints, e.g. rotating joints
- H01P1/062—Movable joints, e.g. rotating joints the relative movement being a rotation
- H01P1/066—Movable joints, e.g. rotating joints the relative movement being a rotation with an unlimited angle of rotation
- H01P1/068—Movable joints, e.g. rotating joints the relative movement being a rotation with an unlimited angle of rotation the energy being transmitted in at least one ring-shaped transmission line located around the axis of rotation, e.g. "around the mast" rotary joint
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の関連する分野
本発明は、同心的に配設された2個の環状導波
管を有し、各導波管は受信アンテナ及び送信アン
テナを具えると共に、その周縁に沿つて結合スロ
ツトを設け、一方のアンテナはそれぞれ結合スロ
ツト内に移動自在に突設すると共に機械的に相互
連結し、他方のアンテナは関連する導波管に固着
した相対的に回転可能な2つの物体間に、マイク
ロ波を伝送する装置に関するものである。
管を有し、各導波管は受信アンテナ及び送信アン
テナを具えると共に、その周縁に沿つて結合スロ
ツトを設け、一方のアンテナはそれぞれ結合スロ
ツト内に移動自在に突設すると共に機械的に相互
連結し、他方のアンテナは関連する導波管に固着
した相対的に回転可能な2つの物体間に、マイク
ロ波を伝送する装置に関するものである。
従来技術
この種の装置は、米国特許第3419826号に記載
されており、その適用分野としてアパート及びレ
ーダアンテナすなわち空港管制塔の両方向通信の
ための回線が述べられている。
されており、その適用分野としてアパート及びレ
ーダアンテナすなわち空港管制塔の両方向通信の
ための回線が述べられている。
しかし、情報の無接触伝送も、コンピユータ断
層診断装置に要求されている。この断層診断装置
ではX線放射器からのX線は患者を透過して、複
数のX線検出器により検知され、これらの検出器
はX線放射器と共に患者の回りを回線する部材に
固着されている。この回転部材からの検出器の信
号は固定部材に伝送してコンピユータにより処理
し得るようにする必要がある。この状態で放射器
が患者の周りを1回以上回転すると、ケーブルを
経て行なわれる情報伝送はもはや不可能となる。
従つて、伝送速度が十分速く且つデータ量が十分
大きい場合には、情報伝送は上述した装置によつ
て行なう必要がある。
層診断装置に要求されている。この断層診断装置
ではX線放射器からのX線は患者を透過して、複
数のX線検出器により検知され、これらの検出器
はX線放射器と共に患者の回りを回線する部材に
固着されている。この回転部材からの検出器の信
号は固定部材に伝送してコンピユータにより処理
し得るようにする必要がある。この状態で放射器
が患者の周りを1回以上回転すると、ケーブルを
経て行なわれる情報伝送はもはや不可能となる。
従つて、伝送速度が十分速く且つデータ量が十分
大きい場合には、情報伝送は上述した装置によつ
て行なう必要がある。
上述した従来の装置では、一方の導波管は半円
形とすると共にその両端を減衰器によつて閉成す
るが、他方の導波管は閉環状とし、この閉環内に
減衰器を設け、これにより波形が閉環内を1回以
上循回するのを防止する必要がある。又、切換ス
イツチを設け、これにより結合スロツト内に突設
された受信アンテナの位置に応じて一方又は他方
の受信アンテナの何れか一方を作動せしめるよう
にする。この場合ある状態のもとでは電磁波を、
これが受信アンテナに到達する前に、閉環状導波
管内をほぼ完全に1回転させる必要があるが、半
円形導波管においては最大経路が閉環状導波管の
1/2であるため、受信アンテナを切換える際高伝
送速度の連続な信号が著しく妨害されるようにな
る急激な変動が伝搬時間中に生じるようになる。
形とすると共にその両端を減衰器によつて閉成す
るが、他方の導波管は閉環状とし、この閉環内に
減衰器を設け、これにより波形が閉環内を1回以
上循回するのを防止する必要がある。又、切換ス
イツチを設け、これにより結合スロツト内に突設
された受信アンテナの位置に応じて一方又は他方
の受信アンテナの何れか一方を作動せしめるよう
にする。この場合ある状態のもとでは電磁波を、
これが受信アンテナに到達する前に、閉環状導波
管内をほぼ完全に1回転させる必要があるが、半
円形導波管においては最大経路が閉環状導波管の
1/2であるため、受信アンテナを切換える際高伝
送速度の連続な信号が著しく妨害されるようにな
る急激な変動が伝搬時間中に生じるようになる。
伝搬時間中のこの急激な変動は、米国特許第
3419826号明細書の第6図の実施例には発生しな
いが、この実施例では、2つの送信アンテナの一
方と2つの受信アンテナの一方とを交互に接続す
る2つの切換スイツチを必要とする。これら切換
スイツチは常時正しい瞬時に切換える必要があ
り、従つて複数で高価な電気装置を必要とする。
3419826号明細書の第6図の実施例には発生しな
いが、この実施例では、2つの送信アンテナの一
方と2つの受信アンテナの一方とを交互に接続す
る2つの切換スイツチを必要とする。これら切換
スイツチは常時正しい瞬時に切換える必要があ
り、従つて複数で高価な電気装置を必要とする。
発明の開示
本発明の目的は、送信アンテナと受信アンテナ
との間の切換えを必要としない構造を具備する上
述した種類のマイクロ波伝送装置を提供せんとす
るにある。
との間の切換えを必要としない構造を具備する上
述した種類のマイクロ波伝送装置を提供せんとす
るにある。
本発明は同心的に配設された2個の環状導波管
を有し、各導波管は受信アンテナ及び送信アンテ
ナを具えると共に、その周縁に沿つて結合スロツ
トを設け、一方のアンテナはそれぞれ結合スロツ
ト内に移動自在に突設すると共に機械的に相互連
結し、他方のアンテナは関連する導波管に固着し
た相対的に回転可能な2つの物体間に、マイクロ
波を伝送する装置において、 (a) 各導波管は、その端部を他方のアンテナに固
着して閉成し、 (b) 各導波管の区分は、減衰器によつて前記アン
テナから分離して、導波管の前記アンテナと減
衰器との間の残りの部分を円のほぼ1/2とし、 (c) 両導波管は、 c1 2つの移動自在のアンテナの少なくとも一
方が減衰器と導波管に対し固定位置にあるア
ンテナとの間に位置する導波管の結合スロツ
トの部分内に突出し、 c2 送信アンテナから受信アンテナへの電磁波
の伝搬方向が、導波管内で互いに逆向きとな
るよう配置したことを特徴とする。
を有し、各導波管は受信アンテナ及び送信アンテ
ナを具えると共に、その周縁に沿つて結合スロツ
トを設け、一方のアンテナはそれぞれ結合スロツ
ト内に移動自在に突設すると共に機械的に相互連
結し、他方のアンテナは関連する導波管に固着し
た相対的に回転可能な2つの物体間に、マイクロ
波を伝送する装置において、 (a) 各導波管は、その端部を他方のアンテナに固
着して閉成し、 (b) 各導波管の区分は、減衰器によつて前記アン
テナから分離して、導波管の前記アンテナと減
衰器との間の残りの部分を円のほぼ1/2とし、 (c) 両導波管は、 c1 2つの移動自在のアンテナの少なくとも一
方が減衰器と導波管に対し固定位置にあるア
ンテナとの間に位置する導波管の結合スロツ
トの部分内に突出し、 c2 送信アンテナから受信アンテナへの電磁波
の伝搬方向が、導波管内で互いに逆向きとな
るよう配置したことを特徴とする。
導波管の終端に設けた固定アンテナと減衰器と
によつて、各導波管を能動区分と受動区分に分割
する導波管に対し移動自在のアンテナが結合スロ
ツト内の能動区分を移動すると、送信アンテナと
受信アンテナとの間で能動区分を移動すると、送
信アンテナと受信アンテナとの間で信号伝送が行
なわれる。逆に導波管の可動アンテナが結合スロ
ツトの受動区分を移動すると、送信及び受信アン
テナ間の信号伝送はほぼ不可能となる。従つて両
導波管の能動及び受動区分を適宜定めて、結合ス
ロツト内に突出するアンテナの各位置で少なくと
も1つのアンテナが導波管の能動区分内を移動し
得るようにする。今、結合スロツトに突出するア
ンテナの所定の位置において、能動区分と受動区
分の2つの導波管を配置する。かかる構成とする
ことによつて、結合スロツト内に突出するアンテ
ナが導波管の周縁に沿つて移動すると、導波管の
送信及び受信アンテナ間の電磁波の伝播時間は、
結合スロツト内に突出する一方のアンテナが減衰
器を固着した領域に達するまで増大するようにな
る。この到達瞬時には結合スロツト内に突出する
他方のアンテナも能動区分に到達し、従つて2つ
の導波管の伝播時間は同一となる。アンテナの回
転が更に継続すると、結合スロツト内に突出する
他方のアンテナはマイクロ波伝送に対して、能動
状態となるが、上記一方のアンテナは、受動区分
に到達して作動しなくなるため伝播時間は最小値
に向つて減少していき、その後、一方のアンテナ
が再び能動区分に到達し他方のアンテナが受動区
分内を移動するようになる。これがためアンテナ
が連続回転する場合に伝播時間は急激に変動せず
徐々に変動するので、伝送速度を実際上高くする
ことができる。
によつて、各導波管を能動区分と受動区分に分割
する導波管に対し移動自在のアンテナが結合スロ
ツト内の能動区分を移動すると、送信アンテナと
受信アンテナとの間で能動区分を移動すると、送
信アンテナと受信アンテナとの間で信号伝送が行
なわれる。逆に導波管の可動アンテナが結合スロ
ツトの受動区分を移動すると、送信及び受信アン
テナ間の信号伝送はほぼ不可能となる。従つて両
導波管の能動及び受動区分を適宜定めて、結合ス
ロツト内に突出するアンテナの各位置で少なくと
も1つのアンテナが導波管の能動区分内を移動し
得るようにする。今、結合スロツトに突出するア
ンテナの所定の位置において、能動区分と受動区
分の2つの導波管を配置する。かかる構成とする
ことによつて、結合スロツト内に突出するアンテ
ナが導波管の周縁に沿つて移動すると、導波管の
送信及び受信アンテナ間の電磁波の伝播時間は、
結合スロツト内に突出する一方のアンテナが減衰
器を固着した領域に達するまで増大するようにな
る。この到達瞬時には結合スロツト内に突出する
他方のアンテナも能動区分に到達し、従つて2つ
の導波管の伝播時間は同一となる。アンテナの回
転が更に継続すると、結合スロツト内に突出する
他方のアンテナはマイクロ波伝送に対して、能動
状態となるが、上記一方のアンテナは、受動区分
に到達して作動しなくなるため伝播時間は最小値
に向つて減少していき、その後、一方のアンテナ
が再び能動区分に到達し他方のアンテナが受動区
分内を移動するようになる。これがためアンテナ
が連続回転する場合に伝播時間は急激に変動せず
徐々に変動するので、伝送速度を実際上高くする
ことができる。
発明の実施例
図を参照して、本発明の詳細な説明を行なう。
第1図では、円形導波管のリング軸方向から見
た平面図である。第2図は、実寸より拡大した斜
視図である。第3図は、送信アンテナに供給する
ブロツク回路図である。第4図は、受信アンテナ
からの信号を処理するブロツク回路である。第1
図及び特に第2図は矩形断面を有する2個の環状
導波管を示す。これら導波管の外側表面の中央部
には、連結スロツト11,21を夫々設け、これ
らスロツト内に送信アンテナ12及び22を夫々
突設する。送信アンテナ11及び12は、摺動部
材13及び23に夫々固着し、これら摺動部材
は、関連する導波管1及び2に移動自在に配設す
る。回転部材及び固定部材(図示せず)間で信号
伝送を行なうために、環状導波管1,2及び摺動
部材13,23をこれら回転部材及び固定部材に
夫々結合する。以下の説明では、摺動部材13,
23は、回転部材に連結し、環状導波管1,2は
固定部材に連結するものとする。しかしこの連結
を逆としても何等支障はない。今、回転部材が回
転すると、摺動部材13,23は環状導波管1,
2上を夫々移動し、その結果、送信アンテナ1
2,22が結合スロツト11,21内を夫々摺動
する。
た平面図である。第2図は、実寸より拡大した斜
視図である。第3図は、送信アンテナに供給する
ブロツク回路図である。第4図は、受信アンテナ
からの信号を処理するブロツク回路である。第1
図及び特に第2図は矩形断面を有する2個の環状
導波管を示す。これら導波管の外側表面の中央部
には、連結スロツト11,21を夫々設け、これ
らスロツト内に送信アンテナ12及び22を夫々
突設する。送信アンテナ11及び12は、摺動部
材13及び23に夫々固着し、これら摺動部材
は、関連する導波管1及び2に移動自在に配設す
る。回転部材及び固定部材(図示せず)間で信号
伝送を行なうために、環状導波管1,2及び摺動
部材13,23をこれら回転部材及び固定部材に
夫々結合する。以下の説明では、摺動部材13,
23は、回転部材に連結し、環状導波管1,2は
固定部材に連結するものとする。しかしこの連結
を逆としても何等支障はない。今、回転部材が回
転すると、摺動部材13,23は環状導波管1,
2上を夫々移動し、その結果、送信アンテナ1
2,22が結合スロツト11,21内を夫々摺動
する。
2つの環状導波管1及び2は、円形状に構成さ
れているが、電磁波は導波管内を1回以上伝搬す
ることができない。その理由は、環状導波管がそ
の端部を線図的に示される受信アンテナ14及び
24により夫々閉成されており、しかも受信アン
テナ14が時針方向に回転する電磁波だけを受信
し、受信アンテナ24が反時計方向に回転する電
磁波だけを受信するように構成されているからで
ある。この目的のため、受信アンテナが夫々設け
られている環状導波管の端部15及び25を、環
状円の内側に互いに反対方向に湾曲させるように
する。しかし環状導波管を適切な場所において、
無反射状態で終端させることもできる。この場合
には、2個の受信アンテナは無反射終端の両側に
配置する必要がある。
れているが、電磁波は導波管内を1回以上伝搬す
ることができない。その理由は、環状導波管がそ
の端部を線図的に示される受信アンテナ14及び
24により夫々閉成されており、しかも受信アン
テナ14が時針方向に回転する電磁波だけを受信
し、受信アンテナ24が反時計方向に回転する電
磁波だけを受信するように構成されているからで
ある。この目的のため、受信アンテナが夫々設け
られている環状導波管の端部15及び25を、環
状円の内側に互いに反対方向に湾曲させるように
する。しかし環状導波管を適切な場所において、
無反射状態で終端させることもできる。この場合
には、2個の受信アンテナは無反射終端の両側に
配置する必要がある。
環状導波管1及び2には減衰器16及び26を
夫々設け、これら減衰器によつて環状導波管を互
いに電磁波的に減結合された2個の区分に分割す
ると共に、受信アンテナから到来する電磁波に対
し関連する導波管を無反射状態で終端させるよう
にする。送信アンテナ12及び22が、減衰器及
び受信アンテナ間の一方の区分(以下能動区分と
称する)に位置する結合スロツトの部分内を夫々
移動する場合には、送信アンテナ12及び22か
ら受信アンテナ14及び24に、信号を夫々送信
することができる。これとは逆に、送信アンテナ
12及び22が他方の区分(以下受動区分と称
す)に位置する結合スロツト内を移動する場合に
は、送信アンテナ12及び22から、関連する受
信アンテナに信号を送信することはできない。従
つて、環状導波管1において能動区分は環状導波
管1のほぼ左半部に位置し、受動区分は導波管1
のほぼ右半部に位置する環状導波管2において
は、能動区分と受動区分の位置は全く逆となる。
夫々設け、これら減衰器によつて環状導波管を互
いに電磁波的に減結合された2個の区分に分割す
ると共に、受信アンテナから到来する電磁波に対
し関連する導波管を無反射状態で終端させるよう
にする。送信アンテナ12及び22が、減衰器及
び受信アンテナ間の一方の区分(以下能動区分と
称する)に位置する結合スロツトの部分内を夫々
移動する場合には、送信アンテナ12及び22か
ら受信アンテナ14及び24に、信号を夫々送信
することができる。これとは逆に、送信アンテナ
12及び22が他方の区分(以下受動区分と称
す)に位置する結合スロツト内を移動する場合に
は、送信アンテナ12及び22から、関連する受
信アンテナに信号を送信することはできない。従
つて、環状導波管1において能動区分は環状導波
管1のほぼ左半部に位置し、受動区分は導波管1
のほぼ右半部に位置する環状導波管2において
は、能動区分と受動区分の位置は全く逆となる。
摺動部材13,23が図面に示す位置に夫々あ
る場合には、送信アンテナ12は能動区分にある
が、送信アンテナ22は受動区分にあるので、送
信アンテナ22から放射されるエネルギーは、関
連する受信アンテナ24に到達し得ない。摺動部
材13及び23を環状導波管1及び2の周縁に沿
つて時針方向に夫々移動すると、送信アンテナ1
2から矢印17の方向すなわち時針方向に放射さ
れるエネルギーが、受信アンテナ14に到達する
作動状態は変わらないが、電磁波の伝播時間は
徐々に短くなる。この状態は、摺動部材13及び
23が導波管1及び2の終端領域15及び25に
夫々到達して、両導波管内の送信アンテナから受
信アンテナまでの距離が等しくなり、両送信アン
テナが能動区分に位置するまで継続される。この
場合電磁波の伝播時間は、最小となる。
る場合には、送信アンテナ12は能動区分にある
が、送信アンテナ22は受動区分にあるので、送
信アンテナ22から放射されるエネルギーは、関
連する受信アンテナ24に到達し得ない。摺動部
材13及び23を環状導波管1及び2の周縁に沿
つて時針方向に夫々移動すると、送信アンテナ1
2から矢印17の方向すなわち時針方向に放射さ
れるエネルギーが、受信アンテナ14に到達する
作動状態は変わらないが、電磁波の伝播時間は
徐々に短くなる。この状態は、摺動部材13及び
23が導波管1及び2の終端領域15及び25に
夫々到達して、両導波管内の送信アンテナから受
信アンテナまでの距離が等しくなり、両送信アン
テナが能動区分に位置するまで継続される。この
場合電磁波の伝播時間は、最小となる。
摺動部材13及び23が、上述した個所を越え
て更に時針方向に回転すると送信アンテナ12
は、環状導波管1の受動区分に到達するが、送信
アンテナ22は環状導波管2の能動区分に移動す
るので、電磁波は第1図の矢印27で示す方向す
なわち反時計方向に導波管内を伝播する。従つて
電磁波の伝播時間は、摺動部材の移動に従つて
徐々に増加する。
て更に時針方向に回転すると送信アンテナ12
は、環状導波管1の受動区分に到達するが、送信
アンテナ22は環状導波管2の能動区分に移動す
るので、電磁波は第1図の矢印27で示す方向す
なわち反時計方向に導波管内を伝播する。従つて
電磁波の伝播時間は、摺動部材の移動に従つて
徐々に増加する。
両減衰器16及び26は、導波管の終端領域1
5及び25に対向する領域に配置するため、導波
管の能動区分は導波管の円周の少なくとも半分に
亘つて延在するようになる。摺動部材13及び2
3が減衰器16及び26の設けられている領域に
到達すると、両送信アンテナは再び又はいまだ能
動区分にあるので、電磁波の伝播時間は両環状導
波管において同一且つ最大となる。
5及び25に対向する領域に配置するため、導波
管の能動区分は導波管の円周の少なくとも半分に
亘つて延在するようになる。摺動部材13及び2
3が減衰器16及び26の設けられている領域に
到達すると、両送信アンテナは再び又はいまだ能
動区分にあるので、電磁波の伝播時間は両環状導
波管において同一且つ最大となる。
摺動部材13及び23が更に時計方向に回転す
ると、送信アンテナ22は、環状導波管2の受動
区分に再び到達した後、第1図に示す状態とな
る。
ると、送信アンテナ22は、環状導波管2の受動
区分に再び到達した後、第1図に示す状態とな
る。
第3図に示すように、送信アンテナ12及び2
2はマイクロ波電力分割器3に接続し、このマイ
クロ波電力分割器3の入力側をマイクロ波混合器
4の出力側に接続する。マイクロ波混合器4によ
つて、例えば10GHzの好適な搬送周波数を有する
発信器5からの信号とデータ伝送装置6からの信
号とを混合する。データ伝送装置6に送信される
周波数混合された信号の最低周波数を所定の遮断
周波数fg付近の周波数とする。
2はマイクロ波電力分割器3に接続し、このマイ
クロ波電力分割器3の入力側をマイクロ波混合器
4の出力側に接続する。マイクロ波混合器4によ
つて、例えば10GHzの好適な搬送周波数を有する
発信器5からの信号とデータ伝送装置6からの信
号とを混合する。データ伝送装置6に送信される
周波数混合された信号の最低周波数を所定の遮断
周波数fg付近の周波数とする。
第4図に示すように受信アンテナ14及び24
からの信号は重畳段7で重畳する。重畳段7の出
力側を電力分割器8に接続し、電力分割器8の一
方の出力側を混合段10の一方の入力側に直接接
続し、電力分割器8の他方の出力側に狭帯域フイ
ルタ9を接続し、狭帯域フイルタの出力側を混合
段10の他方の入力側に接続する。狭帯域フイル
タ9はその中心周波数を、搬送周波数に一致さ
せ、帯域幅を遮断周波数fgの2倍以下とするた
め、搬送周波数の信号だけが狭帯域フイルタ9を
通過し得るようになる。この信号を混合段10で
その一方の入力側に受信した信号と混合するの
で、混合段10の出力側にはデータ伝送装置から
の信号に相当する信号が得られるようになる。
からの信号は重畳段7で重畳する。重畳段7の出
力側を電力分割器8に接続し、電力分割器8の一
方の出力側を混合段10の一方の入力側に直接接
続し、電力分割器8の他方の出力側に狭帯域フイ
ルタ9を接続し、狭帯域フイルタの出力側を混合
段10の他方の入力側に接続する。狭帯域フイル
タ9はその中心周波数を、搬送周波数に一致さ
せ、帯域幅を遮断周波数fgの2倍以下とするた
め、搬送周波数の信号だけが狭帯域フイルタ9を
通過し得るようになる。この信号を混合段10で
その一方の入力側に受信した信号と混合するの
で、混合段10の出力側にはデータ伝送装置から
の信号に相当する信号が得られるようになる。
第1図は、本発明のマイクロ波伝送装置を適用
する環状導波管をその軸方向から見た平面図、第
2図は、同じくその斜視図、第3図は、送信アン
テナを給電する回路のブロツク回路図、第4図
は、受信アンテナからの信号を処理する回路のブ
ロツク回路図である。 1,2……環状導波管、11,21……結合ス
ロツト、12,22……送信アンテナ、13,2
3……摺動部材、14,24……受信アンテナ、
16,26……減衰器。
する環状導波管をその軸方向から見た平面図、第
2図は、同じくその斜視図、第3図は、送信アン
テナを給電する回路のブロツク回路図、第4図
は、受信アンテナからの信号を処理する回路のブ
ロツク回路図である。 1,2……環状導波管、11,21……結合ス
ロツト、12,22……送信アンテナ、13,2
3……摺動部材、14,24……受信アンテナ、
16,26……減衰器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同心的に配設された2個の環状導波管を有
し、各導波管は受信アンテナ及び送信アンテナを
具えると共に、その周縁に沿つて結合スロツトを
設け、一方のアンテナはそれぞれ結合スロツト内
に移動自在に突設すると共に機械的に相互連結
し、他方のアンテナは関連する導波管に固着した
相対的に回転可能な2つの物体間に、マイクロ波
を伝送する装置において、 (a) 各導波管1,2は、その端部を他方のアンテ
ナ14,24に固着して閉成し、 (b) 各導波管の区分は、減衰器16,26によつ
て前記アンテナから分離して、導波管の前記ア
ンテナと減衰器との間の残りの部分を円のほぼ
1/2とし、 (c) 両導波管は、 c1 2つの移動自在のアンテナ13,23の少
なくとも一方が減衰器と導波管に対し固定位
置にあるアンテナとの間に位置する導波管の
結合スロツト11,21の部分内に突出し、 c2 送信アンテナから受信アンテナへの電磁波
の伝播方向17,27が、導波管内で互いに
逆向きとなるように配置したことを特徴とす
るマイクロ波伝送装置。 2 前記送信アンテナ13,23は前記2個の導
波管1,2の結合スロツト11,21内に突出す
るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のマイクロ波伝送装置。 3 上記導波管をコンピユータ断層診断装置に用
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のマイクロ波伝送装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19823215377 DE3215377A1 (de) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | Vorrichtung fuer die mikrowellenuebertragung zwischen zwei relativ zueinander drehbaren teilen |
DE3215377.5 | 1982-04-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58197928A JPS58197928A (ja) | 1983-11-17 |
JPH0242254B2 true JPH0242254B2 (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=6161865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58069336A Granted JPS58197928A (ja) | 1982-04-24 | 1983-04-21 | マイクロ波伝送装置 |
Country Status (6)
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EP (1) | EP0093468B1 (ja) |
JP (1) | JPS58197928A (ja) |
CA (1) | CA1194162A (ja) |
DE (2) | DE3215377A1 (ja) |
IL (1) | IL68455A (ja) |
Families Citing this family (21)
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FR2802736B1 (fr) * | 1999-12-16 | 2002-01-18 | Hispano Suiza Sa | Installation de transmission radioelectrique pourvue d'une partie tournante et d'une partie fixe a antenne s'etendant sur deux cercles |
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DE102005027632B4 (de) * | 2005-03-31 | 2009-09-24 | Schleifring Und Apparatebau Gmbh | Mehrkanal-Datenübertragungssystem für Computertomographen |
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DE102018201510A1 (de) * | 2018-02-01 | 2019-08-01 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung zur Übertragung eines Signals mittels Wellenleitern |
WO2022053368A1 (en) | 2020-09-08 | 2022-03-17 | Hochschule Fur Angewandte Wissenschaften Augsburg | Rotary transmission system using a waveguide |
EP4087051A1 (en) | 2021-05-03 | 2022-11-09 | Hochschule für angewandte Wissenschaften Augsburg | Rotary transmission system using a waveguide |
CN112798870B (zh) * | 2020-12-09 | 2022-04-19 | 西南大学 | 基于衬底集成波导重入式谐振腔和微流控技术的微波差分传感器 |
WO2022233476A1 (en) | 2021-05-03 | 2022-11-10 | Hochschule für angewandte Wissenschaften Augsburg | Rotary transmission system using a waveguide |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2945193A (en) * | 1954-02-02 | 1960-07-12 | Texas Instruments Inc | Rotary waveguide joint and switching structure |
US3189855A (en) * | 1962-05-17 | 1965-06-15 | Kane Engineering Lab | Waveguide rotary joint utilizing annular resonant waveguide |
US3419826A (en) * | 1966-12-16 | 1968-12-31 | Bell Telephone Labor Inc | Microwave slip ring |
DE2846526A1 (de) * | 1978-10-25 | 1980-05-08 | Siemens Ag | Vorrichtung zum uebertragen von signalen |
US4358746A (en) * | 1980-12-22 | 1982-11-09 | Westinghouse Electric Corp. | Rotary coupling joint |
-
1982
- 1982-04-24 DE DE19823215377 patent/DE3215377A1/de not_active Withdrawn
-
1983
- 1983-04-19 DE DE8383200560T patent/DE3372684D1/de not_active Expired
- 1983-04-19 EP EP83200560A patent/EP0093468B1/de not_active Expired
- 1983-04-20 CA CA000426338A patent/CA1194162A/en not_active Expired
- 1983-04-21 JP JP58069336A patent/JPS58197928A/ja active Granted
- 1983-04-21 IL IL68455A patent/IL68455A/xx unknown
- 1983-04-21 US US06/487,406 patent/US4538125A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4538125A (en) | 1985-08-27 |
DE3372684D1 (en) | 1987-08-27 |
JPS58197928A (ja) | 1983-11-17 |
IL68455A0 (en) | 1983-07-31 |
DE3215377A1 (de) | 1983-10-27 |
EP0093468B1 (de) | 1987-07-22 |
IL68455A (en) | 1987-10-20 |
EP0093468A1 (de) | 1983-11-09 |
CA1194162A (en) | 1985-09-24 |
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