JPH0241849A - 位置決め機構の防振制御装置 - Google Patents

位置決め機構の防振制御装置

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JPH0241849A
JPH0241849A JP19099388A JP19099388A JPH0241849A JP H0241849 A JPH0241849 A JP H0241849A JP 19099388 A JP19099388 A JP 19099388A JP 19099388 A JP19099388 A JP 19099388A JP H0241849 A JPH0241849 A JP H0241849A
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JP
Japan
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vibration
actuator
coarse
control device
speed control
Prior art date
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Pending
Application number
JP19099388A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Oshima
寛 大島
Matsuo Nose
松男 野瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 機械加工品を工具の位置に対し、精密な位置決めをする
装置に関するものである。
(従来の技術) 粗動機構と微動機構を備えた従来の位置決め機構におい
ては、粗動機構で大ストローク移動後微動機構で正確に
位置決めをするのであるが、粗動位置決め後、振動が生
じこの振動が減衰してから微動機構を作用させるため位
置決めに時間を要していた。
また粗動機構での移動時に振動の発生を抑えようと制御
するためには制御−ゲインを下げねばならずやはり位置
決めに時間を要していた。
第5図は従来技術によるXY子テーブル構を示す立体図
でありX軸、Y軸ともに粗動機構と微動機構を有する。
Y軸については2!はベース、22はガイドレール、2
3はアクチュエータ、24.25はボールねし、26の
軸受でベース21に固着されているX軸のベース31は
その下部にポールねじ26と螺着する部材(図示せず)
があり、アクチュエータの回転によりベース3!はY軸
方向に滑動できる。X軸については、ベース31にガイ
ドレール32がし1示のように固着され、その上をテー
ブル40がX軸方向に滑動する。
33はアクチュエータでその回転部分はボールねじ36
と接続されており、ポールねじ36はベース31に固着
された軸受34.35によって支えられている。
第6図は、第5図のX軸部分の側面断面図である。テー
ブル40は粗動テーブル41と微動テーブル42とから
なり、微動テーブル42は微動用アクチュエータ43に
よりX軸方向に、また44によりY軸方向に粗動テーブ
ル41上を滑動する。
37はポールナツトで粗動テーブル41の下部に設けら
れ、ボールねし36と螺着され、粗動テーブル41をX
軸方向に移動させる。
第7図は第6図の粗動テーブル41の位置決め時の速度
線図である。横軸は時間軸、縦軸は速度軸である。実線
51は制御ゲインの高い場合で0点からスタートして、
加速時や減速時に振動を発生し、位置決めまでに多くの
時間を要する(Ls+)、また点線52は制御ゲインを
下げた場合で位置決め時のテーブルの振動はないが、停
止までに時間がかかる(L5り。
第4図は第6図をモデル化したものである(説明は後述
)。
(発明が解決しようとする課題) 粗動J!s横、微動機横合備えた位置決め機構において
は粗動機構で大ストローク移動後、微動機構で正確に位
置決め可能となるため、粗動機構での振動が減衰してか
ら微動機構を移動させる必要があり位置決めに時間がか
かり、また粗動機構で振動の発生を抑えるため制御ゲイ
ンを下げると、やはり位置決めまでに時間がかがる。
(課題を解決するための手段) 微動機構のアクチュエータに動吸振器の原理を用いた制
御波形を人力することにより、微動機構のアクチュエー
タを強制的に振動させ、粗動機構部の固有振動数と等し
くすることにより、粗動機構部の振動を理論的に0にす
る。
(作  用) 従来技術をモデル化した第4図において、61はtII
動アクチュエータ、63は粗動機構部の質量(m+ )
 、64は微動アクチュエータ、65は微動機構部の質
量(mz)、62はIII f’J]アクチュエータ6
1と粗動機構部の質量63との間。ばね要素をモデル化
したもの(ばね定数に、)である。
木案はこの微動機構部の微動アクチュエータに強制振動
を与えてtn動機構部に発生する振動とバランスさせ、
理論的にOにしようとするものである。
(実施例) 実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案を理論的モデル化した図、第2図は本考
案の制御回路図、第3図は本考案を実施することによっ
て得られる位置決め時の速度線図である。
先ず第1図において、lは粗動アクチエエータ、3は粗
動部の質量(m+)、2は粗動アクチュエータ1と粗動
部3との間のばね要素でばね定数にである。また5は微
動部の?f量(m2)、粗動部質量3との間にばね要素
4を想定し、そのばね定数はに2である。
今ね動機構部のアクチュエータで強制振動力F。
s i nWT (Wは粗動機構部の固有振動数)が加
わるものとし、粗動、微動n構部のそれぞれの系の定常
状態応答は次式のようになる。
Fo/+w (B 1)(^十μB−リ2)−μB2 (11動機構部) ・ (1) Fo/m+   (B   W”)(^+μB−W”)
(微動機構部) ココテ、J  :l動部の?fffi mzrv&動部のff量 U  :m、の変位量 X  :m、の変位量 A  = k 1 / m 1   k、は、ばね2の
ばね常数 B  = k z / m z  k tば ばね4の
ばね常数 ・(2) μB2 W =粗動部の固有振動数 μ “m家/ m+ (1)式から明らかなように1.rB−Wつまり微動機
構部の固有振動数7Bが粗動機構部の固有振動数Wに等
しければ粗動機構部の振動を理論的には0にすることが
できる。
本発明の場合、微動機構部の固有振動数、/’−Bは任
意に設定できないので、かわりに微動機構部のアクチュ
エータを強制的に振動数Wで振動させる。
第2図において、】1はネH動テーブル、12は粗動テ
ーブル11の送りねじ、13は粗動テーブル用の粗動ア
クチュエータ、14は粗動アクチュエータ13の速度制
御装置、15は速度制御装置13用の位置指令レジスタ
である。
21は倣動テーブル、22は微動テーブル21の送りね
じ、23は微動テーブル用の微動アクチュエータ、24
は微動アクチュエータ23の速度制御装置、25は速度
制御装置23用の位置指令レジスタである。
26は本考案にかかる強制振動信号発生装置である。ま
ず、位置指令レジスタ15の位置指定信号に基づき、速
度制御装置■4を働かせ粗動アクチュエータ13を回転
させる。粗動アクチュエータ13はねじ12を回転させ
、粗動テーブルを指定位置へ移動させる。ここで、アク
チュエータL3と粗動テーブル11の間は一つのばねと
みなすことができる。
次に、位置指令レジスタ25の位置指定信号に基づき速
度制御装置24を働かせ微動アクチュエータ23を回転
させ、さらに微動アクチュエータ23はねじ22を回転
させて微動テーブル21を粗動テーブル11上で指定位
置へ移動させる。このとき強制振動信号発生装置26か
らの振動信号を速度制m装置24からの速度制御信号に
加えることによって微動テーブル21は振動しながら指
定位置へと移動する。
アクチュエータ13によって駆動される粗動its部の
固有振動数がWであれば、前述のように強制振動信号発
生装置26からの振動信号を該当する振動Wになるよう
に与えてやることによって粗動部の振動を理論的にOに
できるものである。
(発明の効果) 本発明は上述したように、理論的に粗動部の振動をOに
するものであって、第3図は本考案を適用した位置決め
時のillll−ブルの速度線図で、前記第7図のもの
と比べると、線図の形は制御ゲインの高い場合(線図5
1)、制御ゲインを低くした場合(線図52)に比べて
その停止り位i?¥(t、1、t5□)よりも第3図の
停止位置(t、)の方が大きく改善され、短時間に停止
できその効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を理論的モデル化した図、第2図は本考
案の制御回路図、第3し1は本考案を実施することによ
って得られる位置決め時の速度線図、第4図は従来技術
を理論的モデル化した図、第5図は本考案を適用しよう
とする位置決め装置全体の立体図、第6図は第5図のX
軸の断面図、第7図は従来技術による位置決め時の速度
線図である。 11・・・粗動テーブル 13・・・粗動アクチエエータ I5・・・位置指令レジスタ (ネ11動アクチュエータ川) 14・・速度制御装置(粗動アクチュエータ用)21・
・・微動テーブル 23・・・微動アクチュエータ 25・・・位置指令レジスタ (@動アクチエエータ用) 24・・速度制御装置(微動アクチュエータ用)26・
・・強制振動信号発生装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粗動テーブルと粗動アクチュエータおよび粗動アクチュ
    エータ駆動制御用の位置指令レジスタと速度制御装置よ
    り成る粗動部と、微動テーブルと微動アクチュエータお
    よび微動アクチュエータ駆動制御用の位置指令レジスタ
    と速度制御装置より成る微動部とによって構成される位
    置決め機構において、強制振動信号発生装置を設け、該
    装置から発する強制振動信号により微動アクチュエータ
    に振動を与え、粗動テーブルに発生する振動を消去する
    ことのできる位置決め機構の防振制御装置。
JP19099388A 1988-07-29 1988-07-29 位置決め機構の防振制御装置 Pending JPH0241849A (ja)

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JP19099388A JPH0241849A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 位置決め機構の防振制御装置

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JPH0241849A true JPH0241849A (ja) 1990-02-13

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JP19099388A Pending JPH0241849A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 位置決め機構の防振制御装置

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