JPH0241532Y2 - - Google Patents

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JPH0241532Y2
JPH0241532Y2 JP12845784U JP12845784U JPH0241532Y2 JP H0241532 Y2 JPH0241532 Y2 JP H0241532Y2 JP 12845784 U JP12845784 U JP 12845784U JP 12845784 U JP12845784 U JP 12845784U JP H0241532 Y2 JPH0241532 Y2 JP H0241532Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、受光素子の表面に直接スリツトを設
けた透過型オプテイカルエンコーダに関する。
〔従来技術と問題点〕
この種の従来例として、第5図に、受光素子に
直接スリツトを形成した固定側素子を設けた透過
型オプテイカルエンコーダの側断面図を表わす。
1はスリツトを透過した光を受けるフオトダイ
オード、2は回転軸に固着され回転する回転デイ
スク、3はその盤面に光の透過をなすようにして
回転軸の位置情報をつくるスリツト部、4は発光
部材を収納し支持するLEDケース、5は発光体
を形成するLED、6はこのエンコーダを固定す
るベース、7はフオトダイオード1を支持する基
盤、8はLED5の光量(電圧)調整ネジである。
第5図からわかるように発光素子にLED5を
用い、回転デイスク2のスリツト部3を透過した
光が固定側素子のフオトダイオード1に入り、回
転デイスク2の回転角度に比例した信号の検出を
行なうオプテイカルエンコーダである。
LED5の光量は調整ネジ8により行なわれ、
フオトダイオード1に所定の光量が受光されるよ
うに調整される。
また、第6図は受光素子にフオトダイオードを
用いスリツトを設けた固定側素子の平面図であ
る。
9は固定側スリツトを設けたフオトダイオード
(A+)、10は同じく(A−)、11は同じく
(B+)、12は同じく(B−)、14は受光した
信号を取り出す外部接続用電極である。
すなわち、第6図は2つの出力信号を得るため
のフオトダイオード1の詳細を表わしている。フ
オトダイオード10(A−)はフオトダイオード
9(A+)に対して、電気角で180゜位相が異なる
ような信号が検出できるようにスリツトの配置が
ずらされている。フオトダイオード11(B+)、
フオトダイオード12(B−)も同様であり、フ
オトダイオード9(A+)とフオトダイオード1
1(B+)は電気角で90゜位相が異なるようにス
リツトが配置されている。
そして、フオトダイオード9(A+)とフオト
ダイオード10(A−)の差動信号からAチヤン
ネル信号を検出している。また、Bチヤンネル信
号も同様にフオトダイオード11(B+)とフオ
トダイオード12(B−)の差動信号によつて得
ている。
実際に、オプテイカルエンコーダを組み立てる
場合には、回転デイスク2のスリツト3と固定側
素子のフオトダイオード9〜12のスリツトが同
一円周上に配置されなければ、上述したようなA
+,A−,B+,B−の信号を得ることはできな
いので、顕微鏡を用いてスリツトを合わせるか、
または回転デイスク2を回転させ、各フオトダイ
オード9〜12の検出信号電圧が最大になるよう
に、ベース6を移動させて出力電圧の調整を行な
つていた。
そのため、どちらの方法を用いても非常に時間
がかかるという欠点があつた。
また、自動調整を行なうには、各出力信号が近
似正弦波となり、時間とともに出力信号の大きさ
が変化するので、調整装置が複雑になるという不
具合な点があつた。
〔考案の目的〕
ここにおいて本考案は、従来手段の難点を克服
し、組み立て後の調整を行なう必要がないよう
に、組み立て段階でフオトダイオードの位置決め
が行なえる透過型オプテイカルエンコーダを提供
することを、その目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、受光素子の受光面上にフオトエツチ
ング等の手段により直接スリツトを形成した固定
側素子を具した透過型オプテイカルエンコーダに
おいて、 スリツトを形成している前記受光素子の特定の
一部が位置決め用の素子として配設されている透
過型オプテイカルエンコーダである。
〔実施例〕
本考案の一実施例における側断面図を第2図に
表わし、その受光素子としてのフオトダイオード
の平面図を第1図に示す。
すべての図面において同一符号は同一もしくは
相当部分を表わす。
13は位置決め用フオトダイオードで、14の
外部接続用電極のスリツトのあるフオトダイオー
ド9〜12のそれぞれに接続されている。
15は回転軸、16は回転デイスク2の回転軸
上の位置を固定するハブ、17はベース6および
ブラケツト19の両者にそれぞれ設けられ互いに
嵌合するようにしたインロー部である。
第1図からわかるように、位置決め用フオトダ
イオード13が回転デイスク2の外径よりも大き
い場所に設けられている。
また、基準としてベース6にインロー部17を
設けるとともに、これと嵌合するインロー部をブ
ラケツト19にも設けている。
位置決め調整方法について述べる。
第3図はこの調整方法の説明図で、18は光フ
アイバーで図示していない光源から適量の光が与
えられ、20は治具で光フアイバー18を支持す
るとともにベース6のインロー部17と嵌合する
インロー部17をそなえてベース6を保持するよ
うにしてある。
フオトダイオード1をベース6に固定するさ
い、ベース6のインロー部17と治具20のイン
ロー部17とを合わせる。
次に、18の光フアイバーを用い外部から光を
送り、位置決め用フオトダイオード13の位置検
出信号が最大になる点において、基盤7をベース
6に固定する。
もちろん、18の光フアイバーの位置とインロ
ー部17は、固定側のフオトダイオード9〜12
のスリツトと回転デイスク2のスリツトが円周上
で合致するように配置されているので、位置決め
用フオトダイオード13の出力電圧が最大になつ
たことは、固定側および回転側の両スリツトの位
置関係が合つたことになる。
このときの出力電圧は、直流電圧のみであるの
で、スリツトの位置決めも容易に行なえる。
次に、ベース6を治具20からとりはずし、
LEDケース4をベース6に取り付け、LED5を
固定し、フオトダイオード1の出力を調整ネジ8
でそれぞれ(各相)の出力電圧を調整する。
これで、組立て段階において位置決め調整と出
力電圧調整が行なわれたことになる。
そして第2図に示したように、ブラケツト19
には治具20のインロー部17と同一径のインロ
ー部17に当て固定すれば、位置決め調整を行な
わず、組み立てを行なうことができることにな
る。
本考案の他の実施例の側断面図を第4図に表わ
す。
この実施例は、ベース6にインロー部17が設
けられない場合の組み立て手段を示す。
エンコーダは従来例(第5図)と同一である
が、LEDケース4に光フアイバー18が挿入で
きる穴をあけてあり、回転軸15に挿入された治
具21によつて、光フアイバー18がその穴に入
る。もちろん、光フアイバー18は接触や振動等
によつて基準寸法が変化しないようになつてい
る。
次に、外部から光フアイバー18に光を送り、
フオトダイオード1の出力信号が最大になる所に
ベース6を固定すれば、位置決め調整が完了され
たことになる。
〔考案の効果〕
かくして本考案によれば、組み立て時に受光素
子の受光素子調整が簡単に行なえることにより、
短時間で組み立て調整が完了し、作業効率と信頼
性が向上し、特に自動組み立てが容易になる効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるフオトダイ
オードの平面図、第2図はその実施例の側断面
図、第3図はこの実施例の調整方法の説明図、第
4図は本考案の他の実施例の側断面図、第5図は
従来例の側断面図、第6図はそのフオトダイオー
ドの平面図である。 1……フオトダイオード、2……回転デイス
ク、3……スリツト部、4……LEDケース、5
……LED、6……ベース、7……基板、8……
LED光量調整用ネジ、9……固定側スリツトを
設けたフオトダイオード(A+)、10……固定
側スリツトを設けたフオトダイオード(A−)、
11……固定側スリツトを設けたフオトダイオー
ド(B+)、12……固定側スリツトを設けたフ
オトダイオード(B−)、13……位置決め用フ
オトダイオード、14……外部接続用電極、15
……回転軸、16……ハブ、17……インロー
部、18……光フアイバー、19……ブラケツ
ト、20,21……治具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸15に固着され半径方向に複数個のスリ
    ツト3を開設した円板状の回転デイスク2と、 回転軸15を支承する固定部19に固着したベ
    ース6と、 ベース6上面に支持された基盤7と、 受光表面に形成した複数個の櫛歯状のフオトダ
    イオード9,11,12,10および櫛歯状のフ
    オトダイオード9,11,12,10からそれぞ
    れのフオトダイオードを伸延して形成した経路を
    経た外部接続用電極14とを有し基盤7に固着さ
    れた受光素子と、 櫛歯状のフオトダイオード9,11,12,1
    0を回転デイスク2を介して照射する光源5を具
    備した透過型オプテイカルエンコーダにおいて、 櫛歯状のフオトダイオード9,11,12,1
    0からそれぞれのフオトダイオードを伸延して、 回転デイスク2の外側に位置する箇所に形成さ
    れ、ベース6に対する受光素子を固着した基盤7
    の位置ずれを受光量の変化として検出するため
    の、位置決め用フオトダイオード13を複数個備
    え、 ベース6に対し位置決めされた治具20によ
    り、光フアイバー18を介して別の電源からの光
    を位置決め用フオトダイオード13に与え、 位置決め用フオトダイオード13からの位置検
    出信号が最大になる点で基盤7をベース6上に固
    定した ことを特徴とする透過型オプテイカルエンコー
    ダ。
JP12845784U 1984-08-24 1984-08-24 透過型オプテイカルエンコ−ダ Granted JPS6144511U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12845784U JPS6144511U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 透過型オプテイカルエンコ−ダ

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JP12845784U JPS6144511U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 透過型オプテイカルエンコ−ダ

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Publication Number Publication Date
JPS6144511U JPS6144511U (ja) 1986-03-24
JPH0241532Y2 true JPH0241532Y2 (ja) 1990-11-06

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ID=30687086

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JP12845784U Granted JPS6144511U (ja) 1984-08-24 1984-08-24 透過型オプテイカルエンコ−ダ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3616144A1 (de) * 1986-05-14 1987-11-19 Heidenhain Gmbh Dr Johannes Fotoelektrische messeinrichtung
JPH064266Y2 (ja) * 1987-07-22 1994-02-02 株式会社安川電機 光透過形エンコ−ダの位置決め装置

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JPS6144511U (ja) 1986-03-24

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