JPH0241146A - 哺乳動物の妊娠診断装置 - Google Patents

哺乳動物の妊娠診断装置

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JPH0241146A
JPH0241146A JP18992388A JP18992388A JPH0241146A JP H0241146 A JPH0241146 A JP H0241146A JP 18992388 A JP18992388 A JP 18992388A JP 18992388 A JP18992388 A JP 18992388A JP H0241146 A JPH0241146 A JP H0241146A
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zone
ion concentration
mammal
ovulation
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松浦 優之
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SHIIMETSUKUSU JAPAN KK
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B10/0012Ovulation-period determination
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野] この発明は、哺乳動物の妊娠診断方法及び装置に関する
。 【従来の技術】 従来、哺乳動物ミ例えば人の場合は、尿検査、超音波診
断により、又、牛膝等の家畜においては、獣医が、直腸
検査を行うことにより妊娠か否かの判定を行っていた。
【発明が解決しようとする課題1 しかしながら、例えば牛において、獣医が頻繁な直腸検
査を行うと、これによって、卵胞が圧迫されて、却って
、卵胞に疾病を発生したり、直腸カタルを生じたり、す
るという問題点がある。 又、牛において大型ホルスタイン種や肥育肉牛等の過肥
及び過脂肪症の場合、直腸検査が不可能なことがあり、
このような場合は、妊娠が推定されてもこれを診断する
ことができないという問題点がある。特に、牛は子宮が
骨盤に囲まれているので超音波による診断もできない。 更に、人の場合、超音波診断は胎児への悪影響が心配さ
れ、又、尿検査は煩雑であると共に時間、コストがかか
るという問題点がある。 【発明の目的1 この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさたれもので
あって、哺乳動物の妊ti診断を安全且つ迅速、低コス
トで行うことができるようにした妊娠診断方法及び装置
を提供することを目的とする。 又、例えば牛において、直腸検査が不能な場合でも、診
断を行うことができるようにした妊娠診断方法及び装置
を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 本発明は、哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度を
、水と略等しい時を排卵直前の最小値とし、且つ、哺乳
動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいと
きを、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との
間を、少なくとも、妊娠不能期にあける膣粘膜のナトリ
ウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率
が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対
応する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣
粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割仮
定し、更に、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低
に応じて、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯に
分割仮定すると共に、前記哺乳動物の膣粘膜のナトリウ
ムイオン濃度が前記低濃度中間帯のとき、妊娠と鑑定す
るようにして上記目的を達成するものである。 又、本発明は、哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイ
オン濃度を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度を、
水と略等しい時を排卵直前の最小値とし、且つ、該哺乳
動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいと
きを、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との
間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリ
ウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率
が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対
応する排卵帯、及び不−妊帯と排卵帯の中間期における
膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割
設定し、更に、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高
低に応じて、少なくとも高濃度中間帯及び低濁度中間帯
に分割設定すると共に、前記検出手段により検出された
ナトリウムイオン濃度が前記低濃度中間帯のときに、該
帯域を表示するための判定表示手段と、を有することに
より上記目的を達成するものである。 又、本発明は、前記ナトリウムイオン濃度検出手段を、
前記哺乳動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検出
部の、前記膣粘膜に接触可能位置に配置された複数の電
極と、この複数の電極間に電圧を印加するための電圧発
生手段と、前記電極間のインピーダンス値を検出するた
めのインピーダンス検出装置と、を含み、前記判定表示
手段を、前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価
インピーダンス値と略等しいときを排卵直前の最大値と
して、且つ、該哺乳動物の血液における等価インピーダ
ンス値と略等しいときを、非排卵時の最小値として、該
最小値と最大値の間を、前記不妊帯、中間帯、低濃度中
間帯及び排卵帯に対応して表示すると共に、前記インピ
ーダンス検出装置により検出された膣粘膜の等価インピ
ーダンス値が、低濃度中間帯のときこれを表示するよう
にして上記目的を達成するものである。 【作用] この発明は、哺乳動物が妊娠しているとき、該哺乳動物
の膣粘膜におけるナトリウムイオン濃度が固有の値を示
すことに基づいて、該ナトリウムイオン濃度に基づき、
哺乳動物の妊娠を診断できるものである。 【実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。 この実施例は、図に示されるように、哺乳動物の膣内に
挿入され得る棒状の検出部12と、この検出部12にお
ける先端部12Aの、前記哺乳動物における膣粘膜に接
触可能位置に配置された一対の電極14と、この一対の
電極14.14間に電圧を印加するための電圧発生手段
16と、前記電極14.14間の等価インピーダンス値
に対応する電圧を出力するインピーダンス検出装置17
と、を含むナトリウムイオン濃度検出装置20と:前記
膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等1面インピーダ
ンス値と略等しいときを排卵直前の最大値として、又、
前記膣粘膜の等価インピーダンス値が対象となる哺乳動
物の血液における等価インピーダンス値と略等しいとき
を最小値として、これら最大値、最小値及び該最大間と
最小値の間を、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウム
イオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が高
い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応す
る排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘膜
のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯、に分割設定
し、更に、前記不妊帯、中間帯及び排卵帯のそれぞれを
ナトリウムイオン濃度の高低に応じて高濃度不妊帯及び
低濃度不妊帯、高濃度中間帯、低濃度中間帯、高濃度排
卵帯及び低濃度排卵帯に分割設定すると共に、前記電極
14.14間における前記膣粘膜の等価インピーダンス
値が、前記6つの帯域のいずれに該当するかを検出する
レベル判定手段18と、このレベル判定手段18の判定
結果を表示する表示手段22とを含む判定表示手段24
と;により哺乳り物の妊娠診断装置10を構成したもの
である。 この妊娠診断装置10は、表面31Aに前記表示手段2
2を支持すると共に、長手方向一端32A側に、前記棒
状の検出部12の基端部12B側を支持し、且つ、長手
方向の中間部に、握持可能な握持部34が形成された中
空ケース30を備えている。前記棒状検出部12の基端
部12Bは、前記中空ケース30の前記一端32Aから
該中空ケース30内に入り込んだ部分で、該中空ケース
30に支持されている。 前記中空ケース30はアッパケース30A、ロアケース
30Bをビス36によって連結した構造とされ、その合
わせ面30Gは前記棒状検出部12の中心軸を通る面に
あるようにされている。 前記棒状検出部12は、先端部12△を除き、中空パイ
プ状の合成樹脂からなり、その中心軸線が、前記中空ケ
ース30内で該中空ケース30の中心軸線に対して、裏
面31B側に偏倚して、該中空ケース30に支持されて
いる。 ここで、前記中空ケース30の前記裏面31B側は、第
3図に示されるように、前記握持部34の範囲で、幅方
向両側角部が面取りされ狭幅部34Aとされている。即
ち、中空ケース30は握持部34の部分で、前記棒状検
出部12と直交する断面の形状が、変五角形となるよう
にされている。 従って、前記棒状検出部12は、その中心軸線が、前記
中空ケース30内で、前記狭幅部34Aの内側面に接近
して配置されている。 前記中空ケース30の握持部34には、表面31Aを除
く外周面に周方向の突条35が長手方向に複数本並設さ
れている。 前記中空ケース30における前記裏面31B、即ちロア
ケース30Bの表面の、前記握持部34の長手方向両端
に隣接する部分は、中空ケース30の軸方向から見て、
前記狭幅部34Aの両側に突出する各一対の突起52A
、52B及び54A、54Bが形成されている。 これら突起52A〜54Bは、第3図及び第4図に示さ
れるように、中空ケース30の表面31Aと平行に突出
して、中空ケース30をその長手方向から見たとき、外
形が略長方形となるように突出され、これによって1.
例えば検出装置10をテーブル等の上に置いた場合に転
倒しないようにしている。 又、前記突起52A、52Bは、授精適期検出装置10
の棒状検出部12を牛等の膣内に挿入する際に作業者の
手の引掛かりを構成し、反対側の突起54A、54Bは
棒状検出部12を膣から引抜くときに作業者の手の引掛
りとなるようにされている。 前記中空ケース30内には、その長手方向中間部に、支
持ブラケット38がビス40によってロアケース30B
に締付は固定されている。 この支持ブラケット38は、図に示されるように、上向
きの略半円弧状の凹部38Aが形成されている。 この凹部38Aの円弧部の半径は、前記棒状検出部12
における基端部12Bの半径と略一致するようにされて
いる。 前記棒状検出部12の基端部12Bは、中空ケース30
における一端32Aから該中空ケース30内に入り込み
、前記支持ブラケット38の凹部38Aに嵌込まれた状
態で、固定ブラケット42により支持ブラケット38に
締付は固定されている。 図の符号43A、43Bは固定ブラ゛ケット42を支持
ブラケット38に締付は固定するためのねじ及びウェル
ドナツトをそれぞれ示す。 前記固定ブラケット42の内側面には、該固定ブラケッ
ト42が支持ブラケット38に固定されるとき、棒状検
出部12の基端M 12 Bの外周にくい込んで、該棒
状検出部12の廻り止めを構成する廻り止め突起42A
が形成されている。 前記中空ケース30における一端32Aには、アッパケ
ース30A及びOアケース30Bそれぞれに、両者を合
わせたとき筒状となる半割りの雄ねじ部45A、45B
が形成されている。これら雄ねじ部45A、458の内
側には、棒状検出部12の基端部12Bが挿通可能とさ
れる半円弧溝46A、46Bがそれぞれ形成されている
。 前記支持ブラケット38及び固定ブラケット42の間に
固定された基端部12B内には図に示されるように、補
強バイブ44が挿入されている。 この補強バイブ44の長さは、基端部12Bに挿入され
たとき、前記固定ブラケット42の位置から、前記雄ね
じ部45A145Bの先端位置までの範囲に延在するよ
うにされている。 図の符号48は、雄ねじ部45A、45Bの先端と棒状
検出部12の外周との間の防水シールを形成するための
オーリングを示す。このオーリング48は、雄ねじ部4
5A、45Bに螺合するナツト50によって眼用ねじ部
45A、45Bの先端位置に締付は固定されている。ナ
ツト50は、アッパケース30A10アケース30Bを
も締付は一体とするものである。 前記中空ケース30内には、第2図において、前記支持
ブラケット38の上方位置に、これと離間して略平行に
ボード56が配置されている。 このボード56は、ねじ58により前記アッパケース3
0Aに締付は固定されるものであって、前記電圧発生手
段16、インピーダンス検出装置18を支持するもので
ある。又、前記表示手段22は、このボード56を介し
てアッパケース30Aに支持されている。 前記電圧発生手段16は、第6図に示されるように、交
流発生手段62と、電圧レギュレータ64と、電圧比較
装置66とを備えている。 前記交流発生手段62は、矩形波発振回路62A及び1
/2分周回路62Bとを含んで構成されている。 前記矩形波発振回路62Aは、シュミット回路を備え、
1/2分周回路62Bは、矩形波発振回路62Aで出力
されたパルスを1/2分周して安定した矩形波を形成す
るようにされている。 前記電圧レギュレータ64は、電源電池68から供給さ
れた電源電圧を必要な電圧まで降圧するためのインバー
タ回路を含むものである。 前記レベル判定装置18は、電極14.14に印加され
た交流により被検出部(膣粘膜)のインピーダンスのレ
ベルを検出するための複数の演算増幅器OP1〜OP6
を備え、又、前記表示手段22はレベル判定装置18で
判定されたレベルをそれぞれのレベルに応じて発光ダイ
オードDP1〜DP6で表示するようにされている。又
、表示手段22は、電源電圧チエツク用の発光ダイオー
ドDPOを備えている。第6図において符号18Aは被
検出部たる膣粘膜の等何回路を示す。 更に詳細に説明すると、前記レベル判定装置18は、前
記電極14.14から抵抗R10、ボルテージフォロー
ワーVF及びダイオードD1を介して出力される電圧信
号からインピーダンスのレベルを判定するため、前記電
圧レギュレータ64から入力された電圧を分圧するため
の抵抗R17〜R23と、各分圧電圧と上記電圧信号を
比較するための演算増幅器OP1〜OP6と、を備えて
いる。なお、前記ダイオードD1の負極側には各演算増
幅器OP1〜OP6への入力電圧信号を安定させるため
の平滑回路SCの特性要素が接続される。この平滑回路
SCには、分圧抵抗R12、R13によって分圧された
電圧レギュレータ64の電圧が印加されるようになって
いる。 図の符号BC1、BO2はこれら分圧抵抗R12及びR
13のためのバイパスコンデンサを示す。 前記電圧比較装置66は、前記電源電池68の電圧低下
をチエツク(診断)するためのものであり、動作スイッ
チ72をオンすることにより作動されるようになってい
る。動作スイッチ72はレベル判定装置18を作動させ
るための動作スイッチを兼ねている。 又、前記電圧比較装置66は、前記動作スイッチ72を
介して入力される電源電池68の電圧を診断すべく、抵
抗R29,30と、抵抗R29、R30で分圧された電
圧と電圧レギュレータ64の出力電圧とを比較するため
の演算増幅器OP7とを備え、比較、診断の結果、電圧
が一定値以上のときダイオードD4を介して表示手段2
2に信号を出力するようにされている。 なお、図の符号R30〜R36は、各発光ダイオードO
P○〜DP6へ印加される電圧を分圧するための抵抗を
示す。又、符号66Aは矩形波発振回路を示し、その出
力はダイオードD5を介してダイオードD4の出力側に
接続され、ダイオードD4の出力がないとき、即ち電源
電池68の出力電圧が一定値以下のときのみ、表示手段
22に印加されるように構成されている。 ここで、前記レベル判定装置18における分圧抵抗R1
8〜R23の抵抗値の総和は、これによる電圧が、水に
おける前記電極14.14間のインピーダンスに対応す
る出力電圧より僅かに小さく設定されている。例えば、
牛の場合、体温は通常38.5℃であるので、38.5
℃の水に電極14.14を浸漬し、そのときのダイオー
ドD1における出力電圧が分圧抵抗R18〜R23にお
ける電圧よりも僅かに大きくなるようにする。ここで、
対象となる水は、人間のための飲料水、例えば水道水、
井戸水、あるいはこれに等しい電気抵抗を有する水とす
る。 又、分圧抵抗R23の抵抗値は、対象となる哺乳動物の
血液における電極14.14間のインピーダンスに基づ
く出力電圧が分圧抵抗R23にかかる電圧と略等しく設
定されている。 更に、前記分圧抵抗R19〜R23の抵抗値の総和は、
液状精子(Chilled  5 eien)ヲ子宮内
に注入するに適した時期即ち自然交配、受精に適した時
期での該哺乳動物の膣粘膜における前記電極14.14
間のインピーダンスによるダイオードD1における出力
電圧が、分圧抵抗R19〜R23にかかる電圧と略等し
くなるようにされている。 更に、前記分圧抵抗R20〜R23の抵抗値の総和は、
凍結精子(1” rozen Semen)を注入する
に適した時期における該哺乳動物の膣粘膜における前記
電極14.14間のインピーダンスによるダイオードD
1における出力電圧が、分圧抵抗R20−R23にかか
る電圧と略等しくなるようにされている。即ち、分圧抵
抗R18〜R23とR19〜R23の間は低濃度排卵帯
、分圧抵抗R19〜R23とR20〜R23の間は高濃
度排卵帯となる。 更に、前記分圧抵抗R21〜R23の抵抗値の総和は、
当該哺乳動物の非排卵時における妊娠確率50%程度の
状態での膣粘膜のにおける電極14.14間の最大値の
インピーダンスによるダイオードD1における出力電圧
が分圧抵抗R21〜R23にかかる電圧と略等しく設定
されている。 即ち、分圧抵抗R20−R23とR21〜R23の間は
低濃度中間帯、分圧抵抗R21〜R23とR22、R2
3の間は高濃度中間帯となる。 更に又、前記分圧抵抗R22及びR23の抵抗値の和は
、当該哺乳動物の非排卵時期における妊娠不能時の、膣
粘膜における電極14.14間のインピーダンスによる
ダイオードD1における出力電圧が分圧抵抗R22とR
23にかかる電圧と等しくされている。即ち、分圧抵抗
R22+R23とR23の間は低濃度不妊帯、分圧抵抗
R23の電圧よりも低いときは高濃度不妊帯となる。 前記電源電池68は、中空ケース30の、第1図及び第
2図における右端部位置に、収納されている。ここで、
第2図の符号68Aはロアケース30Bに取外し可能に
取付けられた電池蓋を示す。 この電源電池68は、リード線68Bを介して前記ボー
ド56に接続されている。 又ボード56には、前記電極14.14からのリード線
14Aが接続されている。ここで、電極14.14は棒
状検出部12の先端部12Aに埋め込まれて取付けられ
ている。又リード線14Aは、電極14.14から、棒
状検出部12の中空部を通って中空ケース30内に至り
、ここから、前記支持ブラケット38の凹部38Aを通
って、前記ボード56に至るように配線されている。 前記中空ケース30の表面31Aは、第2図において長
手方向左寄り部分が上方に斜めに突出して形成され、こ
こに、6個の円形窓76A〜76Fが円弧状に略等角度
間隔で形成されている。又、この円弧の中心位置にも1
個の窓76Gが形成されている。 前記表示手段22における前記発光ダイオードDP1〜
DP6は、前記円弧状に配列された窓76八〜76Fに
第2図において下方から挿入されて、その発光が、外部
から視認できるようにぎれている。 更に、窓76Gにも、電圧チエツク用の発光ダイオード
DPOが第2図において下方力\ら挿入配置されている
。 これら発光ダイオードDPO〜DP6は、いずれも前記
ボード56に支持されている。 前記中空ケース30の表面31Aには、第8図に示され
るように、前記円弧状に配列された6個の窓76A〜7
6Fの近傍位置に、これらの発光ダイオードDPI〜D
P6が点灯したときにおけるその意味を表示する記号、
即ち膣粘膜における電極14.14間のインピーダンス
直に応じて、排卵直前の低濃度排卵帯、精子を注入して
もよい高濃度排卵帯、精子を注入するには早過ぎる低濃
度及び高濃度中間帯、精子を注入しても受精しない低濃
度及び高濃度不妊帯を示す記号1〜6を表示する帯域表
示部22A〜22Fが配置されている。又、低濃度中間
帯の帯域表示部22Cの下側には妊娠を表わすPの記号
が配置されている。 又、前記バッテリーチエツク用の発光ダイオードDPO
の、第8図において下側位置には、ブツシュボタン78
が配置されている。 このブツシュボタン78は、前記動作スイッチ72をオ
ンできるようにされている。 前記窓76A〜76G及びブツシュボタン78の上面に
は、合成樹脂製の薄膜80が取付けられ、これらの窓7
6A〜76G1ブツシュボタン78の防水並びに保護を
するようにされている。前記窓76A〜76Gに挿入配
置された発光ダイオードDPO−DP6の発光は、該薄
膜80を介して外部から視認できるようにされている。 上記実施例において、棒状検出部12の基端部12Bは
、中空ケース30内に入った位置で、支持ブラケット3
8及び固定ブラケット42を介して該中空ケース30に
支持されているので、例えば妊娠診断装置10を誤って
取り落し、棒状検出部12の先端部が地面、床等に衝突
した場合であっても、その衝撃荷重が中空ケース30の
一端32Aに集中することなく、支持ブラケット38及
び固定ブラケット42部分にも分散される。 従って、中空ケース30の−Qff 32 Aが従来と
比較して破壊されにくくなる。 更に、オーリング48も緩みにくくなる。 又、上記実施例において、棒状検出部12の中心軸線は
、中空ケース30内において裏面31B側に偏倚した位
置に配置され、且つ、該裏面31Bは、握持部24の範
囲で、その幅方向両端が面取りされて、狭幅部34Aと
されているので、中空ケース30内のスペースに無駄が
なく、該中空ケース30内に棒状検出部12を突出させ
ても、他の部材、例えばボード56との干渉を避けるこ
とができる。 又、上記実施例において、棒状検出部12が、半円弧溝
46A、46B及び固定ブラケット42と接触する間の
範囲に、該棒状検出部12の内側に補強バイブ44が挿
入されているので、棒状検出部12に加わる衝撃荷重を
集中応力が発生することなく受は止めて、分散させるこ
とができる。 更にこの実施例では、裏面31Bの幅方向両側を、握持
部24の範囲で面取りして狭幅部34Aを形成している
ので、本来デッドスペースとなる部分を削減して、中空
ケース30のスペース効率を向上させると共に、操作者
の握り易さを向上させている。 更に、この握持部34には、複数の突条35を装置横断
方向に設けて、操作者が握持部24を握り易くすると共
に、狭幅部34Aの前後に突起52A、52B及び54
A、54Bを設けているので、妊娠診断装置10を哺乳
動物の膣内に挿入したり、或いは引抜いたりするときに
操作し易くされている。又、前記突起52A〜54Bは
、例えばテーブル上に妊娠診断袋@10を置いた場合に
転倒を防止する機能を有する。 次に、上記実施例装置によって、哺乳動物の妊娠診断を
する過程について説明する。 まず、前記棒状の検出部12を哺乳動物の膣内に挿入す
る。 次に、棒状の検出部12先端の電極14.14を膣粘膜
に押付け、この状態で、ブツシュボタン78を押す。 このようにすると、電極14.14間のインピーダンス
の値に応じて生ずる電圧がダイオードD1を介して各演
算増幅器oP1〜○P6の反転入力端子に入力される。 一方、これら演算増幅器OP1〜OP6の非反転入力端
子には各抵抗R17〜R23で分圧された電圧が印加さ
れ、従って、前記膣粘膜等価回路18Aからの電圧値と
各演算増幅器OP1〜OP6毎の電圧値が比較されてそ
の比較結果が対応する発光ダイオードDP1〜DP6に
入力される。この場合、各非反転入力端子に入力される
電圧は演算増幅器OP6がらOPlへ向けて順次抵抗R
23〜R17に応じて段階的に大きな直となって印加さ
れている。 従って、演算増幅器OP6〜OP1は、膣粘膜等価回路
18Aからの電圧値の大きさに応じてそのうちの1つが
選択的に信号を出力することになる。 例えば、演算増幅器OP2が出力するとき、該′出力信
号は発光ダイオードDP2及び抵抗R32を通って、演
算増幅器OP3における電源ラインのアース側に至る。 従って、発光ダイオードDP2が点灯されることになる
。 ここで、前述のように、前記分圧抵抗R18〜R23で
の電圧は、水のインピーダンスによる出力電圧と略等し
く設定され、且つ分圧抵抗R19〜R23電圧の総和は
膣粘膜のインピーダンス値が、液状精子を注入するに適
した状態における値のときの出力電圧と等しくされてい
るので、発光ダイオードDP1が点灯した状態では凍結
精子を注入する時期を示すことになる。同様に、発光ダ
イオードDP2が点灯するときは、液状精子を注入する
に適した時期を示すことになる。 電極14.14間のインピーダンス値が水におけるイン
ピーダンス値よりも大きいときは、演算増幅器OP1〜
OP6のいずれも信号を出力しないので、発光ダイオー
ドDPI〜DP6は点灯しないことになる。 例えば、電極14.14が家畜の膣内に挿入されず、空
気中にあるような場合、当然電極14.14間のインピ
ーダンスは水におけるインピーダンスよりも大きいこと
になる。 この状態で、動作スイッチ72をオンさせると、電源電
池68の出力電圧が一定値以上の場合、電圧比較装置6
6及びダイオードD4を介して表示手段22に電流が流
れ、発光ダイオードDPO及び抵抗R30を介して、演
算増幅器OP1の電源ラインのアース側に通電する。 従って、発光ダイオードDPOが点灯し、電源電池68
の電圧が規定値以上あることを表示する。 又、電源電池68の電圧が規定値以下となった場合、電
圧比較装置66は信号を出力しない。 一方、矩形波発振回路66AはダイオードD5を介して
矩形波を出力しているために、電圧比較装置66の出力
がないときは、該矩形波発振回路66Aの出力信号が、
発光ダイオードDPO及び抵抗R30に出力されること
になる。 このため、発光ダイオードDPOは、矩形波発振回路6
6Aの出力信号に応じて点滅し、電源電池68の出力電
圧が一定値以下となったことを表示することになる。 前記分圧抵抗R21とR22の抵Fc1i!の総和は、
非排卵状態での妊娠不能時期での膣粘膜のインピーダン
スの最大値に対応して設定されているので、発光ダイオ
ードDP5又はDP6が点灯するときは、当該哺乳動物
の妊娠不能時期を示すことになる。 又、発光ダイオードDP5は妊娠不能時期におけるハイ
レベル、又、発光ダイオードD P 6 <を妊娠不能
時期における低レベルのインピーダンス値を表わすので
、当該哺乳動物が発情期の場合、排卵に接近しているか
あるいは排卵が終了したかを判断することができる。発
光ダイオードDP4及びDP3は妊娠可能及び不能の中
間における不明な時期、いわゆるグレイゾーンを示す。 又、分圧抵抗R23の抵抗値は、対象となる哺乳動物の
血液におけるインピーダンス値に対応する値よりも僅か
に大きく設定されているために、電極14.14を当該
哺乳動物の血液中に浸漬したとき発光ダイオードDP5
が消灯され、DP6が点灯されることになる。 即ち、電極14.14を血液中に浸漬することによって
、本装置の零レベルのチエツクを行うことができる。 本発明者の実験によれば、無発情の牛の膣粘膜のナトリ
ウムイオン濃度を本装置によってチエツクした結果、族
生が妊娠していた場合は、発光ダイオードDP3が点灯
することが判明した。この牛が受精後20日〜40日経
過した状態であって、発光ダイオードDP3が点灯した
ときは、妊娠率98%であった。 更に、10日後本装置によって再診し、再度発光ダイオ
ードDP3が点灯すれば100%の妊娠確率であった。 なお、最初の妊娠確率98%は、後記の軽度の卵巣発育
不全症、卵巣機能減退症又は黄体萎残症のとき、2%の
確率で発光ダイオードDP3が点灯することがあるから
である。 このような疾患で発光ダイオードDP3が点灯した後、
10日後に再診した場合は、発光ダイオードDP3に点
灯することはない。 この場合は発光ダイオードD、P4が点灯する。 従って、1回目の診断で発光ダイオードDP3が点灯し
た後、10日後に再診して再度発光ダイオードDP3が
点灯した場合は妊娠確率100%ということになる。 なお、従来の牛、豚等の妊娠鑑定は、直腸検査によって
行っているが、例えば前述の如く大型ホルスタイン種や
肥育肉牛等の過肥及び過脂肪症の場合は直腸検査が不可
能であるが、本発明装置により直腸検査を行うことなく
妊娠鑑定ができる。 又、本発明者の実測によれば、例えば牛の発情の際、発
情開始から眼中の膣粘膜のインピーダンス値は時間の経
過と共に増大していく。即ち、膣粘膜におけるナトリウ
ムイオン濃度が時間の経過と共に低下していく。 これを妊娠診断装置でチエツクすると、発光ダイオード
DP6が点灯した状態から、約4〜5時間毎にDP5、
DP4、DP3と順次点灯が進行していく。 ところが、卵巣機能不全症の牛の場合は、この発光ダイ
オードの順次点灯が途中で停止してしまう。 多数の卵巣機能不全症の牛を検査した結果、発情中に発
光ダイオードの点灯が発光ダイオードDP5で停止した
場合は重度の卵巣機能不全症、発光ダイオードDP4で
停止した場合は中度の卵巣機能不全症、発光ダイオード
DP3で停止した場合は軽度の卵巣機能不全症であるこ
とが判明した。 更に、牛の場合、妊娠反応がマイナスで、長期間発情が
こない場合であって、本発明装置によりチエツクすると
、発光ダイオードDP6、DP5又はDP4が点灯した
ままの状態となることがある。 本発明者の多数の牛の実験の結果、発光ダイオードDP
6が点灯したままのときは、卵巣萎縮症、又は重度の卵
巣発育不全症、卵巣機能減退症、又は黄体萎残症、発光
ダイオードDP5が点灯したままのときは、中度の卵巣
発育不全症、卵巣機能減退症、又は、黄体萎残症であっ
た。 又、長期間無発情で妊娠していない場合であって、発光
ダイオードDP4に点灯した場合は、重度の卵巣発育不
全症、卵巣機能減退症又は黄体萎残症であることがわか
った。 又、多数の牛の実験によれば、軽度の卵巣発育不全症、
卵巣機能減退症又は黄体萎残症の牛の場合、2%の確率
で発光ダイオードDP3が点灯することがある。 又、本発明者の多数の牛に対する実験によれば、卵巣嚢
腫の牛の場合は、本装置で膣粘膜のインピーダンス値を
チエツクすると、発光ダイオードDP1〜DP5が1〜
数秒間隔でめまぐるしく移動点灯することが確認された
。 上記実施例においては、膣粘膜における電極14.14
間のインピーダンスの大小を検出するようにしてるが、
本発明はこれに限定されるものでなく、要すれば、イン
ピーダンスの値又はこれに比例する数値をそのままある
いは適宜に分割されたレベルに該当するか否かを検出で
きるレベル判定装置であればよい。 又、上記実施例において、表示手段22は、複数の発光
ダイオードDPI〜DP6から構成されているが、本発
明はこれに限定されるものでなく、膣粘膜のインピーダ
ンス値が低濃度中間帯にあるか否かを表示できるもので
あればよい。 従って、第9図に示されるように、表示手段122はイ
ンピーダンス値又はこれに比例する値を表示する普通の
メータ等であってもよい。この実施例では、水のインピ
ーダンスを最大値、又、血液のインピーダンスを最小値
として、その間を適宜分割して、メータ122A上にそ
のまま取入れて指針123により表示し、これにより低
濃度中間帯を表示できる。 更に、上記実施例は、膣粘膜のインピーダンスにより、
妊娠診断をするものであるが、本発明はこれに限定され
るものでなく、要すれば、直接又は間接的に膣粘膜のナ
トリウムイオン濃度を検出できるものであればよい。 従って、インピーダンス測定以外の方法で、膣粘膜のナ
トリウムイオン濃度を検出する他の手段であってもよい
。 更に、上記実施例は、牛の妊娠診断をするものであるが
、本発明は、他の哺乳動物(人を含む)にも当然適用さ
れ得るものである。 (発明の効果) 本発明は、上記のように構成したので、哺乳動物の妊娠
診断を正確に行うことができるという優れた効果を有す
る。又、直腸検査が不可能な牛等についても妊娠診断を
することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る哺乳動物の妊娠診断装置の実施例
を示す一部断面とした平面図、第2図は同実施例の断面
図、第3図乃至第5図は第2図の■−■線乃至v−v線
に沿う拡大断面図、第6図は同実施例における電気的構
成部分を示す電気回路図、第7図は同ブロック図、第8
図は上記実施例における表示手段及び表示帯域を示す平
面図、第90は本発明の第2実施例を示す第8図と同様
の平面図である。 16・・・電圧発生手段、 17・・・インピーダンス検出装置、 18・・・レベル判定装置、 20・・・ナトリウムイオン濃度検出装置、22・・・
表示手段、 22A〜22F・・・帯域表示部、 24・・・判定表示手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度が、水
    と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、哺乳動
    物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいとき
    を、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との間
    を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウ
    ムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が
    高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応
    する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘
    膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割仮定
    し、更に、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低に
    応じて、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯に分
    割仮定すると共に、前記哺乳動物の膣粘膜のナトリウム
    イオン濃度が前記低濃度中間帯のとき、妊娠と鑑定する
    哺乳動物の妊娠診断方法。
  2. (2)哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイオン濃度
    を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度が、水と略等
    しい時を排卵直前の最小値とし、且つ、該哺乳動物の血
    液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいときを、非
    排卵時の最大値として、該最大値と最小値との間を、少
    なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウムイオ
    ン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が高い時
    期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する排
    卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘膜のナ
    トリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割設定し、更
    に、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低に応じて
    、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯に分割設定
    すると共に、前記検出手段により検出されたナトリウム
    イオン濃度が前記低濃度中間帯のときに、該帯域を表示
    するための判定表示手段と、を有してなる哺乳動物の妊
    娠診断装置。
  3. (3)前記ナトリウムイオン濃度検出手段は、前記哺乳
    動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検出部の、前
    記膣粘膜に接触可能位置に配置された複数の電極と、こ
    の複数の電極間に電圧を印加するための電圧発生手段と
    、前記電極間のインピーダンス値を検出するためのイン
    ピーダンス検出装置と、を含み、前記判定表示手段は、
    前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価インピー
    ダンス値と略等しいときを排卵直前の最大値として、且
    つ、該哺乳動物の血液おける等価インピーダンス値と略
    等しいときを、非排卵時の最小値として、該最小値と最
    大値の間を、前記不妊帯、中間帯、低濃度中間帯及び排
    卵帯に対応して表示すると共に、前記インピーダンス検
    出装置により検出された膣粘膜の等価インピーダンス値
    が、低濃度中間帯のときこれを表示するようにされた請
    求項2に記載の哺乳動物の妊娠診断装置。
JP63189923A 1988-07-29 1988-07-29 哺乳動物の妊娠診断装置 Expired - Lifetime JPH0787838B2 (ja)

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PCT/JP1989/000749 WO1990001304A1 (en) 1988-07-29 1989-07-27 Method for diagnosis of ovarian diseases and pregnancy of mammals and apparatus therefor
AU40403/89A AU4040389A (en) 1988-07-29 1989-07-27 Method for diagnosis of ovarian diseases and pregnancy of mammals and apparatus therefor
EP89908858A EP0387351B1 (en) 1988-07-29 1989-07-27 Apparatus for diagnosis of ovarian diseases and pregnancy of mammals
DE68926291T DE68926291T2 (de) 1988-07-29 1989-07-27 Vorrichtung zum diagnostizieren von eierstockerkrankungen sowie einer schwangerschaft bei säugetieren
US07/474,783 US5109865A (en) 1988-07-29 1989-07-27 Method and apparatus for examining ovary and diagnosing the presence of pregnancy in mammals
AT89908858T ATE136761T1 (de) 1988-07-29 1989-07-27 Vorrichtung zum diagnostizieren von eierstockerkrankungen sowie einer schwangerschaft bei säugetieren

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113437A (ja) * 1984-09-11 1986-05-31 ゼテク・インコ−ポレ−テツド 女性の排卵を予知する方法及び装置
WO1988004538A1 (en) * 1986-12-22 1988-06-30 Kabushiki Kaisha Semex Japan Apparatus for detecting a fertilizable period of mammals

Patent Citations (2)

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