JPH0240848A - 三次元立体像構築方法 - Google Patents

三次元立体像構築方法

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JPH0240848A
JPH0240848A JP63189896A JP18989688A JPH0240848A JP H0240848 A JPH0240848 A JP H0240848A JP 63189896 A JP63189896 A JP 63189896A JP 18989688 A JP18989688 A JP 18989688A JP H0240848 A JPH0240848 A JP H0240848A
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Kazue Ogawa
和重 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子顕微鏡像や光学顕微鏡像から試料の三次
元立体像を構築する方法に関する。
[従来の技術] 生物や医学の分野では、比較的大きな生体組織を内部構
造を含めて立体的に観察する要望が強い。
電子顕微鏡では、試料を透過した電子ビームを結像する
ために、極めて薄い試料を準備しなければならない。そ
のため、試料の立体像を構築する場合には、試料を例え
ば、100枚程度の連続した切片に分割し、各切片につ
いて像を得、得られた像を接続するようにしている。よ
り具体的に説明すれば、まず最初に、各切片の像の内、
注目部分の輪郭が抽出される。第6図は4枚の連続切片
像から立体像を構築する場合を模式的に示したもので、
第6図(a)のa、 b、 c、 dは、夫々4枚の切
片像から抽出された注目部分の輪郭線である。
各輪郭線については、第6図Cb)に示すように輪郭点
に分割され、その後、上下に隣接する輪郭点を連結して
第6図(c)に示すような、立体像としてのワイヤーフ
レームモデルが作られる。なお、立体像としては、ワイ
ヤーフレームモデル以外にブロックモデルやソリッドモ
デルを構築することもできる。
[発明が解決しようとする課題] 生物の透過電子顕微鏡用試料となる切片の厚さは、通常
30〜90rvであり、単一の試料からこのように薄い
切片を100枚以上作製するのは極めて高度な技術が必
要となり、立体像の構築は限られた人しか実現できない
更に、従来の方法における問題点を第7図と第8図を用
いて説明する。第7図は電子顕微鏡像を得るための2枚
の切片試料を示しており、(a)。
(b)は隣接した切片である。この切片には、傾いた円
柱状の内部構造P1.P2が含まれている。
この内部構造Pの立体像を構築する場合、2枚の切片に
ついて電子顕微鏡像が得られる。第8図(a)は第7図
(a)の切片の電子顕微鏡像における内部構造P1の輪
郭線であり、第8図(b)は第7図(b)の切片の電子
顕微鏡像における内部構造P2の°輪郭線である。この
2種の輪郭線から、第8図(c)に示すような立体像が
得られる。
この第8図の輪郭線から明らかな如く、電子顕微鏡像の
輪郭は実際の構造から歪んでしまい、このような歪んだ
輪郭線から真の構造に近い正確な立体像を得ることは困
難となるばかりでなく、異なった切片の2枚の像の輪郭
線の位置合せが困難となる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、正確
な立体像を比較的簡単に構築することができる三次元立
体像構築方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に基づく三次元立体像構築方法は、次のステップ
から成ることを特徴としている。
(A)試料を連続した切片に分割するステップ、 (B)分割された各切片試料についてステレオペア像を
得るステップ、 (C)各切片試料について、ステレオペア像における対
応点のずれ量を求めるステップ、(D)ステップ(C)
で求められた各ステレオペア像における対応点のずれ量
の等しい部分を結んで等高線を求めるステップ、 (E)上下隣接する切片像を等高線に基づいて位置合せ
を行い接続するステップ、 (F)ステップ(E)において接続された各切片像の等
高線に基づいて三次元立体像を構築し表示するステップ
[実施例] 以下本発明の一実施例を添附図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明の方法のフローチャートであり、第2図
は本発明を実施するシステム構成の一例を示す図である
。第2図において、1はプログラムを内臓したROM、
2はコンピュータ、3は画像読み取り装置、4はインタ
フェース、5はフレームメモリ、6はインタフェース、
7は表示装置、8はバスである。
該コンピュータ2は、ROMIに内臓されたプログラム
を読み込み、このプログラムに従ってステレオペア像か
ら三次元立体像の構築プロセスを実行する。まず、本発
明の第1ステツプとしては、ミクロトームによって試料
を連続した切片に分割する。第2のステップでは、電子
顕微鏡(図示せず)本体において、入射電子ビームに対
し直角に傾斜軸を有した傾斜試料ホルダーを使用して切
片試料を例えば、5″〜10°程度傾斜させ、その傾斜
の前後において2枚の透過電子顕微鏡像(ステレオペア
像)を得る。このステレオペア像は連続した多数の切片
について撮影される。該多数のステレオペア像は、画像
読み取り装置3によって読み取られ、フレームメモリ5
に供給されて記憶される。
第3のステップでは、各切片試料について、ステレオペ
ア像における対応点のずれ量が求められる。第3図は対
応点のずれ量を検出する方法の一例を説明するための図
であり、11はステレオペア像の左画面、12は右画面
、13は左ウインドウ、14は右ウィンドウ、5は格子
点である。第3図(c)は切片試料の傾斜の状態を示し
ており、試料が実線の状態から点線の状態に傾斜される
ことにより、特定点AはBにずれて観測される。この人
とBとの間の距離が求めるずれ量である。
該左右の画像中にそれぞれウィンドウ13.14をとり
、例えば、左ウィンド13の中心座標に対して右ウィン
ドウ14の中心座標を傾斜方向と直角方向(図のX方向
)にずらしていき、左右ウィンドウ画像の各画素ごとの
濃度差の絶対値の平均値を求め、該平均値の差が極小と
なる右ウィンドウの中心座標点を左ウィンドウの中心座
標点と考え、対応点のずれを検出する。そして、左ウィ
ンドウの中心座標を2次元平面上の格子点上にとり、各
格子点についてその対応点のずれを求める。
該格子点間隔をせばめていけば対応点とのずれ量は視差
を現し、これは試料面での相対的な高さに対応すること
になる。
第4ステツプでは、第3ステツプで求められた各点のず
れ量に基づいて等実線が求められる。等実線を求める場
合、例えば、各点のずれ量が分級される。第4図は10
区分に分級されたときの分布を示しており、例えば、分
級値が7の場合、分級値7の格子点および7より上の値
を持つ格子点と7より下の値を持つ格子点との間を線で
つなぐと、高さ7についての等実線20が得られる。こ
の場合は、格子点間は、比例按分等適当な補間法によっ
て位置を決めれば良い。
第5ステツプでは、連続した切片像が接続される。この
接続に当っては、上下隣接した切片像の内、例えば、上
の像の最も低い等実線と、下の像の最も高い等実線を基
準として行われる。この接続は2種の等実線の位置を合
せた上で行われるが、位置合せは表示装置7の画面に2
種の像を表示し、この像の等実線を見ながら手動によっ
て行っても良いし、又、コンピュータ2によって自動的
に行っても良い。理想的には、この2種の等実線は形状
が一致しているので位置合せは簡単に行うことができる
が、切片作製時に部分構造が歪んだりして像が歪んでい
る場合には、両等実線の形状が相異し、比較的複雑な位
置合せを行う必要が生じる。
この位置合せの手法としては、等実線を多角形で近似し
、この多角形の上下近接関係を求める手法をとることが
できる。
第6ステツプでは、接続された切片像の各等高線に基づ
いて、立体像が構築され、得られた立体像は表示装置7
に表示される。この立体像は、各等高線を接続し、ワイ
ヤーフレームモデル法、ブロックモデル法、ソリッドモ
デル法等既知の方法によって形成される。
第5図は、第7図(a)、(b)の切片試料の部分構造
P1.P2の立体像を形成する場合を示したもので、第
5図(a)は、第6図(a)の切片試料の部分構造Pl
を示し、第5図(b)は、第6図(b)の切片試料の部
分構造P2を示している。図中el−66は上記第4ス
テツプによって求められた等実線である。この2種の切
片像を等実線に基づいて位置合せし、ワイヤーフレーム
モデルの立体像を形成すると、第5図(c)が得られる
。図から明らかなように、部分構造P、の最下部の等実
線e3と、部分構造P2の最上部の等実線e4とは一致
し、従って、5本の等実線によって立体像が構築される
このように、本発明においては、立体像を単に透過電子
顕微鏡像の輪郭線によって構築するのではなく、各切片
像の等実線を求め、この等実線に基づいて各切片像を接
続し、その上で多数の等実線に基づいて立体像の構築を
行っているので、真の構造に極めて正確に一致した立体
像を得ることができる。又、従来では、高い精度で立体
像を得るために各切片の厚さを極限まで薄くする必要が
あったが、本発明では、比較的切片の厚さを厚くし、厚
くした分算実線によってカバーするようにしたので、切
片の作製が容易となる。
以上本発明を詳述したが、本発明は上述した実施例に限
定されず幾多の変形が可能である。例えば、立体像が複
雑と予想される切片部分は等実線を密に形成し、又、単
純と予想される切片部分については等実線を疎とするこ
とにより、立体像構築の速度をアップさせることができ
る。又、単一の切片から得られるステレオペア像に基づ
く等高線の最上線、最下線の像に対する相対位置は、像
の上部表面、下部表面に決める必要はない。更に、光学
顕微鏡によるステレオペア像からでも同様な手法により
、三次元立体像の構築を行うことができる。
(効果) 以上詳述した如く、本発明に基づく三次元立体像構築方
法によれば、真の構造に近い立体像を得ることができ、
又、立体像構築のための切片試料の作製が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく方法のフローチャート、第2図
は、本発明を実施するシステムの一例を示ぺ す図、第3図はステレオイア像の対応点のずれを検出す
る方法を説明するための図、第4図は等高線を示す図、
第5図は等高線による立体像の構築を説明するための図
、第6図は切片試料から立体像を構築する方法を模式的
に示した図、第7図と第8図は従来方法の問題点を説明
するための図である。 1 ・・・ROM 3・・・画像読み取り装置 4・・・インタフェース 6・・・インタフェース 8・・・バス 2・・・コンピュータ 5・・・フレームメモリ 7・・・表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次のステップから成る三次元立体像構築方法; (A)試料を連続した切片に分割するステップ、 (B)分割された各切片試料についてステレオペア像を
    得るステップ、 (C)各切片試料について、ステレオペア像における対
    応点のずれ量を求めるステップ、(D)ステップ(C)
    で求められた各ステレオペア像における対応点のずれ量
    の等しい部分を結んで等高線を求めるステップ、 (E)上下隣接する切片像を等高線に基づいて位置合せ
    を行い接続するステップ、 (F)ステップ(E)において接続された各切片像の等
    高線に基づいて三次元立体像を構築し表示するステップ
JP63189896A 1988-07-29 1988-07-29 三次元立体像構築方法 Expired - Fee Related JPH0734359B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019070716A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 株式会社ニコン 位置を決定する装置、方法、およびプログラム、画像を表示する装置、方法、およびプログラム

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JPS58131504A (ja) * 1982-02-01 1983-08-05 Jeol Ltd 等高線表示方法
JPS6122550A (ja) * 1984-07-09 1986-01-31 Jeol Ltd 電子顕微鏡のステレオ像による等高線図生成方式

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