JPH0240565B2 - - Google Patents
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- JPH0240565B2 JPH0240565B2 JP57187337A JP18733782A JPH0240565B2 JP H0240565 B2 JPH0240565 B2 JP H0240565B2 JP 57187337 A JP57187337 A JP 57187337A JP 18733782 A JP18733782 A JP 18733782A JP H0240565 B2 JPH0240565 B2 JP H0240565B2
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- sheets
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Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、複写機等において用いられるシート
送り装置に関する。
送り装置に関する。
複写機等においては、種々の形式のシート送り
装置が用いられているが、それらの一般的に共通
している機構は、シートに対して押圧され駆動さ
れるベルト等のシート送り出し手段を備え、該手
段がシートとの摩擦を利用してシートを送り出す
ものであり、そのような機構には次のような欠点
があつた。
装置が用いられているが、それらの一般的に共通
している機構は、シートに対して押圧され駆動さ
れるベルト等のシート送り出し手段を備え、該手
段がシートとの摩擦を利用してシートを送り出す
ものであり、そのような機構には次のような欠点
があつた。
すなわち、該機構が積み重ねられたシートを送
り出すにしたがつて当該積重ねシートの高さが変
化していくが、その変化に順応してシートとの接
触圧力を適正に保つようにすることが困難である
こと、また、当該シートとの間の接触圧力を全体
的にほぼ均一にすることが困難であり、局部的に
大きな圧力がかけられた部分において1枚のシー
トだけでなく2枚以上をシートを一緒に送りだし
やすくなること等である。
り出すにしたがつて当該積重ねシートの高さが変
化していくが、その変化に順応してシートとの接
触圧力を適正に保つようにすることが困難である
こと、また、当該シートとの間の接触圧力を全体
的にほぼ均一にすることが困難であり、局部的に
大きな圧力がかけられた部分において1枚のシー
トだけでなく2枚以上をシートを一緒に送りだし
やすくなること等である。
発明の目的
本発明は上記の如き欠点を解消したシート送り
装置を提供することを目的とするものである。
装置を提供することを目的とするものである。
発明の構成並びに作用効果
すなわち、本発明に係るシート送り装置は、積
み重ねられたシートの最上部のシートに係合して
該シートを送り出すためのエンドレスシート送り
ベルト(以下に述べる実施例においては参照番号
12で示す)と、 該ベルトに係合して駆動する駆動プーリ16
と、 上記シートの上方位置に位置決めされ、上記ベ
ルトに係合し同ベルトを上記最上部のシートから
持ち上げる第1の位置と、同ベルトの一部が自重
で上記最上部のシートに係合するのを許容する第
2の位置との間を可動とされているベルト操作手
段(同実施例おいてはアイドル車28として実施
化)と、 該ベルトを上記駆動プーリに押圧して同プーリ
に対して駆動係合状態に保持することにより、当
該ベルトが上記最上部のシートを送り出し搬送す
ようにしているベルト駆動保持手段(同実施例に
おいては、ベルト20及びプーリ22,24,2
6により構成)と、 上記送り出され搬送されるシートの運動通路に
沿つて設定された上面を有する阻止部材18であ
つて、上記ベルトの上記一部が上記最上部のシー
トと一緒にその下のシートを送り出し搬送してい
る場合に、該ベルト部分と当該阻止部分との作用
によつて上記下のシートを上記最上部のシートか
ら分離する阻止部材18とを有することを特徴と
する。
み重ねられたシートの最上部のシートに係合して
該シートを送り出すためのエンドレスシート送り
ベルト(以下に述べる実施例においては参照番号
12で示す)と、 該ベルトに係合して駆動する駆動プーリ16
と、 上記シートの上方位置に位置決めされ、上記ベ
ルトに係合し同ベルトを上記最上部のシートから
持ち上げる第1の位置と、同ベルトの一部が自重
で上記最上部のシートに係合するのを許容する第
2の位置との間を可動とされているベルト操作手
段(同実施例おいてはアイドル車28として実施
化)と、 該ベルトを上記駆動プーリに押圧して同プーリ
に対して駆動係合状態に保持することにより、当
該ベルトが上記最上部のシートを送り出し搬送す
ようにしているベルト駆動保持手段(同実施例に
おいては、ベルト20及びプーリ22,24,2
6により構成)と、 上記送り出され搬送されるシートの運動通路に
沿つて設定された上面を有する阻止部材18であ
つて、上記ベルトの上記一部が上記最上部のシー
トと一緒にその下のシートを送り出し搬送してい
る場合に、該ベルト部分と当該阻止部分との作用
によつて上記下のシートを上記最上部のシートか
ら分離する阻止部材18とを有することを特徴と
する。
本発明に係るシート送り装置は、上記の如き構
成を有するものであり、シート送り出し操作を行
う場合には、ベルト操作手段を第2の位置としベ
ルトの一部をその自重によりシートに係合させ、
当該ベルトの自重によつて生じるシートとの間の
摩擦を利用して当該シートを送り出す。
成を有するものであり、シート送り出し操作を行
う場合には、ベルト操作手段を第2の位置としベ
ルトの一部をその自重によりシートに係合させ、
当該ベルトの自重によつて生じるシートとの間の
摩擦を利用して当該シートを送り出す。
このようにベルトはその自重によつてシートに
係合しているので、当該シートとベルトとの間の
圧力を比較的に均一にすることができ、局部的圧
力を避けることができ、また、シートの送り出し
にしたがつて積重ね高さが変化しても当該ベルト
はそれに順応して係合することができるので、前
述した従来技術の欠点を解消することができる。
係合しているので、当該シートとベルトとの間の
圧力を比較的に均一にすることができ、局部的圧
力を避けることができ、また、シートの送り出し
にしたがつて積重ね高さが変化しても当該ベルト
はそれに順応して係合することができるので、前
述した従来技術の欠点を解消することができる。
実施例
この発明の装置は第1図及び第2図において符
号10により総括的に示されている。この装置は
非支持端が送り位置にあるときに(第2図)書類
又は紙シートの積重ね14上で自由に浮動する片
持ち式送りベルト12によつて特徴づけられる。
送りベルト12は第1図及び第2図に図示した構
成例においては積重ね14から隔置されている駆
動プーリ16上に取り付けられている。それと積
重ね14との間には阻止部材18が配置されてい
る。送り位置においては、ベルト12の非支持部
分も又阻止部材18上で自由に浮動する。
号10により総括的に示されている。この装置は
非支持端が送り位置にあるときに(第2図)書類
又は紙シートの積重ね14上で自由に浮動する片
持ち式送りベルト12によつて特徴づけられる。
送りベルト12は第1図及び第2図に図示した構
成例においては積重ね14から隔置されている駆
動プーリ16上に取り付けられている。それと積
重ね14との間には阻止部材18が配置されてい
る。送り位置においては、ベルト12の非支持部
分も又阻止部材18上で自由に浮動する。
両図において、送りベルト12は、駆動プーリ
16に対して配置された三つのプーリ22,24
及び26の系に取り付けられた第2のベルト20
によつて駆動プーリ16の周りに巻かれていて駆
動プーリ16によつて駆動される。その他の巻重
ね又は係合装置も又適するであろう。例えば、ベ
ルト12は一つ以上の支持ロールによつて駆動プ
ーリ16に押し当ててもよい。
16に対して配置された三つのプーリ22,24
及び26の系に取り付けられた第2のベルト20
によつて駆動プーリ16の周りに巻かれていて駆
動プーリ16によつて駆動される。その他の巻重
ね又は係合装置も又適するであろう。例えば、ベ
ルト12は一つ以上の支持ロールによつて駆動プ
ーリ16に押し当ててもよい。
送りベルト12は第1図及び第2図の場合には
アイドル車28であるベルト操作手段によつて非
送り位置(第1図)と送り位置(第2図)との間
で移動させられる。第1図の非送り位置において
はアイドル車28は送りベルト12を紙積重ね1
4と接触しないように支持している(第1の位
置)。この位置においては摩損を防ぐためにベル
トは阻止部材にも接触しないことが望ましい。第
1図に示した位置から、アイドル車28は第2図
に示したようにベルト12が支持されず紙積重ね
14上で自由に浮動する位置まで枢軸回転し又は
移動する(第2の位置)。ベルト12は十分にこ
わくて第2図に示した概略的な形状を保持する
が、又十分に柔軟でもあつて図示したようにたれ
下がつて紙積重ね14に当たることができるの
で、積重ねの高さの変動に順応する。アイドル車
28はその他の等価的な位置決め用装置によつて
置き換えてもよいことが察知されるであろう。
アイドル車28であるベルト操作手段によつて非
送り位置(第1図)と送り位置(第2図)との間
で移動させられる。第1図の非送り位置において
はアイドル車28は送りベルト12を紙積重ね1
4と接触しないように支持している(第1の位
置)。この位置においては摩損を防ぐためにベル
トは阻止部材にも接触しないことが望ましい。第
1図に示した位置から、アイドル車28は第2図
に示したようにベルト12が支持されず紙積重ね
14上で自由に浮動する位置まで枢軸回転し又は
移動する(第2の位置)。ベルト12は十分にこ
わくて第2図に示した概略的な形状を保持する
が、又十分に柔軟でもあつて図示したようにたれ
下がつて紙積重ね14に当たることができるの
で、積重ねの高さの変動に順応する。アイドル車
28はその他の等価的な位置決め用装置によつて
置き換えてもよいことが察知されるであろう。
送り位置においてはベルト12の非支持端が紙
積重ね14上に乗つている。駆動プーリ16がベ
ルトを回転させるにつれて、ベルトは積重ね14
から紙シートを引つ張つてこれを阻止部材18を
越えて送出し案内部30に進める。紙シートはな
おベルト12と接触しながら、一対のピンチロー
ラ34及び36間に形成された接触部32まで送
出し案内部30によつて案内される。ピンチロー
ラ34及び36は積重ね14から取り去つたシー
トをこの送り装置と関連して使用される処理装置
に送り出す。以下において更に詳細に論述するよ
うに、ベルトは積重ねからの紙を曲がることなく
すなわちその整列を失うことなく進めるのに必要
な摩擦力を与えるのに十分な寸法、重量及びこわ
さを有するものでなければならない。
積重ね14上に乗つている。駆動プーリ16がベ
ルトを回転させるにつれて、ベルトは積重ね14
から紙シートを引つ張つてこれを阻止部材18を
越えて送出し案内部30に進める。紙シートはな
おベルト12と接触しながら、一対のピンチロー
ラ34及び36間に形成された接触部32まで送
出し案内部30によつて案内される。ピンチロー
ラ34及び36は積重ね14から取り去つたシー
トをこの送り装置と関連して使用される処理装置
に送り出す。以下において更に詳細に論述するよ
うに、ベルトは積重ねからの紙を曲がることなく
すなわちその整列を失うことなく進めるのに必要
な摩擦力を与えるのに十分な寸法、重量及びこわ
さを有するものでなければならない。
前に述べたように、送りベルト12は送り位置
においては阻止部材18上で浮動する。阻止部材
18は多くの形状、寸法及び配列をとることがで
きるが、曲がつた前縁部を備えた弾力性パツド4
0からなることが望ましい。阻止部材18は以下
で説明する方法で機能して、2枚以上のシートが
同時に処理装置に供給されるのを防止する。ゆる
く積み重ねられた紙は送りベルト12だけで容易
に供給されることがわかつており、阻止部材は必
要でない。シートが摩擦により結合されている場
合には、送りベルトと阻止部材の共働作用によつ
て分離が行われる。
においては阻止部材18上で浮動する。阻止部材
18は多くの形状、寸法及び配列をとることがで
きるが、曲がつた前縁部を備えた弾力性パツド4
0からなることが望ましい。阻止部材18は以下
で説明する方法で機能して、2枚以上のシートが
同時に処理装置に供給されるのを防止する。ゆる
く積み重ねられた紙は送りベルト12だけで容易
に供給されることがわかつており、阻止部材は必
要でない。シートが摩擦により結合されている場
合には、送りベルトと阻止部材の共働作用によつ
て分離が行われる。
固定パツドの外に、阻止部材はローラ、シユ
ー、エンドレスベルトなどのようなその他の形成
をとることもできる。阻止部材は好適な弾力性材
料は約40のデユロメータ定格を有する軟質加硫ゴ
ムである。適当なエラストマはポリウレタン、ポ
リ(塩化ビニール)、天然ゴム、スチレン・ブタ
ジエンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴムなどであ
る。米国特許第4192497号はやはりこの発明に適
する少なくとも25デユロメータの硬さを有する微
孔性エラストマを教示している。
ー、エンドレスベルトなどのようなその他の形成
をとることもできる。阻止部材は好適な弾力性材
料は約40のデユロメータ定格を有する軟質加硫ゴ
ムである。適当なエラストマはポリウレタン、ポ
リ(塩化ビニール)、天然ゴム、スチレン・ブタ
ジエンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴムなどであ
る。米国特許第4192497号はやはりこの発明に適
する少なくとも25デユロメータの硬さを有する微
孔性エラストマを教示している。
送りベルト12は積重ねからの用紙をその整列
を失うことなく進めるのに必要な摩擦力を与える
ことができなければならない。これは、ベルトが
送られるべき用紙又は書類の寸法及び重量に応じ
て最小の重量及びこわさのものでなければならな
いことを意味する。ベルトは非弾性織り素地の表
面に成形弾性材料を結合したものであることが望
ましい。種種の材料を使用することがきる。ダク
ロン及びレーヨンのコードは適当な素地である。
成形弾性材料は天然ゴム、ネオプレン、スチレ
ン・ブタジエンゴム、ポリアクリロニトリル及び
イソプレンのような普通のゴム調合品でよい。好
適なベルト弾性材は米国特許第3931090号に開示
されたイソプレンゴム調合品であり、これはポリ
イソプレン、金属酸化物、及びその他成分中の脂
肪酸を含んでいる。ベルトは耐摩耗性であつて次
に述べる摩擦特性を有するべきである。
を失うことなく進めるのに必要な摩擦力を与える
ことができなければならない。これは、ベルトが
送られるべき用紙又は書類の寸法及び重量に応じ
て最小の重量及びこわさのものでなければならな
いことを意味する。ベルトは非弾性織り素地の表
面に成形弾性材料を結合したものであることが望
ましい。種種の材料を使用することがきる。ダク
ロン及びレーヨンのコードは適当な素地である。
成形弾性材料は天然ゴム、ネオプレン、スチレ
ン・ブタジエンゴム、ポリアクリロニトリル及び
イソプレンのような普通のゴム調合品でよい。好
適なベルト弾性材は米国特許第3931090号に開示
されたイソプレンゴム調合品であり、これはポリ
イソプレン、金属酸化物、及びその他成分中の脂
肪酸を含んでいる。ベルトは耐摩耗性であつて次
に述べる摩擦特性を有するべきである。
ベルト12は積重ね14から阻止部材18を越
してシート移送装置までシートを運ぶのに十分な
環状の長さをもつている。又、ベルトの長さが非
支持部分の重量に影響を及ぼすので、ベルトの長
さは必要な摩擦力を与えるように調整される一つ
の要素となり得る。すなわち、シートに作用する
摩擦力はシートにおけるベルトの圧力44に比例
する。この圧力はベルトの非支持部分の重量に等
しい。すなわち、積重ね14上に乗つているベル
ト12の部分は使用した形式のベルトが用紙を送
るのに必要な摩擦力を与えるのに十分でなければ
ならない。前述の好適な調合品を有するベルトの
場合には次のベルト寸法が満足するべきものであ
ると判明している。
してシート移送装置までシートを運ぶのに十分な
環状の長さをもつている。又、ベルトの長さが非
支持部分の重量に影響を及ぼすので、ベルトの長
さは必要な摩擦力を与えるように調整される一つ
の要素となり得る。すなわち、シートに作用する
摩擦力はシートにおけるベルトの圧力44に比例
する。この圧力はベルトの非支持部分の重量に等
しい。すなわち、積重ね14上に乗つているベル
ト12の部分は使用した形式のベルトが用紙を送
るのに必要な摩擦力を与えるのに十分でなければ
ならない。前述の好適な調合品を有するベルトの
場合には次のベルト寸法が満足するべきものであ
ると判明している。
環状の長さ 22cm(8.8″)
厚さ 0.318cm(0.125″)
幅 2.54cm(1.00″)
一般にはそのような材料のベルトの紙に対する
摩擦係数は約1.7の程度である。
摩擦係数は約1.7の程度である。
従来の装置と異なり、この発明の装置は個別の
シートを分離して列をなして送るのに誘発シング
リング(induced shingling)又は「フアニング
アウト(fanning out)」を利用していない。個別
シート送りは浮動式ベルトが積重ね14の広い面
積に一様に圧力44を加えるということによつて
達成される。このために局部的な高圧力が積重ね
の最上部のシートを通して下方へ伝達されるとい
うことがなく、又一般に二重及び多重送りを生じ
るシート間の機械的な結合が減小する。しかしな
がら、下にある2枚目の紙も進められた場合に
は、阻止部材40が摩擦分離力を与える。阻止部
材40は進められているシートの前縁部に対して
最小の干渉を行うような適当な幾何学的形状とさ
れている。阻止部材の表面の紙に対する摩擦係数
は紙シート間の摩擦係数よりも高くかつベルト1
2の紙に対する摩擦係数よりも低くなければなら
ない。
シートを分離して列をなして送るのに誘発シング
リング(induced shingling)又は「フアニング
アウト(fanning out)」を利用していない。個別
シート送りは浮動式ベルトが積重ね14の広い面
積に一様に圧力44を加えるということによつて
達成される。このために局部的な高圧力が積重ね
の最上部のシートを通して下方へ伝達されるとい
うことがなく、又一般に二重及び多重送りを生じ
るシート間の機械的な結合が減小する。しかしな
がら、下にある2枚目の紙も進められた場合に
は、阻止部材40が摩擦分離力を与える。阻止部
材40は進められているシートの前縁部に対して
最小の干渉を行うような適当な幾何学的形状とさ
れている。阻止部材の表面の紙に対する摩擦係数
は紙シート間の摩擦係数よりも高くかつベルト1
2の紙に対する摩擦係数よりも低くなければなら
ない。
通常、この発明と関連して使用される用紙ホツ
パはホツパ内の積重ねの高さすなわち用紙の高さ
の変化に応動する昇降装置が装備されている。代
表的な昇降制御装置には第1図に概略的に図示し
たように積重ね高さ検出器51、速度制御器5
2、モータ53及びケーブル組立体54が含まれ
ている。昇降制御が良好な場合には、ベルトに対
する積重ね高さの変化は大きなものではないが、
ある程度の変動は常に存在する。この発明のベル
トは積重ねの表面上で自由に浮動しているので積
重ね高さにおけるそのような変化に直ちに順応す
る。
パはホツパ内の積重ねの高さすなわち用紙の高さ
の変化に応動する昇降装置が装備されている。代
表的な昇降制御装置には第1図に概略的に図示し
たように積重ね高さ検出器51、速度制御器5
2、モータ53及びケーブル組立体54が含まれ
ている。昇降制御が良好な場合には、ベルトに対
する積重ね高さの変化は大きなものではないが、
ある程度の変動は常に存在する。この発明のベル
トは積重ねの表面上で自由に浮動しているので積
重ね高さにおけるそのような変化に直ちに順応す
る。
この発明の装置は、4Kg(9ポンド)末満から
約6.8Kg(約15ポンド)までの非常に薄い紙から
14Kg(32ポンド)を越える重量の非常に厚い紙ま
でを含む種種の用紙を送るのに使用することがで
きる。送られるシート又は書類が異常に大きい面
積を有する場合には、二つ以上の片持ち式ベルト
を使用すればよい。
約6.8Kg(約15ポンド)までの非常に薄い紙から
14Kg(32ポンド)を越える重量の非常に厚い紙ま
でを含む種種の用紙を送るのに使用することがで
きる。送られるシート又は書類が異常に大きい面
積を有する場合には、二つ以上の片持ち式ベルト
を使用すればよい。
これまでこの発明をその特定の構成例について
詳細に説明してきたが、特許請求の範囲に記載の
精神及び範囲から外れることなく種種の変形及び
変更が可能であることは技術に通じた者には明ら
かであろう。
詳細に説明してきたが、特許請求の範囲に記載の
精神及び範囲から外れることなく種種の変形及び
変更が可能であることは技術に通じた者には明ら
かであろう。
第1図及び第2図はそれぞれベルトが非送り位
置及び送り位置で示されているこの発明の装置の
一構成例を示す概略図である。 これらの図面において、10はシート送り装
置、12は送りベルト、14はシートの積重ね、
16は駆動プーリ、18は阻止部材、20は第2
のベルト、22,24,26はプーリ、28はア
イドル車(ベルト操作手段)、34,36はピン
チローラ、40はパツドを示す。
置及び送り位置で示されているこの発明の装置の
一構成例を示す概略図である。 これらの図面において、10はシート送り装
置、12は送りベルト、14はシートの積重ね、
16は駆動プーリ、18は阻止部材、20は第2
のベルト、22,24,26はプーリ、28はア
イドル車(ベルト操作手段)、34,36はピン
チローラ、40はパツドを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 積み重ねられたシートの最上部のシートに係
合して該シートを送り出すためのエンドレスシー
ト送りベルト12と、 該ベルトに係合して駆動する駆動プーリ16
と、 上記シートの上方位置に位置決めされ、上記ベ
ルトに係合し同ベルトを上記最上部のシートから
持ち上げる第1の位置と、同ベルトの一部が自重
で上記最上部のシートに係合するのを許容する第
2の位置との間を可動とされているベルト操作手
段28と、 該ベルトを上記駆動プーリに押圧して同プーリ
に対して駆動係合状態に保持することにより、当
該ベルトが上記最上部のシートを送り出し搬送す
ようにしているベルト駆動保持手段20,22,
24,26と、 上記送り出され搬送されるシートの運動通路に
沿つて設定された上面を有する阻止部材18であ
つて、上記ベルトの上記一部が上記最上部のシー
トと一緒にその下のシートを送り出し搬送してい
る場合に、該ベルト部分と当該阻止部分との作用
によつて上記下のシートを上記最上部のシートか
ら分離する阻止部材18とを有するシート送り装
置。 2 上記阻止部材18が、シートをベルトとの間
で案内するようにされた上面を有し、同上面のシ
ートに対する摩擦係数がシート間の摩擦係数より
も大きいが、上記ベルトの同シートに対する摩擦
係数よりも小さくされている阻止部材とからなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
シート送り装置。 3 上記ベルト操作手段28がアイドル車とされ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項若
しくは第2項に記載のシート送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18733782A JPS5978016A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | シ−ト送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18733782A JPS5978016A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | シ−ト送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978016A JPS5978016A (ja) | 1984-05-04 |
JPH0240565B2 true JPH0240565B2 (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=16204228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18733782A Granted JPS5978016A (ja) | 1982-10-25 | 1982-10-25 | シ−ト送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978016A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6061427A (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-09 | Glory Ltd | 紙葉類繰出し装置 |
JPH0225791Y2 (ja) * | 1985-01-31 | 1990-07-16 | ||
JPS6244836U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-18 | ||
JPS63196424A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-15 | Glory Ltd | 紙葉類繰出し装置 |
JP2573938B2 (ja) * | 1987-02-10 | 1997-01-22 | グローリー工業株式会社 | 紙葉類繰出し装置 |
JP2533524B2 (ja) * | 1987-03-26 | 1996-09-11 | グローリー工業株式会社 | 紙葉類繰出し装置 |
JPH0611972Y2 (ja) * | 1987-06-04 | 1994-03-30 | グローリー工業株式会社 | 紙葉類繰出し装置 |
JP2006341971A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Duplo Corp | 給紙装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5330498A (en) * | 1976-09-02 | 1978-03-22 | Siemens Ag | Method of making single crystal of pentaavalent phosphate |
JPS57121540A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-29 | Toshiba Corp | Paper leaf delivery device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5558547U (ja) * | 1978-10-17 | 1980-04-21 |
-
1982
- 1982-10-25 JP JP18733782A patent/JPS5978016A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5330498A (en) * | 1976-09-02 | 1978-03-22 | Siemens Ag | Method of making single crystal of pentaavalent phosphate |
JPS57121540A (en) * | 1981-01-22 | 1982-07-29 | Toshiba Corp | Paper leaf delivery device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978016A (ja) | 1984-05-04 |
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