JPH0240130Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240130Y2 JPH0240130Y2 JP13419785U JP13419785U JPH0240130Y2 JP H0240130 Y2 JPH0240130 Y2 JP H0240130Y2 JP 13419785 U JP13419785 U JP 13419785U JP 13419785 U JP13419785 U JP 13419785U JP H0240130 Y2 JPH0240130 Y2 JP H0240130Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- outer tank
- dew
- inner tank
- tray
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- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 6
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 claims 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 6
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 229910052571 earthenware Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、便器洗浄用タンクにおいて、陶器製
タンク外壁に結露が発生するのを防止することを
目的とする防露タンクの改良に関する。
タンク外壁に結露が発生するのを防止することを
目的とする防露タンクの改良に関する。
［従来技術とその問題点］
従来、防露タンクは、第５図及び第６図に示す
如く、陶器製の外タンク１に合成樹脂等からなる
内タンク２を内蔵すると共に、内タンク２の連結
部３，３…を除き、内タンク２と外タンク１とを
非接触状態にして両タンク間に断熱空気層Ｂを形
成することにより、内タンク２に貯留されている
冷水が外タンク１の表面を露点温度以下に冷却し
ないようにしてある。しかし、従来の防露タンク
は、内タンク２の外表面２ｂに発生した結露水が
外タンク１の内表面１ｂに滴下することがあり、
更にボールタツプ１２等の故障により内タンク２
からオーバーフローした場合、オーバーフロー水
が外タンク１の内表面１ｂに流下するので、陶器
製の外タンク１に結露を発生させる欠点があつ
た。
如く、陶器製の外タンク１に合成樹脂等からなる
内タンク２を内蔵すると共に、内タンク２の連結
部３，３…を除き、内タンク２と外タンク１とを
非接触状態にして両タンク間に断熱空気層Ｂを形
成することにより、内タンク２に貯留されている
冷水が外タンク１の表面を露点温度以下に冷却し
ないようにしてある。しかし、従来の防露タンク
は、内タンク２の外表面２ｂに発生した結露水が
外タンク１の内表面１ｂに滴下することがあり、
更にボールタツプ１２等の故障により内タンク２
からオーバーフローした場合、オーバーフロー水
が外タンク１の内表面１ｂに流下するので、陶器
製の外タンク１に結露を発生させる欠点があつ
た。
［考案の目的］
本考案は、上記欠点を解決するために、内タン
クの外表面に付着した結露水等を外タンクに滴下
又は流下させない構造の便器洗浄用防露タンクの
提供を目的とする。
クの外表面に付着した結露水等を外タンクに滴下
又は流下させない構造の便器洗浄用防露タンクの
提供を目的とする。
［考案の構成］
本考案の要旨は、陶器製の外タンクに内タンク
が内蔵され、外タンクに形成した開口部を介して
内タンクの排水口を外タンクの外側に臨ませた便
器洗浄用防露タンクにおいて、前記外タンクと内
タンクとの間に、連結箇所を除き両タンクと非接
触の受け皿が配され、該受け皿の排水口を前記外
タンクの開口部を介して外タンクの外側に臨ませ
たことである。
が内蔵され、外タンクに形成した開口部を介して
内タンクの排水口を外タンクの外側に臨ませた便
器洗浄用防露タンクにおいて、前記外タンクと内
タンクとの間に、連結箇所を除き両タンクと非接
触の受け皿が配され、該受け皿の排水口を前記外
タンクの開口部を介して外タンクの外側に臨ませ
たことである。
［実施例の説明］
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。本考案において、陶器製の外タンク１に
合成樹脂等からなる内タンク２を内蔵して両タン
ク間に断熱空気層４を形成すると共に、外タンク
１の底部に形成した開口部１ａを介して内タンク
２の排水口２ａを外タンク１の外側に臨ませた点
は、前記従来の防露タンクと同様である。本考案
における改良箇所は、外タンク１と内タンク２と
の間に合成樹脂等からなる受け皿５を、連結箇所
Ａ，Ａ…を除き両タンク１，２と非接触状態に配
して断熱空気層B1，B2を形成させつつ、該受け
皿５の排水口５ａを前記外タンク１の開口部１ａ
を介して外タンク１の外側に臨ませた点である。
受け皿５の上端５ａの高さ位置は、排水動作後の
フロート弁１１が着座する直前に内タンク２内に
残留している水の高さ位置Ｃよりも若干上方位置
となるようにするのが好ましい。それは、内タン
ク２の常時冷却状態の底部寄りと外タンク１との
間に二層の断熱空気層B1，B2を確保せしめて、
内タンク２と外タンク１との断熱を確実なものと
するためである。前記連結箇所Ａの構造は、第４
図に示す如く、内タンク２と受け皿５との間に、
内タンク２若しくは受け皿５と一体的に又は別体
的に成形された断熱性で高さ寸法H1が５〜15mm
程度のデスタント６（図示の場合は、内タンク２
と一体成形）を介在させると共に、受け皿５と外
タンク１との間に、受け皿５と一体的に又は別体
的に成形された断熱性で高さ寸法H2が１〜５mm
程度のデスタント７（図示の場合は、別体成形）
を介在させ、三者２，５，１をボルト・ナツト８
で緊締してある。ボルト８ａの頭部と内タンク２
との間には、シール１０を介在させ内タンク２の
漏洩を防止してある。なお、必要に応じて図示の
如く、前記三者２，５，１と便器本体９とを一体
的に接続する場合もある。前記内タンク２の排水
口２ａは、配管１２が接続され便器本体９の洗浄
水給水路に連なつている。
明する。本考案において、陶器製の外タンク１に
合成樹脂等からなる内タンク２を内蔵して両タン
ク間に断熱空気層４を形成すると共に、外タンク
１の底部に形成した開口部１ａを介して内タンク
２の排水口２ａを外タンク１の外側に臨ませた点
は、前記従来の防露タンクと同様である。本考案
における改良箇所は、外タンク１と内タンク２と
の間に合成樹脂等からなる受け皿５を、連結箇所
Ａ，Ａ…を除き両タンク１，２と非接触状態に配
して断熱空気層B1，B2を形成させつつ、該受け
皿５の排水口５ａを前記外タンク１の開口部１ａ
を介して外タンク１の外側に臨ませた点である。
受け皿５の上端５ａの高さ位置は、排水動作後の
フロート弁１１が着座する直前に内タンク２内に
残留している水の高さ位置Ｃよりも若干上方位置
となるようにするのが好ましい。それは、内タン
ク２の常時冷却状態の底部寄りと外タンク１との
間に二層の断熱空気層B1，B2を確保せしめて、
内タンク２と外タンク１との断熱を確実なものと
するためである。前記連結箇所Ａの構造は、第４
図に示す如く、内タンク２と受け皿５との間に、
内タンク２若しくは受け皿５と一体的に又は別体
的に成形された断熱性で高さ寸法H1が５〜15mm
程度のデスタント６（図示の場合は、内タンク２
と一体成形）を介在させると共に、受け皿５と外
タンク１との間に、受け皿５と一体的に又は別体
的に成形された断熱性で高さ寸法H2が１〜５mm
程度のデスタント７（図示の場合は、別体成形）
を介在させ、三者２，５，１をボルト・ナツト８
で緊締してある。ボルト８ａの頭部と内タンク２
との間には、シール１０を介在させ内タンク２の
漏洩を防止してある。なお、必要に応じて図示の
如く、前記三者２，５，１と便器本体９とを一体
的に接続する場合もある。前記内タンク２の排水
口２ａは、配管１２が接続され便器本体９の洗浄
水給水路に連なつている。
［作用］
内タンク２に貯留されている冷水により内タン
ク２の外表面２ｂに発生した結露水は、滴下する
と受け皿５に受けとめられ、外タンク１と接触す
ることなく受け皿５の排水口５ａから外タンク１
の外側へ排出される。また、ボールタツプ１２等
の故障により内タンク２からオーバーローした場
合にも、オーバーフロー水は受け皿５に受けとめ
られ排水口５ａから外タンク１の外側へ排出され
る。更に、受け皿５が滴下水で若干冷却されたと
しても、受け皿５と外タンク１との間には断熱空
気層B2が形成されているので、外タンク内表面
１ｂが露点温度以下となることはなく外タンク１
の結露は発生しない。
ク２の外表面２ｂに発生した結露水は、滴下する
と受け皿５に受けとめられ、外タンク１と接触す
ることなく受け皿５の排水口５ａから外タンク１
の外側へ排出される。また、ボールタツプ１２等
の故障により内タンク２からオーバーローした場
合にも、オーバーフロー水は受け皿５に受けとめ
られ排水口５ａから外タンク１の外側へ排出され
る。更に、受け皿５が滴下水で若干冷却されたと
しても、受け皿５と外タンク１との間には断熱空
気層B2が形成されているので、外タンク内表面
１ｂが露点温度以下となることはなく外タンク１
の結露は発生しない。
［本考案の効果］
以上詳述の如く、本考案に係る便器洗浄用防露
タンクは、内タンクの外表面に発生した結露水又
はオーバーフロー水を外タンクの内表面上に滴下
又は流下させることがなく、且つ外タンクの内表
面を露点温度以下とさせないので、陶器製の外タ
ンクに結露を何ら発生させることのない実用的効
果を有する。
タンクは、内タンクの外表面に発生した結露水又
はオーバーフロー水を外タンクの内表面上に滴下
又は流下させることがなく、且つ外タンクの内表
面を露点温度以下とさせないので、陶器製の外タ
ンクに結露を何ら発生させることのない実用的効
果を有する。
第１図乃至第４図は本考案に係る便器洗浄用防
露タンクの実施例を示し、第１図は半断面した正
面図、第２図は側断面図、第３図は半断面した平
面図、第４図は連結箇所の拡大図、第５図は従来
の防露タンクの半断面した正面図、第６図は同上
の側断面図である。 １……外タンク、２……内タンク、５……受け
皿、Ａ……連結箇所。
露タンクの実施例を示し、第１図は半断面した正
面図、第２図は側断面図、第３図は半断面した平
面図、第４図は連結箇所の拡大図、第５図は従来
の防露タンクの半断面した正面図、第６図は同上
の側断面図である。 １……外タンク、２……内タンク、５……受け
皿、Ａ……連結箇所。
Claims (1)
- 陶器製の外タンクに内タンクが内蔵され、外タ
ンクに形成した開口部を介して内タンクの排水口
を外タンクの外側に臨ませた便器洗浄用防露タン
クにおいて、前記外タンクと内タンクとの間に、
連結箇所を除き両タンクと非接触の受け皿が配さ
れ、該受け皿の排水口を前記外タンクの開口部を
介して外タンクの外側に臨ませてあることを特徴
とする便器洗浄用防露タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13419785U JPH0240130Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13419785U JPH0240130Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6260665U JPS6260665U (ja) | 1987-04-15 |
| JPH0240130Y2 true JPH0240130Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=31035214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13419785U Expired JPH0240130Y2 (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0240130Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2529852Y2 (ja) * | 1991-01-08 | 1997-03-19 | 株式会社イナックス | 二重タンクの結露水排水構造 |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP13419785U patent/JPH0240130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6260665U (ja) | 1987-04-15 |
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