JPH023994Y2 - - Google Patents

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JPH023994Y2
JPH023994Y2 JP1961985U JP1961985U JPH023994Y2 JP H023994 Y2 JPH023994 Y2 JP H023994Y2 JP 1961985 U JP1961985 U JP 1961985U JP 1961985 U JP1961985 U JP 1961985U JP H023994 Y2 JPH023994 Y2 JP H023994Y2
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JP
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pedal
toe
foot
groove
clip
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JP1961985U
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は自転車用ペダル、特に、サイクリング
用,競技用の自転車に用いられる自転車用ペダル
の蹴返しに関するものである。
(本考案の概要) 足を入れにくいという従来のトウクリツプ付ペ
ダルの欠点を解消するため、ペダルの後面に開口
部とその下方に続く蹴返し(以下ケガエシとい
う)とを具備する後板の採用により、足をケガエ
シにかけ易くするとともに、爪先や後板からトウ
クリツプ内にすべり込み易くなるようにしたもの
である。
(従来技術及びその問題点) 従来のペダル1は、第6図の如く、軸受部11
の前後に板状の踏板3,3を取付け、後方の踏板
3にはその下端中央部にケガエシ31としての小
突起を、前方の踏板3にはトウクリツプ21を取
付けた構成のものがほとんどである。
この従来のペダルでは、トウクリツプ21を取
付けることによつて、その重心が軸部10より前
方に位置することから、自然状態では、第7図の
如く、前方部が下向きとなる。
走行時には、このペダルの姿勢を水平に戻して
トウクリツプ21内に足の甲及び爪先を挿入しス
トラツプ4を締付けなければならない。特に、片
方の足については、前記挿入動作を走行中に行う
必要がある。
このため、ケガエシ31が利用され、足の裏で
このケガエシを引つかけてペダル1を回転させ、
姿勢を正したあと足を挿入するようにしている。
ところが、上記従来のものでは、トウクリツプ
21内に足を円滑に挿入するために熟練を要し、
初心者では、この動作中に走行の安定を失うこと
も多い。
これは、1つにはケガエシ31が小さいことに
原因があり、足の裏面を確実にケガエシ31にひ
つかけることが難しいからであり、1つには、ケ
ガエシ31にかけた足がすべり易いからである。
すなわち、ペダル姿勢を正す際の足とペダル1と
の関係が一定とならないからである。
(技術的課題) 本考案は、このような、トウクリツプ21を具
備させた自転車用ペダルにおいて、足をトウクリ
ツプ内に入れ易くするため、足をかけてペダルの
姿勢を正そうとするときのペダルと足との関係が
一定となりその後の爪先の移動がトウクリツプ側
にガイドされるようにすることをその技術的課題
とする。
(手段) 上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、ペダル1の後面下端にその横幅方向にわたる
ケガエシ31を設け、その上方にこのケガエシに
続けて爪先部が一部嵌り込む嵌入部33を形成
し、この嵌入部の上方を平面部32としたことで
ある。
(作用) 自然状態では、ペダル1の後面は上方に向いて
いるが、このとき、爪先部を嵌入部33に嵌入さ
せるとその裏面がケガエシ31にあたる。この状
態でこのケガエシを押し込むと爪先との関係が一
定に保たれたままペダル1が回動して、前方部が
上方に移動してくる。この押し下げ力を加えつ
つ、爪先を前方に押しつけると爪先が嵌入部33
の上方の平面部32をすべてペダル上面側に移動
し、トウクリツプ21内に嵌り込む。(第5図参
照) 尚、この過程で、爪先が嵌入部33から脱出す
る必要があるが、ペダル後面に形成できる嵌入部
33は必然的にその大きさに制約があつて爪先の
ごく一部が嵌入する程度となり、しかも、靴の爪
先部は丸みがあることから、押し下げ力と前方へ
の押付力を付与したままの状態でかんたんに嵌入
部から脱出できる。従つて、一時的に嵌入部33
と爪先とが嵌合することによる不都合はなく、む
しろ、ペダルと爪先との関係を安定化させること
となる。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
ペダルと爪先との関係が保たれた状態で、しか
も、トウクリツプ21の方向にガイドされるよう
にして足がすべり込むから、トウクリツプ内に足
が入り易すくなり、この動作中に自転車走行の安
定性を失うような心配もない。
(実施態様) 本考案の実施態様は、ペダル1の重心を軸部1
0より前方に位置させたことである。
この実施態様によれば、ペダルの前方部が下向
きとなつた姿勢が従来のものにくらべて安定し、
しかも、ペダルの姿勢を正す際にある程度のモー
メントが必要となることから、ペダルが軽く回り
過ぎて足をかけたとき、かんたんに1回転してし
まうような、挿入ミスも生じにくくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第5図に従つ
て説明する。
第1図〜第5図に示す実施例は、ペダル1及び
その後端に取付けるケガエシ31を含めて新しく
考案されたもので、ペダル1は、表・裏両面の中
央部が凹陥部となつており、表示側の第1凹陥部
12にトウクリツプ21を取付けている。また、
このペダルの軸部10より後方部分は中央部が空
所13となつて両側部分から突出する一対の突出
部14,14の端面間にケガエシ31を具備する
後板30が架設され、前記突出部14,14に横
向きに貫通する第1長孔15と、後板30の両端
から前方に突出する舌片34,34に形成した第
2長孔35とをストラツプ4が挿通する。
トウクリツプ21は、立上部22が広幅となつ
ているが、その中央部分は大きな開口部となつて
おり、の開口部内に足の爪先部分が入る。
この立上部に続く上辺部23及び下辺部24は
後方に屈曲し、この上辺部の先端にストラツプ挿
通用の環部25が形成され、下辺部24の先端部
に止め孔26が形成されて、この止め孔を用いて
ペダル1にネジ止めされる。
尚、環部25は、上辺部23の先端側を、第4
図の如く、ポンチPとダイスDとを用いて切り押
し加工すると一工程で成形できる。また、この環
部25の先端側の湾曲部26もこの切り押し工程
と同時に加工できる。
次に、この実施例では、ペダル1の重心を軸部
10より前方にズラせてあり、後端に設けた後板
30には、その下端に後方斜め下方に向くケガエ
シ31と、既述の舌片34,34と、さらには、
中央部の角形の嵌入部33としての開口部を具備
させてあり、突出部14,14に取付けた状態で
平面部32がペダル1の上面からさらに上方に突
出し、後板30が従来例の踏板3として機能す
る。
この上辺部は、ペダル1に足をかけた場合のす
べり止め効果を生み、開口部とケガエシ31さら
には上記平面部32との組み合せは、トウクリツ
プ内へ足を入れ易くする。
前者の効果については、平面部32が突出して
いることから前後方向に足がすべろうとするとき
の抵抗となる明白であるが、後者の効果は第5図
に示すような作用に基づくものである。
すなわち、自然状態では、ペダル1は前方部分
が下向きとなつており、後板30が上向き状態に
ある。このとき、爪先Aを嵌入部33としての開
口部に入れて下方に押し下げると、ケガエシ31
がこの下向きの力を受けてペダル1が後方に回動
する。回動開始後に下向きの力を加えつつ爪先A
を前方に押し込むと、この爪先が平面部32をす
べて自然にトウクリツプ21内に侵入する。
以上のように、トウクリツプ21内に足がかん
たんに挿入できることとなる。
尚、この実施例では、ペダル1の重心が軸部1
0より前方に位置させてあるから、トウクリツプ
21の荷重に前記偏心量が加わつて、自由状態に
おける姿勢が安定する。すなわち、フラツキが少
ないものとなり、爪先Aをケガエシ31にかけ易
くなり、しかも、ごくわずかの力を加えただけで
ペダルが回転してしまうような不都合もなく、こ
の点からも足が入れ易くなる。
次に、第3図に示す実施例のものは、ペダル1
の下面から垂下する取付板51リフレクター5を
設けたもので、取付板51に連設した腕52をペ
ダル1の下面にネジ止めしている。
この構成により、スポーツタイプの自転車用ペ
ダルにリフレクターを装備させ得ることとなり、
夜間走行時の安全性が確保できる。
尚、図示実施例のものでは、リフレクター5を
取付板51の前面にのみ添設したが、これを後面
にも設けて両方向からの光を反射させる構成とす
れば一層安全性が向上する。
また、嵌入部33は図示実施例のような板に開
口部を形成した形式以外にペダル後端面から前方
に凹んだ凹部であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の側面図、第2図はその
背面図、第3図はリフレクタを付けた場合の斜視
図、第4図は環部25を形成する加工の実際を示
す説明図、第5図は爪先Aと後板3との関係を示
す説明図、第6図,第7図は従来例の説明図であ
り、図中、 1……ペダル、10……軸部、21……トウク
リツプ、31……ケガエシ、32……平面部、3
3……嵌入部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トウクリツプ21を具備させた自転車用ペダ
    ルにおいて、ペダル1の後面下端にその横幅方
    向にわたるケガエシ31を設け、その上方にこ
    のケガエシに続けて爪先部が一部嵌り込む嵌入
    部33を形成し、この嵌入部の上方を平面部3
    2とした自転車用ペダル。 ペダル1の重心を軸部10より前方に位置さ
    せた実用新案登録請求の範囲第1項記載の自転
    車用ペダル。
JP1961985U 1985-02-13 1985-02-13 Expired JPH023994Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1961985U JPH023994Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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JP1961985U JPH023994Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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Publication Number Publication Date
JPS61135789U JPS61135789U (ja) 1986-08-23
JPH023994Y2 true JPH023994Y2 (ja) 1990-01-30

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ID=30509359

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JP1961985U Expired JPH023994Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738072Y2 (ja) * 1988-04-29 1995-08-30 株式会社マルイ 自転車用トークリップ

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JPS61135789U (ja) 1986-08-23

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