JPH0239928B2 - - Google Patents
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- JPH0239928B2 JPH0239928B2 JP61144960A JP14496086A JPH0239928B2 JP H0239928 B2 JPH0239928 B2 JP H0239928B2 JP 61144960 A JP61144960 A JP 61144960A JP 14496086 A JP14496086 A JP 14496086A JP H0239928 B2 JPH0239928 B2 JP H0239928B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/151—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions, e.g. CO2
Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内部に吸着剤を充填してある3基の
吸着塔を順次連続的に使用して、水分、CO2、
N2等を含む原料ガスからCO2を分離して回収す
るようにした連続式ガス分離方法に関するもので
ある。
吸着塔を順次連続的に使用して、水分、CO2、
N2等を含む原料ガスからCO2を分離して回収す
るようにした連続式ガス分離方法に関するもので
ある。
内部に吸着剤を充填してある複数基の吸着塔を
順次連続的に使用して水分、CO2、N2等を含む
原料ガスを吸着塔内に供給してCO2を吸着させる
と共に、その吸着工程が行われている間に、もう
1つの吸着塔内に吸着されているCO2を減圧下で
脱着させて回収するようにした連続式ガス分離方
法では、吸着剤として活性炭が使用されている。
これはCO2の吸着剤が水分の存在に無関係なため
である。
順次連続的に使用して水分、CO2、N2等を含む
原料ガスを吸着塔内に供給してCO2を吸着させる
と共に、その吸着工程が行われている間に、もう
1つの吸着塔内に吸着されているCO2を減圧下で
脱着させて回収するようにした連続式ガス分離方
法では、吸着剤として活性炭が使用されている。
これはCO2の吸着剤が水分の存在に無関係なため
である。
しかしながら、これを天然凝灰岩、ゼオライ
ト、沸石等の沸石類からなる吸着剤を用いて行お
うとすると、これらの吸着剤は、CO2よりもH2O
の吸着能の方が強いので、水分の蓄積によるCO2
吸着能の劣化がおこり、機能しなくなる。従つ
て、これを強行しようとすると水分を予め充分除
去した原料ガスを吸着塔に供給する必要がある。
ト、沸石等の沸石類からなる吸着剤を用いて行お
うとすると、これらの吸着剤は、CO2よりもH2O
の吸着能の方が強いので、水分の蓄積によるCO2
吸着能の劣化がおこり、機能しなくなる。従つ
て、これを強行しようとすると水分を予め充分除
去した原料ガスを吸着塔に供給する必要がある。
そして、原料ガスを吸着塔内に供給する以前の
前処理として、その原料ガスから水分を予め充分
除去するためには、前処理塔を設置しなければな
らず、設置スペースや設備費の問題ばかりか、前
処理に大きな手間を要し、生産性が低いと言つた
問題があつた。
前処理として、その原料ガスから水分を予め充分
除去するためには、前処理塔を設置しなければな
らず、設置スペースや設備費の問題ばかりか、前
処理に大きな手間を要し、生産性が低いと言つた
問題があつた。
そこで本発明は、原料ガスから水分を予め除去
することなく、その水分を含んだ原料ガスをその
まゝ吸着塔内に供給して順次連続的な吸着および
脱着を繰り返し行つても、吸着剤のCO2に対する
吸着性能が劣化しないようにした連続式ガス分離
法によるCO2の分離回収方法を提供しようとする
ものである。
することなく、その水分を含んだ原料ガスをその
まゝ吸着塔内に供給して順次連続的な吸着および
脱着を繰り返し行つても、吸着剤のCO2に対する
吸着性能が劣化しないようにした連続式ガス分離
法によるCO2の分離回収方法を提供しようとする
ものである。
本発明の第1は、内部に沸石類を充填した3基
の塔を用いて水分及びCO2を含有する原料ガスか
らCO2を吸着分離するに際し、第1塔と第2塔を
直列につなぎ第1塔の一端面から原料ガスを導入
し(吸着工程の前半)第2塔の一端面から非吸着
ガスを排出(吸着工程の後半)させ、かつ同時に
第3塔の一端面から減圧排気して吸着ガスを脱着
(脱着工程)させる第1操作、次いで第3塔から
の脱着ガスの一部を第1操作時の原料ガスの代り
に使用する(掃除工程)以外は第1操作と同一の
操作をつづけて第1塔内を掃除する第2操作、次
いで、第1塔を第1操作時では原料ガス第2操作
時では脱着ガスの一部の導入口であつた端面から
減圧排気し(脱着工程)且つ、第1及び第2操作
時では非吸着ガスの出口として用いた第2塔の一
端面とは反対の第2塔の端面と、第1、第2操作
時では第3塔を減圧脱着排気した端面とは反対の
第3塔の端面とを直結して第2、第3塔内の圧力
を均圧化(均圧工程)させる第3操作、次いで、
第1および第2操作時では非吸着ガスの出口とし
て用いた第2塔の端面から原料ガスを導入(復圧
工程後吸着工程の前半となる)し、第1、第2操
作時では第3塔を減圧脱着排気した第3塔の端面
から前記復圧工程後非吸着ガスを排出させ(吸着
工程の後半)、且つ、第3操作と同一の減圧脱着
排気をひきつゞいて第1塔に行わせることによ
り、第1塔は第1操作時の第3塔の減圧脱着排気
(脱着工程)を、第2塔は第1操作時の第1塔の
原料ガス導入(吸着工程の前半)を、第3塔は第
1操作時の第2塔の非吸着ガスの排出(吸着工程
の後半)をそれぞれ行わせ、上記の第1、第2、
第3の各操作を、上記の順序でくりかえすように
したCO2の分離回収方法である。又、本発明の第
2は、第1の発明中の第3操作を、第1塔を第1
操作時では原料ガス第2操作時では脱着ガスの一
部の導入口であつた端面から減圧排気(脱着工
程)し、且つ、第1および第2操作時では非吸着
ガスの出口として用いた第2塔の一端面とは反対
の第2塔の端面と、第1、第2操作時では第3塔
を減圧脱着排気した端面とは反対の第3塔の端面
とを直結し、同時に第1および第2操作時では非
吸着ガスの出口として用いた第2塔の端面から原
料ガスを導入(均圧工程と復圧工程とを一緒にす
る)する第3操作としたCO2の分離回収方法であ
る。
の塔を用いて水分及びCO2を含有する原料ガスか
らCO2を吸着分離するに際し、第1塔と第2塔を
直列につなぎ第1塔の一端面から原料ガスを導入
し(吸着工程の前半)第2塔の一端面から非吸着
ガスを排出(吸着工程の後半)させ、かつ同時に
第3塔の一端面から減圧排気して吸着ガスを脱着
(脱着工程)させる第1操作、次いで第3塔から
の脱着ガスの一部を第1操作時の原料ガスの代り
に使用する(掃除工程)以外は第1操作と同一の
操作をつづけて第1塔内を掃除する第2操作、次
いで、第1塔を第1操作時では原料ガス第2操作
時では脱着ガスの一部の導入口であつた端面から
減圧排気し(脱着工程)且つ、第1及び第2操作
時では非吸着ガスの出口として用いた第2塔の一
端面とは反対の第2塔の端面と、第1、第2操作
時では第3塔を減圧脱着排気した端面とは反対の
第3塔の端面とを直結して第2、第3塔内の圧力
を均圧化(均圧工程)させる第3操作、次いで、
第1および第2操作時では非吸着ガスの出口とし
て用いた第2塔の端面から原料ガスを導入(復圧
工程後吸着工程の前半となる)し、第1、第2操
作時では第3塔を減圧脱着排気した第3塔の端面
から前記復圧工程後非吸着ガスを排出させ(吸着
工程の後半)、且つ、第3操作と同一の減圧脱着
排気をひきつゞいて第1塔に行わせることによ
り、第1塔は第1操作時の第3塔の減圧脱着排気
(脱着工程)を、第2塔は第1操作時の第1塔の
原料ガス導入(吸着工程の前半)を、第3塔は第
1操作時の第2塔の非吸着ガスの排出(吸着工程
の後半)をそれぞれ行わせ、上記の第1、第2、
第3の各操作を、上記の順序でくりかえすように
したCO2の分離回収方法である。又、本発明の第
2は、第1の発明中の第3操作を、第1塔を第1
操作時では原料ガス第2操作時では脱着ガスの一
部の導入口であつた端面から減圧排気(脱着工
程)し、且つ、第1および第2操作時では非吸着
ガスの出口として用いた第2塔の一端面とは反対
の第2塔の端面と、第1、第2操作時では第3塔
を減圧脱着排気した端面とは反対の第3塔の端面
とを直結し、同時に第1および第2操作時では非
吸着ガスの出口として用いた第2塔の端面から原
料ガスを導入(均圧工程と復圧工程とを一緒にす
る)する第3操作としたCO2の分離回収方法であ
る。
本発明によれば、水分、CO2、N2等を含む原
料ガスをそのまゝ吸着塔内にその一端面から供給
し、この吸着工程の前半時にその吸着塔内に水分
が溜り、しかる後その吸着塔を脱着工程に移行さ
せその一端面と同一の端面から脱水分させても、
多少の水分が溜ることになる。しかしながら、第
3操作時に、脱着工程を終了したたとえば第3塔
の減圧脱着排気した端面とは反対の端面と非吸着
ガスを排出(吸着工程の後半)していた第2塔の
その端面とは反対の端面とを直結して、これら両
第2、第3塔の内部を均圧状態にする均圧工程に
よつて、第2塔内の水分のないガスが脱着工程が
終了した第3塔内に流入し、塔内が減圧脱着排気
と同一方向に減圧状態から増圧させて、その圧力
により、その吸着塔内の水分が常に各吸着塔の一
端面側に抑制される。
料ガスをそのまゝ吸着塔内にその一端面から供給
し、この吸着工程の前半時にその吸着塔内に水分
が溜り、しかる後その吸着塔を脱着工程に移行さ
せその一端面と同一の端面から脱水分させても、
多少の水分が溜ることになる。しかしながら、第
3操作時に、脱着工程を終了したたとえば第3塔
の減圧脱着排気した端面とは反対の端面と非吸着
ガスを排出(吸着工程の後半)していた第2塔の
その端面とは反対の端面とを直結して、これら両
第2、第3塔の内部を均圧状態にする均圧工程に
よつて、第2塔内の水分のないガスが脱着工程が
終了した第3塔内に流入し、塔内が減圧脱着排気
と同一方向に減圧状態から増圧させて、その圧力
により、その吸着塔内の水分が常に各吸着塔の一
端面側に抑制される。
従つて、各吸着塔内の水分は一端面とは反対の
端面側へ移行することをたえず防止される上に、
脱着工程時に、その水分がCO2と共に各吸着塔の
一端面から脱着されることになり、各吸着塔の一
端面とは反対の端面側の吸着剤へは水分の吸着が
殆んど進行しない。この結果、吸着工程の前半に
おいては、原料ガスが供給されている各吸着塔の
一端面とは反対の端面側にあつて水分が全く吸着
されていない吸着剤によつてCO2の吸着が効率よ
く行われ、且つ、その吸着塔(たとえば第1操作
の第1塔)と直列につながれて、非吸着ガスを一
端面から排出(吸着工程の後半)している吸着塔
(第1操作の第2塔)で更にCO2が吸着され、し
かもこの第2塔にはまつたく水分の蓄積がないの
で、CO2の吸着が更に効率よく行われることにな
り、吸着剤が水分を吸着し蓄積したために、CO2
に対する吸着性能が劣化するような不都合が生じ
ない。
端面側へ移行することをたえず防止される上に、
脱着工程時に、その水分がCO2と共に各吸着塔の
一端面から脱着されることになり、各吸着塔の一
端面とは反対の端面側の吸着剤へは水分の吸着が
殆んど進行しない。この結果、吸着工程の前半に
おいては、原料ガスが供給されている各吸着塔の
一端面とは反対の端面側にあつて水分が全く吸着
されていない吸着剤によつてCO2の吸着が効率よ
く行われ、且つ、その吸着塔(たとえば第1操作
の第1塔)と直列につながれて、非吸着ガスを一
端面から排出(吸着工程の後半)している吸着塔
(第1操作の第2塔)で更にCO2が吸着され、し
かもこの第2塔にはまつたく水分の蓄積がないの
で、CO2の吸着が更に効率よく行われることにな
り、吸着剤が水分を吸着し蓄積したために、CO2
に対する吸着性能が劣化するような不都合が生じ
ない。
以下に、本発明の連続式ガス分離法によるCO2
の分離回収方法の実施例を図面によつて説明す
る。
の分離回収方法の実施例を図面によつて説明す
る。
先ず、図面において、第1、第2、第3の3基
の吸着塔1,2,3の内部には、沸石類からなる
吸着剤4が各々充填されている。
の吸着塔1,2,3の内部には、沸石類からなる
吸着剤4が各々充填されている。
次に、重油ボイラー廃煙や高炉熱風炉廃煙など
を常温に冷却した飽和水分を含有した主として
N2、CO2(10〜30%濃度程度)からなる原料ガス
からCO2を分離回収する工程を説明する。
を常温に冷却した飽和水分を含有した主として
N2、CO2(10〜30%濃度程度)からなる原料ガス
からCO2を分離回収する工程を説明する。
第1操作:第1塔と第2塔を導路5のように直
列につなぎ、第1塔の一端面1aから原料ガスを
導入して吸着工程の前半を行わせ、第2塔では吸
着工程の後半を行わせつゝその一端面2aから
N2等の非吸着ガスを排出させ、同時に第3塔の
一端面3aから減圧排気して吸着ガス(CO2と水
分)を脱着させて製品とする脱着工程を行わせ
る。
列につなぎ、第1塔の一端面1aから原料ガスを
導入して吸着工程の前半を行わせ、第2塔では吸
着工程の後半を行わせつゝその一端面2aから
N2等の非吸着ガスを排出させ、同時に第3塔の
一端面3aから減圧排気して吸着ガス(CO2と水
分)を脱着させて製品とする脱着工程を行わせ
る。
第2操作:第3塔の一端面3aから減圧排気し
た脱着ガスの一部を第1操作時の原料ガスの代り
に使用して第1塔内を掃除し塔内空間に残つてい
る非吸着ガスを第1塔へ追出す掃除工程を行わ
せ、それ以外は第1操作と同一の操作をつゞけ
る。
た脱着ガスの一部を第1操作時の原料ガスの代り
に使用して第1塔内を掃除し塔内空間に残つてい
る非吸着ガスを第1塔へ追出す掃除工程を行わ
せ、それ以外は第1操作と同一の操作をつゞけ
る。
第3操作:第1塔を、第1操作時では原料ガス
第2操作時では脱着ガスの一部の導入口であつた
端面1aから減圧排気して脱着工程を行わせ、且
つ第1および第2操作時では非吸着ガスの出口と
して用いた第2塔の一端面とは反対の第2塔の端
面2bと、第1および第2操作時では第3塔を減
圧脱着排気した端面とは反対の第3塔の端面3b
とを導路6のように直結して、第2、第3塔内の
圧力を均圧化させる均圧工程を行わせる。このと
き第2塔と第3塔の端面2a,3aは閉じられて
いる。この均圧工程の直前では、第2塔はたとえ
ばほゞ常圧、第3塔はたとえば100mmHgであつた
とき、均圧工程によつて、第2塔内の乾燥した
(水分のない)ガスが導路6を通つて第3塔内に
流入し、第3塔内を吸着工程の前半のガスの流れ
とは反対の方向(脱着工程のガスの流れと同一の
方向)に加圧して行き、やがてたとえばほゞ430
mmHgで均圧となる。
第2操作時では脱着ガスの一部の導入口であつた
端面1aから減圧排気して脱着工程を行わせ、且
つ第1および第2操作時では非吸着ガスの出口と
して用いた第2塔の一端面とは反対の第2塔の端
面2bと、第1および第2操作時では第3塔を減
圧脱着排気した端面とは反対の第3塔の端面3b
とを導路6のように直結して、第2、第3塔内の
圧力を均圧化させる均圧工程を行わせる。このと
き第2塔と第3塔の端面2a,3aは閉じられて
いる。この均圧工程の直前では、第2塔はたとえ
ばほゞ常圧、第3塔はたとえば100mmHgであつた
とき、均圧工程によつて、第2塔内の乾燥した
(水分のない)ガスが導路6を通つて第3塔内に
流入し、第3塔内を吸着工程の前半のガスの流れ
とは反対の方向(脱着工程のガスの流れと同一の
方向)に加圧して行き、やがてたとえばほゞ430
mmHgで均圧となる。
第4操作:第1および第2操作時では、非吸着
ガスの出口として用いた第2塔の端面2aから原
料ガスを導入する。第4操作の直前の第3操作で
は、第2塔内はほゞ430mmHgになつているので、
第2塔への原料ガスの導入と同時に第1塔次いで
第3塔は常圧まで復圧される。この復圧工程が終
了してから第3塔の端面3aが開かれ、こゝから
非吸着ガスが排出され、一方原料ガスの導入は
つゞけられているので、第2塔は吸着工程の前半
を、第3塔は吸着工程の後半をそれぞれ行わせる
ことになる。この間、第1塔では、第3操作と同
一の脱着工程をひきつゞいて行わせる。従つて、
第4操作では、第1塔は第1操作時に第3塔が行
つていた脱着工程を行わせ、第2塔は第1操作に
第1塔が行つていた吸着工程の前半を行わせ、第
3塔は第1操作時に第2塔が行つていた吸着工程
の後半を行わせることになる。
ガスの出口として用いた第2塔の端面2aから原
料ガスを導入する。第4操作の直前の第3操作で
は、第2塔内はほゞ430mmHgになつているので、
第2塔への原料ガスの導入と同時に第1塔次いで
第3塔は常圧まで復圧される。この復圧工程が終
了してから第3塔の端面3aが開かれ、こゝから
非吸着ガスが排出され、一方原料ガスの導入は
つゞけられているので、第2塔は吸着工程の前半
を、第3塔は吸着工程の後半をそれぞれ行わせる
ことになる。この間、第1塔では、第3操作と同
一の脱着工程をひきつゞいて行わせる。従つて、
第4操作では、第1塔は第1操作時に第3塔が行
つていた脱着工程を行わせ、第2塔は第1操作に
第1塔が行つていた吸着工程の前半を行わせ、第
3塔は第1操作時に第2塔が行つていた吸着工程
の後半を行わせることになる。
第5操作:第1塔は第2操作時の第3塔が行つ
ていた脱着工程を、第2塔は第2操作時の第1塔
が行つていた掃除工程を、第3塔は第2操作時の
第2塔が行つていた非吸着ガスの排出をそれぞれ
行わせる。
ていた脱着工程を、第2塔は第2操作時の第1塔
が行つていた掃除工程を、第3塔は第2操作時の
第2塔が行つていた非吸着ガスの排出をそれぞれ
行わせる。
第6操作:第3操作時に対応する。すなわち、
第1塔は第3塔の行つていた均圧工程、第2塔は
第1塔の行つていた脱着工程、第3塔は第2塔の
行つていた均圧工程をそれぞれ行わせる。
第1塔は第3塔の行つていた均圧工程、第2塔は
第1塔の行つていた脱着工程、第3塔は第2塔の
行つていた均圧工程をそれぞれ行わせる。
第7操作:第1操作時に対応する。すなわち、
第1塔は第2塔の行つていた吸着工程の後半を、
第2塔は第3塔の行つていた脱着工程を、第3塔
は第1塔が行つていた吸着工程の前半をそれぞれ
行わせる。
第1塔は第2塔の行つていた吸着工程の後半を、
第2塔は第3塔の行つていた脱着工程を、第3塔
は第1塔が行つていた吸着工程の前半をそれぞれ
行わせる。
第8操作:第2操作時に対応する。すなわち、
第1塔は第2塔が行つていた非吸着ガスの排出
を、第2塔は第3塔が行つていた吸着工程を、第
3塔は第1塔が行つていた掃除工程をそれぞれ行
わせる。
第1塔は第2塔が行つていた非吸着ガスの排出
を、第2塔は第3塔が行つていた吸着工程を、第
3塔は第1塔が行つていた掃除工程をそれぞれ行
わせる。
第9操作:第3操作時に対応する。すなわち、
第1塔は、第2塔が行つていた均圧工程を、第2
塔は第3塔が行つていた均圧工程を、第3塔は第
1塔が行つていた脱着工程をそれぞれ行わせる。
第1塔は、第2塔が行つていた均圧工程を、第2
塔は第3塔が行つていた均圧工程を、第3塔は第
1塔が行つていた脱着工程をそれぞれ行わせる。
そして、第9操作のあとは、第10操作に移行す
るが、これは、第1操作をまつたく同じであり、
以上のように基本的には、第1、第2、第3操作
を上記の順にくりかえすことになる。
るが、これは、第1操作をまつたく同じであり、
以上のように基本的には、第1、第2、第3操作
を上記の順にくりかえすことになる。
本発明の第2は、第3操作の変形である。すな
わち図面において、第1、第2操作は同じである
が、第3操作時の均圧工程において、第2塔と第
3塔を導路6で直結すると同時に、第1および第
2操作時では非吸着ガスの出口として用いた第2
塔の端面2aから、点線の矢印7のように、原料
ガスを導入して均圧工程と復圧工程を一緒にする
点が異つており、他の第1塔と第3塔は同じであ
る。たゞし、第2塔と第3塔の復圧は第1の発明
よりも、原料ガス導入分だけ早くなる。なお、第
6操作も第9操作もまつたく同じである。
わち図面において、第1、第2操作は同じである
が、第3操作時の均圧工程において、第2塔と第
3塔を導路6で直結すると同時に、第1および第
2操作時では非吸着ガスの出口として用いた第2
塔の端面2aから、点線の矢印7のように、原料
ガスを導入して均圧工程と復圧工程を一緒にする
点が異つており、他の第1塔と第3塔は同じであ
る。たゞし、第2塔と第3塔の復圧は第1の発明
よりも、原料ガス導入分だけ早くなる。なお、第
6操作も第9操作もまつたく同じである。
このようにすると、第1の発明では、第3操作
時には原料ガスの導入がなく、ブロワが休止(バ
イパスして空まわりしている)しているが、第2
の発明では、ブロワの休止がなく完全に連続して
原料ガス又は減圧脱着ガスの一部を各吸着塔のい
ずれかに導入することになり、同一量の原料ガス
を処理する場合、休止のない分だけブロワの容量
が少なくてすみ、より経済的である。
時には原料ガスの導入がなく、ブロワが休止(バ
イパスして空まわりしている)しているが、第2
の発明では、ブロワの休止がなく完全に連続して
原料ガス又は減圧脱着ガスの一部を各吸着塔のい
ずれかに導入することになり、同一量の原料ガス
を処理する場合、休止のない分だけブロワの容量
が少なくてすみ、より経済的である。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明
の技術的思想に基づいて各種有効な変更が可能で
ある。
の技術的思想に基づいて各種有効な変更が可能で
ある。
本発明は上述したように、水分、CO2、N2等
を含んだ原料ガスをそのまゝ吸着塔内に供給して
順次連続的な吸着および脱着を繰り返し行つて
も、3基の吸着塔の各々について、各吸着塔内の
一端面とは反対の端面側の吸着剤へは水分の吸着
が殆んど進行せず、水分による吸着剤のCO2に対
する吸着性能が劣化しないものである。
を含んだ原料ガスをそのまゝ吸着塔内に供給して
順次連続的な吸着および脱着を繰り返し行つて
も、3基の吸着塔の各々について、各吸着塔内の
一端面とは反対の端面側の吸着剤へは水分の吸着
が殆んど進行せず、水分による吸着剤のCO2に対
する吸着性能が劣化しないものである。
従つて、前処理塔を使用して、原料ガスから水
分を予め除去するための前処理を行う必要が一切
ないので、前処理塔を設置するための設置スペー
スや設備費の問題を解消することができるばかり
か、前処理の大きな手間を省くことができて、生
産性を著しく向上させることができる。
分を予め除去するための前処理を行う必要が一切
ないので、前処理塔を設置するための設置スペー
スや設備費の問題を解消することができるばかり
か、前処理の大きな手間を省くことができて、生
産性を著しく向上させることができる。
しかも、3基の吸着塔内のCO2の吸着性能の高
い安価で安全な(可燃性でない)吸着剤によつ
て、CO2を高能率でかつ高純度に脱着回収でき
る。
い安価で安全な(可燃性でない)吸着剤によつ
て、CO2を高能率でかつ高純度に脱着回収でき
る。
図は本発明の工程を説明する図面である。
1,2,3……吸着塔、4……吸着剤、5,6
……導路、7……第2の発明の原料ガス導入方向
を示す矢印。
……導路、7……第2の発明の原料ガス導入方向
を示す矢印。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部に沸石類を充填した3基の塔を用いて水
分及びCO2を含有する原料ガスからCO2を吸着分
離するに際し、第1塔と第2塔を直列につなぎ第
1塔の一端面から原料ガスを導入し第2塔の一端
面から非吸着ガスを排出させ、かつ同時に第3塔
の一端面から減圧排気して吸着ガスを脱着させる
第1操作、次いで、第3塔からの脱着ガスの一部
を第1操作時の原料ガスの代りに使用する以外は
第1操作と同一の操作をつづけて第1塔内を掃除
する第2操作、次いで、第1塔を、第1操作時で
は原料ガス、第2操作時では脱着ガスの一部の導
入口であつた端面から減圧排気し、且つ第1及び
第2操作時では非吸着ガスの出口として用いた第
2塔の一端面とは反対の第2塔の端面と、第1、
第2操作時では第3塔を減圧脱着排気した端面と
は反対の第3塔の端面とを直結して、第2、第3
塔内の圧力を均圧化させる第3操作、次いで、第
1および第2操作時では、非吸着ガスの出口とし
て用いた第2塔の端面から原料ガスを導入し、第
1、第2操作時では第3塔を減圧脱着排気した第
3塔の端面から非吸着ガスを排出させ、且つ第3
操作と同一の減圧脱着排気にひきつゞいて第1塔
に行わせることにより、第1塔は第1操作時の第
3塔の減圧脱着排気を、第2塔は第1操作時の第
1塔の原料ガス導入を、第3塔は第1操作時の第
2塔の非吸着ガスの排出をそれぞれ行わせ、上記
の第1、第2、第3の各操作を、上記の順序でく
りかえすことを特徴とするCO2の分離回収方法。 2 内部に沸石類を充填した3基の塔を用いて水
分及びCO2を含有する原料ガスからCO2を吸着分
離するに際し、第1塔と第2塔を直列につなぎ第
1塔の一端面から原料ガスを導入し第2塔の一端
面から非吸着ガスを排出させ、かつ同時に第3塔
の一端面から減圧排気して吸着ガスを脱着させる
第1操作、次いで、第3塔からの脱着ガスの一部
を第1操作時の原料ガスの代りに使用する以外は
第1操作と同一の操作をつづけて第1塔内を掃除
する第2操作、次いで、第1塔を、第1操作時で
は原料ガス、第2操作時では脱着ガスの一部の導
入口であつた端面から減圧排気し、且つ、第1お
よび第2操作時では非吸着ガスの出口として用い
た第2塔の一端面とは反対の第2塔の端面と、第
1、第2操作時では第3塔を減圧脱着排気した端
面とは反対の第3塔の端面とを直結すると共に、
第1および第2操作時では非吸着ガスの出口とし
ていた第2塔の端面から原料ガスを導入して第
2、第3塔内の圧力の均一化と復圧化を同時に行
う第3操作としたことを特徴とするCO2の分離回
収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61144960A JPS631417A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | Co↓2の分離回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61144960A JPS631417A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | Co↓2の分離回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS631417A JPS631417A (ja) | 1988-01-06 |
JPH0239928B2 true JPH0239928B2 (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=15374197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61144960A Granted JPS631417A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | Co↓2の分離回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS631417A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012169338A1 (ja) | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 住友精化株式会社 | 目的ガス分離方法、及び目的ガス分離装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100324709B1 (ko) * | 1999-03-19 | 2002-02-16 | 이종훈 | 화력발전소 연소가스로부터 고순도의 이산화탄소를 회수하기 위한 압력변동 흡착장치 및 이를 이용한 이산화탄소 회수방법 |
JP2006035059A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Toshiba Corp | 排ガス中の二酸化炭素の回収システムおよび回収方法 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP61144960A patent/JPS631417A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012169338A1 (ja) | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 住友精化株式会社 | 目的ガス分離方法、及び目的ガス分離装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS631417A (ja) | 1988-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |