JPH0239615Y2 - - Google Patents

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JPH0239615Y2
JPH0239615Y2 JP4301986U JP4301986U JPH0239615Y2 JP H0239615 Y2 JPH0239615 Y2 JP H0239615Y2 JP 4301986 U JP4301986 U JP 4301986U JP 4301986 U JP4301986 U JP 4301986U JP H0239615 Y2 JPH0239615 Y2 JP H0239615Y2
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JP
Japan
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pipe
bending
main shaft
angle
roller
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JPS62155918U (ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、互いに対向して配置され、かつそれ
ぞれの姿勢を立体的に可変ならしめた2台のパイ
プベンダよりなる複式パイプベンダに関するもの
である。
従来の技術 従来の複式パイプベンダとしては、例えば実公
昭52−16274号公報に開示される技術がある。
これは、第5図に示すように、パイプ屈曲用ロ
ーラ56と、同ローラを嵌挿する主軸54と、こ
れによつて駆動される回動腕58と、同回動腕に
装架されローラ56と協力して被屈曲パイプ56
を挟持する押圧支持装置とからなる主要動作機構
部を保持する保持基体53と、基台19との間に
保持基体53を水平方向に旋回するための水平旋
回機構部52を設けることによつて、2台のパイ
プベンダのローラ周溝の相対的角度位置を可変と
したものである。
これによれば例えば、まず両ベンダのローラ周
溝を一直線上に位置させてパイプを直角U字形状
に曲げ(以下、第1次屈曲加工という)、次に両
ベンダユニツト保持基体53を90度旋回して、各
ローラ周溝が平行となるように向い合わせること
により、U字形状パイプの両足部について同時に
第2次屈曲を行うことができ、第4図A,Bの如
き連続的直角屈曲形状にパイプを加工することが
できる。
考案が解決しようとする問題点 例えば椅子の脚や背もたれ用のフレームを製作
するにあたり、デザイン上あるいは機能上の要請
から第4図CあるいはDのような屈曲形状、即
ち、前記第1次屈曲加工でU字曲げの屈曲角度を
鋭角Cあるいは鈍角Dとし(屈曲部26,28)
かつ、第2次屈曲加工において(屈曲部27,2
9)U字状に曲げられたパイプの2本の足端部1
0aが平行となるようにすることが求められる。
しかしながら、従来の複式パイプベンダでは、
前記第2次屈曲加工を行う際のローラと押圧支持
装置によるパイプの挟持角度、従つて、回動腕1
2の回動面が常に前記水平旋回機構部の働きによ
る旋回面に対して垂直に固定されていたため、回
動腕の回動方向は、第1次屈曲加工の際の屈曲角
度によつて当然に指定される。この結果、第2次
屈曲加工において直角屈曲を行う場合は格別、例
えば、鈍角屈曲を行う場合には第1次屈曲加工が
鋭角のときはU字の両足端部が挟まつたまま10
b、逆に第1次屈曲加工が鈍角のときはU字の両
足端部が広がつたまま10cでしかこれを屈曲す
ることができず、上記の要請を満足させることが
できなかつた。
従つて本考案においてはU字形状に屈曲された
パイプの第2次以降の屈曲加工において、U字の
両足端部を平行10aその他の任意の形状に自在
に加工し得る複式パイプベンダを提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の複式パイプベンダは、パイプ屈曲用ロ
ーラ3と同ローラ3を嵌挿する主軸13と、同主
軸13によつて駆動される回動腕12と、同回動
腕12に装架され、前記ローラ3と協力して被屈
曲パイプ10を挟持する押圧支持装置と、前記主
軸13を回転駆動する装置とを含む主要動作機構
部と、基台19との間に主軸13の水平方向角度
変換用の水平旋回機構部を持つパイプベンダユニ
ツト2台からなる複式パイプベンダにおいて、主
軸の仰角を変換する方向に前記主要動作機構部を
回動自在としたことによつて、前記の問題点を解
決するものである。
作 用 本考案の複式パイプベンダによれば、主要動作
機構部全体を水平旋回機構の働きによる旋回面に
対して任意の仰角に傾けることにより、ローラ3
と押圧支持装置によるパイプ10の挟持角度、及
び、回動腕12の回動面が一体として該仰角と同
角度に傾くため、パイプ10の屈曲方向を上記旋
回面に対して任意の角度に指示することができ
る。
実施例 第1図、第2図及び第3図は、本考案の実施例
を示すものである。
まず、第1図において、屈曲されるべきパイプ
10はローラ3の溝5に沿つて水平に挿入され、
下方より押圧支持体11で挟持される。12はロ
ーラ5を嵌挿する主軸13に固着した回動腕であ
つて、前記押圧支持体11をパイプ10に押圧す
るための油圧シリンダ装置14、連結棒装置15
等を腕の側面に沿つて位置調整可能に担持する。
そして、この腕12は図示しない油圧シリンダ
によつて略水平に、第1図の紙面に直角方向に駆
動される連結ピン16及びクランク17或いは図
示しないラツク及びピニオンとキー18、主軸1
3を介して回動される。その際、ローラ3と押圧
支持体11とに挟持されたパイプ10は、その他
端を紙面後側でパイプ緊締支持装置32,33に
よつて強持されていることによつて、ローラ溝5
のRに沿つて屈曲されるのである。
また、41は本考案の仰角変換機構中に設けら
れ、上記の主要動作機構部を水平旋回機構部上に
連結、支持するとともに、主軸1の軸線を垂直方
向に角度変換する際の回動の軸及び軸受となる支
持装置であつて、例えば、主要動作機構部を保持
するハウジング22の下面一側及び水平旋回機構
部を保持する中間台30の上面一側にそれぞれ突
起部42,43を設けて、同突起部にピン44を
嵌挿したものを用いるが、これらの部材は主要動
作機構部を支持し、かつ、上記回動の軸又は軸受
となり得るだけの強度を持つていなければならな
い。
さらに45は主軸13の軸線を水平旋回機構の
働きによる旋回面に対して任意の仰角に傾けるた
めの仰角調節装置であつて、例えば、ハウジング
22の前記突起部42と反対側の側面及び、中間
台30の突起部43と反対側の側面に一対の突起
46,47を設けて、これに、伸縮自在の油圧シ
リンダ48を掛けわたした装置を用いる。
いま、第4図Cに示す左右対称の連続的屈曲形
状のパイプ10を加工する場合について説明すれ
ば、まず、第2図の二点破線部分に示すように中
間台30を水平旋回させて、両ベンダのローラ周
溝を一直線上(図上3′の位置)に固定した上で
第1次屈曲加工を行うことにより、所望の屈曲角
度(屈曲部26)を有する鋭角U字形状のパイプ
10を得ることができる。第2図の実線部分は、
このようにして鋭角U字形状に屈曲されたパイプ
10の両足端10aが第4図Cに示すように屈曲
部27は鈍角屈曲でかつ両足端部10aは互いに
平行となるように第2次屈曲加工を行うための両
ユニツト1,2の関係位置を示す平面図である。
即ち、前述の第1次屈曲加工で鋭角U字形状に
屈曲したパイプの足間隔に適合するように一方の
ベンダユニツト1を他のユニツト2に対して距離
を調節31し、次に、パイプ10の予定屈曲位置
をローラ3,4の溝下側に適合するように調節し
つつ、前述の仰角調節装置45を操作(この場合
突起部46と同47との間隔を狭める)し、ハウ
ジング22で保持される主軸13の仰角を主軸1
3が上向き、即ち回動腕12が持ち上がつた形の
所定の角度に固定することにより、従来の複式パ
イプベンダにおいて第3図Aに示すように固定さ
れていたローラ3と押圧支持装置によるパイプ1
0の挟持角度(従来は常にU字形状パイプの中間
部10d及び両足端部10aを結ぶ平面に対して
垂直に予定屈曲位置を挟持)、及び回動腕12の
回動面を、第3図Bに示すように主軸13の仰角
と同じ角度だけ外側に傾斜させることができる。
この仰角は予め第1次及び第2次の両屈曲加工の
各屈曲角度との関係から決定されるが、その際ロ
ーラ溝5のR及びパイプの弾性復帰を考慮すべき
ことは従来と同様である。
このようにして、第2次屈曲の方向を指定した
後パイプ緊締支持装置32,33(詳細は図示し
ないが、例えば上下方向の油圧式押圧装置)によ
つてパイプ10を強持しつつ、予定の屈曲角度だ
け両ベンダユニツト1,2の回動腕12を同様に
回動させることにより、第4図C中の10aの如
き両足端部が平行な左右対称の連続的屈曲形状よ
りなるパイプが得られるのである。
なお、以上は第4図C,Dのような、U字形状
の両足端部が平行でかつ左右対称な連続的屈曲形
状パイプを製作する場合であつたが、本考案によ
れば、第2次以降のパイプ10の屈曲方向を主軸
13の仰角を任意に変換することにより自在に調
節することが可能であるから、例えば第4図E,
Fに示すような多種多様な連続的屈曲形状のパイ
プを容易に加工することができる。
また、本実施例では、仰角変換機構として支持
装置41と仰角調節装置45とを用いたが、主軸
13の仰角を任意に変換し得る機構であればその
手段は問わない。
考案の効果 本考案の複式パイプベンダによれば、パイプの
屈曲方向を立体的に自由自在に設定することが可
能となつたため、例えば、第1次屈曲加工後、第
2次屈曲加工を行う際に第2次屈曲部から先の両
足端部を任意の方向に正確かつ能率的に加工する
ことができ、屈曲パイプ製品の品質及び価格に良
好な結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の複式パイプベン
ダの実施例を示すそれぞれ正面図及び平面図、第
3図は、本考案の複式パイプベンダを使用してパ
イプの屈曲を行う際のパイプとローラと支持装置
との位置関係を例示する略図、第4図は、屈曲し
たパイプの形状を例示する略示図、第5図は従来
のパイプベンダを示す正面図である。 1,2……パイプベンダユニツト、3,4……
ローラ、5,6……ローラ溝、10……パイプ、
11……パイプ押圧支持体、12……回動腕、1
3……主軸、19……基台、22……ハウジン
グ、30……中間台、31……ベンダユニツト間
隔調節装置、32,33……パイプ緊締支持装
置、41……支持装置、45……仰角調節装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パイプ屈曲用ローラと、同ローラを嵌挿する主
    軸と、同主軸によつて駆動される回動腕と、同回
    動腕に装架され、前記ローラと協力して被屈曲パ
    イプを挟持する押圧支持装置と、前記主軸を回転
    駆動する装置とを含む主要動作機構部と基台との
    間に主軸の水平方向の角度を変換する水平旋回機
    構部を持つパイプベンダユニツト2台からなる複
    式パイプベンダにおいて、 主軸の仰角を変換する方向に前記主要動作機構
    部を回動自在としたことを特徴とする複式パイプ
    ベンダ。
JP4301986U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0239615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4301986U JPH0239615Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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JP4301986U JPH0239615Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62155918U JPS62155918U (ja) 1987-10-03
JPH0239615Y2 true JPH0239615Y2 (ja) 1990-10-24

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