JPH0239566Y2 - - Google Patents

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JPH0239566Y2
JPH0239566Y2 JP16716386U JP16716386U JPH0239566Y2 JP H0239566 Y2 JPH0239566 Y2 JP H0239566Y2 JP 16716386 U JP16716386 U JP 16716386U JP 16716386 U JP16716386 U JP 16716386U JP H0239566 Y2 JPH0239566 Y2 JP H0239566Y2
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JP
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wire mesh
cylindrical body
cone
mesh
granules
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粒状物を回転羽根により円筒体の円錐
底面に押しつけることにより破砕し、一定粒度に
整える破砕整粒装置に関するものである。
〔従来の技術〕
粒状物を所望の粒径に粉砕する装置として第6
図乃至第8図に示すものがある。第6図に示す公
知の実施例は円筒形のケーシングの一端に金網を
張設し、このケーシング内にスクリユーを配設
し、このスクリユーを回動させることによりケー
シング内に供給される粒状物を移動させ、金網よ
り押し出し、整粒するものである。
また第7図に示すものは第6図の実施例と同じ
円筒状のケーシング内にピストンを挿入し、この
ピストンを移動させて金網より押し出し整粒する
ものである。
さらに第8図に示す公知の実施例は高速回転の
ハンマー型で、円筒形の破砕機本体の外壁に金網
を設け、かつ破砕機本体内に設けたハンマーを
3000〜6000回転の高速で回転させることにより粒
状物を衝撃破砕し、金網を通して送り出すもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第6図、第7図に示す公知の実施例では円筒状
のケーシング内に供給される粒状物を単にスクリ
ユーやピストンにて金網に押しつけ、この予め定
めたメツシユの金網を通過させるため、所定径の
造粒あるいは整粒を行うことができるが粉砕は行
うことができない。
また第8図に示す公知の実施例では粘性をもつ
粉体、スラリー状、液体等では使用不可能であ
り、また粒状物の粉砕のみしか行えず、しかもハ
ンマーが高速で回転しているので、その発熱が大
きい。またほぐし効果(分散させる効果)がない
とともに粒状物は所要粒形以下の粉体となつてし
まう。
本考案はこれに鑑みて金網に対して押付力を有
する翼をもつた回転羽根を円錐底面と対向して回
動させ、粒状物の破砕と一定粒度に整えることを
目的としてなしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
少くとも下部が円錐形となした円筒体の円錐底
面に粒状物を予め定めた破砕整粒する大きさのメ
ツシユを有するコーン型金網を交換自在に設け、
この円筒体内に前記金網に対して押付力を有する
翼をもつた回転羽根を回動自在に設けるとともに
この回転羽根の外周傾斜角を円筒体の円錐底面の
傾斜角と合わせ、かつ該回転羽根を前記金網との
間隔を調整する装置を設ける。
〔作用〕
下端に向つて傾斜したコーン型の円筒体内に金
網を設け、この金網に対して押しつける力を発揮
する翼をもつ回転はねを回動自在に設けているの
で、粒状物はこの回転羽根を比較的低速で回動さ
せるので発熱がなく円筒体内で破砕されるととも
に、金網にて一定の粒度に整えられる。
〔実施例〕
以下本考案破砕整粒装置を第1図乃至第5図の
図面に示す実施例にもとづいて詳細に説明する。
図において1は円筒形をしたケーシングで、こ
のケーシング1の下部には逆円錐形をした円錐底
部2を装着する。この円錐底部2とケーシング1
との係着方法は各種考えられるが、図示のもので
はケーシングの下端と円錐底部の上端にそれぞれ
フランジ11と21を形成し、この両フランジ1
1,21を上下に重ねクランプ装置3あるいはボ
ルト締めにて固定して一体とする。このようにし
て破砕整粒装置の円筒体Aを構成する。
円錐底部2内には逆円錐形をしたコーン型金網
4を嵌挿するとともにこのコーン型金網4の外周
と円錐底部2の円錐形内面との間には整粒された
物品の流出路Rを形成し、この流出路を経て円錐
底部2の下部に設けた排出口Oより整粒物を円筒
体Aの外方へ排出する。
このコーン型金網4は上述したように逆円錐形
をしており、かつ所望のメツシユを有し、上端に
はフランジ41を一体に形成し、このフランジ4
1を円筒体のフランジ11,21間に挟持してコ
ーン型金網を円筒体内に固定するものである。
円筒体A内には回転羽根Bが嵌挿され、モータ
Mにて回転駆動される。この回転羽根Bはモータ
Mにて駆動される軸5に第2図に示すようにステ
ー6を複数本横方向に突設し、このステー6の先
端に翼7を一又は二本以上を縦方向に配設固定す
るとともに、この翼7を円筒体のケーシング位置
では垂直に、コーン型金網内ではこのコーン型金
網の傾斜角とほぼ等しい傾斜角を有するように形
成する。
さらに翼7の先端は第4図、第5図に示すよう
に回転方向に傾斜した面をもつようにし、これに
より翼が矢符方向に回転するとき、この先端面7
Fに働く力は金網壁面に対して圧縮力と剪断力を
与えるようになる。すなわち垂直方向の剪断力
F1、水平方向の圧縮力F2となり、翼が回動する
とき剪断力F1及び圧縮力F2にて円筒体A内に供
給された粒状物が破砕されるとともに圧縮力F2
にて大きな粒体はコーン型金網の内周面に押圧さ
れ、第5図に示すように金網のメツシユにより整
粒されるものである。従つてこのコーン型金網の
傾斜角は円筒体内に供給された粒体が直ちに下方
に落下してしまわないように拘束力を与えるよう
にし、その傾斜角は30゜〜80゜望ましくは60゜とす
る。金網の孔(メツシユ)において粒体の拘束力
がなくなり、圧縮力と落下力とに分解されるよう
になる。
また、コーン型金網4の径(メツシユ)は粒体
の破砕粒子径及び粒体形状によつて定め、1mm〜
50μ程度までのものを複数種準備し、適当なメツ
シユのコーン型金網を装脱着交換して使用する。
さらにこの金網は孔形は円形の他に長円形など最
適なものを選択するか、この金網の代りにパンチ
ングメタルをコーン型として用いることもでき
る。
回転羽根Bはモータにて毎分300〜800回転程度
の比較的低速にて回転駆動させられるとともに、
回転羽根、正確には翼7の先端面7Fとコーン型
金網内周面との間隔Cを調整可能とする。これは
回転羽根Bの全体を昇降させることにより行うも
ので、軸5を昇降装置8にて昇降させる。
このようにして翼7を上昇させると前記間隔C
は大きくなつて翼による剪断力、圧縮力は低下す
ることになる。これは粒状物を翼を回転させても
破砕されず、翼の後方へ逃すことになる。反対に
翼を降下させると前記間隔Cは小さくなり、メツ
シユより大きな粒体は金網の孔に引掛つても翼の
回転により破砕させられ所要粒径となる。
従つてこの翼7の先端面形状は図示のように金
網内周面に対して楔形の形状のものが最適で、ま
た翼上部の形状は円筒体内の粒状物が上方へ巻き
上げられる構造とすることが望ましい。
〔考案の効果〕
本考案による時は円筒体に供給された粒状物は
回転羽根の回動にて中央の軸に沿つて上昇し、円
筒体周壁面に沿つて下降するよう対流するので、
投入粒状物は混合撹拌されつつ、コーン型金網と
圧縮力、剪断力を発生せしめられる翼とにより粒
状物は破砕されるとともに金網側に押しつけられ
て整粒せしめられる。また乾燥物以外にも脂肪
性、粘性をもつた塊状物、スラリ状の固液混合
物、内部に水を含んだ固形物等に対しても破砕、
混合、分散等の効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断面図、第2図は平面図、第3図は
要部の拡大側面図、第4図は翼部の平面図、第5
図は整粒の説明図、第6図、第7図、第8図は公
知の実施例図である。 Aは円筒体、Bは回転羽根、Cは間隔、Mはモ
ータ、1はケーシング、2は円錐底部、4はコー
ン型金網、5は軸、7は翼、8は昇降装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも下部が円錐形となした円筒体の円錐底
    部に粒状物を予め定めた破砕整粒する大きさのメ
    ツシユを有するコーン型金網を交換自在に設け、
    この円筒体内に前記金網に対して押付力を有する
    翼をもつた回転羽根を回動自在に設けるとともに
    この回転羽根の外周傾斜角を円筒体の円錐底面の
    傾斜角と合わせ、かつ該回転羽根を前記金網との
    間隔を調整する装置を設けた粒状物の破砕整粒装
    置。
JP16716386U 1986-10-29 1986-10-29 Expired JPH0239566Y2 (ja)

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JP16716386U JPH0239566Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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JP16716386U JPH0239566Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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Publication Number Publication Date
JPS6373144U JPS6373144U (ja) 1988-05-16
JPH0239566Y2 true JPH0239566Y2 (ja) 1990-10-23

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JP16716386U Expired JPH0239566Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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JP4155216B2 (ja) * 2004-03-26 2008-09-24 松下電工株式会社 解砕装置及びこれを用いた成形材料の解砕方法
JP5409030B2 (ja) * 2009-02-02 2014-02-05 修一 岡部 粉粒体の粉砕装置

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JPS6373144U (ja) 1988-05-16

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