JPH0239491Y2 - - Google Patents
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- JPH0239491Y2 JPH0239491Y2 JP1985166097U JP16609785U JPH0239491Y2 JP H0239491 Y2 JPH0239491 Y2 JP H0239491Y2 JP 1985166097 U JP1985166097 U JP 1985166097U JP 16609785 U JP16609785 U JP 16609785U JP H0239491 Y2 JPH0239491 Y2 JP H0239491Y2
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- oil
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- cylinder
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- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 5
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はバランス感覚に障害のある患者に対し
バランスの訓練をさせる装置に関する。
バランスの訓練をさせる装置に関する。
従来の技術
従来の装置としては、横架した短円柱を水平方
向に切つてできる形即ち上面が平面で下面が弧面
に形成されるロツカーバランス(揺動平衡器)が
ある。ロツカーバランスを床面に置き、上面には
患者を起立又は座位させ、介助者はロツカーバラ
ンスを適宜動かして上面を傾斜させるものであ
る。
向に切つてできる形即ち上面が平面で下面が弧面
に形成されるロツカーバランス(揺動平衡器)が
ある。ロツカーバランスを床面に置き、上面には
患者を起立又は座位させ、介助者はロツカーバラ
ンスを適宜動かして上面を傾斜させるものであ
る。
考案が解決しようとする問題点
従来装置のロツカーバランスは、患者に角度を
付与する時には介助者が常に該ロツカーバランス
の一端を押えていなければならない。その為、介
助者には多大な労力負担となりかつ上面を一定角
度に長らく固定保持することは困難であつた。従
つて訓練に関するデーターも再現性のある正確な
ものは作成できなかつたのである。
付与する時には介助者が常に該ロツカーバランス
の一端を押えていなければならない。その為、介
助者には多大な労力負担となりかつ上面を一定角
度に長らく固定保持することは困難であつた。従
つて訓練に関するデーターも再現性のある正確な
ものは作成できなかつたのである。
問題点を解決する為の手段
本考案は従来技術の難点を解決したもので、訓
練用の平面を設定する傾斜角度へ速やかに移動さ
せその角度に固定できる治療用バランス訓練器を
提供することを目的としている。
練用の平面を設定する傾斜角度へ速やかに移動さ
せその角度に固定できる治療用バランス訓練器を
提供することを目的としている。
即ち本考案は、基台1に立設した支柱2で平台
4を枢支し、基台1と平台4とに両端を枢着する
複数の油シリンダーを並設し、油シリンダーの横
倒れを阻止するシリンダー支え10の一方端を基
台1に取着し他方端を適宜な一個の油シリンダー
に取着し、複数個の油シリンダーへ制御弁16を
介して圧油を供給する油圧機構部23を設け、さ
らに制御弁16を制御する操縦桿21を設けてな
る治療用バランス訓練器である。
4を枢支し、基台1と平台4とに両端を枢着する
複数の油シリンダーを並設し、油シリンダーの横
倒れを阻止するシリンダー支え10の一方端を基
台1に取着し他方端を適宜な一個の油シリンダー
に取着し、複数個の油シリンダーへ制御弁16を
介して圧油を供給する油圧機構部23を設け、さ
らに制御弁16を制御する操縦桿21を設けてな
る治療用バランス訓練器である。
また油シリンダーは、二個の複動型の油シリン
ダーで構成し、一方油シリンダー5と他方油シリ
ンダー6との間隔は互いに適宜な間隔を有して基
台1と、平台4とに枢着されてなるものである。
ダーで構成し、一方油シリンダー5と他方油シリ
ンダー6との間隔は互いに適宜な間隔を有して基
台1と、平台4とに枢着されてなるものである。
実施例
床面に載置した基台1の中央に支柱2が立設さ
れ、支柱2の上端には自在継手3を介して平台4
が載設される。基台1上面の所定の二個所には一
方油シリンダー5及び他方油シリンダー6の夫々
の下端が枢着されて立設され該一方油シリンダー
5及び他方油シリンダー6の上端は平台4の裏面
に枢着される。一方油シリンダー5及び他方油シ
リンダー6の取付位置は一方油シリンダー5と支
柱2とを結ぶ線と、他方油シリンダー6と支柱2
とを結ぶ線とが交わる交点の角度が直角になる位
置に取り付けられる。
れ、支柱2の上端には自在継手3を介して平台4
が載設される。基台1上面の所定の二個所には一
方油シリンダー5及び他方油シリンダー6の夫々
の下端が枢着されて立設され該一方油シリンダー
5及び他方油シリンダー6の上端は平台4の裏面
に枢着される。一方油シリンダー5及び他方油シ
リンダー6の取付位置は一方油シリンダー5と支
柱2とを結ぶ線と、他方油シリンダー6と支柱2
とを結ぶ線とが交わる交点の角度が直角になる位
置に取り付けられる。
一方油シリンダー5及び他方油シリンダー6の
夫々の側部にはロツド7の先端の伸縮程度を検出
する一方ポテンシヨメーター8及び他方ポテンシ
ヨメーター9が並設される。
夫々の側部にはロツド7の先端の伸縮程度を検出
する一方ポテンシヨメーター8及び他方ポテンシ
ヨメーター9が並設される。
他方油シリンダー6の上部適宜位置には他方油
シリンダー6の横倒れを防ぐシリンダー支え10
の上端が止着され、該シリンダー支え10の下端
は基台1に固定される。
シリンダー6の横倒れを防ぐシリンダー支え10
の上端が止着され、該シリンダー支え10の下端
は基台1に固定される。
基台1の全周から平台4の全周にわたつて蛇腹
状のカバー11が設けられ、平台4の上面には適
宜な手摺12が取着される。
状のカバー11が設けられ、平台4の上面には適
宜な手摺12が取着される。
一方油シリンダー5と他方油シリンダー6を制
御する操作箱13の上面に設けられる操作パネル
14には、電源スイツチ15と、平台4を水平位
置に戻すよう油配管系中の制御弁16にMPU(マ
イクロプロセツサユニツト)コントローラー17
を介して指示するリセツトスイツチ18と、平台
4の傾斜移動の速度を調節するよう絞り弁19に
MPUコントローラー17を介して指示する速度
調節器20と、MPUコントローラー17に傾斜
角度に関する比較電圧を設定付与する角度調節器
28とが配設される。さらに操作パネル14にに
は、平台4を傾斜させる操縦桿21が配設され
る。該操縦桿21の下部にはスイツチ(図示省
略)が一体的に取着される。
御する操作箱13の上面に設けられる操作パネル
14には、電源スイツチ15と、平台4を水平位
置に戻すよう油配管系中の制御弁16にMPU(マ
イクロプロセツサユニツト)コントローラー17
を介して指示するリセツトスイツチ18と、平台
4の傾斜移動の速度を調節するよう絞り弁19に
MPUコントローラー17を介して指示する速度
調節器20と、MPUコントローラー17に傾斜
角度に関する比較電圧を設定付与する角度調節器
28とが配設される。さらに操作パネル14にに
は、平台4を傾斜させる操縦桿21が配設され
る。該操縦桿21の下部にはスイツチ(図示省
略)が一体的に取着される。
第5図に示すブロツク図において、各ブロツク
を接続する線のうち実線は電気的接続系統を示
し、破線は油管による接続系統を示し、二重実線
は機械的接続を示している。
を接続する線のうち実線は電気的接続系統を示
し、破線は油管による接続系統を示し、二重実線
は機械的接続を示している。
演算処理機能を有する前記MPUコントローラ
ー17は操縦桿21の信号と、リセツトスイツチ
18の信号と、一方ポテンシヨメーター8と他方
ポテンシヨメーター9との信号をA/D変換器2
2を介してA/D変換した信号と、角度設定器2
8の信号とを得て該MPUコントローラー17か
らは制御弁16を適宜に作動させる為の信号が出
力される。
ー17は操縦桿21の信号と、リセツトスイツチ
18の信号と、一方ポテンシヨメーター8と他方
ポテンシヨメーター9との信号をA/D変換器2
2を介してA/D変換した信号と、角度設定器2
8の信号とを得て該MPUコントローラー17か
らは制御弁16を適宜に作動させる為の信号が出
力される。
油圧機構部23は前記制御弁16と、制御弁1
6へ圧油を供給する油ポンプ24と、油ポンプ2
4を回転させるポンプ用モーター25と、油ポン
プ24から制御弁16に至る管路中に設けられて
管路の径を狭拡変更させる絞り弁19とからな
る。
6へ圧油を供給する油ポンプ24と、油ポンプ2
4を回転させるポンプ用モーター25と、油ポン
プ24から制御弁16に至る管路中に設けられて
管路の径を狭拡変更させる絞り弁19とからな
る。
制御弁16は一方油シリンダー5へ供給する圧
油を制御する一方電磁弁部26と、他方油シリン
ダー6へ供給する圧油を制御する他方電磁弁部2
7とからなる。
油を制御する一方電磁弁部26と、他方油シリン
ダー6へ供給する圧油を制御する他方電磁弁部2
7とからなる。
本考案実施例では操縦桿21は、操縦桿21に
スイツチが付されたスイツチ式のものを用いてい
るが、スイツチの代りにボリユームを用いたボリ
ユーム式の操縦桿21を用いてもよい。ボリユー
ム式の操縦桿21を用いた場合平台4の傾斜は
360度中の八方向のみではなく全方向に傾斜する。
前述の実施例では油シリンダーを二本用いたが、
他の実施例として油シリンダーを四本用いて平台
4を傾斜させることもできる。作 用 本考案装置の平台4の上に訓練を行う患者を乗
せた後本装置の油ポンプ24を作動状態で待機さ
せ平台4が水平状態から所定角度に達するまでの
移動の速度を速度調節器20で設定する。しかる
後に操縦桿21を八方向の傾斜方向のうち所望の
一方向へ押しやり操縦桿21下部のスイツチを接
続する。
スイツチが付されたスイツチ式のものを用いてい
るが、スイツチの代りにボリユームを用いたボリ
ユーム式の操縦桿21を用いてもよい。ボリユー
ム式の操縦桿21を用いた場合平台4の傾斜は
360度中の八方向のみではなく全方向に傾斜する。
前述の実施例では油シリンダーを二本用いたが、
他の実施例として油シリンダーを四本用いて平台
4を傾斜させることもできる。作 用 本考案装置の平台4の上に訓練を行う患者を乗
せた後本装置の油ポンプ24を作動状態で待機さ
せ平台4が水平状態から所定角度に達するまでの
移動の速度を速度調節器20で設定する。しかる
後に操縦桿21を八方向の傾斜方向のうち所望の
一方向へ押しやり操縦桿21下部のスイツチを接
続する。
操縦桿21の操縦によりMPUコントローラー
17及び制御弁16が作動し平台4は所定角度に
傾斜して止まる。所定角度とは平台4の最大傾斜
角度であり、その最大傾斜角度は一方ポテンシヨ
メーター8と他方ポテンシヨメーター9で検出さ
れる。
17及び制御弁16が作動し平台4は所定角度に
傾斜して止まる。所定角度とは平台4の最大傾斜
角度であり、その最大傾斜角度は一方ポテンシヨ
メーター8と他方ポテンシヨメーター9で検出さ
れる。
平台4上の患者は平台4の傾斜角度に対応して
起立するよう身体各部の筋肉を作用させることに
なり、患者に対して筋肉の強化訓練と筋肉とその
神経の反応速度を正常にさせるバランス訓練が行
なわれる。
起立するよう身体各部の筋肉を作用させることに
なり、患者に対して筋肉の強化訓練と筋肉とその
神経の反応速度を正常にさせるバランス訓練が行
なわれる。
平台4上の患者は平台4の傾斜角度に対応して
立位(又は座位)を保とうとするため全身の筋肉
の調和のとれた収縮を行なう。この平衡保持作用
により、抗重力筋を中心とした筋力強化静的平衡
反応能力の改善などの訓練ができる。
立位(又は座位)を保とうとするため全身の筋肉
の調和のとれた収縮を行なう。この平衡保持作用
により、抗重力筋を中心とした筋力強化静的平衡
反応能力の改善などの訓練ができる。
前述の作用を詳述すると、操作パネル14に配
設された制御用のレバーやスイツチ等の作動によ
りMPUコントローラー17を介して平台4下方
に存するポンプ用モーター25と制御弁16とを
制御する。即ち電源スイツチ15の続、断は油ポ
ンプ24に直結されるポンプ用モーター25の回
転、停止を制御すると共に所定電気部材に電圧を
印加する。さらに速度調節器20で絞り弁19を
作動させて油ポンプ24から制御弁16に至る油
管路の口径を調整し、操縦桿21を操作して制御
弁16を制御する。
設された制御用のレバーやスイツチ等の作動によ
りMPUコントローラー17を介して平台4下方
に存するポンプ用モーター25と制御弁16とを
制御する。即ち電源スイツチ15の続、断は油ポ
ンプ24に直結されるポンプ用モーター25の回
転、停止を制御すると共に所定電気部材に電圧を
印加する。さらに速度調節器20で絞り弁19を
作動させて油ポンプ24から制御弁16に至る油
管路の口径を調整し、操縦桿21を操作して制御
弁16を制御する。
制御弁16の一方電磁弁部26を作動させると
一方油シリンダー5が伸展動もしくは縮退動す
る。他方電磁弁部27を作動させると他方油シリ
ンダー6が伸展動もしくは縮退動する。
一方油シリンダー5が伸展動もしくは縮退動す
る。他方電磁弁部27を作動させると他方油シリ
ンダー6が伸展動もしくは縮退動する。
操縦桿21を第6図の北を示す矢印の方向へ倒
すと他方油シリンダー6が伸展動し、平台4の北
側が下がる。操縦桿21を南を示す矢印の方向へ
倒すと他方油シリンダー6が縮退動し、平台4の
南側が下がる。操縦桿21を北西を示す矢印の方
向に倒すと、一方油シリンダー5と他方油シリン
ダー6とが同時に伸展動し、平台4の北西側が下
がる。操縦桿21を北東を示す矢印の方向に倒す
と一方油シリンダー5がわずか縮退動し他方油シ
リンダー6が伸展動し、平台4の北東方向が下が
る。
すと他方油シリンダー6が伸展動し、平台4の北
側が下がる。操縦桿21を南を示す矢印の方向へ
倒すと他方油シリンダー6が縮退動し、平台4の
南側が下がる。操縦桿21を北西を示す矢印の方
向に倒すと、一方油シリンダー5と他方油シリン
ダー6とが同時に伸展動し、平台4の北西側が下
がる。操縦桿21を北東を示す矢印の方向に倒す
と一方油シリンダー5がわずか縮退動し他方油シ
リンダー6が伸展動し、平台4の北東方向が下が
る。
即ち一方油シリンダー5の伸縮動で平台4を東
西方向に傾斜させ、他方油シリンダー6の伸縮動
で平台4を南北方向に傾斜させ、一方油シリンダ
ー5の伸縮作動と他方油シリンダー6の伸縮作動
との合成作動で平台4を北東・南西方向及び北
西・南東方向に傾斜させる。
西方向に傾斜させ、他方油シリンダー6の伸縮動
で平台4を南北方向に傾斜させ、一方油シリンダ
ー5の伸縮作動と他方油シリンダー6の伸縮作動
との合成作動で平台4を北東・南西方向及び北
西・南東方向に傾斜させる。
次に他方油シリンダー6に取着したシリンダー
支え10の作用を述べる。平台4に回動力が働ら
いたり、あるいは一方油シリンダー5もしくは他
方油シリンダー6の上方の平台4に荷重が掛ると
一方油シリンダー5と他方油シリンダー6は共に
平台4を回動させかつ下方に引き下げながら倒れ
ようとするが、下端を基台1に固着し上端を他方
油シリンダー6の上部に取着したシリンダー支え
10で他方油シリンダー6が倒れない様に支え、
他方油シリンダー6を垂直位置に支えることによ
り平台4を所望の制御した位置に安定維持させ
る。シリンダー支え10には若干の弾性があつて
他方油シリンダー6が伸縮作動する時平台4が支
柱2を中心に円弧運動をする為に生ずる僅かな傾
斜には弾力的に追従する。そしてシリンダー支え
10は常時他方油シリンダー6を元の垂直方向に
戻そうとする弾性力を他方シリンダー6に付与し
ている。
支え10の作用を述べる。平台4に回動力が働ら
いたり、あるいは一方油シリンダー5もしくは他
方油シリンダー6の上方の平台4に荷重が掛ると
一方油シリンダー5と他方油シリンダー6は共に
平台4を回動させかつ下方に引き下げながら倒れ
ようとするが、下端を基台1に固着し上端を他方
油シリンダー6の上部に取着したシリンダー支え
10で他方油シリンダー6が倒れない様に支え、
他方油シリンダー6を垂直位置に支えることによ
り平台4を所望の制御した位置に安定維持させ
る。シリンダー支え10には若干の弾性があつて
他方油シリンダー6が伸縮作動する時平台4が支
柱2を中心に円弧運動をする為に生ずる僅かな傾
斜には弾力的に追従する。そしてシリンダー支え
10は常時他方油シリンダー6を元の垂直方向に
戻そうとする弾性力を他方シリンダー6に付与し
ている。
平台4が傾斜し最大傾斜位置に至ると一方ポテ
ンシヨメーター8及び他方ポテンシヨメーター9
からの検出値が、MPUコントローラ内に記憶さ
せた平台4を最大傾斜させる所定の比較用の電圧
値に合致し、MPUコントローラー17は一方電
磁弁部26及び他方電磁弁部27とを作動させて
一方油シリンダー5及び他方油シリンダー6の伸
縮動を停止させる。
ンシヨメーター8及び他方ポテンシヨメーター9
からの検出値が、MPUコントローラ内に記憶さ
せた平台4を最大傾斜させる所定の比較用の電圧
値に合致し、MPUコントローラー17は一方電
磁弁部26及び他方電磁弁部27とを作動させて
一方油シリンダー5及び他方油シリンダー6の伸
縮動を停止させる。
ポテンシヨメーターの作用をさらに詳述する
と、平台4を東西南北の四方向へ傾斜させる場合
は一方油シリンダー5及び他方油シリンダー6の
夫々のロツド7の最大伸展位置もしくはロツド7
の最大縮退位置を一方ポテンシヨメーター8及び
他方ポテンシヨメーター9が検出する。平台4を
北東、南北、北西、南西の四方向へ傾斜させる場
合は前記ロツド7の最大伸展位置あるいは最大縮
退位置より手前の適宜な位置を一方ポテンシヨメ
ーター8及び他方ポテンシヨメーター9が検出す
る。平台4を八方向に傾斜させる際の各々の最終
的な傾斜角度は前述のMPUコントローラー17
に予め記憶させる比較用電圧値を適宜に設定する
ことにより平台4の最終的な傾斜角度を随意に変
更できるのである。即ち操作パネル14上に角度
設定器28を設け、前述の比較用電圧値を制御す
るのである。
と、平台4を東西南北の四方向へ傾斜させる場合
は一方油シリンダー5及び他方油シリンダー6の
夫々のロツド7の最大伸展位置もしくはロツド7
の最大縮退位置を一方ポテンシヨメーター8及び
他方ポテンシヨメーター9が検出する。平台4を
北東、南北、北西、南西の四方向へ傾斜させる場
合は前記ロツド7の最大伸展位置あるいは最大縮
退位置より手前の適宜な位置を一方ポテンシヨメ
ーター8及び他方ポテンシヨメーター9が検出す
る。平台4を八方向に傾斜させる際の各々の最終
的な傾斜角度は前述のMPUコントローラー17
に予め記憶させる比較用電圧値を適宜に設定する
ことにより平台4の最終的な傾斜角度を随意に変
更できるのである。即ち操作パネル14上に角度
設定器28を設け、前述の比較用電圧値を制御す
るのである。
リセツトスイツチ18を押すとMPUコントロ
ーラー17は一方ポテンシヨメーター8及び他方
ポテンシヨメーター9からの検出値を、MPUコ
ントローラー17内に記憶させた平台4水平位置
を指示する所定の電圧値と比較する。これらの双
方の値が同値になるようMPUコントローラー1
7は一方電磁弁部16及び他方電磁弁部27を作
動させて、いかなる方向に傾斜している平台4で
あつても該平台4が水平になるよう制御弁16を
制御する。
ーラー17は一方ポテンシヨメーター8及び他方
ポテンシヨメーター9からの検出値を、MPUコ
ントローラー17内に記憶させた平台4水平位置
を指示する所定の電圧値と比較する。これらの双
方の値が同値になるようMPUコントローラー1
7は一方電磁弁部16及び他方電磁弁部27を作
動させて、いかなる方向に傾斜している平台4で
あつても該平台4が水平になるよう制御弁16を
制御する。
考案の効果
基台に立設した支柱で平台を枢支し二個の油シ
リンダーの伸縮動で平台に所定の傾斜を付与する
ものであるから、油シリンダーを作動させる操縦
桿を操縦すれば平台を所定の傾斜角度に容易に移
動させることができる。従つて介助者の労力を軽
減し、さらに再現性のある装置となつた為患者の
回復の程度の比較もでき治療上大変有利となつ
た。
リンダーの伸縮動で平台に所定の傾斜を付与する
ものであるから、油シリンダーを作動させる操縦
桿を操縦すれば平台を所定の傾斜角度に容易に移
動させることができる。従つて介助者の労力を軽
減し、さらに再現性のある装置となつた為患者の
回復の程度の比較もでき治療上大変有利となつ
た。
又、平面視において一方油シリンダーと支柱と
他方油シリンダーとでなす角度を90度としている
為、僅か二本の油シリンダーで平面を八等分した
八方向へ、効率よく平台を傾斜させることがで
き、しかも構造を簡潔にして低経費で製造できる
ものとなつた。
他方油シリンダーとでなす角度を90度としている
為、僅か二本の油シリンダーで平面を八等分した
八方向へ、効率よく平台を傾斜させることがで
き、しかも構造を簡潔にして低経費で製造できる
ものとなつた。
また、平台の設定傾斜角度を随意に変更設定す
る角度設定器を設けている為、患者の症状の程度
に応じた角度に平台を傾斜させることができる。
ゆえに個人の能力に合わせた訓練ができ、また訓
練を段階的に進展させ回復状況を明確にすること
ができるので、患者の回復を早めることができ、
さらに患者に意欲を持たせることにより一層訓練
効果を高めることができた。
る角度設定器を設けている為、患者の症状の程度
に応じた角度に平台を傾斜させることができる。
ゆえに個人の能力に合わせた訓練ができ、また訓
練を段階的に進展させ回復状況を明確にすること
ができるので、患者の回復を早めることができ、
さらに患者に意欲を持たせることにより一層訓練
効果を高めることができた。
添付の図面は本考案の実施例を示しており、第
1図は全体外観図、第2図はカバーの内部を透視
した図、第3図は基台上のシリンダーの位置を示
す図、第4図は油圧系統図、第5図はブロツクを
示す図、第6図は操縦桿の平面図、第7図は油シ
リンダーの伸縮状態と平台の傾斜状態の関係を示
す図である。 1……基台、2……支柱、4……平台、5……
一方油シリンダー、6……他方油シリンダー、1
0……シリンダー支え、16……制御弁、21…
…操縦桿、23……油圧機構部。
1図は全体外観図、第2図はカバーの内部を透視
した図、第3図は基台上のシリンダーの位置を示
す図、第4図は油圧系統図、第5図はブロツクを
示す図、第6図は操縦桿の平面図、第7図は油シ
リンダーの伸縮状態と平台の傾斜状態の関係を示
す図である。 1……基台、2……支柱、4……平台、5……
一方油シリンダー、6……他方油シリンダー、1
0……シリンダー支え、16……制御弁、21…
…操縦桿、23……油圧機構部。
Claims (1)
- 基台1に立設した支柱2で平台4を枢支し、基
台1と平台4とに両端を枢着する複数の油シリン
ダーを並設し、油シリンダーの横倒れを阻止する
シリンダー支え10の一方端を基台1に取着し他
方端を適宜な一個の油シリンダーに取着し、複数
個の油シリンダーへ制御弁6を介して圧油を供給
する油圧機構部23を設け、さらに制御弁16を
制御する操縦桿21を設けてなり、前記油シリン
ダーは、二個の複動型の油シリンダーで構成し、
平面視で支柱2に対して一方油シリンダー5と他
方油シリンダー6がなす挾角を90度になし、一方
油シリンダー5及び他方油シリンダー6の長さを
検出する一方ポテンシヨメーター8及び他方ポテ
ンシヨメーター9の夫れ夫れを一方油シリンダー
5及び他方油シリンダー6に対応して並設し、平
台4の傾斜角度を設定する角度設定器28を操作
パネル14上に設け、平台4の傾斜方向を指示し
一方油シリンダー5及び他方油シリンダー6を伸
縮動させる操縦桿21を操作パネル14上に設け
たことを特徴とする治療用バランス訓練器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985166097U JPH0239491Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985166097U JPH0239491Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272661U JPS6272661U (ja) | 1987-05-09 |
JPH0239491Y2 true JPH0239491Y2 (ja) | 1990-10-23 |
Family
ID=31096743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985166097U Expired JPH0239491Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0239491Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58169473A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | 松下電工株式会社 | バランス機能鍛練機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5394757U (ja) * | 1976-12-28 | 1978-08-02 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP1985166097U patent/JPH0239491Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58169473A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | 松下電工株式会社 | バランス機能鍛練機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6272661U (ja) | 1987-05-09 |
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