JPH0239244Y2 - - Google Patents

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JPH0239244Y2
JPH0239244Y2 JP1982104782U JP10478282U JPH0239244Y2 JP H0239244 Y2 JPH0239244 Y2 JP H0239244Y2 JP 1982104782 U JP1982104782 U JP 1982104782U JP 10478282 U JP10478282 U JP 10478282U JP H0239244 Y2 JPH0239244 Y2 JP H0239244Y2
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JP
Japan
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temperature
water
inner tank
detection mechanism
bomb
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JP1982104782U
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JPS5914052U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内槽水の温度変化による測定誤差が
起こる心配のない断熱式ボンブ熱量計に関し、さ
らに詳しくは内外二槽内の水温を同一に保つこと
により断熱をおこなうように構成されてなる自動
ボンブ熱量計において、試料点火の直前に内槽水
の温度を検知する温度検知機構と、この機構に連
動して上記水温が設定温度の許容範囲内にある場
合にのみ表示器に0点補正信号を送るとともにボ
ンブ内の試料の点火機構に点火信号を送る作動制
御機構とが設けられてなることを特徴とする断熱
式ボンブ熱量計に関するものである。
断熱式ボンブ熱量計による測定値は、内槽の水
当量に大きく影響される。内槽に給水されるのは
外槽で一定温度に調節された水だが、内槽壁やボ
ンブは常に一定の温度であるとは限らない。この
ためこれらの温度が給水された水温と大きく異な
ると水当量の変化を生じ測定値のバラツキを生じ
た。従来はそれをチエツクするシステムがなくそ
のまま点火していた。
この考案は上記の点に鑑みてなしたもので、内
槽内水温の検知機構とこの検知機構に連動する作
動制御機構とを備えることにより従来品の欠点を
解消しようとするものである。
以下この考案の実施例を図面により詳述する
が、この考案は以下の実施例に限定されるもので
はない。
第1図は断熱式自動ボンブ熱量計1の概略の全
体構成を示し、内槽2と外槽3とからなり、内槽
2内にボンブ4が納められており、このボンブ4
内で試料が燃焼されて内槽2内の水温が上昇する
もので、この上昇温度を検知して、この上昇温度
より試料の熱焼燃量が算出され、表示器5に表示
される。外槽3内には湯、水が温度調節のために
導入されるもので、さらにバルブ6が開かれるこ
とにより外槽3内の湯水が内槽2に導き入れられ
る。7は温度検知機構で、その検知素子8,8′
をそれぞれ内槽2と外槽3内面に位置させてい
る。9は作動制御機構であり、温度検知機構7に
連動し、さらに表示器5とボンブ4内の点火機構
に接続されている。また内外槽2,3内にはそれ
ぞれ撹拌用フアン10,10が設けられている。
以下この考案の断熱式自動ボンブ熱量計1の使
用手順および燃焼熱量測定工程について説明す
る。
まず、ボンブ4内に試料を所定量納め、このボ
ンブ4を内槽2内に位置させる。次に外槽3内に
湯、水を適宜供給して、外槽3内水温を外部で設
定した一定温度になるよう調整して安定状態に保
つ。そして、バルブ6を開いて外槽3内の湯水を
内槽2内に導入し、内槽水が一定水量に到達した
後、今度は内槽2内の水温度に合わせるべく外槽
3内に適宜湯、水を導入する。この時、内槽水温
がボンブや壁の影響を受けて変化するから、再度
内外槽間の温度調節を必要とする。図示はしてい
ないが、温度検知機構7は外槽3への湯、水の供
給部に接続されていて、適宜内槽2、外槽3内の
水温度を検知しながら湯、水の供給信号を送るも
のである。外槽3内の水温が内槽2内の水温と同
温度となるように調整された一定時間後(温度安
定状態)において温度検知素子8が内槽2内水の
温度を検知するもので、この際の温度が上記の設
定温度からの許容範囲(例えば±1〜1.5℃)内
にある場合には作動制御機構9は表示器5の0点
補正をおこなうとともに試料の点火をおこなわせ
る。試料が燃焼することにより内槽2内水の温度
は上昇するもので、一定時間後内槽2内水温度が
安定する。表示器5は点火直前に0点補正されて
いるので、それ以後の表示器5の指示は試料の燃
焼による温度上昇により0から次第に大きくな
り、内槽2水温度が安定した時の表示が試料の燃
焼熱量を表わす。上記の温度検知素子8が内槽2
内水の温度を検知した際に、その温度が設定温度
からの許容範囲にない場合には、作動制御機構9
は信号を送らず、よつて0点補正も点火もおこな
われず、次の段階において内槽2、外槽3内の水
は排出される。
上記した温度検知機構7と作動制御機構9とは
外形的には一体にされても別個に構成されてもよ
く、その回路構成は第2図に示すようなもので、
温度検知機構7内には温度検知素子8の周囲温度
に応じた電圧信号を出力する増幅器Aが設けら
れ、作動制御機構9はウインドウ型比較回路によ
り構成され、2コのコンパレータC1,C2とエク
スクルーシブオアゲートGが配されている。
なお、この考案の上記実施例のものに手動機構
が組み入れることももちろん可能で、手動機構が
組み込んであれば、作動制御機構がエラー表示を
おこなつた場合においても必要によつては適宜測
定が連続しておこなえる。
この考案は上述のように構成されているので、
測定時においては常に正確な測定誤差のない測定
値が得られ、しかも燃焼熱量が記録計等を要せず
表示器から直読みできるもので、とくに自動的に
おこなわれる故に手間のかかる操作を必要としな
いので非常に実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の断熱式自動ボンブ熱量計の
概略縦断面図、第2図は同温度検知機構と作動制
御機構との回路図である。 1……断熱式自動ボンブ熱量計、2……内槽、
3……外槽、4……ボンブ、5……表示器、7…
…温度検知機構、9……作動制御機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内外二槽内の水温を同一に保つことにより断熱
    をおこなうように構成されてなる自動ボンブ熱量
    計において、内外二槽内の水温が同一になり、か
    つ一定時間後に試料点火の直前に内槽水の温度を
    検知する温度検知機構と、温度検知機構に連動し
    て温度検知機構により検知された内槽水の温度が
    設定温度の許容範囲内にある場合にのみ表示器を
    0点補正するとともにボンブ内の試料の点火機構
    に点火信号を送る作動制御機構とが設けられてな
    ることを特徴とする自動ボンブ熱量計。
JP10478282U 1982-07-09 1982-07-09 自動ボンブ熱量計 Granted JPS5914052U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10478282U JPS5914052U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 自動ボンブ熱量計

Applications Claiming Priority (1)

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JP10478282U JPS5914052U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 自動ボンブ熱量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5914052U JPS5914052U (ja) 1984-01-27
JPH0239244Y2 true JPH0239244Y2 (ja) 1990-10-22

Family

ID=30245884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10478282U Granted JPS5914052U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 自動ボンブ熱量計

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JP (1) JPS5914052U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107817268A (zh) * 2017-10-20 2018-03-20 北京科技大学 采用逼近法升温测定溶液比热容的装置及测试方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015673A (ja) * 1973-06-19 1975-02-19
JPS55144518A (en) * 1979-04-27 1980-11-11 Agency Of Ind Science & Technol Calorimeter

Patent Citations (2)

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CN107817268A (zh) * 2017-10-20 2018-03-20 北京科技大学 采用逼近法升温测定溶液比热容的装置及测试方法

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Publication number Publication date
JPS5914052U (ja) 1984-01-27

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