JPH0239188A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は照明装置に関し、特に光ムラのない均一な面光
源を必要とする例えば液晶ディスプレイパネルの背面光
源体等に用いる照明装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来の液晶ディスプレイ等に用いられる照明装置を第６
図および第７図に示す。第６図は横断面図、第７図は斜
視図である。内面に光反射面を有する白色の反射枠１内
に棒状蛍光ランプからなる光源２が装着される。この反
射枠１の照明方向前面上に光源２に対応して透過・不透
過のパターンを配して光ムラを除去するための光スクリ
ーン４を配置し、その上に乳白色の樹脂板からなる光拡
散板３を重ねて配置した構成である。光拡散板３上には
液晶セル２０が設けられている。

例えばハンディワープロ用液晶ディスプレイの場合、反
射枠１は実買上縦１２〜１３ｃｍｘ横２５ｃｍ程度の矩
形であり、蛍光ランプからなる光源２は直径８　ｍｍ、
長さ３０ｃｍ程度の大きさである。このように蛍光ラン
プの長さが反射枠１の寸法より長いのは蛍光ランプの両
端が経時に伴い黒く変色するためこの部分を照明部とし
て使用しないようにするためである。このような光源２
は反射枠１の前面側から装着されるため反射枠１の有効
照明部である矩形の前面外縁に光源装着用の切欠き７が
形成される。

［発明が解決しようとする課題］ 前記従来の照明装置の構成においては、切欠き７から光
源直上の高強度の光が有効照明部内に漏れ（光束ｂ）光
拡散板３を通して光源中央部の光（光束ａ）とともに外
部へ発光される（第８図）。このため、光スクリーン４
を装着しているにもかかわらず発光面が均一とならずデ
ィスプレイ装買としての品位を低下させていた。

このような問題に対処するため、光源２を反射枠１の背
面から装着する構成とすれば、反射枠１の光源直下部に
光源２を挿入するための２木の長大が必要となり、反射
枠１が有効照明部内で３分割されることとなり反射枠１
の機械的強度が弱くなって変形しやすくなるとともに、
寸法精度が低下して光スクリーン４との位置精度のマツ
チングが悪くなる。また、照明に寄与する反射面の面積
が小さくなるため光拡散板３上での輝度が小さくなると
いう欠点が生ずる。

また、切欠き７からの漏洩光の影営の少ない光拡散板３
の中央部のみをディスプレイ゛エリヤとして使用すれば
表示面積が小さくなり発光面の有効な利用ができず、ま
た、所定の表示面積を得るためには装置全体を大型化し
なければならないという問題を生ずる。

［課題を解決するための手段および作用コ木発明によれ
ば、不透過または光吸収性の部材を反射枠の光源装着用
切欠き部に組込んで切欠き部を遮光することにより、光
源れによる問題が解消される。

［実施例コ 第１図は、本発明の第一の実施例の照明装置である。同
図において、光源２を、光源から射出する光束を反射す
る白色の反射枠１の上に配置し、ｆｉ過・不透過のパタ
ーン６を配した光スクリーン４に反射枠１の光源挿入部
の切欠き７からの光漏れを除去するためのベタパターン
５を切欠き７の直上に位置するように設け、乳白色の樹
脂板の拡散板３を置いて構成している。

次に、上述のように構成された照明装置の動作について
説明する。第５図において、光源２から射出された光束
は、照明装置の有効発光エリア（矩形照明部内）では反
射枠１の反射面に反射され、透過・不透過のパターンを
配した光スクリーン４（光束が多いところでは、不透過
の例えばドツト状のパターンが多く配され、光源および
反射枠からの配向にあわせて、ドツト状の不透過パター
ンの密度を変化させている）を通って均一化され、拡散
板で拡散されて発光している。反射枠１の光源挿入部の
切欠き７では、光源から射出された光束すおよび反射板
から反射された光束は不透過の遮光部材（ベタパターン
）５で反射または吸収により遮光され拡散板３には導か
れず、第５図のように暗部２１が有効発光部２２を囲う
完全に連続した矩形棒状になり均一な面光源として見え
る。

このような照明装置は液晶ディスプレイ（例えば強誘電
性液晶ディスプレイ）の背面光源として用いられる。

第２図は、本発明の第２の実施例である。図中、第１図
と同一符号は同一部材を表わしている。第１図の実施例
では、遮光部材５が光スクリーン４上にパターンとして
一体的に形成されているが、本実施例では光スクリーン
４と同様なフィルムに金属（アルミニウム、クロム、銀
など）を蒸着法により成膜して得られた遮光部材８を、
反射枠のランプ挿入部の切欠き７の大きさに切り出し、
拡散板３の光源側に反射枠の切欠ぎ７と位置が一致する
ように取りつけてあり、この場合も第一実施例と同様な
効果が得られる。

第３図は本発明の第３の実施例であり、図中、第１図と
同一符号は、同一部材を表わしている。

本実施例は、第２図の遮光部材８の代わりに、拡散板３
の光源側の反射枠の切欠き７上に遮光部材８と同等の大
きさに黒色またはメタリックな塗料９を塗装することに
より、第１の実施例と同様な効果を得るようにしたもの
である。

第４図は、本発明の第４の実施例である。図中、第１図
と同一符号は同一部材を表わしている。本実施例は、第
２図の遮光部材８の代わりに、反射枠１の材料と同じか
または分光反射率が同等の材料を用いて成形したものを
遮光部材１０として切欠き７に組み込むことにより、第
１の実施例と同様な効果を得るようにしたものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明は、反射枠の光源挿入部の
切欠き部からの光漏れによってできる光ムラを除去し、
軽量化、小型化した均一な高品質の照明装置を簡単に大
量生産し、低価格で供給することが可能である。また、
前記切欠き部からの光漏れによる光ムラを除去するため
の遮光部材は、脱着自在に単独で、または脱着自在な光
スクリーンもしくは拡散板に配設するようにしたため、
棒状螢光ランプ等の光源の交換が容易である。

以上の実施例では光源が２本使用される場合について説
明したが、光源の本数はこれに限定するものではなく、
１本あるいは３本以上の場合でも本発明の効果は同様に
有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図までは各々本発明の第１から第４まで
の各実施例の斜視図、第５図は本発明の作用説明図、第
６図および第７図は各々従来の照明装置の横断面図およ
び斜視図、第８図は従来の照明装置の作用説明図である
。 １：反射枠、 ２：光源、 ３；光拡散板、 ４：光スクリーン、 ５．８．１０＋遮光部材、 ７：切欠き。 第１図 第 図 第 図 第 図 ２゜ 第 図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）光反射面を有する反射枠と、該反射枠に装着した
   光源と、該反射枠の前面に設けた前記光源からの光ムラ
   を除去するための光スクリーンと、該光スクリーンの上
   面に重ねて設けた光拡散板とを具備し、前記光拡散板の
   前面に実質上前記反射枠の前面外周形状の照明部を形成
   し、前記反射枠は該照明部の外線を形成する前面外周部
   分に光源装着用の切欠き部を有し、該切欠き部からの光
   漏れを防止するための遮光部材を具備したことを特徴と
   する照明装置。
2. （２）前記遮光部材は、前記切欠き部に対面する位置の
   光スクリーンに一体的に設けられたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の照明装置。
3. （３）前記遮光部材は、前記切欠き部に対応した位置の
   光拡散板に設けられたことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の照明装置。
4. （４）前記遮光部材は、前記切欠き部をまたがる部分の
   光源上に脱着自在に装着されたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の照明装置。
5. （５）特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか
   １項記載の照明装置を具備した、液晶ディスプレイ。
6. （６）蛍光管等の光源を光源から射出する光束を反射す
   る白色の反射枠の上に配置し、透過不透過のパターンを
   配した光スクリーンを前記光源上に配置し、反射枠の光
   源挿入部の切欠き部の光漏れを除去する遮光部材および
   乳白色の樹脂板の拡散板とで構成される照明装置。