JPH08136917A - 液晶表示板用照明装置 - Google Patents
液晶表示板用照明装置Info
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- JPH08136917A JPH08136917A JP6272366A JP27236694A JPH08136917A JP H08136917 A JPH08136917 A JP H08136917A JP 6272366 A JP6272366 A JP 6272366A JP 27236694 A JP27236694 A JP 27236694A JP H08136917 A JPH08136917 A JP H08136917A
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- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【目的】嵩のある遮光部材を用いることなく、導光板か
らの光の漏洩を防止でき、もって、部品点数や作業工程
を削減することができるとともに、省スペースを実現で
きる液晶表示板用照明装置を提供する。 【構成】LED4から出射された光は、凹部3dから導
光板3内に入射する。このように入射された光は、導光
板3の表面3b及び3cによって多重反射及び拡散さ
れ、導光板3の全体に均一に拡散する。このように拡散
した光が側面3aに当たると、反射膜6により全反射さ
れるので、外部に漏洩しない。一方、拡散した光は、表
面3bから均一に出射して、液晶表示板(LCD)1を
照明する。
らの光の漏洩を防止でき、もって、部品点数や作業工程
を削減することができるとともに、省スペースを実現で
きる液晶表示板用照明装置を提供する。 【構成】LED4から出射された光は、凹部3dから導
光板3内に入射する。このように入射された光は、導光
板3の表面3b及び3cによって多重反射及び拡散さ
れ、導光板3の全体に均一に拡散する。このように拡散
した光が側面3aに当たると、反射膜6により全反射さ
れるので、外部に漏洩しない。一方、拡散した光は、表
面3bから均一に出射して、液晶表示板(LCD)1を
照明する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型の液晶表示板
(LCD(Liquid Crystal Display))を照明するため
の液晶表示板用照明装置に関し、特に、液晶表示板をそ
の裏側から均等な明るさで照明するための液晶表示板用
照明装置に関する。
(LCD(Liquid Crystal Display))を照明するため
の液晶表示板用照明装置に関し、特に、液晶表示板をそ
の裏側から均等な明るさで照明するための液晶表示板用
照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の電子
機器の小型化に伴い、ディスプレイ装置として液晶表示
板(以下、「LCD」という)を用いることが行われて
いる。また、カメラのような機械製品であっても、多様
なデータを電子的に表示するために、LCDを用いた表
示装置を備えるようになっている。また、このLCDを
暗所でも使用可能とするために、その背後に照明装置を
配置することが一般化している。
機器の小型化に伴い、ディスプレイ装置として液晶表示
板(以下、「LCD」という)を用いることが行われて
いる。また、カメラのような機械製品であっても、多様
なデータを電子的に表示するために、LCDを用いた表
示装置を備えるようになっている。また、このLCDを
暗所でも使用可能とするために、その背後に照明装置を
配置することが一般化している。
【0003】この照明装置に用いられる光源は、一般的
に、放電管,LED(light emiting diode),等の点
光源又は線光源であるので、これらをLCDの背後に直
に配置すると、これら光源の周辺だけが明るく他の部分
が暗いといった照度分布が生じてしまう。そのため、従
来より、拡散板として機能する導光板が、光源とLCD
との間に配置されている。
に、放電管,LED(light emiting diode),等の点
光源又は線光源であるので、これらをLCDの背後に直
に配置すると、これら光源の周辺だけが明るく他の部分
が暗いといった照度分布が生じてしまう。そのため、従
来より、拡散板として機能する導光板が、光源とLCD
との間に配置されている。
【0004】ところで、光源から導光板内に入射された
光は、導光板の表面からだけでなく、底面や側面からも
漏洩し得る。しかし、このような漏洩光は、他の回路や
機械要素に悪影響を及ぼすおそれがあるばかりか、LC
Dを照明するのに寄与しない損失となるので、照明効率
を悪くしてしまう。従って、このような照明効率の悪化
を防止すべく、LCDの底面や側面からの光の漏洩を防
止しなければならない。
光は、導光板の表面からだけでなく、底面や側面からも
漏洩し得る。しかし、このような漏洩光は、他の回路や
機械要素に悪影響を及ぼすおそれがあるばかりか、LC
Dを照明するのに寄与しない損失となるので、照明効率
を悪くしてしまう。従って、このような照明効率の悪化
を防止すべく、LCDの底面や側面からの光の漏洩を防
止しなければならない。
【0005】そこで、従来の液晶表示板用照明装置にお
いては、裏面からの光の漏洩を基板にて防止するととも
に、LCDの側面を取り囲むように基板上に取り付けた
遮光枠によって、この側面からの光の漏洩を防止してい
た。
いては、裏面からの光の漏洩を基板にて防止するととも
に、LCDの側面を取り囲むように基板上に取り付けた
遮光枠によって、この側面からの光の漏洩を防止してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成によると、遮光枠の分だけ部品点数が多
くなっていたとともに、その作成,及び基板に対する取
付等の作業工程も多くなっていた。また、当然のことな
がら、遮光枠の位置からLCDに対する照明光は照射さ
れないので、照明装置全体の大きさを必要以上に大きく
しなければならず、スペース上の不利があった。
うな従来の構成によると、遮光枠の分だけ部品点数が多
くなっていたとともに、その作成,及び基板に対する取
付等の作業工程も多くなっていた。また、当然のことな
がら、遮光枠の位置からLCDに対する照明光は照射さ
れないので、照明装置全体の大きさを必要以上に大きく
しなければならず、スペース上の不利があった。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものである。即ち、本発明は、遮光枠のように
嵩のある遮光部材を用いることなく、導光板からの光の
漏洩を防止でき、もって、部品点数や作業工程を削減す
ることができるとともに、省スペースを実現できる液晶
表示板用照明装置を提供することを目的とする。
なされたものである。即ち、本発明は、遮光枠のように
嵩のある遮光部材を用いることなく、導光板からの光の
漏洩を防止でき、もって、部品点数や作業工程を削減す
ることができるとともに、省スペースを実現できる液晶
表示板用照明装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の手段を採用した。即ち、本発明に
よる液晶表示板用照明装置は、与えられた電荷の状態に
応じて光を透過又は遮断する液晶表示板を照明するため
の液晶表示板用照明装置において、光を出射する光源
と、この光源によって出射された光が入射する入射面と
この入射した光を前記液晶表示板に向けて出射する出射
面とを有するとともに、これら入射面及び出射面以外の
面に反射膜が形成されている導光板とを、備えたことを
特徴とする(請求項1に対応)。
決するために、以下の手段を採用した。即ち、本発明に
よる液晶表示板用照明装置は、与えられた電荷の状態に
応じて光を透過又は遮断する液晶表示板を照明するため
の液晶表示板用照明装置において、光を出射する光源
と、この光源によって出射された光が入射する入射面と
この入射した光を前記液晶表示板に向けて出射する出射
面とを有するとともに、これら入射面及び出射面以外の
面に反射膜が形成されている導光板とを、備えたことを
特徴とする(請求項1に対応)。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例の説明を行う前に、本発明
の各構成要件の概念を説明する。 <液晶表示板>液晶表示板は、TN型でもTFT型でも
良い。TN型の場合には、STN型でも、DSTN型で
も良い。また、この液晶表示板は、電荷を与えた時のみ
光を遮断するものでも、電荷を与えた時のみ光を透過さ
せるものでも良い。この電荷を液晶表示板に与える電極
は、マトリックス構成のものであっても、予め一定の形
状に形成されているものでも良い。 <光源>光源としては、発光ダイオード等の発光素子,
放電管,ランプ等を用いることができる。 <導光板>この導光板は、透明部材でも良いが、半透明
部材でも良い。その材質は、ガラスでも良いが、アクリ
ル板や合成樹脂板でも良い。
の各構成要件の概念を説明する。 <液晶表示板>液晶表示板は、TN型でもTFT型でも
良い。TN型の場合には、STN型でも、DSTN型で
も良い。また、この液晶表示板は、電荷を与えた時のみ
光を遮断するものでも、電荷を与えた時のみ光を透過さ
せるものでも良い。この電荷を液晶表示板に与える電極
は、マトリックス構成のものであっても、予め一定の形
状に形成されているものでも良い。 <光源>光源としては、発光ダイオード等の発光素子,
放電管,ランプ等を用いることができる。 <導光板>この導光板は、透明部材でも良いが、半透明
部材でも良い。その材質は、ガラスでも良いが、アクリ
ル板や合成樹脂板でも良い。
【0010】この導光板を平行平面板から構成し、その
他の面に比して広い面を出射面とし、この出射面に隣接
する面,即ち側面に反射膜を形成しても良い(請求項2
に対応)。
他の面に比して広い面を出射面とし、この出射面に隣接
する面,即ち側面に反射膜を形成しても良い(請求項2
に対応)。
【0011】この導光板の出射面に平行な面を、不透明
部材からなる基板に固着しても良い。この場合、この出
射面に平行な面の一部に光源が収容される凹部を形成
し、この凹部の内面を入射面として構成しても良い(請
求項3に対応)。
部材からなる基板に固着しても良い。この場合、この出
射面に平行な面の一部に光源が収容される凹部を形成
し、この凹部の内面を入射面として構成しても良い(請
求項3に対応)。
【0012】この導光板の反射膜が形成される面は、入
射面及び出射面以外の全ての面であっても良いし、その
一部の面だけであっても良い。少なくともこの面からの
漏洩光は遮光できるからである。特に、入射面,出射
面,及び基板が形成されている面以外の全ての面に反射
膜を形成すれば、漏洩光を完全に防止できる。
射面及び出射面以外の全ての面であっても良いし、その
一部の面だけであっても良い。少なくともこの面からの
漏洩光は遮光できるからである。特に、入射面,出射
面,及び基板が形成されている面以外の全ての面に反射
膜を形成すれば、漏洩光を完全に防止できる。
【0013】また、導光板の何れかの面を乱反射面とし
てもよい。このようにすれば、反射光は拡散されるの
で、出射面から均等に光が出射される。例えば、反射膜
が形成されている面が乱反射面となっていても良い(請
求項6に対応)。また、導光板の全面が乱反射面となっ
ていても良い。 <反射膜>この反射膜は光の反射効率が良好な薄膜であ
る。この反射膜は、蒸着膜でも良いし(請求項4に対
応)、スパッタリングによる薄膜でも良いし、箔を貼り
付けたものでも良いし、水銀を塗り付けたものでも良
い。この反射膜を蒸着膜とする場合には、その蒸着材料
としては、金属,例えばアルミニウムを用いることがで
きる(請求項5に対応)。
てもよい。このようにすれば、反射光は拡散されるの
で、出射面から均等に光が出射される。例えば、反射膜
が形成されている面が乱反射面となっていても良い(請
求項6に対応)。また、導光板の全面が乱反射面となっ
ていても良い。 <反射膜>この反射膜は光の反射効率が良好な薄膜であ
る。この反射膜は、蒸着膜でも良いし(請求項4に対
応)、スパッタリングによる薄膜でも良いし、箔を貼り
付けたものでも良いし、水銀を塗り付けたものでも良
い。この反射膜を蒸着膜とする場合には、その蒸着材料
としては、金属,例えばアルミニウムを用いることがで
きる(請求項5に対応)。
【0014】
【実施例1】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を
説明する。 〔実施例の構造〕以下に示す本発明の一実施例は、本発
明による液晶表示板用照明装置を、カメラの絞り値表示
装置に用いたものである。図1は、図2に示すような平
面形状を有する絞り値表示装置の断面図である。
説明する。 〔実施例の構造〕以下に示す本発明の一実施例は、本発
明による液晶表示板用照明装置を、カメラの絞り値表示
装置に用いたものである。図1は、図2に示すような平
面形状を有する絞り値表示装置の断面図である。
【0015】図1に示すように、この絞り値制御装置
は、表側(図1における上側)から順番に、液晶表示板
(以下、「LCD」という)1,導光板3,及び基板5
から構成されている。
は、表側(図1における上側)から順番に、液晶表示板
(以下、「LCD」という)1,導光板3,及び基板5
から構成されている。
【0016】このLCD1は、図示せぬカメラボディに
形成された窓の内側に配置される。このLCD1は、図
2に示すような透明電極1a,1bが取り付けられてい
るTN型の液晶セルを、偏光方向が共に同じ方向を向い
ている一対の偏光板によって挟んだ構造となっている。
従って、電圧が印加された透明電極1a又は1bの部分
だけ、導光板3からの入射光の透過が遮られて、暗く見
えるようになる。そのため、透明電極1a又は1bに対
して選択的に電圧を印加することにより、“0.0”〜
“9.9”までの数字を、暗色にてデジタル表示するこ
とができる。
形成された窓の内側に配置される。このLCD1は、図
2に示すような透明電極1a,1bが取り付けられてい
るTN型の液晶セルを、偏光方向が共に同じ方向を向い
ている一対の偏光板によって挟んだ構造となっている。
従って、電圧が印加された透明電極1a又は1bの部分
だけ、導光板3からの入射光の透過が遮られて、暗く見
えるようになる。そのため、透明電極1a又は1bに対
して選択的に電圧を印加することにより、“0.0”〜
“9.9”までの数字を、暗色にてデジタル表示するこ
とができる。
【0017】このLCD1の裏面(図1における下側
面)に離間して配置されている導光板3は、アクリル樹
脂からなる透明板である。この導光板3の他の面に比し
て広い面である表面3b,及び裏面3cは、互いに平行
な平面であり、その側面3aは、出射面としての表面3
bに対して直角な面となっている。
面)に離間して配置されている導光板3は、アクリル樹
脂からなる透明板である。この導光板3の他の面に比し
て広い面である表面3b,及び裏面3cは、互いに平行
な平面であり、その側面3aは、出射面としての表面3
bに対して直角な面となっている。
【0018】また、この導光板3の全ての面は、内反射
する光が乱反射(及び透過)して拡散するように、シボ
加工がなされた乱反射面となっている。それに加えて、
導光板3の側面3a上には、導光板3内部を伝導する光
を全て全反射するように、反射膜6が形成されている。
この反射膜6は、より具体的には、アルミニウムの蒸着
膜である。この反射膜6は、光の透過を防止するため
に、膜厚1μm以上の薄膜となっている。この反射膜6
を形成する際には公知の蒸着装置を用いるが、膜形成の
必要のない表面3b及び裏面3cにアルミニウム分子が
付着することを防止するため、膜形成の期間中、これら
の面3b,3cには防護フィルムが貼り付けられる。
する光が乱反射(及び透過)して拡散するように、シボ
加工がなされた乱反射面となっている。それに加えて、
導光板3の側面3a上には、導光板3内部を伝導する光
を全て全反射するように、反射膜6が形成されている。
この反射膜6は、より具体的には、アルミニウムの蒸着
膜である。この反射膜6は、光の透過を防止するため
に、膜厚1μm以上の薄膜となっている。この反射膜6
を形成する際には公知の蒸着装置を用いるが、膜形成の
必要のない表面3b及び裏面3cにアルミニウム分子が
付着することを防止するため、膜形成の期間中、これら
の面3b,3cには防護フィルムが貼り付けられる。
【0019】なお、導光板3の裏面3cには、その複数
箇所に、入射面としての凹部3dが形成されている。こ
の裏面3c自体は、不透明部材からなる基板5に固着さ
れている。
箇所に、入射面としての凹部3dが形成されている。こ
の裏面3c自体は、不透明部材からなる基板5に固着さ
れている。
【0020】この基板5上には光源としての複数のLE
D4が取り付けられている。そして、これら複数のLE
D4は、基板5を導光板3に固着する際に上述の複数の
凹部3d内に夫々収容される様に、その位置調整がなさ
れている。このLED4は、図示せぬカメラボディのメ
インスイッチが投入されている間中、又は、図示せぬ照
明ボタンが押されている間のみ発光する発光素子であ
る。 〔実施例の作用〕以下、本実施例によるLED照明装置
の作用を説明する。
D4が取り付けられている。そして、これら複数のLE
D4は、基板5を導光板3に固着する際に上述の複数の
凹部3d内に夫々収容される様に、その位置調整がなさ
れている。このLED4は、図示せぬカメラボディのメ
インスイッチが投入されている間中、又は、図示せぬ照
明ボタンが押されている間のみ発光する発光素子であ
る。 〔実施例の作用〕以下、本実施例によるLED照明装置
の作用を説明する。
【0021】先ず、LED4に電流を流し、これを発光
させる。すると、LED4から出射された光は、凹部3
dの内壁から、導光板3内に入射する。導光板3内に入
射した光のうちの一部は直接側面3aに達するが、大部
分の光は、一旦導光板3の表面3bに当たる。
させる。すると、LED4から出射された光は、凹部3
dの内壁から、導光板3内に入射する。導光板3内に入
射した光のうちの一部は直接側面3aに達するが、大部
分の光は、一旦導光板3の表面3bに当たる。
【0022】上述したように、この表面3bにはシボ加
工がなされているので、ここに当たった光は、乱反射さ
れて導光板3内に拡散するとともに、その一部が外部に
向かって透過して拡散する。導光板3内に拡散した光の
うち一部は側面3aに達するが、残りの光は、導光板3
の裏面3cに当たる。
工がなされているので、ここに当たった光は、乱反射さ
れて導光板3内に拡散するとともに、その一部が外部に
向かって透過して拡散する。導光板3内に拡散した光の
うち一部は側面3aに達するが、残りの光は、導光板3
の裏面3cに当たる。
【0023】この裏面3cには基板5が固着しているの
で、ここで外部に透過する光はなく、全て乱反射されて
更に拡散する。なお、厳密に言うと、裏面3cから外部
に向かって透過する光もあるが、それらは基板5によっ
て反射されて導光板3内に戻るので、照明光の損失には
ならない。
で、ここで外部に透過する光はなく、全て乱反射されて
更に拡散する。なお、厳密に言うと、裏面3cから外部
に向かって透過する光もあるが、それらは基板5によっ
て反射されて導光板3内に戻るので、照明光の損失には
ならない。
【0024】以上の様にして導光板3内にて拡散される
ことにより、LED4からの光は、導光板3の表面3b
の全域からほぼ均等なエネルギー密度にて出射される。
従って、高輝度点の存在の様な明暗の分布が解消され
る。また、導光板3の表面3bの各点において、光は、
ほぼ全方向に向かって均等に拡散出射される。従って、
導光板3の表面3bをどの方角から見ても、ほぼ同じ明
るさに見える。
ことにより、LED4からの光は、導光板3の表面3b
の全域からほぼ均等なエネルギー密度にて出射される。
従って、高輝度点の存在の様な明暗の分布が解消され
る。また、導光板3の表面3bの各点において、光は、
ほぼ全方向に向かって均等に拡散出射される。従って、
導光板3の表面3bをどの方角から見ても、ほぼ同じ明
るさに見える。
【0025】なお、一部の光は、導光板3内にて拡散さ
れているうちに側面3aに当たる。しかし、この側面3
a上(側面の外側)には、アルミニウムの蒸着膜である
反射膜6が形成されている。従って、図3に示すよう
に、この側面3aに当たった光は、その入射角如何に拘
わらず、全て全反射される。従って、導光板3の側面3
aから光が漏洩することが防止される。
れているうちに側面3aに当たる。しかし、この側面3
a上(側面の外側)には、アルミニウムの蒸着膜である
反射膜6が形成されている。従って、図3に示すよう
に、この側面3aに当たった光は、その入射角如何に拘
わらず、全て全反射される。従って、導光板3の側面3
aから光が漏洩することが防止される。
【0026】このようにして、導光板3の表面3bのみ
から出射された照明光は、LCD1内に入射される。そ
して、上述したように、殆どの光はLCD1内をそのま
ま透過するが、電圧が印加された透明電極1a,1bを
通光のみが液晶セルによって偏光方向をねじられて、遮
断される。従って、この絞り値表示装置を外部から見る
と、光が遮断された部分だけが黒く見えて、その他の部
分が均等に明るく見える。
から出射された照明光は、LCD1内に入射される。そ
して、上述したように、殆どの光はLCD1内をそのま
ま透過するが、電圧が印加された透明電極1a,1bを
通光のみが液晶セルによって偏光方向をねじられて、遮
断される。従って、この絞り値表示装置を外部から見る
と、光が遮断された部分だけが黒く見えて、その他の部
分が均等に明るく見える。
【0027】本実施例によると、導光板3の側面3aに
おいては反射膜(アルミニウムの蒸着膜)6のみによっ
て光の反射がなされ、透過光の漏洩が生じない。従っ
て、特別な部品を用意する必要が無く、よって、作業工
程も削減することができる。しかも、反射膜6が占有す
るスペースは殆どないので、照明光を照射する表面3b
の面積を狭めることなく、絞り値表示装置自体のサイズ
を小さくすることができる。
おいては反射膜(アルミニウムの蒸着膜)6のみによっ
て光の反射がなされ、透過光の漏洩が生じない。従っ
て、特別な部品を用意する必要が無く、よって、作業工
程も削減することができる。しかも、反射膜6が占有す
るスペースは殆どないので、照明光を照射する表面3b
の面積を狭めることなく、絞り値表示装置自体のサイズ
を小さくすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、嵩のある遮光部材を用いることなく導光板からの光
の漏洩を防止することができ、その結果、部品点数や作
業工程を削減することができるとともに、液晶表示板用
照明装置の省スペース化を実現することができる。
ば、嵩のある遮光部材を用いることなく導光板からの光
の漏洩を防止することができ、その結果、部品点数や作
業工程を削減することができるとともに、液晶表示板用
照明装置の省スペース化を実現することができる。
【図1】 本発明の一実施例による液晶表示板用照明装
置が用いられた絞り値表示装置の断面図
置が用いられた絞り値表示装置の断面図
【図2】 図1における液晶表示板の表面図
【図3】 図1の部分拡大図
1 液晶表示板 3 導光板 4 LED 6 反射膜
Claims (6)
- 【請求項1】与えられた電荷の状態に応じて光を透過又
は遮断する液晶表示板を照明するための液晶表示板用照
明装置において、 光を出射する光源と、 この光源によって出射された光が入射する入射面とこの
入射した光を前記液晶表示板に向けて出射する出射面と
を有するとともに、これら入射面及び出射面以外の面に
反射膜が形成されている導光板とを備えたことを特徴と
する液晶表示板用照明装置。 - 【請求項2】前記導光板は平行平面板からなり、その他
の面に比して広い面が前記出射面であるとともに、この
出射面に隣接する面に前記反射膜が形成されていること
を特徴とする請求項1記載の液晶表示板用照明装置。 - 【請求項3】前記導光板の前記出射面に平行な面が不透
明部材からなる基板に固着されているとともに、この基
板に固着されている面の一部に前記光源が収容される凹
部が形成され、この凹部の内面が前記入射面となってい
ることを特徴とする請求項2記載の液晶表示板用照明装
置。 - 【請求項4】前記反射膜は蒸着膜であることを特徴とす
る請求項1記載の液晶表示板用照明装置。 - 【請求項5】前記反射膜はアルニミウムの蒸着膜である
ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示板用照明装
置。 - 【請求項6】前記反射膜が形成されている面は乱反射面
であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示板用照
明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6272366A JPH08136917A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 液晶表示板用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6272366A JPH08136917A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 液晶表示板用照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08136917A true JPH08136917A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17512889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6272366A Pending JPH08136917A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 液晶表示板用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08136917A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1701204A1 (en) | 2005-03-08 | 2006-09-13 | Sony Corporation | Backlight device and liquid crystal display apparatus |
US7780306B2 (en) | 2005-11-25 | 2010-08-24 | Sony Corporation | Light guide plate, backlight unit and method of manufacturing the same, and liquid crystal display |
CN102518985A (zh) * | 2011-11-15 | 2012-06-27 | 友达光电股份有限公司 | 面光源及使用其的背光模块 |
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1994
- 1994-11-07 JP JP6272366A patent/JPH08136917A/ja active Pending
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