JPH0239136Y2 - - Google Patents

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JPH0239136Y2
JPH0239136Y2 JP1985192530U JP19253085U JPH0239136Y2 JP H0239136 Y2 JPH0239136 Y2 JP H0239136Y2 JP 1985192530 U JP1985192530 U JP 1985192530U JP 19253085 U JP19253085 U JP 19253085U JP H0239136 Y2 JPH0239136 Y2 JP H0239136Y2
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JP
Japan
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top plate
front plate
coil unit
fan coil
plate
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JP1985192530U
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JPS62100419U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はフアンコイルユニツトに関するもの
である。
(従来の技術) 第5図〜第8図に基づいて従来のフアンコイル
ユニツトについて説明する。フアンコイルユニツ
ト31は内部に熱交換器32を備え、下方から吸
込んだ空気を冷温風にして上方から吹き出すので
あるが、この場合、上方吹出し形と前方吹出し形
の二種がある。上方吹出し形の場合は、第5図に
示すように、本体上面に吹出し口33を備えた天
板34を取着すると共に、本体正面に前板35を
取着して構成され、前方吹出し形の場合は、第6
図に示すように、本体正面に吹出口33を備えた
前板35を取着すると共に、本体上面に天板34
を取着して構成される。つまり使用者の要望等に
より、上方吹出し形の場合と前方吹出し形の場合
とで異なつた形状の天板34と前板35とが使用
されるのである。そして上方吹出し形のフアンコ
イルユニツト31は、例えば第7図に示すよう
に、化粧ケース36内に配置され、その天板吹出
し口33がダクト37を介して化粧ケース36の
空気吹出し口38に接続される。なお化粧ケース
36の下部にはフアンコイルユニツト31の吸込
口に対応して空気吸込口39が設けられている。
また前方吹出し形のフアンコイルユニツトは、例
えば第8図に示すように、壁面40の背後に配置
され、その前板35の吹出し口33がダクト(図
にあらわれず)を介して壁面40に予め取着され
た化粧ボード41の空気吹出し口42に接続され
る。なお上記化粧ボード41にはフアンコイルユ
ニツト31の吸込口に対応して空気吸込口43が
設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記したフアンコイルユニツト31に
おいては、上方吹出し形から前方吹出し形に変更
する場合、あるいはその反対にする場合に、それ
ぞれ既にある前板35及び天板34を除去し、こ
れらとは別の前板35及び天板34を取着しなけ
ればならない。しかしながらこのように前板35
及び天板34を全く新規なものと交換すること
は、先の前板35及び天板34が無駄になるだけ
でなく経費が高くつくと共に、わざわざ交換部品
を工場から現地に運ぶ必要があるので、現地にお
いて即座に吹出し形式の変更を行うことができな
いという問題があつた。
この考案は上記した従来の問題点を解決するた
めになされたものであつて、その目的は、前板及
び天板の交換すなわち吹出し形式の変更を現地に
おいて即座に、しかも安価に行うことができるフ
アンコイルユニツトを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案のフアンコイルユニツトにおい
ては、正面に前板3を有すると共に、上面に吹出
口6を備えた天板7を有するフアンコイルユニツ
トであつて、上記前板3を上部4と下部5に分割
し、この上部前板4と上記天板7とをそれぞれ着
脱自在に構成し、上記上部前版4を天板として、
上記天板7を上部前板として使用可能な寸法にし
てある。
(作用) 上記のように上部前板4を天板として、また上
記天板7を上部前板としてそれぞれ使用可能であ
ることから、上方吹出し形から前方吹出し形に変
更する場合、あるいはその反対にする場合には、
両者の配置を変更するだけでよいことになる。
(実施例) 次にこの考案のフアンコイルユニツトの具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図〜第4図において、1はフアンコイルユ
ニツトであつて、2はその熱交換器を示してい
る。このフアンコイルユニツト1の前板3は上部
4と下部5に分割され、上部前板4がネジを介し
て着脱自在に構成されている。そして従来と同様
に、吹出し口6を備えた天板7もネジを介して着
脱自在に構成されているのであるが、これら上部
前板4と天板7の構成は上記従来のものと次のよ
うに異なつている。すなわち第1図に示すよう
に、上記上部前板4は上端部に直角に折れ曲がる
折り返し片8を有し、この折り返し片8の先端に
さらに天板吹出し口6の立上り縁材9の一部を構
成する立上り片10を有している。一方天板7
は、その吹出し口6の周縁に立上り縁材9を有し
ているのであるが、この場合立上り縁材9は矩形
吹出し口6の三辺に対応する三つの立上り辺1
1,12,13から構成され、残る一辺の立上り
辺には上記上部前板4の立上り辺10を使用する
ことが予定されている。したがつて上記天板7は
一側部が開放された平面視コ字形状をなしてい
る。なお上記各立上り辺10・・13は、その周
囲に第7図に示すようなダクト37等の取着され
る部分である。そしてこれら上部前板4と天板7
とは、取着時に一体となつた際にその奥行寸法A
+Bと上下寸法Cとが同一となるように設定され
ている。なおAは天板7の奥行寸法、Bは折り返
し片8の奥行寸法、Cは上部前板4の本体部分の
上下寸法である。つまり第2図に示すように、上
部前板4を天板として、天板7を上部前板として
使用できるように構成されているのである。そし
てこの場合、第3図、第4図に示すように、相互
に方向を変えて交換使用した際にもユニツト本体
側に穿設した取着用ネジ孔を共用できるように、
共通する位置にネジ挿通用の長孔14が穿設され
ている。
上記したフアンコイルユニツト1においては、
上部前板4と天板7とが一体となつた際の奥行寸
法A+Bと上下寸法Cとが同一になるように設定
されているので、次のような使用が可能となる。
すなわち上方吹出し形のフアンコイルユニツト1
とする場合は、第1図に示すように、そのまま上
部前板4を本体の前面上部にネジを介して取着す
ると共に、天板7を本体上面にネジを介して取着
すればよい。一方上方吹出し形から前方吹出し形
に変更する場合は、上記上部前板4と天板7とを
取外し、第2図に示すように方向を変えて、上部
前板4を本体上面に、天板7を本体の前面上部に
それぞれネジを介して取着すればよい。また前方
吹出し形から上方吹出し形に変更する場合は上記
と反対に取着しなおせばよい。つまり吹出し形式
の変更が、上部前板4と天板7との取付位置を交
換するだけで容易に行うことができる訳である。
したがつて従来例で述べたフアンコイルユニツト
のように、新規に前板及び天板を準備(制作)す
る必要はなく、またこれらを現地まで運ぶ必要も
ないので、経費をほとんどかけることなく吹出し
形式の変更を現地において即座に行うことができ
るのである。
(考案の効果) この考案のフアンコイルユニツトにおいては、
前板と天板とが一体となつた際の奥行寸法と上下
寸法とが同一になるように設定し、上部前板を天
板として、天板を上部前板として使用可能にして
あるので、上方吹出し形から前方吹出し形に変更
する場合、あるいはその反対にする場合には、両
者の取付位置を交換するだけでよいことになる。
したがつて吹出し形式の変更を現地において即座
に行うことができ、経費もほとんどかけなくて済
む。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの考案のフアン
コイルユニツトの一実施例を示す分解斜視図、第
3図は上記フアンコイルユニツトの天板の平面
図、第4図は上記フアンコイルユニツトの上部前
板の正面図、第5図及び第6図はそれぞれ従来の
フアンコイルユニツトの一例を示す斜視図、第7
図及び第8図はそれぞれフアンコイルユニツトの
一般的使用例を示す斜視図である。 1……フアンコイルユニツト、3……前板、4
……上部前板、5……下部前板、6……吹出し
口、7……天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面に前板3を有すると共に、上面に吹出口6
    を備えた天板7を有するフアンコイルユニツトで
    あつて、上記前板3を上部4と下部5に分割し、
    この上部前板4と上記天板7とをそれぞれ着脱自
    在に構成し、上記上部前板4を天板として、上記
    天板7を上部前板として使用可能な寸法にしたこ
    とを特徴とするフアンコイルユニツト。
JP1985192530U 1985-12-14 1985-12-14 Expired JPH0239136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985192530U JPH0239136Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985192530U JPH0239136Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62100419U JPS62100419U (ja) 1987-06-26
JPH0239136Y2 true JPH0239136Y2 (ja) 1990-10-22

Family

ID=31147696

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JP1985192530U Expired JPH0239136Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

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JPS62100419U (ja) 1987-06-26

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