JPH0239123Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0239123Y2 JPH0239123Y2 JP1986120305U JP12030586U JPH0239123Y2 JP H0239123 Y2 JPH0239123 Y2 JP H0239123Y2 JP 1986120305 U JP1986120305 U JP 1986120305U JP 12030586 U JP12030586 U JP 12030586U JP H0239123 Y2 JPH0239123 Y2 JP H0239123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- hot water
- heat dissipation
- panel
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 4
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 24
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、対流と放射による温水暖房用パネル
に関するものである。
に関するものである。
[従来の技術]及び[考案が解決しようとする問
題点] 従来より、箱体内部に温水管を配し、この温水
管からの放熱により、暖房を行なう温水暖房器用
放熱パネルは種々提供されてきた。
題点] 従来より、箱体内部に温水管を配し、この温水
管からの放熱により、暖房を行なう温水暖房器用
放熱パネルは種々提供されてきた。
しかしながら従来の放熱パネルでは、パネルの
前板に一体に温水管を配置するようにしたもので
(特公昭59−41095号公報参照)あり、このような
構成を採用すると部屋の巾木に沿つて配置される
受け具にはめこむことにより設置できるので便利
で、全体としてスペースを多く必要としないとい
う面では便利であるが、前面側のみが放熱面とい
うことになつていた。
前板に一体に温水管を配置するようにしたもので
(特公昭59−41095号公報参照)あり、このような
構成を採用すると部屋の巾木に沿つて配置される
受け具にはめこむことにより設置できるので便利
で、全体としてスペースを多く必要としないとい
う面では便利であるが、前面側のみが放熱面とい
うことになつていた。
[問題点を解決するための手段]
そこで本考案は前述した従来の放熱パネルの有
する欠点に鑑みて案出されたものであり、目的と
するのは放熱効率の向上で、その要旨とするの
は、前板、後板、上板、下板からなるパネル本体
内部に温水管を配し、前板及び後板の少なくとも
前板に下部に吸込孔を上部に放出孔を穿設し放射
と対流により暖房を行なう温水暖房器用放熱パネ
ルにおいて、上下に平行して設ける温水管を一方
は前板に、他方は後板にそれぞれ一体に設けるよ
うにしたことを特徴とするものである。
する欠点に鑑みて案出されたものであり、目的と
するのは放熱効率の向上で、その要旨とするの
は、前板、後板、上板、下板からなるパネル本体
内部に温水管を配し、前板及び後板の少なくとも
前板に下部に吸込孔を上部に放出孔を穿設し放射
と対流により暖房を行なう温水暖房器用放熱パネ
ルにおいて、上下に平行して設ける温水管を一方
は前板に、他方は後板にそれぞれ一体に設けるよ
うにしたことを特徴とするものである。
[実施例]
以下、図示例と共に、本考案の実施例を説明す
る。
る。
前板1、後板2、上板3、下板4からなるパネ
ル本体5の内部に、上下に二本の温水管6を横方
向に通してある。下部の温水管6は前板1に、上
部の温水管6は後板2に一体に設けるようにして
ある。温水管6の内部には銅管をはめ込むように
してある。
ル本体5の内部に、上下に二本の温水管6を横方
向に通してある。下部の温水管6は前板1に、上
部の温水管6は後板2に一体に設けるようにして
ある。温水管6の内部には銅管をはめ込むように
してある。
また、前板1下部には冷たい空気の吸込孔7を
また上部には暖房された空気の放出孔8がそれぞ
れ適数個穿設されている。
また上部には暖房された空気の放出孔8がそれぞ
れ適数個穿設されている。
この吸込孔7および放出孔8は図示の例では前
板1にのみ穿設するようにしてあるが、必要に応
じて後板2にも穿設するようにしてもよい。
板1にのみ穿設するようにしてあるが、必要に応
じて後板2にも穿設するようにしてもよい。
下板4からは下板4の長手方向にそつた垂設板
9を突設させ、この垂設板9下端に下板4に平行
な底板10を一体に設け、これら垂設板9及び底
板10によつて下部連結部11が形成されてい
る。
9を突設させ、この垂設板9下端に下板4に平行
な底板10を一体に設け、これら垂設板9及び底
板10によつて下部連結部11が形成されてい
る。
前板1及び後板2の上端各々からは前立設板1
2、後立設板13が上板3上方に突設させ、この
両立設板12,13上端には上板3に平行な前蓋
板14、後蓋板15を先端において間〓を有する
ように突出させて、この上板3、立設板12,1
3、蓋板14,15によつて上部連結部17を形
成している。
2、後立設板13が上板3上方に突設させ、この
両立設板12,13上端には上板3に平行な前蓋
板14、後蓋板15を先端において間〓を有する
ように突出させて、この上板3、立設板12,1
3、蓋板14,15によつて上部連結部17を形
成している。
下部連結部11の垂設板9は、その板厚が上部
連結部17の間〓よりやや薄く、かつ、長さが蓋
板14,15の板厚よりやや長いように形成され
ており、更に底板10は、その板厚が、蓋板1
4,15と上板3との間〓よりもやや狭く、また
その前後幅が、前立設板12、後立設板13間〓
よりもやや短かく形成されている。
連結部17の間〓よりやや薄く、かつ、長さが蓋
板14,15の板厚よりやや長いように形成され
ており、更に底板10は、その板厚が、蓋板1
4,15と上板3との間〓よりもやや狭く、また
その前後幅が、前立設板12、後立設板13間〓
よりもやや短かく形成されている。
なおこれら全体は、その成型性あるいは暖房効
率向上のためにアルミニウムに形成されており、
温水管6内部のみが銅管にて形成されている。ま
た上板3略中央には、積層使用した際の最上部の
放熱パネルから暖房された空気が放出されるよう
に、上部孔18が穿設されている。
率向上のためにアルミニウムに形成されており、
温水管6内部のみが銅管にて形成されている。ま
た上板3略中央には、積層使用した際の最上部の
放熱パネルから暖房された空気が放出されるよう
に、上部孔18が穿設されている。
このような本考案にかかわる放熱パネルの使用
を説明する。
を説明する。
まず一枚の放熱パネルによつて暖められる温度
上昇を求め、その温度上昇によつて暖房すべき部
屋に何枚の放熱パネルが必要かを計算する。次に
この必要とされる枚数の放熱パネルを横方向に連
結して室内暖房を行なうこととなるが、単に横方
向に連結しただけでは、熱量が足りない場合にあ
つては、下部連結部11の底板10が上部連結部
17の蓋板14,15立設板12,13上板3の
間に入るように、放熱パネルを上下方向に連結積
層し、必要枚数の放熱パネルとして暖房を行なう
こととなる。
上昇を求め、その温度上昇によつて暖房すべき部
屋に何枚の放熱パネルが必要かを計算する。次に
この必要とされる枚数の放熱パネルを横方向に連
結して室内暖房を行なうこととなるが、単に横方
向に連結しただけでは、熱量が足りない場合にあ
つては、下部連結部11の底板10が上部連結部
17の蓋板14,15立設板12,13上板3の
間に入るように、放熱パネルを上下方向に連結積
層し、必要枚数の放熱パネルとして暖房を行なう
こととなる。
必要枚数の放熱パネルを横方向のみならず上下
方向に連結して用いるのであるが壁面に沿つて配
置することもできるが、図示しないが、放熱パネ
ルの両端をブラケツトで包被し、ブラケツトに取
り付けられた締着具で床面に固定するようにする
ようにして、壁から離すようにして配置すること
が望ましい。
方向に連結して用いるのであるが壁面に沿つて配
置することもできるが、図示しないが、放熱パネ
ルの両端をブラケツトで包被し、ブラケツトに取
り付けられた締着具で床面に固定するようにする
ようにして、壁から離すようにして配置すること
が望ましい。
本考案は放熱パネル内の温水管6を前板1及び
後板2に設けるようにしたので、放熱パネル全体
が放熱面となるので、特に壁から若干離して配置
したときに熱効率が良くなるのである。
後板2に設けるようにしたので、放熱パネル全体
が放熱面となるので、特に壁から若干離して配置
したときに熱効率が良くなるのである。
第4図は、同じ大きさの従来の放熱パネルAと
本考案に係る放熱パネルBに、室温20℃の場合に
80℃の温水を流して各部の温度分布を比較したも
のである。なお温水は循環させるので温水管6内
の温度は若干低下するが、放熱パネルの長さによ
り一様でないので同一と表示してある。
本考案に係る放熱パネルBに、室温20℃の場合に
80℃の温水を流して各部の温度分布を比較したも
のである。なお温水は循環させるので温水管6内
の温度は若干低下するが、放熱パネルの長さによ
り一様でないので同一と表示してある。
本考案に係る放熱パネルでは基本的には放熱は
前面に向つてなされるが、壁際に独立して配置す
ることをも想定している(室内プール等)ので後
板2からの放熱も充分となる。
前面に向つてなされるが、壁際に独立して配置す
ることをも想定している(室内プール等)ので後
板2からの放熱も充分となる。
従来の放熱パネルでは前板1側にのみ温水管6
を設けるようにしたので後板2の温度が30℃程度
しか上らず、室温との差があまりないために放熱
が少なくなると考えられる。
を設けるようにしたので後板2の温度が30℃程度
しか上らず、室温との差があまりないために放熱
が少なくなると考えられる。
すなわち、放射熱は放熱体と室温との差が大き
ければ大きいほど効果があるからである。
ければ大きいほど効果があるからである。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案に係る放熱パネル
は従来の放熱パネルが前面の前板のみが放熱パネ
ルとなつていたのを温水管6を前板1および後板
2から内部に突設するように設けるようにしたの
で全体が放熱面となるので熱効率が良くなるので
ある。
は従来の放熱パネルが前面の前板のみが放熱パネ
ルとなつていたのを温水管6を前板1および後板
2から内部に突設するように設けるようにしたの
で全体が放熱面となるので熱効率が良くなるので
ある。
また、前板と後板との放射熱がほぼ等しくなる
結果、パネル本体5内部の空気は前板と後板の両
方から効率的に温度が高められることから、吸込
孔7からパネル本体5内部を通つて放出孔8から
放熱される空気の対流温度も高めることができる
のである。
結果、パネル本体5内部の空気は前板と後板の両
方から効率的に温度が高められることから、吸込
孔7からパネル本体5内部を通つて放出孔8から
放熱される空気の対流温度も高めることができる
のである。
このように、本考案に係る放熱パネルは、放射
と対流による温水暖房器用放熱パネルをより温度
特性が優れたものとして顕著な差異が認められる
ものである。
と対流による温水暖房器用放熱パネルをより温度
特性が優れたものとして顕著な差異が認められる
ものである。
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は左右長手方向を省略した正面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は第1図の−
線断面図、第4図は従来例Aと本考案Bの温度
分布の比較を示すための断面図である。 1……前板、2……後板、3……上板、4……
下板、5……パネル本体、6……温水管、7……
吸込孔、8……放出孔、9……垂設板、10……
底板、11……下部連結部、12……前立設板、
13……後立設板、14……前蓋板、15……後
蓋板、16……間〓、17……上部連結部、18
……上部孔。
1図は左右長手方向を省略した正面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は第1図の−
線断面図、第4図は従来例Aと本考案Bの温度
分布の比較を示すための断面図である。 1……前板、2……後板、3……上板、4……
下板、5……パネル本体、6……温水管、7……
吸込孔、8……放出孔、9……垂設板、10……
底板、11……下部連結部、12……前立設板、
13……後立設板、14……前蓋板、15……後
蓋板、16……間〓、17……上部連結部、18
……上部孔。
Claims (1)
- 前板、後板、上板、下板からなるパネル本体内
部に温水管を配し、前板及び後板の少なくとも前
板に下部に吸込孔を上部に放出孔を穿設し放射と
対流により暖房を行なう温水暖房器用放熱パネル
において、上下に平行して設ける温水管を一方は
前板に、他方は後板にそれぞれ一体に設けるよう
にしたことを特徴とする温水暖房器用放熱パネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986120305U JPH0239123Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986120305U JPH0239123Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293609U JPS6293609U (ja) | 1987-06-15 |
JPH0239123Y2 true JPH0239123Y2 (ja) | 1990-10-22 |
Family
ID=31008499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986120305U Expired JPH0239123Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0239123Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017649U (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829363Y2 (ja) * | 1979-03-02 | 1983-06-28 | 菱新製管株式会社 | 暖房パネルの接続固定装置 |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP1986120305U patent/JPH0239123Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017649U (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6293609U (ja) | 1987-06-15 |
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