JPH0239117A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH0239117A
JPH0239117A JP63190259A JP19025988A JPH0239117A JP H0239117 A JPH0239117 A JP H0239117A JP 63190259 A JP63190259 A JP 63190259A JP 19025988 A JP19025988 A JP 19025988A JP H0239117 A JPH0239117 A JP H0239117A
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JP
Japan
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rubber artificial
internal pressure
endoscope
artificial muscles
wall surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP63190259A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Adachi
英之 安達
Ryoichi Kono
小納 良一
Shoichi Gotanda
正一 五反田
Naoki Uchiyama
直樹 内山
Shuichi Takayama
修一 高山
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、挿入部に多数の関節を設けた多関節の内視
鏡装置に関する。
[従来の技術] 例えば水車ライナー等の欠陥部分の有無を検査するため
に一般的に柔軟な挿入部を有する工業用内視鏡が用いら
れている。しかし、一般的な内視鏡は彎曲部が一ケ所で
あり、壁面に沿って挿入することは困難である。
その解決策として、内mmの挿入部を多関節化し、それ
ぞれの関節を彎曲させるという試みが行なわれている。
ところで、多関節の内視鏡にとっては、起伏の激しい壁
面に沿って移動できることが、一つの課題となっている
。それに望ましい方法として、本願出願人から特願昭6
2−25944号のように弾性アクチエータを使用した
ものが提案された。
[発明が解決しようとする課題] しかし、各関節を有効に、かつ効率良く制御しなくては
壁面に沿うことは難しい。
この発明は、このような事情に着目してなされたもので
、簡単な制御で、起伏の有る壁面に沿って挿入できるよ
うにした内視鏡装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明の内視鏡装置によ
ると、弾性アクチエータの内圧を検出する圧力検出手段
と、この対の弾性アクチエータの圧力検出信号を比較す
る比較手段と、この比較結果に応じて流体供給装置を制
御し対の弾性アクチエータを内圧比を一定にする内圧比
一定手段とを設ける。
[作用] この発明の内視鏡装置によると、各関節に有る一対の弾
性アクチエータの内圧比を同じにすると、挿入部は自重
で均一な曲率で彎曲していく (弾性アクチエータが弾
性変形する分、関節が曲がることによる)。この状態か
ら挿入部を牛用な壁面に沿って挿入すると、挿入部が壁
面と密接しながら移動していく。そして、挿入中、突然
、起伏、例えば先の彎曲した挿入部の曲率より大きな山
部に差しかかると、弾性アクチエータの内圧比が変化し
ていく。これにより、その挿入部の部分は壁面から離れ
ようとするが、内圧比一定手段の制御が働き、再び内圧
比を一定にして挿入部を壁面に追従させていく。ついで
、谷部に差しかかると、今度は挿入部分がゴム人工筋の
弾性で彎曲していき、谷に差しかかった挿入部の部分を
壁面に追従させていく。つまり、内視鏡は起伏面に沿っ
て挿入されてい(。
[実施例] 以下、この発明を第1図ないし第6図に示す第1の実施
例にもとづいて説明する。第3図はこの発明を適用した
内視鏡を示し、1は挿入部である。
挿入部1は、略筒状に構成された段数側、例えば6個の
関節体2a〜2fを軸部3を介して直列に回動自在に連
結した構造となっている(関節)。
なお、軸部3は一方の関節体には固定されていて、その
軸3を支点として、もう一方の関節体を回動できるよう
にしである。
そして、この挿入部1に、図示はしないが固体撮像素子
(観察用光学系)およびライトガイドファイバー(照明
用光学系)が設けられている。また挿入部1の各関節体
2a〜2f内には、第5図に示されるように軸部3を挟
むような両側の位置に一対のゴム人工筋4a、4b (
弾性アクチエータに相当)が配置されている。ゴム人工
UJ4a。
4bは、いずれも空気(流体)で内部を加圧することに
より軸方向の縮む方向に力を発生させ、減圧することに
より元に戻るものである(空気圧駆動式)。具体的には
、第6図に示すようにゴム人工筋4a、4bは、いずれ
もゴムチューブ5の外周に複数の繊維を手織に編成して
なる弾性筒状部材6を被嵌し、これらゴムチューブ5お
よび弾性筒状部材6の両端を口金7で固定した構造が用
いられている。そして、弾性筒状部キイ6の平織に編成
した繊維は、いわゆるリンク機構のパンタグラフをなし
ていて、内部に加圧気体を送り込んでゴムチューブ5を
径方向に膨張(弾性筒状部材6によって軸方向の伸びが
規制されることによる)させることにより、ゴムチュー
ブ5と共に径方向に膨張する弾性筒状部材6のパンタグ
ラフの働きで、縮む方向に力を発生できるようにしてい
る。なお、このゴム人工筋4a、4bは加圧気体注入時
、全長の20%程度の収縮が行なわれる。
そして、これらゴム人工筋4a、4bが軸部3に連結さ
れている。この軸部3に対する連結11111造は、す
べての関節について同じなので、ここではその1つの関
節体2aと関節体2bとの間について説明することにす
る。
すなわち、ゴム人工筋4a、4bの関節体2C側の端部
は関節体2bの内面にそれぞれ突設した固定部材8,8
にコイルスプリング9を介して固定されている。そして
、固定部材8に設けた孔部から、ゴム人工筋4a、4b
に接続された加圧チューブ10a、10b (加圧流体
を供給、D1.出するためのもの)が出て、挿入部1内
へ挿通している。また残るゴム人工筋4a、4bの端部
間には、軸部3に円管したギヤ1〕に掛は渡されたチェ
ン12が連結されていて、ゴム人工筋4a、4bのいず
れかを縮ませることにより、ギヤ11が関節体2aと共
に、関節体2bに対して回動するようになっている。つ
まり2つのゴム人工筋4a。
4の伸縮比を変えることにより、関節体2aと関節体2
bとの交差角度が変化するようになっている(彎曲)。
なお、ゴム人工筋4a、4bには常にコイルスプリング
9,9で引張る方向へ張力が与えられていて、加圧気体
が排出されてもゴム人工筋4a、4bがたるまないよう
にしである。
そして、第1図に示された駆動系および制御系で、こう
した関節体2a〜2fに設置したゴム人工筋4a、4b
を制御している。すなわち、13はコンプレッサーであ
る。そして、このコンプレッサー]3の吐出部はレギュ
レータ14(適当な圧力に減圧するもの)を介して、関
節体別に設けた2チャンネル以上をもつサーボバルブ1
5a〜15fに接続されている。そして、各サーボバル
ブ15a〜15fに、挿入部1の手元側から導出した各
加圧チューブ10a、10b (関節毎)が接続されて
いる。つまり、コンプレッサー13で1’4られる加圧
空気(加圧空気)をサーボバルブ15a〜15fを使っ
て、関節体別のゴム人工筋4a〜4bへ供給したり排出
したりできるようになっている(流体供給装置)。また
これら系統別の加圧チューブ10a、10bの途中には
、圧力センサー16a、16b (圧力検出手段)が設
けられていて、ゴム人工筋4a、4bの内圧を検出でき
るようにしている。そして、これら圧力センサー16a
、16bは、ゴム人工筋4a、4b毎に設けた比較部1
.7 a〜17f(比較手段)を介して制御部18(マ
イクロコンピュータおよびその周辺回路からなるもので
、内圧比−足手段に相当)に接続されていて、圧力セン
サー16a。
16bから出力される圧力信号にしたがってゴム人工筋
4a、4b毎のサーボバルブ15a〜15〔を制御でき
るようにしている。
具体的には、いずれも比較部17a〜17fは第2図に
示されるような2つの比較回路19a。
19bから構成したものか用いられている。ここで、比
較部17aを取り挙げて説明すれば、比較回路1.93
は、圧力センサー16a、16bにつながる第1の演算
器20を第1の比較器21の一方の入力部に接続する。
そして、もう第1の比較器21のもう一方の人力に第1
の基準電圧発生装置22を接続した構成となっている。
そして、第1の演算器20では、圧力センサー16aか
らの圧力信号をrAJとし、圧力センサー16bからの
圧力信号をrBJとしたとき、ゴム人工筋4a。
4bの内圧比であるrAJとrBJの比、つまりrA/
BJを演算するようになっている。また第1の比較器2
1は、第1の演算器20の「C」で示された演算結果の
出力信号と、第1のJ!Q電圧発生装置22から出力さ
れる基準信号rDJとを比較して、rA/B≧D」あれ
ばrHiJ信号を、rA/B<DJであればrLoJ信
号を制御部18へ出力するようにしている。そして、こ
の出力結果に応じて制御部18は、rA/B−DJとな
るようサーボバルブ15aに指示信号を出力するように
している。つまり、比較結果に応じてサーブバルブ15
aのそれぞれの弁(図示しない)の開閉量を制御して、
内圧比を一定にするに必要な加圧気体の圧力調整を行な
うことができるようになっている。そして、第1の基準
電圧発生装置22の出力は、図示はしないがノブなどで
使用者が任意に設定できるようになっていて、ゴム人工
筋4a、4bの圧力を一定にする指示の他に、圧力比を
変えることもできるようにしている。つまり、内視鏡の
挿入部1の各関節を独立に彎曲することができるように
もなっている。
また比較回路19bは、圧力センサー16a。
16bにつながる第2の演算器23を第2の比較器24
の一方の人力部に接続する。そして、もう第2の比較器
24のもう一方の入力に第2の基準電圧発生装置25を
接続した構成となっている。
そして、第2の演算器23は、ゴム人工筋4a。
4bの弾性を決める要素の値となるrA+BJを演算す
るようになっている。また第2の比較器4は、第2の演
算器23の「E」で示された演算結果の出力信号と、第
2の基準電圧発生装置25から出力される基準信号rF
Jとを比較して、「A+B≧F」あればrHiJ信号を
、rA+B<FJであれば「LO」信号を制御部18へ
出力するようにしている。そして、この出力結果に応じ
て制御部18は、rA+B−DJとなるようサーボバル
ブ15aに指示信号を出力するようにしている。つまり
、比較結果に応じてサーブバルブ15aのそれぞれの弁
(図示しない)の開閉量を制御して、加圧気体の圧力調
整を行なうようになっている。そして、第2の話fi電
圧発生装置25の出力は、図示はしないがノブなどで使
用者が任意に設定できるようになっていて、基準信号r
FJの変化からゴム人工筋4a、4bの弾性を調整でき
るようにしている。そして、これにより、rA/BJの
値で決まる彎曲角度の弾性を規制するようにしている。
つまり、rA/BJを一定にする制御はその値によって
彎曲角度が一義的に決まるが、rAJ、rBJの値によ
って、このときにゴム人工筋4a、4bが持つ弾性は無
限に変化してしまう。そこで、比較回路19bを用いて
ゴム人工筋4a、4bの弾性を決定する機能を持たせて
いる。具体的には、例えば配管内などの検査に用いると
きは、周囲が硬質であるから第2の基準電圧発生25の
出力Fを高めに設定してゴム人工筋4a、4bの弾性を
低くてきる。また人体内など周囲が軟質で、しかも傷つ
けてはいけない場合には、出力Fを低めに設定して高い
弾性を持たせることができるようにしている。
つぎに、このように構成された内視鏡装置の作用につい
て説明する。すなわち、内視鏡の挿入部1を第4図に示
されるように起伏のaる壁面27に沿わせて挿入すると
きは、図示しない操作部を用いて、全ての比較部17a
〜17fの第1の基L:$電圧発生装置22の出力りを
同じ値に設定する(圧力比は全て同じ値)。それと共に
、沿わせる壁面27に応じて第2の基糸電圧発生装置2
5の出力りを設定して、弾性を決めていく。これにより
、コンプレッサー13からの加圧空気がサーボバルブ1
5a〜15fを介して各ゴム人工筋4a。
4bに供給され、内視鏡の挿入部1は第3図のように均
一に彎曲した状態となっていく。つまり、挿入部1はゴ
ム人工筋4a、4bが挿入部1の自重で弾性変形を起こ
して、均一な曲率て彎曲していく。
そして、この状態から挿入部1を平坦な壁面部分(図示
しない)に沿って挿入すると、挿入部1はゴム人工筋4
a、4bの弾性で壁面8と密接しながら挿入していく。
これは、ゴム人工筋4a。
4bが、モータなどとは異なり、空気圧により駆動され
るために、かなりの弾性をHしていることによる。
そして、挿入部1の挿入中、先端が起伏、例えば第4図
に示すような先の彎曲した挿入部1より大きな曲率の山
部に差しかかると、ゴム人工筋4a、4bの内圧比か変
化していく。これにより、圧力センサー16a、16b
からの圧力信号が変化し、一対のゴム人工筋4a、4b
の圧力内圧比を一定にする制御が働いていく。すると、
サーボバルブ15a〜15fの弁の開閉量の制御から、
再びゴム人工筋4a、4bの内圧比か一定になるように
圧力が調整されていき、壁面27から離れる方向に向か
うとする挿入部1の先端を山部の斜面に追従させていく
。つまり、変化した壁面8との相対位置を再び元の状態
に戻していく。ついで、谷部に差しかかると、今+2は
挿入部1の先端がゴム人工筋4a、4bの弾性で谷方向
に沿いに彎曲し、変化する壁面27との相対位置を戻し
ていく。
そして、こうした起伏に追従する動作は各関節体2a〜
2fで行なわれ、たとえ挿入中、壁面27との相対位置
が突然変化した場合でも、壁面27に挿入部1の全体を
沿わせることができる。
これは、第3図の如く彎曲した挿入部1を起伏の有る壁
面27に押し付けると、挿入部1が壁面27の形状に対
応して沿うようになることでもわかる。
しかるに、一対のゴム人工筋4a、4bの内圧比を一定
にするという簡単な制御で、内視鏡を起伏の有る壁面2
7に沿って挿入することができる。
むろん、ゴム人工筋4a、4bには、かなり弾性がある
ので小さな突起があってもよい。また第1の基準電圧発
生装置22の出力りを各関節毎に調節して、各関節を独
立に彎曲させれば、曲がりくねった管路等への挿入が楽
になる。
しかも、弾性を変える(1−1造は、彼検査物および内
視鏡白身を保護する点て釘効である。
また、第7図ないし第9図はこの発明の第2の実施例を
示す。これは、第1の実施例のように一体的でなく、挿
入部1とゴム人工筋4a、4bで駆動される関節とが脱
芒可能になっているものである。
すなわち、本実施例は、内視鏡の挿入部1と挿脱可能な
スライディングチューブ30に、ゴム人工筋4a、4b
を含む彎曲機構をユニット化した内視鏡用挿入補助具(
以下、挿入用補助具と略す)31を着脱自在に取付けて
いる。
具体的には、スライディングチューブ30は円筒状の弾
性体からなり、内部の挿通管路32に内視鏡の挿入部1
が挿入できるものである。そして、このスライディング
チューブ30の外周面に、ゴム人工筋4a、4bを設け
ている。詳しくは、対となるゴム人工筋4a、4bは、
いずれも一端にコイルスプリング9(たるみを防ぐため
のもの)を介して固定具33が連結され、他端にワイヤ
ー34a、34bを介して固定具35が連結されている
。なお、10a、10bはゴム人工筋4a。
4bに接続された加圧チューブで、いずれも固定具33
a、33bを挿通している(ゴム人工筋4a側しか図示
せず)。そして、固定具33および固定具35をスライ
ディングチューブ30の外周面に設けた孔36に対して
嵌合固定することにより、ユニット化した彎曲機構をス
ライディングチューブ30に着脱自在に装管している。
そして、こうした彎曲機構がスライディングチューブ3
0の外周面に等間隔に設けてあり、第1の実施例と同様
、ゴム人工筋4a、4bのいずれかを収縮すれば、第8
図に示されるように固定具33側を支点として固定具3
3.35間のチューブ部分が彎曲できるようになってい
る(関節)。
つぎに、こうした内視鏡装置に使用方法について説明す
る。例えば配管検査を行なうときで説明すれば、一般的
に配管検査に用いられる、ドラム37に巻き付けられた
長尺な内視鏡の挿入部1には彎曲機構が付いていない。
そこで、第9図に示されるように挿入部1に、彎曲機構
が付いたスライディングチューブ30を挿入部1に肢せ
て配管38に挿入していく。なお、加圧チューブ10a
10bは地上に設置したコンプレッサー13に接続され
、挿入部先端の固体撮像索子(図示しない)は挿入部1
内ならびにドラム37内を通じてカメラコントロールユ
ニット(図示しない)を内蔵した光源装置39に接続さ
れている。但し、図示はしていないが光源装置39には
モニターが接続されている。
そして、第1の実施例と同条、l、一対のゴム人工筋4
a、4bの内圧比を一定にした状態で、ドラム37から
必要な長さ、挿入部1を繰り出して、先端を深部へ導い
ていく。これにより、第1の実施例と同様、配管138
の壁面に沿って挿入部1が挿入されていくことになる。
但し、第9図は、挿入中、彎曲か必要になって、最前方
に配置されたゴム人工筋4aに加圧空気を注入して彎曲
させている状態を示している。
なお、加圧チューブ10a、10bを用いて、ゴム人工
筋4a、4bに加圧空気を注入するようにしたが、第7
図の二点鎖線に示されるように加圧チューブ10a、1
0bの代わりにスライディングチューブ30の周壁に加
圧管路40を設けるようにしてもよい。
第10図および第12図はこの発明の第3の実施例を示
す。これは第2の実施例の変形例で、これはスライディ
ングチューブ30の外周面にコイルスプリング41を設
けたものである。具体的には、スライディングチューブ
30に外周に段部42を形成して、ゴム人工筋4a、4
bをスライディングチューブ30の内周側にずらし、段
部42の開口側にゴム人工筋4a、4bを包み込むよう
にコイルスプリング41を設けている。
こうした構造によると、コイルスプリング41の弾性力
で、真直ぐな状態に復帰しやすくすることができる。し
かも、第11図に示すようにコイルスプリング40で、
収縮するゴム人工f17+ 4 a 。
4bが周囲にはみ出るのを防ぐことができる。なお、第
11図は最前方に配置されたゴム人工筋4aを彎曲させ
ている状態を示している。
第13図は、この発明の第4の実施例を示す。
これは第3の実施例の変形例で、コイルスプリング41
をスライディングチューブ30の周壁内に設けたもので
ある。
また、第14図ないし第19図はこの発明の第5の実施
例を示している。これは、第1の実施例の内視鏡を用い
て、壁面27に傷45が有る否かを報知するとともに、
(易45がaるならば、どこまで挿入した地点に有るの
かを報知できるようにしたものである。
すなわち、本実施例は、内視鏡の挿入部1の先端部側面
に突起状の接触センサー(A)46 (以下、単にセン
サー46と称す)を設ける。また内視鏡の挿入部1を挿
入装置47を使って挿入するようにし、これらセンサー
46からの信号と挿入装置47の送りことを処理して、
その結果をモニター48 (CRT)に表示するように
したものである。
具体的には、挿入装置47には第15図および第16図
に示すようなf+15造が用いられている。
すなわち、挿入装置47は、円孔をHする固定台49の
側面に複数個のゴム人工筋50.50(いずれも第1の
実施例で述べたゴム人工筋と同じ構造のもの)を介して
フランジ51を連結する。
そして、ゴム人工筋50の周囲に巻装して固定台4つ、
フランジ51間にコイルスプリング52を介装する。ま
た固定台49の円孔ならびに該円孔と対向するフランジ
51の円孔に環状のバルーン53.54を設けた構造と
なっている。そして、第19図に示されるようにゴム人
工筋50.50は1本のエアーチューブ55を介してバ
ルブユニット56(電磁弁を組合わせてなる)に接続さ
れている。またバルーン53.54は2本のエアーチュ
ーブ57.58を介してノ\ルブユニット56に独立に
接続されている。そして、バルブユニット56はコンプ
レッサー59に接続されている。
さらに、コンプレッサー59およびバルブユニット56
は制御部60(マイクロコンピュータおよびその周辺回
路からなる)に接続されていて、制御部60につながる
操作部61から「前進」を人力すれば、バルブユニット
56の各開閉タイミングを制御して、各ゴム人工筋50
、バルーン53およびバルーン54の動作を決定し、挿
入部1の挿入に必要な運動をj+するようにしている。
すなわち、制御部60は「前進」の信号を受けると、第
15図に示されるような固定台49側のバルーン53を
脹らます状態と、ゴム人工筋50.50を自由(減圧状
態)にする状態と、バルーン54が収縮する状態とで形
成される運動モード、第16図に示されるような固定台
4つ側のバルーン53が収縮する状態と、ゴム人工筋5
0.50を収縮させる状態と、バルーン54を脹らませ
る状態とで形成される運動モードとを交互に行なうよう
バルブユニット56に指令するようにしている。そして
、こうしたフランジ5]の往復動作にて、固定台48お
よびフランジ51を挿通する内視鏡の挿入部1を前進側
に送ることができるようにしている。なお、「後退」は
逆の動作となる。
6Q      乙θ そして、さらに制御部b#には、制御部h→からバルブ
ユニット56へ送られる制御信号のパルス数、例えば電
磁弁の開閉タイミングをカウントするカウンター62、
該カウンター62でカウントされたパルス数とフランジ
51のストローク(予め設定されている情報)とをeL
算処理して挿入量に換算にする挿入量演算回路63が順
に接続されている。そして、この挿入演算回路63に画
像表示回路64を介して上記モニター48が接続され、
換算結果をモニター48に例えばr cm Jのように
表示できるようにしている。
一方、センサー46は、第17図および第18図に示さ
れるように挿入部1の先端部の側面に四部65を設ける
。またこの四部65の底部側に端子台66を設け、この
端子台66の表面側に一対の端子67.67を突設する
。そして、さらに四部65内に、導電体で構成されたス
イッチ部材68をコイルスプリング6つを介し突設して
、スれるように挿入部1か傷45のない壁面27に沿っ
て移動しているときは、スイッチ部材68が押されて端
子67に接触し、一対の端子67.67ング69の弾性
力で一瞬突出して端子67から離れ、端子67.67間
が無通電の状態となる。
そして、この端子67.67につながる信号線70が検
出回路71(通電、無通電を検出するもの)を介して上
記画像表示回路64に接続され、1易45の釘無の結果
を上記挿入量と共にイラストで表示するようにしている
しかして、このように構成された内視鏡装置は、第1の
実施例と同様、一対のゴム人工筋(ここでは図示してい
ない)の内圧比を一定にした状態で、内視鏡の挿入部1
を挿入装置47にセットする。
そして、操作部61を「前進」に操作して、例えば挿入
部1を管路内に挿入していく。すると、第15図および
第16図で示すように挿入装置47のフランジ51が往
復動作して、挿入部1を前方側へ送り出してに<。これ
により、挿入部1は壁面27に沿って次第に挿入されて
いく。そして、こうした挿入装置47の動きで得られる
挿入ユが、モニター48に表示されていく。
そして、挿入部1の挿入が進み、傷45の有る部位にス
イッチ部材68が差しかかると、スイッチ部材68が傷
45内に突き出て一瞬無通電となっていく。すると、こ
の無通電が検出回路71で検出され、その検出結果が画
像表示回路63に出力されていく。しかるに、傷45が
有ることが、その傷45が有る点を示す挿入量と共にモ
ニター48に表示されていくことになる。
なお、ゴム人工筋50以外を用いた機械的な挿入装置で
、内視鏡の挿入部1を挿入させるように27に当たるこ
とによる挿入部1の損傷を防ぐようにした機能を内視鏡
に加えたものである。
すなわち、挿入部1の先端面に、上述したセンサー46
と同じ構造の接触センサー(B)72(以下、単にセン
サー72と称す)を設け、このセンサー72を第19図
の二点鎖線で示すように制御部60に接続した構造とな
っている。そして、第20図のように挿入部1を管路7
3内に挿入して、先端のセンサー72が壁面27に突き
当たると、その接触した信号を受けてバルブユニット5
6の電磁弁を閉じて挿入をII−め、内視鏡の先端かI
M Wrするのを防ぐようにしている。
なお、上述したいづれの実施例も、内視鏡を水平方向の
壁面に沿わるようにした例を挙げたが、もちろん垂直方
向の壁面および天井に壁面にも沿わせることかできる。
[発明の効果] で、内視鏡を起伏の有る壁面に沿わせて挿入することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の第1の実施例を示し、
第1図は弾性アクチエータの内圧比を一定する制御構造
を示すブロック図、第2図はその比較部の回路を示すブ
ロック図、第3図は多関節の挿入部か内圧比一定制御を
受けて均一に彎曲している状態を示す側面図、第4図は
内圧比一定制御の挿入部が起伏の有る壁面に沿って挿入
している状態を示す側面図、第5図は弾性アクチエータ
で駆動される関節の構造を示す断面図、第6図は弾性ア
クチエータの(を造を示す斜視図、第7図はこの発明の
第2の実施例の要部の関節構造を示す断面図、第8図は
彎曲させた関節を示す断面図、第9図は内視鏡を挿入し
ている状態を示す断面図、第10図はこの発明の第3の
実施例の要部の関節構造を示す斜視図、第11図は彎曲
させた関節を示す斜視図、第12図は関節の断面図、第
13図はこの発明の第4の実施例の要部を示す断面図、
第14図はこの発明の第5の実施例の要部を示す側面図
、第15図および第16図は挿入部を送り出す挿入装置
の構造を、挿入工程と共に示す断面図、第17図および
第18図は傷の有無を検出する接触センサーの構造を、
検出工程と共に示す断面図、第19図は傷のH無を挿入
量と共に表示する表示回路部を示すブロック図、第20
図はこの発明の第6の実施例の要部を示す側面図である
。 2a〜2f・・・関節体、3・・・軸部、4a、4b・
・・ゴム人工筋(弾性アクチエータ)  13・・・コ
ンプレッサー 15a〜15f・・・サーボバルブ、1
6a、16b・・・圧力センサー(圧力検出手段)、1
7a〜17f・・・比較部(比較回路) 18・・・制
御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各関節に、流体の供給と排出により長軸長が伸縮する弾
    性アクチエータを対に配置し、これら弾性アクチエータ
    を流体供給装置に接続してなる多関節の内視鏡装置にお
    いて、前記弾性アクチエータの内圧を検出する圧力検出
    手段と、この対の弾性アクチエータの圧力検出信号を比
    較する比較手段と、この比較結果に応じて前記流体供給
    装置を制御し前記対の弾性アクチエータを内圧比を一定
    にする内圧比一定手段とを具備したことを特徴とする内
    視鏡装置。
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