JPH0239114B2 - Tasohaisenbannoseizohoho - Google Patents

Tasohaisenbannoseizohoho

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Publication number
JPH0239114B2
JPH0239114B2 JP4577786A JP4577786A JPH0239114B2 JP H0239114 B2 JPH0239114 B2 JP H0239114B2 JP 4577786 A JP4577786 A JP 4577786A JP 4577786 A JP4577786 A JP 4577786A JP H0239114 B2 JPH0239114 B2 JP H0239114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
wiring board
hole
adhesive
copper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4577786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62203397A (ja
Inventor
Nobuo Uozu
Seiji Pponma
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Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Condenser Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Condenser Co Ltd filed Critical Hitachi Condenser Co Ltd
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多層配線板の製造方法に関する。
従来の技術 従来の多層配線板は両面に配線回路を形成した
内層基板と、銅張り積層板との間にプリプレグを
介在させ、積層プレスで一体化し、積層後孔明け
を行い、化学銅めつきと電気銅めつきを施し、そ
の後エツチングレジストを塗布し、不用な銅層を
除去して製造している。
発明が解決しようとする問題点 従来の製造方法では、電気銅めつきで全面に銅
層を形成し、次にエツチングにより回路を形成す
るために、銅を無駄に使用している。また、スル
ーホール用の孔明けはドリル加工で行つている
が、このときに発生する摩擦熱で、積層板の樹脂
が溶融し、内層回路の銅箔に付着し、スルーホー
ルを行つたときの孔内部のめつき銅との導電性を
阻害し、冷熱サイクルを繰り返すと断線を生じる
ため、スミヤ処理を行つている。
本発明は無電解めつきで必要とする箇所の銅を
析出させ、スミヤ処理が不用でかつ孔の外側が内
側より大きく電子部品の端子挿入が容易に行える
配線板に関する。
プライマーはエポキシ樹脂系組成物であり、5
〜50重量%に溶剤で稀釈したものであり、パラジ
ウム系等めつき触媒を固形分に対し3〜20重量%
添加したものを用いる。プライマーが3重量%未
満になるとスルーホール内のめつき析出が不充分
になり、20重量%を超えると内層回路間の吸湿絶
縁性が低下させる。硬化剤としてはアミン系が密
着性がよく適合する。固形分が5重量%未満では
銅箔表面の凹凸部への樹脂含浸量が不充分であ
り、50重量%をを超すと粘度が増大するため浸透
不足となり、いずれも半田耐熱性を低下する。
通常、めつき下地用にニトリルゴム系接着剤が
用いられる絶縁インクと接着剤層の印刷位置ずれ
防止策が必要となり、エポキシ樹脂中にニトリル
ゴム5〜20重量%、炭酸カルシウム粒子を添加す
れば、粗化効果により接着性が得られた。
実施例 実施例 1 めつき触媒入り接着剤2を塗布した0.8mm厚の
紙フエノール樹脂積層板1を用い、パンチでスル
ーホール用孔明け6を行い、めつきレジスト層3
を形成後、硼弗化水素酸と重クロム酸カリからな
る粗化液で露出している接着剤2の表面を粗化
し、洗浄後無電解めつき液で30μm厚のスルーホ
ール4及び内層回路5を形成したスルーホール両
面配線板10を製造する(第2図)。
この配線10の内層回路5の表面を接着性向上
のため黒化処理を行い、その後10重量%のエポキ
シ樹脂系プライマー(めつき触媒と固形分10重量
%を含む)層8の形成し、ランド部を除く全面に
めつき触媒入りの絶縁性インク(エポキシ樹脂
系)11を50μm厚塗布し、さらに接着剤インク
12と30μm厚にスクリーン印刷法で塗布し硬化
する。
次に外層回路用めつきレジスト14を塗布し、
接着剤12表面を粗化し、無電解めつき液に浸漬
して30μm厚の外層回路16とスルーホール回路
17を形成し、4層の多層配線20ができる(第
1図)。
この配線板20を用いMIL107D(−65℃ 125
℃)の冷熱サイクルで100サイクル以上の信頼性
を有し、半田(260℃、10秒間)処理時に層間の
脹みがなく、層間にめつき液が浸透しての腐食や
シヨートが発生しない。
本発明の多層配線板20は、スルーホール17
の形状が内層回路のスルーホール4の上にさらに
外層スルーホール17が形成されるので、孔寸法
が内側21に対し外側22の寸法が大きく形成さ
れている。
実施例 2 実施例1において、絶縁板1の材料として、紙
フエノール樹脂層板の代りにガラスクロスとガラ
スマツト系のエポキシ樹脂積層板を用いたとこ
ろ、MIL―107Dの冷熱サイクルテストで500回以
上の信頼性を確認できた。
実施例 3 実施例1において、内層配線板10上に形成す
る絶縁性インク11及び接着剤12に塗布しない
箇所18を設け、無電解めつきを行うことによ
り、内層回路5と外層回路16とを接続する導電
回路19が形成されるので、接続信頼性が優れた
4層の多層配線板20が得られる。
実施例 4 実施例1において、接着剤塗布を省略し、液状
ニトリルゴム(ハイヤー1312)を固形分の10重量
%添加し、炭酸カルシウム20重量%添加し、4層
配線板を製造したところ接続信頼性が優れたもの
が得られた。
発明の効果 本発明は以上に述べた如き多層配線板の製造方
法であり、ドリルを用いずパンチで孔明けが行え
るので作業性良く、スミヤ処理が不必要となり、
電子部品の端子挿入が容易となり、さらに、スル
ーホールめつき厚が一部で2倍になるので半田あ
げ時の際に生じていた発生ガスを抑止できて、ブ
ローホールや半田飛散の問題が解決できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の断面図、第2図は内層のスル
ーホール配線板の断面図である。 図面において、1:絶縁板、2:接着剤、3:
めつきレジスト、4:スルーホール、8:プライ
マー層、10:配線板、11:絶縁インク、1
2:接着剤、14:めつきレジスト、16:外層
回路、17:スルーホール、20:多層配線板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 めつき触媒入りの接着剤を塗布した積層板に
    孔明け加工を行い、内層めつきレジスト層を形成
    し、無電解めつきによりスルーホール両面配線板
    となし、この両面配線板の粗面化銅表面にめつき
    触媒入りプライマー層を形成し、スルーホールの
    ランドを除く全面にめつき触媒入り絶縁性インク
    を塗布し、その上にめつき触媒入り接着剤層を形
    成し、さらに外層回路用のめつきレジスト層を形
    成し、無電解めつきで外層回路とスルーホールを
    形成することを特徴とする多層配線板の製造方
    法。
JP4577786A 1986-03-03 1986-03-03 Tasohaisenbannoseizohoho Expired - Lifetime JPH0239114B2 (ja)

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JPS62203397A JPS62203397A (ja) 1987-09-08
JPH0239114B2 true JPH0239114B2 (ja) 1990-09-04

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