JPH0238992B2 - 2senshikidensoki - Google Patents

2senshikidensoki

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JPH0238992B2
JPH0238992B2 JP10098882A JP10098882A JPH0238992B2 JP H0238992 B2 JPH0238992 B2 JP H0238992B2 JP 10098882 A JP10098882 A JP 10098882A JP 10098882 A JP10098882 A JP 10098882A JP H0238992 B2 JPH0238992 B2 JP H0238992B2
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JP
Japan
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current
circuit
operational amplifier
voltage
ratio
Prior art date
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JP10098882A
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Tadashi Azegami
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は圧力、温度等の物理量を検出する検
出器の出力信号を対応する電流に変換し、2線伝
送路を介して遠隔の受信部等へ伝送する2線式伝
送器に関する。
2線式伝送器は周知のように、検出器(セン
サ)の出力信号を対応する電流に変換した後、2
線伝送路に供給するものであり、伝送線が2本で
済むことから工業計測の分野で広く利用されてい
る。第1図は従来の2線式伝送器の一構成例を示
すブロツク図である。この図において1は圧力等
の物理量を検出して電気信号に変換するセンサ回
路であり、また、Ea,Ebは各々センサ1の出力
電圧を等価的に表わしている。この電圧Ea,Eb
は演算増幅器2の非反転、反転入力端子に抵抗器
13,14を各々介して印加されている。演算増
幅器2は両入力端に印加される電圧の差を増幅し
て出力電流制御用のトランジスタ3を駆動する。
8は定電流回路19と定電圧ダイオード20とか
ら構成されている定電圧回路であり、センサ1お
よび演算増幅器2に定電圧電源を供給している。
また、コモン線cと出力端子5との間に介挿され
た抵抗器9の一端が抵抗器17を介して演算増幅
器2の反転入力端子に接続され、他端が抵抗器1
8を介して非反転入力端子に接続されている。す
なわち、抵抗器9の両端電圧が逆極性となつて演
算増幅器2の両入力端に印加(帰還)されるよう
になつている。一方、出力端子4,5には伝送線
l1,l2の一端が各々接続され、この伝送線l1,l2
他端間に電源6と負荷抵抗7が直列に介挿されて
いる。なお、電源6と負荷抵抗7とが受信側に設
けられていることは周知の通りである。
上述した回路の動作は次の通りである。
電圧Eaが上昇すると演算増幅器2の出力電圧、
すなわち、トランジスタ3のベース電位が上昇
し、出力電流i0が増加する。この結果、抵抗器9
の両端電圧が上昇し、この電圧が演算増幅器2の
両入力端に負帰還され、この両入力端の電圧差が
少なくなり、結果的に出力電流I0の値が前記電圧
差を0とする値に制御される。一方、電圧Eaが
下降すると、出力電流i0が減少して抵抗器9の両
端電圧が下降するので、出力電流i0の値は前述し
た場合同様、演算増幅器2の両入力端の電圧差を
0とする値となる。このように、出力電流i0はセ
ンサ1の出力信号に対応する値となる。
ところで、上述した従来の2線式伝送器におい
ては、入力抵抗器13,14および抵抗器17,
18の抵抗値により、帰還率とともに測定精度が
決定されるため、これらに高価な高精度の抵抗器
を用いねばならず製造コストの低減が達せられな
いという問題があつた。
また、上述した問題を解決する手段として数個
のトランジスタを用いてカレントミラー回路を構
成し、このカレントミラー回路に装置の全電流を
流して模写電流を負帰還するという2線式伝送器
(特開昭53−147258)が知られている。しかしな
がら、この2線式伝送器においてはカレントミラ
ー回路の模写側と制御側の電流比をトランジスタ
の電流増幅率比により設定するため接合部面積の
異なるトランジスタを用いなければならないとい
う不都合があつた。そして、このことは回路を集
積化する際のトランジスタの特性管理を極めて難
かしくするという問題を発生した。
この発明は上述した事情に鑑み、帰還用の高精
度の抵抗器を必要とせず、また、接合部面積の異
なるトランジスタ等を用いずに製作することがで
き、かつ、安価で品質安定度の高い2線式伝送器
を提供するもので、制御側と模写側の電流比が信
号増幅素子数の比となるカレントミラー回路を複
数並列に接続し、これらのカレントミラー回路に
装置の全電流を供給し、かつ、全模写電流を伝送
電流制御用の演算増幅器に負帰還するようにした
ものである。
以下図面を参照してこの発明の実施例について
説明する。
第2図はこの発明の第1の実施例の原理を説明
するための回路図である。なお、この図において
第1図と対応する部分には同一の符号を付しその
説明を省略する。
この図において30は測定する物理量に対応す
る電圧Vaを出力するセンサ回路であり、この電
圧Vaは抵抗器31を介して演算増幅器2の非反
転入力端子に供給される。32は可変抵抗器であ
り、演算増幅器2の反転入力端子に定電圧回路8
の出力電圧を分圧して供給している。演算増幅器
2は両入力端子に印加される電圧差を増幅し、こ
の結果得られる出力信号によりFET(電界効果ト
ランジスタ)23を駆動する。40は同一特性の
FETQa,Qb1〜Qb4から成るカレントミラー回路
であり、40aはその模写側回路、40bは制御
側回路である。この場合、制御側回路40bを構
成するFETQb1〜Qb4は各々のゲートとドレイン
が共通接続されてコモン線cに接続されており、
模写側回路40aを構成するFETQaはドレイン
が演算増幅器2の非反転入力端子に、ゲートがコ
モン線cに各々接続されている。また、FETQa
Qb1〜Qb4の各々のソースが出力端子5に接続さ
れている。このような構成によればFETQa,Qb1
〜Qb4のゲート電圧が共通になるから、制御側回
路40bを流れる電流(装置の全電流)の1/4が
模写側回路40aに流れる。すなわち、制御側回
路40bと模写側回路40aに流れる電流の比が
各々の回路を構成するFET(信号増幅素子)の数
の比となる。したがつて、模写側回路40aと制
御側回路40bとのFETの数の比を1:nにす
れば、電流比は1:nになる。
上述した回路においてセンサ回路30の出力電
圧Vaが上昇すると、演算増幅器2の出力電圧が
上昇し出力電流i1が増加する。この結果、制御側
回路40aに流れる電流が増加して、模写側回路
40aのFETQaのインピーダンスが下がり、模
写電流が増加する。またこの時、抵抗器31と
FETQaの分圧比が変わつて非反転入力端子の電
位が下がり、演算増幅器2の両入力端の電圧差が
減少する。そして、この両入端電圧差が0となる
ように出力電流i1の値が、すなわち、伝送電流i
(出力電流i1+回路電流i2)の値が制御される。一
方、電圧Vaが下降すれば、出力電流i1が減少し
て模写電流が減少し、非反転入力端子の電位が上
昇する。そして、上述した場合と同様に、演算増
幅器2の両入力端電圧差が0となるように伝送電
流iが制御される。このように、第2図に示す回
路においては、センサ回路30の出力電圧Vaと
伝送電流iとが対応する。
第3図はこの実施例の要部の構成を示すブロツ
ク図である。図に示すようにこの実施例において
は第2図に示すカレントミラー回路40(ただ
し、制御側回路40bのFET数はn個)をm個
並列に接続している。また、この図に示すライン
aが演算増幅器2の非反転入力端子に接続され、
ラインbがコモン線cに接続される。
このような構成によるこの実施例の動作は前述
した回路の場合と同様となるのでその説明を省略
するが、この実施例における模写側と制御側の電
流比はm(1:n)すなわちm:mnとなる。
なお、この実施例におけるカレントミラー回路
は制御側と模写側がともに複数(例えばn=100,
m=10000程度)のFETで構成されているので、
個々のFETの構造公差、材料偏差、工程偏差に
よる電流比のバラツキが平均化されて結果的に除
去される。したがつて、回路を集積化する際の素
子(FET)特性管理の因難性を解消し、標準的
な集積技術を用いて品質の高安定を得ることがで
きる。
第4図はこの発明の第2の実施例の基本的な構
成を示す回路図である。この図に示す回路は第2
図に示す回路のFETQb1〜Qb4にスイツチ素子と
してFETQc1〜Qc4を各々直列に接続した回路で
ある。なお、FETQc1〜Qc4で電流比選択回路4
1が構成されている。図に示すように、この回路
においてはFETQc1〜Qc4のうち何個をONとする
かによつて、制御側回路40bに流れる電流と模
写側回路40aに流れる電流との比が決定され
る。すなわち、センサ回路30の出力電圧レベル
等に合わせて電流比を任意に設定することができ
る。
第5図はこの実施例の要部の構成を示すブロツ
ク図である。図に示すようにこの実施例において
は第4図に示すカレントミラー回路40(ただ
し、制御側回路40bのFET数はn個)と電流
比選択回路41とからなる組合わせをm個並列に
接続している。したがつて、この実施例において
は電流比を(1:1)〜m(1:n)の間で任意
に設定することができる。なお第1の実施例が有
する利点も合わせて有することは言うまでもな
い。
第6図はこの発明の第3の実施例の基本的構成
を示す回路図である。なお、この図において第2
図の各部と対応する部分には同一の符号を付しそ
の説明を省略する。
この図において45は可変抵抗器であり、一端
がセンサ回路30の出力端子に接続され、他端が
演算増幅器2の非反転入力端子に接続され、ま
た、摺動端子がFET46のドレインに接続され
ている。このFET46のゲートは演算増幅器2
の出力端子に接続され、ソースが模写側回路40
aに接続されている。図に示すカレントミラー回
路40の模写電流比を1:nとすれば電流i8(=i3
+i4+i5+i6+i7)の1/nが電流i9として演算増
幅器2にフイードバツクされるので、動作的には
第2図に示す回路と同様となる。
次に、第7図はこの実施例の具体的構成を示す
回路図である。この図に示す回路は第6図に示す
FET46をi個並列に接続してカレントドライ
ブ回路Aを構成し、FET33をk個並列に接続
してカレントドライブ回路Bを構成している。ま
た、模写側回路40aがn個のFETで、制御側
回路がm個のFETで構成されている。なお、5
0は電流バツフア用のトランジスタである。この
回路において、例えばi=50,k=500,m=
5000,n=500(個)とすると、模写側回路40a
は制御側回路40aに流れる電流i8の1/100の電
流をi9としてカレントドライブ回路Aに伝える。
そして、カレントドライブ回路Aは模写側回路4
0aと同じFET数であるから、このカレントド
ライブ回路Aには電流i9がそのまま流れ、すなわ
ち、電流i8の1/100の値の電流i9が演算増幅器2に
負帰還される。したがつて、この実施例における
模写電流i9の負帰還動作は前述した、第1,第2
の実施例の場合と同様となる。また、カレントド
ライブ回路Aは、前述した負帰還動作の他の、模
写側回路40aのドレイン−ソース間電圧と制御
側回路40bのドレイン−ソース間電圧を等しく
する動作を行う。すなわち、カレントドライブ回
路AのFET46−1〜46−iのゲート−ソー
ス間電圧はカレントドライブ回路BのFET33
−1〜33−kのゲート−ソース間電圧を模写す
る。カレントドライブ回路Aのこのような機能は
各回路の構成素子数、すなわち、i,k,m,n
を適切に選ぶことにより容易に達せられる。
このように、この実施例においては模写側回路
40aと制御側回路40bのドレインソース間電
圧を正確に等しくすることができるので、カレン
トミラー回路40の電流模写比率を極めて高い精
度で一定値に保持することができる。
以上説明したようにこの発明によれば、制御側
と模写側の電流比が信号増幅素子数の比となるカ
レントミラー回路を複数並列に接続し、これらの
カレントミラー回路に装置の全電流を供給し、か
つ、全模写電流を伝送電流制御用の演算増幅器に
負帰還するようにしたので、帰還用の高精度の低
抗器を必要とせず、また、接合部面積の異なるト
ランジスタを用いる必要もない。したがつて、安
価に製作することができ、しかも、回路を集積化
する際に素子(FET等)の特性管理の困難性が
なく標準的な集積技術を用いて製品品質の高安定
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2線式伝送器の一構成例を示す
ブロツク図、第2図はこの発明の原理を説明する
ための回路図、第3図は同実施例の要部の構成を
示すブロツク図、第4図はこの発明の第2の実施
例の基本的構成を示す回路図、第5図は同実施例
の要部の構成を示すブロツク図、第6図はこの発
明の第3の実施例の基本的構成を示す回路図、第
7図は同実施例の具体的構成を示す回路図であ
る。 2……演算増幅器、30……センサ回路、3
3,33−1〜33−k……FET(伝送電流制御
部)、40……カレントミラー回路、40a,4
0a−1〜40a−m……模写側回路、40b,
40b−1〜40b−m……制御側回路、Qa
Qb1〜Qb4……FET(信号増幅素子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 模写側回路に流れる模写電流と制御側回路に
    流れる電流との比が各々の回路を構成する信号増
    幅素子の数の比となるカレントミラー回路を複数
    並列に接続し、また、測定すべき物理量に対応す
    る信号を出力するセンサ回路と、前記センサ回路
    の出力信号が供給される演算増幅器と、前記演算
    増幅器の出力信号に基づき受信側へ供給する伝送
    電流を制御する伝送電流制御部とを設け、前記各
    制御側回路に装置の全電流を供給し、この結果得
    られる前記各模写電流を前記演算増幅器に負帰還
    するようにしたことを特徴とする2線式伝送器。
JP10098882A 1982-06-12 1982-06-12 2senshikidensoki Expired - Lifetime JPH0238992B2 (ja)

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