JPH0238906Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238906Y2 JPH0238906Y2 JP1983104668U JP10466883U JPH0238906Y2 JP H0238906 Y2 JPH0238906 Y2 JP H0238906Y2 JP 1983104668 U JP1983104668 U JP 1983104668U JP 10466883 U JP10466883 U JP 10466883U JP H0238906 Y2 JPH0238906 Y2 JP H0238906Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractory
- refractories
- partition wall
- furnace
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 13
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Forging (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、多数の耐火物を並設して形成した仕
切壁を加熱室内に設けた仕切壁付加熱炉に関す
る。
切壁を加熱室内に設けた仕切壁付加熱炉に関す
る。
第4図イ及びロに示すように、アンカータイル
nとキヤスタブル耐火物や耐火煉瓦やセラミツク
フアイバーoとによつて一体的に形成された一般
的な仕切壁1に比して、サーマルシヨツクに強い
ものに改良するに、例えば実開昭58−56061号公
報に示されるように、中実状の小さい耐火物を上
下に並べて連結した構成単位を横方向に並べるこ
とによつて仕切壁を形成する技術が提案されてい
た。
nとキヤスタブル耐火物や耐火煉瓦やセラミツク
フアイバーoとによつて一体的に形成された一般
的な仕切壁1に比して、サーマルシヨツクに強い
ものに改良するに、例えば実開昭58−56061号公
報に示されるように、中実状の小さい耐火物を上
下に並べて連結した構成単位を横方向に並べるこ
とによつて仕切壁を形成する技術が提案されてい
た。
しかし、耐火物に十分な機械的強度を備えさせ
ると、中実の耐火物の肉厚がかなり大になり、そ
のために肉厚方向での温度勾配が大になつて、サ
ーマルシヨツクに対する耐性を十分に向上できな
い欠点があつた。
ると、中実の耐火物の肉厚がかなり大になり、そ
のために肉厚方向での温度勾配が大になつて、サ
ーマルシヨツクに対する耐性を十分に向上できな
い欠点があつた。
本考案の目的は、耐火物を十分な機械的強度を
有しながら、肉厚が十分に小さいものに改良し
て、サーマルシヨツクに対する耐性を十分に向上
できるようにし、しかも、耐火物の取付や交換を
容易に実行できるように工夫する点にある。
有しながら、肉厚が十分に小さいものに改良し
て、サーマルシヨツクに対する耐性を十分に向上
できるようにし、しかも、耐火物の取付や交換を
容易に実行できるように工夫する点にある。
多数の耐火物を並設して形成した仕切壁を加熱
室内に設けた仕切壁付加熱炉において、耐火物を
筒状に形成して横方向に並べたことにあり、その
作用効果は次の通りである。
室内に設けた仕切壁付加熱炉において、耐火物を
筒状に形成して横方向に並べたことにあり、その
作用効果は次の通りである。
耐火物を筒状に形成することによつて、耐火物
を十分大きな機械的強度を有しながら肉厚が十分
に小さいものにでき、耐火物の肉厚方向での温度
勾配を十分に減小することによつて、サーマルシ
ヨツクに対する耐性を十分に向上できる。
を十分大きな機械的強度を有しながら肉厚が十分
に小さいものにでき、耐火物の肉厚方向での温度
勾配を十分に減小することによつて、サーマルシ
ヨツクに対する耐性を十分に向上できる。
耐火物を横方向に並べてあるから、耐火物の組
付けや交換を、耐火物を上下に並べるよりも容易
に実行できる。つまり、上下に並べた場合、下の
ものに上のものの荷重が掛からないようにするに
は取付構造が複雑になつて、耐火物の組付けや交
換が面倒になり、下のものに上のものの荷重が掛
ける簡単な取付構造にすると、破損したものけを
取外して交換することができなくなる。しかし、
本考案のように耐火物を横方向に並べると、その
ような問題を解消できる。
付けや交換を、耐火物を上下に並べるよりも容易
に実行できる。つまり、上下に並べた場合、下の
ものに上のものの荷重が掛からないようにするに
は取付構造が複雑になつて、耐火物の組付けや交
換が面倒になり、下のものに上のものの荷重が掛
ける簡単な取付構造にすると、破損したものけを
取外して交換することができなくなる。しかし、
本考案のように耐火物を横方向に並べると、その
ような問題を解消できる。
その結果、サーマルシヨツクに対する耐性にお
いて極めて優れ、組付や交換を容易に実行でき
る、一段と実用価値の高い仕切壁付加熱炉を提供
できるようになつた。
いて極めて優れ、組付や交換を容易に実行でき
る、一段と実用価値の高い仕切壁付加熱炉を提供
できるようになつた。
次に、図面により実施例を示す。
第1図および第2図に示すように、加熱室aを
形成する環状凹入空間、及び、加熱室a内に加熱
用高温燃焼ガスを実線矢印方向に噴出するバーナ
bを天井壁体cに設け、天井壁体cの下方に、上
面が加熱室aに臨む被加熱物d甲載置面eとなる
炉床fを、縦向き軸芯g周りで点線矢印方向に回
転駆動自在に設け、天井壁体cと炉床fの間に環
状のウオータシールmを設け、回転炉床式鍛造炉
を形成してある。
形成する環状凹入空間、及び、加熱室a内に加熱
用高温燃焼ガスを実線矢印方向に噴出するバーナ
bを天井壁体cに設け、天井壁体cの下方に、上
面が加熱室aに臨む被加熱物d甲載置面eとなる
炉床fを、縦向き軸芯g周りで点線矢印方向に回
転駆動自在に設け、天井壁体cと炉床fの間に環
状のウオータシールmを設け、回転炉床式鍛造炉
を形成してある。
被加熱物dを載置面e上に導入するための入口
hを炉床fの外周側に設け、炉床fの中央部に被
加熱物dの落し込み出口iを設け、加熱室aから
燃焼ガスを排出するための煙道jに、バーナbに
供給される燃焼用空気を予熱するための熱交換器
kを付設してある。
hを炉床fの外周側に設け、炉床fの中央部に被
加熱物dの落し込み出口iを設け、加熱室aから
燃焼ガスを排出するための煙道jに、バーナbに
供給される燃焼用空気を予熱するための熱交換器
kを付設してある。
加熱室a内のうち入口hと煙道jへの連結部と
の間に、第3図に示すように、バーナbからの燃
焼ガスが短絡的に煙道jに流出することを防止す
るための仕切壁lを、天井壁体cから吊下げた状
態で設けてある。
の間に、第3図に示すように、バーナbからの燃
焼ガスが短絡的に煙道jに流出することを防止す
るための仕切壁lを、天井壁体cから吊下げた状
態で設けてある。
要するに、入口hから供給した被加熱物dを載
置面e上に並べて載せ、炉床fが1回転する間に
加熱室a内の予熱帯、加熱帯、均熱帯を順次通過
して鍛造温度(1150℃〜1200℃程度)に均一に加
熱された被加熱物dを、新たに導入される被加熱
物dで押して出口iに落し込むように構成してあ
る。
置面e上に並べて載せ、炉床fが1回転する間に
加熱室a内の予熱帯、加熱帯、均熱帯を順次通過
して鍛造温度(1150℃〜1200℃程度)に均一に加
熱された被加熱物dを、新たに導入される被加熱
物dで押して出口iに落し込むように構成してあ
る。
上記仕切壁の詳細を第5図イ,ロ,ハにより以
下に詳述する。
下に詳述する。
天井壁体1への取付板2の下面に対向フランジ
3の多数組を連結し、対向フランジ3夫々に円筒
状固型セラミツクスから成る耐火物4をボルト・
ナツト5で吊下固定し、多数の耐火物4をその隣
り合うもの同士が互いに接する状態で横方向に並
設し、仕切壁6を構成してある。耐火物4の対向
フランジ3への取付け部分を熱気から保護すると
ともに炉壁の一部を構成するために、セラミツク
フアイバーまたはキヤスタブル耐火物から成る外
側被覆層7を設けてある。ボルト・ナツト5を熱
気から保護するとともに放熱を防止するために、
耐火物4内の上部にセラミツクフアイバー8を充
填してある。
3の多数組を連結し、対向フランジ3夫々に円筒
状固型セラミツクスから成る耐火物4をボルト・
ナツト5で吊下固定し、多数の耐火物4をその隣
り合うもの同士が互いに接する状態で横方向に並
設し、仕切壁6を構成してある。耐火物4の対向
フランジ3への取付け部分を熱気から保護すると
ともに炉壁の一部を構成するために、セラミツク
フアイバーまたはキヤスタブル耐火物から成る外
側被覆層7を設けてある。ボルト・ナツト5を熱
気から保護するとともに放熱を防止するために、
耐火物4内の上部にセラミツクフアイバー8を充
填してある。
次に別実施例を説明する。
耐火物4の材料は、窒化硅素結合炭化硅素など
の窒化硅素質セラミツクスが強度上有利である。
の窒化硅素質セラミツクスが強度上有利である。
第6図イ,ロに示すように、筒状の耐火物4の
上端に対向フランジ部9形成し、このフランジ部
9を取付板2にキヤスタブル耐火物7で直接固定
してもよい。
上端に対向フランジ部9形成し、このフランジ部
9を取付板2にキヤスタブル耐火物7で直接固定
してもよい。
第7図イ,ロに示すように、取付板2の下面に
内向きに開口する鍵形対向フランジ部10を連設
し、この鍵形対向フランジ部10に筒状の耐火物
4の上端対向フランジ部9を係合させ、筒状の耐
火物4をその縦軸芯周りで回動させることにより
容易に着脱できるようにしてもよい。
内向きに開口する鍵形対向フランジ部10を連設
し、この鍵形対向フランジ部10に筒状の耐火物
4の上端対向フランジ部9を係合させ、筒状の耐
火物4をその縦軸芯周りで回動させることにより
容易に着脱できるようにしてもよい。
第8図イ,ロに示すように、筒状の耐火物4
を、その上端が閉塞され、かつ、対向フランジ部
11を有するものに構成し、天井壁体1に形成さ
れた孔内に外部上方から単に落し込んだ状態で吊
下げ、耐火物4のメンテナンスや交換が非常に簡
単に行えるようにしてもよい。
を、その上端が閉塞され、かつ、対向フランジ部
11を有するものに構成し、天井壁体1に形成さ
れた孔内に外部上方から単に落し込んだ状態で吊
下げ、耐火物4のメンテナンスや交換が非常に簡
単に行えるようにしてもよい。
筒状の耐火物4の形状は、角筒状等任意の形状
にできる。
にできる。
加熱炉において被加熱物dを出入れするに、専
用のプツシヤーなどのような導入用装置と落し込
み用装置とを備えてもよく、また、炉床fの半回
転とか3/4回転で被加熱物dが入口hから出口i
に送られるようにしてもよい。
用のプツシヤーなどのような導入用装置と落し込
み用装置とを備えてもよく、また、炉床fの半回
転とか3/4回転で被加熱物dが入口hから出口i
に送られるようにしてもよい。
第1図ないし第3図及び第5図は本考案の実施
例を示し、第1図は概略平面図、第2図は第1図
のX−O−Y線断面図、第3図は第1図のZ−
Z′線断面図、第5図イは要部図、第5図ロは第5
図イの−矢視図、第5図ハは第5図ロの−
矢視図である。第4図は従来例を示し、第4図
イは要部断面図、第4図ロは第4図イのK−K矢
視図である。第6図ないし第8図は本考案の各別
の実施例を示し、夫々の図においてイは要部断面
図、ロはイの−、又は−、又は−矢
視部である。 4……筒状耐火物、6……仕切壁。
例を示し、第1図は概略平面図、第2図は第1図
のX−O−Y線断面図、第3図は第1図のZ−
Z′線断面図、第5図イは要部図、第5図ロは第5
図イの−矢視図、第5図ハは第5図ロの−
矢視図である。第4図は従来例を示し、第4図
イは要部断面図、第4図ロは第4図イのK−K矢
視図である。第6図ないし第8図は本考案の各別
の実施例を示し、夫々の図においてイは要部断面
図、ロはイの−、又は−、又は−矢
視部である。 4……筒状耐火物、6……仕切壁。
Claims (1)
- 多数の耐火物4を並設して形成した仕切壁6を
加熱室内に設けた仕切壁付加熱炉であつて、前記
耐火物4を筒状に形成して横方向に並べてある仕
切壁付加熱炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466883U JPS6015443U (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 仕切壁付加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466883U JPS6015443U (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 仕切壁付加熱炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015443U JPS6015443U (ja) | 1985-02-01 |
JPH0238906Y2 true JPH0238906Y2 (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=30245667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10466883U Granted JPS6015443U (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 仕切壁付加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015443U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515208Y2 (ja) * | 1987-05-19 | 1993-04-22 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5856061B2 (ja) * | 1977-08-11 | 1983-12-13 | 松下電器産業株式会社 | 加圧給液装置 |
JPS5916994B2 (ja) * | 1973-05-31 | 1984-04-18 | アウトボ−ド マ−リン コ−ポレ−シヨン | 船舶推進装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6034014Y2 (ja) * | 1981-10-07 | 1985-10-09 | 新日本製鐵株式会社 | 加熱炉のゾ−ン仕切壁 |
JPS5916994U (ja) * | 1982-07-22 | 1984-02-01 | 住友金属工業株式会社 | 加熱炉天井仕切壁 |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP10466883U patent/JPS6015443U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916994B2 (ja) * | 1973-05-31 | 1984-04-18 | アウトボ−ド マ−リン コ−ポレ−シヨン | 船舶推進装置 |
JPS5856061B2 (ja) * | 1977-08-11 | 1983-12-13 | 松下電器産業株式会社 | 加圧給液装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015443U (ja) | 1985-02-01 |
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