JPH0238835Y2 - - Google Patents

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JPH0238835Y2
JPH0238835Y2 JP1986181374U JP18137486U JPH0238835Y2 JP H0238835 Y2 JPH0238835 Y2 JP H0238835Y2 JP 1986181374 U JP1986181374 U JP 1986181374U JP 18137486 U JP18137486 U JP 18137486U JP H0238835 Y2 JPH0238835 Y2 JP H0238835Y2
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JP
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electric shock
shock pulse
case body
circuit
human body
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JP1986181374U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気的な刺激によつて居眠りを防止
し、或いは目覚しを行うことのできる装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
車両を運転している最中の疲労等に伴う居眠り
運転は極めて危険であり、運転者はこの居眠り運
転をしないように最大の注意を常に払わなければ
ならないが、それにも拘らず現状では、これを原
因とする事故が絶えない。
この居眠り運転の防止策として、例えば適度の
休憩をとるとか、眠気醒ましのコーヒーを飲する
とかしているが、確実な手段ではなかつた。
また、学生等の深夜にまで及ぶ学習にあつて
も、眠気は最も克服しがたい問題である。
さらには、疲労時に電車等に乗車して座席に坐
つてしまうと、無意識の内に仮眠状態となり、降
りるべき駅を徒過してしまうことがあり、或いは
早朝の起床のために目覚まし時計をセツトしてお
いても、作動したアラームスイツチを切つた後に
再度眠つてしまうといつたことは多々経験すると
ころであり、この目覚まし時計の場合、眠気の除
去に音を利用するので、この音が他の人の迷惑に
なるという不都合がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来例の眠気の強制的除去手段におけ
る不満および不都合は、眠気を強制的に除去する
ための手段から人体に与えられる刺激が薬物的な
もの、または日常使用している聴覚を利用したも
のであるので、人体がこの刺激に対して慣れ易く
なつているからである。
本考案は、上記した従来の問題を解消すべく考
案されたもので、眠気を強制的に除去するために
人体に与えられる外部からの刺激を、日常人体が
経験することのない電気的刺激とすることをその
技術的課題とするものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案手段は、 ケース体1内に高電圧微弱電流の直流電撃パルス
を発生する電撃パルス発生回路18と電源接続部
とを配置すること、 電撃パルスを回路18の出力端子で人体表面に
当接される一対の電極端子7をケース体1から導
出すること、 電撃パルスを発生回路18の入力スイツチであ
るタイマースイツチTMSをケース体1に装着し
たことにある。
上述した構成にあつて、ケース体1から導出さ
れた一対の電極端子7を人体の皮膚の一部に接す
る姿勢として高電圧微弱電流の直流電撃パルスを
発生させて人体に流せば、この電撃パルスが人体
に強い刺激を与えて人間にはつきりとした知覚を
呼び起こすので、睡眠中或いは眠気の生じた人体
の感覚神経を刺激し、この感覚神経を完全に励起
させることができる。
皮膚に接する一対の電極端子は、できる限り小
さい電撃パルス電力で強い有効な刺激を人体に与
えるには、相互が接触する箇所の間隔は小さい方
が良く、またこのような電撃パルスによる衝撃を
断続的に且つ継続して行うことにより、眠気を確
実に消失させることができる。
また、タイマースイツチTMSは回路18の入
力スイツチとして機能するので、所定の時刻に作
動するようにセツトしておけば、運転中の居眠り
が起きそうな時刻に電撃パルスによる衝撃を発生
させて居眠り運転を未然に防止することができ、
睡眠中、仮眠中であつても、所定時刻に醒めるこ
とができる。
〔実施例〕
図面は、本考案の実施例を示すものにして、ケ
ース体1には、タイマースイツチTMSが所定時
刻に作動することができるようにするための設定
を行うタイマーレバー2、電源接続部A,B間に
電池である電源EのメインスイツチMSをオン・
オフする入力ボタン3、出力される直流電撃パル
スの電圧値を所望値に変更設定するために設けら
れた出力電圧切替スイツチKSに接続される電圧
調整ボタン4、一時的にオフ状態とするためのス
トツプボタン5、電源として電池10を使用した
場合に、その電力残量が少なくなつた際に点灯す
る電力チエツカー6、使用の便に供されるデジタ
ル時計8等が装着され、前記した回路18の電極
端子7が露出配置されている。但し、第1図の実
施例では、この電極端子7はプラグの差し込み形
状であり所定のコード12の一端がこの電極端子
7に挿入接続され、コード12の他端に、皮膚に
接触させるためのプローブ13が接続される。
また、ケース体1の裏面には裏蓋9が設けら
れ、内部に収納する電池10を交換することがで
き、さらには、コード12を収納するコード収納
部11が形成されている。
ストツプスイツチ5は、回路18の出力を一時
的に停止させるだけのもので、一定時間後にはこ
の回路18を作動状態に復帰させる一種のタイマ
ースイツチであるが、このストツプスイツチ5の
代りに、10分間程度の一定時間毎に回路18から
出力させるスイツチを設けても良い。
第3図は、腕にケース体1を装着する場合の構
成を示すもので、腕の皮膚に接触できるようにケ
ース体1の底部から電極端子7が直接露出突出
し、この接触状態を維持してベルト14により腕
時計の如くして腕に装着できる。
さらに第4図は、電極端子7が接続された一対
のプローブ13がこめかみ或いは首筋に接触でき
るように、ケース体1に弾性材製のサポーター1
5を取り付けた場合を示すものである。
プローブ13の人体に対する装着手段として
は、上記したものの外に、プローブ13間隔を狭
くすることができ、かつ人体に対する装着に異和
感を生じさせることのない点から、イヤリングの
ようにクリツプ状として耳たぶに装着するように
するのが有効である。
また、多くの実験によると、同一電圧:電流の
直流パルスを使用した場合、人体に接触される両
プローブ13間の距離が大きいほど、人体が感じ
る刺激が大きいことが解つた。
先の実施例では、電源として電池12を使用す
る場合を示したが、第4図では自動車のシユガー
ライターソケツトを介してバツテリを利用できる
ようにしてあり、コード16によつてシユガーラ
イター用端子17がケース体1に接続されてい
る。
ところで、高電圧微弱電流の直流電撃パルスを
発生する電撃パルス発生回路18は、その回路構
成が限定されるものではなく、人体に比較的強い
電気的な刺激を与える電圧パルスを出力すること
ができる構成であれば良い。
すなわち、電撃パルスを発生回路18からの出
力である電圧パルスは、人体に所望の時間の間、
比較的強い刺激として感じることができるもので
あること、および反復して感じさせることが要求
されるもので、その周波数は高い値よりもできる
だけ低い値、例えば10Hz以下程度が望ましく、ま
た小さい出力電力で、より強い電気的刺激を感じ
させることができるように、交流パルス波ではな
く断続した直流パルス波とし、この要求される電
撃パルスの波形および作用から、電撃パルス発生
回路18としては、基本的には電源部,発振部,
昇圧部そして出力部とから構成されることにな
る。
第5図は電撃パルス発生回路18の最も簡単と
思われる回路構成例を示す。
この第5図において、電池等の電源Eとメイン
スイツチMSとタイマスイツチTMSとの直列回
路の両端子間に発振トランス回路を挿入接続し、
発振トランスTHの2次巻線の両端子間に整流用
のダイオードDIと充電用のコンデンサCと昇圧
トランスTSの1次巻線と発振周波数設定用の可
変抵抗RKとの直列回路を挿入接続し、コンデン
サCと昇圧トランスTSの1次巻線との直列回路
と並列に、発振用の逆姿勢となつたツエナーダイ
オードZDIと、逆流阻止用のダイオードD2とを
接続し、さらに出力電圧設定用の複数のタツプを
設けた昇圧トランスTSの2次巻線に電圧切替ス
イツチKSを介してプローブ或いは電極端子7と
しての電極片T1、T2を接続して構成されてい
る。
発振トランス回路は、二つに分割された1次巻
線の一方を、エミツタ接地したトランジスタTr
のコレクタに接続し、1次巻線の他方をベース抵
抗を介してトランジスタTrのベースに接続した
構成となつている。
この第5図に示した回路は、メインスイツチ
MSを投入した状態でタイマスイツチTMSで作
動時間を設定すると、このタイマスイツチTMS
で設定された時間に、電源Eが回路に接続され
る。
電源Eの接続によつて、発振トランスTHは、
トランジスタTrのオン・オフの繰り返しに従つ
た周波数で、発振トランスTHの2次巻線に発振
パルスを出力する。発振トランスTHの2次巻線
に出力された発振パルスは、ダイオードDIを通
つてコンデンサCに充電され、このコンデンサC
の充電電圧がツエナーダイオードZDIのツエナー
電圧を越えると、コンデンサCに充電された電荷
がコンデンサCからツエナーダイオードZDIを経
て昇圧トランスTSの1次巻線に放電されるので、
昇圧トランスTSの2次巻線には高い電圧が誘起
され、この高電圧の誘起電圧が電極片T1、T2か
ら電撃パルスとして出力されるのである。
出力される電撃パルスの電圧値の設定は、電圧
切替スイツチKSを切替えて昇圧トランスTSの2
次巻線のタツプを切替え選択することによつて達
成される。また、電撃パルスの周波数は、可変抵
抗RKの抵抗値を調整して、発振トランスTHの
2次巻線とコンデンサCと昇圧トランスTSの1
次巻線とそして可変抵抗RKで構成される閉回路
の回路定数を変更設定することにより調整され
る。
なお、ダイオードD2は、コンデンサC放電後
のサージ電圧発生を防止するためのものである。
次に、上記した第5図は、電源Eとして電池1
0を使用した場合を示しているが、第4図に示し
たように電源として自動車のバツテリBTを使用
する場合には、電源接続部A,Bの間に,第6図
に示す如く、制限抵抗RSと過電圧側路用のツエ
ナーダイオードZD2とのT型回路を介してバツテ
リBTを挿入接続すれば良い。但し、このバツテ
リBTを使用する場合には、メインスイツチMS
をオフ状態にしておくことはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の電気
的刺激装置は、人体に害のない高電圧微弱電流の
直流電撃パルスを所定時刻に所望の強さで発生さ
せ、人体に流すことができるので、この電撃パル
スによつて強く感覚神経を刺激し、これによつて
睡眠から目覚めさせるなり眠気を消滅させること
ができ、居眠り運転を未然に防止し、睡眠中、仮
眠中に所定時刻に醒めさせることができ、構成が
簡単であつて、作動が確実である等多くの優れた
作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。第2図は、同上の裏面の斜視図である。第3
図は、ケース体を腕に装着する場合の実施例の断
面図である。第4図は、ケース体をこめかみや首
筋に装着する場合の実施例の斜視図である。第5
図は、本考案に使用される最も簡単と思われる回
路図である。第6図は、電源として自動車のバツ
テリを使用した場合の電源部の回路図である。 符号の説明、1……ケース体、7……電極端
子、10……電池、18……電撃パルスを発生回
路、TMS……タイマースイツチ、KS……出力電
圧切替スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース体内に高電圧微弱電流の直流電撃パルス
    を発生する電撃パルス発生回路と電源接続部とを
    配置し、前記電撃パルス発生回路の出力端子で人
    体表面に当接される一対の電極端子を前記ケース
    体から導出すると共に、前記電撃パルス発生回路
    の入力スイツチであるタイマースイツチを前記ケ
    ース体に装着して成る電気的刺激装置。
JP1986181374U 1986-11-26 1986-11-26 Expired JPH0238835Y2 (ja)

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JPS5616668A (en) * 1979-07-19 1981-02-17 Fujitsu Ltd Rotary type vapor deposition apparatus
JPS607860A (ja) * 1983-06-29 1985-01-16 内田 泰夫 熟睡者用目覚器

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