JPH0238770A - 調圧弁 - Google Patents

調圧弁

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JPH0238770A
JPH0238770A JP18695788A JP18695788A JPH0238770A JP H0238770 A JPH0238770 A JP H0238770A JP 18695788 A JP18695788 A JP 18695788A JP 18695788 A JP18695788 A JP 18695788A JP H0238770 A JPH0238770 A JP H0238770A
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JP
Japan
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valve
negative pressure
pressure
valve body
pressure side
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JP18695788A
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Youzou Fukagawa
容三 深川
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、真空発生機等により負圧状態とされる閉空間
内の気圧を所定値に保つ調圧弁に関し、詳しくは、閉空
間内すなわち負圧側の圧力変動を直接弁体に作用させ、
調圧弁を介して閉空間外す?7わち周囲圧力側から導入
される気体の流量を調整することにより負圧側の圧力を
所定値に維持するようにした、簡便軽量で即応性に優れ
た調圧弁に関する。
[従来の技術] 閉空間内の圧力を調整あるいは維持するための調圧弁と
しては、容器内の圧力を一定値以下に保つための圧力弁
(減圧弁)や航空機等の与圧室の圧力を調節するための
圧力調節弁等の高圧を保つためのもの、あるいは特開昭
55−166572号公報に開示されているような負圧
を保つための負圧調整弁などが知られている。
この負圧調整弁は、第4図に示すように、上下動可能に
支持された弁棒21と、中心部が弁棒21に固着されて
いて負圧導入口22を有する負圧室23を画成する上部
および下部ダイヤフラム24および25と、弁棒21に
固着されていて弁箱26の人口側27と出口側28とを
区画する隔壁29に設けられた弁座孔30を開閉し得る
弁体31とを備え、負圧室23内の負圧の変化により弁
開度を調整するようにしている。そして例えば第5図に
示すように、この負圧調整弁Hは原子力施設におけるグ
ローブボックスDの排風気設備に使用されるが、入口側
28がグローブボックスDに、出口側29がブロワFに
接続され、負圧導入口22はグローブボックスDに連通
される。同図のAはプレフィルタ、Bはフィルタである
。グローブボックスDはブロワFにより吸引されて負圧
状態となるが、この負圧すなわちグローブボックスDに
連通した負圧室23内の圧力が所定値以上になると弁体
31が上昇し、所定値以下になると下降することにより
、弁座孔30を介して吸引される気体の流量が調整され
、グローブボックスD内の圧力が一定に保たれる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の容器や航空機等に用いられる圧力
弁や圧力調節弁は、いずれも容器や室内を高圧にあるい
は一定の圧力以下に保つためのものであり、負圧(低真
空)を設定された一定の値に保つためには用いることが
できない。一方、第4図の負圧調整弁は徴負圧における
圧力変動を負圧室23を画成するダイヤフラム24,2
5等の機構により仕事に変え弁体31を上下させるため
、弁体31の上下動範囲が少なくてよい場合にのみ有効
で、構造が比較的複雑で重く、また、応答性も比較的緩
慢である。したがって、軽量小型でかつ大きな圧力変動
に対しても瞬時の応答が要求される場合には適さない。
本発明の課題は、このような従来技術の課題に鑑み、低
負圧においても有効で即応性に優れしかも軽量で単純な
構造の調圧弁を提供することにある。
、[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため本発明の調圧弁は、弁座と、該
弁座の開口部を負圧側において開閉する弁体と、該弁体
を保持する弁棒と、該弁棒を支持するとともに該弁体の
開閉方向に該弁棒を案内するガイド手段と、該弁棒を該
弁体の閉方向に付勢するばねとを備えている。さらに、
前記ガイド手段はボールベアリングを有し、前記弁棒は
該ボールベアリングを介して前記ガイド手段により案内
される。
弁座は通常、ケース等によって保持され、周囲圧力側と
負圧側との間の隔壁に取り付けられるが、該隔壁に直接
取り付けてもよい。弁体や弁座の大きさあるいは゛ばね
のばね定数などは、維持すべき負圧の大きさ、変動範囲
、周囲圧力側から負圧側へ本調圧弁を介して導入すべき
風量等に応じて適当に設計される。
[作用] この構成において、周囲の環境に対し密閉された負圧側
の空間から真空発生機等によって気体が連続的に排出さ
れることにより負圧状態となっているが、通常はこれと
同時に調圧弁は開いており、周囲圧力側から一定量の気
体が負圧側に流入している。この定常的な状態において
は、弁体に作用する負圧側からの圧力やばねの力などは
均衡している。ここで、負圧側の圧力が空気漏れ等によ
り上昇したとすれば、負圧側の圧力は直接弁体に作用し
ているため、この圧力増分により弁体は閉じる方向へ瞬
時に移動して弁開度が小さくなり、弁を通って流入する
気体の量が減少する。したがって、負圧側の圧力は低下
し、上記圧力増加分は解消される。負圧側の圧力が低下
した場合は、逆に弁は開き、圧力低下分は打ち消される
すなわち、本調圧弁は、負圧側空間から排出される気体
の量が一定であるとすれば、空気漏れ等を含めた負圧制
空間に流入する気体の総量を一定に保つように作用し、
これにより負圧側圧力を所定値に維持するようにしてい
る。また、ガイド手段がボールベアリングを介して弁棒
を案内する場合は、伸縮に伴なうばねの捩れや曲りによ
る弁棒のひっかかりが防止され、さらに応答性良く動作
が行なわれる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る低圧用負圧調節弁の部
分断面図、第2図はその平面図である。
この低圧用負圧調節弁は、これらの図に示すように、弁
座1、弁座1を保持するケース2、弁座1の開口部3を
負圧側から開閉する弁体(バット)4、弁体4を下端に
取り付けた弁棒5、弁pI!5を弁座1に対し垂直方向
に案内するボールベアリング7、弁座1をケース2に固
定するとともにボールヘアリング7を収納する空間を持
つガイドボスト6、および弁棒5を介して弁体4を弁座
1に対し負圧側から所定の力で付勢する圧縮ばね9を備
えている。
圧縮ばね9は、一端が弁棒5の上端にスプリング受8を
介して固定され、他端はガイドボスト6に固定され、こ
こに圧縮力が働き弁体4と弁座1とが密着している。弁
体4は弁棒5に設けられたガイドボルト10(弁棒5と
一体)に対しナツト11により取り付けられる。ボール
ベアリング7としては例えばトムソン社製のりニアブッ
シング(L M 61219 Nφ12穴開止め輪付き
)等が使用できる。ケース2はその上端のフランジ部が
、周囲圧力側○と負圧側Iとを区分する隔壁部材12に
対し周囲圧力側0の側にシール13を介してボンド等に
よる接着手段を伴なって取り付けへれる。ケース2のフ
ランジ部の上面にはカバー14が取り付けられる。
この構成において、負圧側Iの気体が連続的に定の割合
で不図示の真空発生機により排出されている場合、第3
図に示すように弁は開いており、周囲圧力側0から一定
の割合で図中矢印の経路を通って空気が流入している。
このとき、弁体に働く圧縮ばね9の力や気体の圧力は均
衡しており、負圧側■の圧力は所定値に保たれている。
ここで、負圧側■の圧力が何らかの原因により上昇した
とすれば、均衡状態はくずれて弁体4は上昇し、したが
って、弁を通って流入する気体の流量が減少して負圧側
工の圧力は低下し、これにより圧力上昇分は相殺され、
負圧側工の圧力は以前の値に戻る。負圧側■の圧力が下
降した場合は、逆に弁体4が下降して弁を通る気体の流
量が増加し、負圧側Iの圧力値は所定値に復元される。
ここで、負圧側Iの圧力は弁体4の負圧側表面に直接作
用しているため、変動した負圧は瞬間的に所定値に復帰
する。また、弁体4の上下動に際して、圧縮ばね9の伸
縮による捩れや曲りにより′#−棒5の一部がガイドに
ひっかかって上下しない場合も考えられるが、本実施例
ではボールベアリング7により弁棒5を支持しているた
めこのような危険性なく弁体4をなめらかに上下動させ
ることができる。
ただし、このようにして負圧側Iの圧力値を所望の値に
保つためには、圧縮ばね9のばね定数や弁座1、弁体4
特に弁座1の開口部3等の大きさをそれなりに設計する
ことを要する。これらを適当に設計することにより、例
えば0.7〜1OBar程度の低負圧において漏洩空気
による圧力変化を0.OIB a r以下に、しかも0
.5秒以下の復元時間でもって、維持することができる
このように低圧用として設計した負圧調節弁は、例えば
壁面等の吸着面との間に真空発生機により負圧空間を形
成して吸着面に吸着しつつ吸着面上を走行するような壁
面走行装置の負圧空間の圧力調節用として用いることが
できる。この場合において、吸着面との接触部分に設け
られたシールの密閉性が高くかつ排出空気により直接冷
却する直接冷却方式の真空発生機を使用するときは、木
負圧調節弁は特に有効である。すなわち、平滑な面を走
行する場合は負圧空間が密閉状態となるため弁が開いて
真空発生機の冷却に必要なffl量を確保し、吸着面の
凸凹等により空気漏れを生し゛たときは弁が瞬時に閉じ
て圧力の上昇を防止し壁面走行装置の落下を避けること
ができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、調圧弁において、
負圧側の圧力変動を直接弁体に作用させて、弁を介して
周囲圧力側から導入される気体の量を調整することによ
り、負圧側の圧力を調節するようにしたため、簡便軽量
な構造により低負圧においても負圧側圧力変化を瞬時に
精度良く補正できる。そして特に、負圧側からの気体排
出量をほぼ一定にしたい場合、例えば直接冷却方式の真
空発生機を用いる場合に有効に利用することができる。
また、ボールベアリングを用いて弁棒をガイドすること
により、ばねの涙れや曲り等の影響を受けずに支障なく
かつスムーズな弁の移動が行なえ、さらに信頼性および
即応性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る負圧調節弁の部分縦
断面図、 第2図は、第1図に示された負圧調節弁の平面図、 第3図は、第1図の負圧調節弁の動作原理を示す説明図
、 第4図は、従来例に係る負圧調整弁の縦断面図、そして 第5図は、第4図の負圧調整弁を用いた排風気設備の概
略説明図である。 :弁座、 二ケース、 二開ロ部、 :弁体(バット)、 :弁棒、 6:ガイドポスト、 7:ボールベアリング、 8ニスプリング受、 9:圧縮ばね、 10ニガイドボルト、 11:ナツト、 12:隔壁部材、 13:シール、 14:カバー O:周囲圧力側、 I:負圧側。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弁座と、該弁座の開口部を負圧側において開閉する
    弁体と、該弁体を保持する弁棒と、該弁棒を支持し該弁
    体の開閉方向に該弁棒を案内するガイド手段と、該弁棒
    を該弁体の閉方向に付勢するばねとを具備することを特
    徴とする調圧弁。 2、前記ガイド手段はボールベアリングを有し、前記弁
    棒は該ボールベアリングを介して前記ガイド手段により
    案内される請求項1記載の調圧弁。
JP63186957A 1988-07-28 1988-07-28 壁面走行装置に使用する負圧調整弁 Expired - Lifetime JPH0751990B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013086183A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Als Technology Co Ltd グローブボックスの圧力調整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149662U (ja) * 1982-04-01 1983-10-07 株式会社トキメック リリ−フ弁

Patent Citations (1)

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