JPH0238303Y2 - - Google Patents

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JPH0238303Y2
JPH0238303Y2 JP1985083302U JP8330285U JPH0238303Y2 JP H0238303 Y2 JPH0238303 Y2 JP H0238303Y2 JP 1985083302 U JP1985083302 U JP 1985083302U JP 8330285 U JP8330285 U JP 8330285U JP H0238303 Y2 JPH0238303 Y2 JP H0238303Y2
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mold
braille
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solenoid
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、名刺に点字で氏名を打ち込むための
装置に関する。
[従来の技術] 視力の不自由な人に渡す名刺には、点字を打ち
込む必要があり、とくに官公暑などにおいて、担
当職員が来訪者に名刺を渡す場合、相手が視力の
不自由な人であるときは点字による名刺が必要に
なるが、専用の点字名刺を作るほどの使用量がな
いため、通常の名刺に点字を簡単に刻印できるよ
うにした装置が要望される。
このため、通常に印刷された手持ちの名刺に点
字タイプライタを用いて氏名を点字で打ち込むよ
うにしている。また、点字のようにカード面に浮
き出した突起を刻印するものとして、実公昭52−
44094号公報に示されているように、本体のベツ
ド上に取り付けた下型と、これに対向させて昇降
軸に設けた上型をそなえ、昇降軸をマイクロスイ
ツチの動作によつてプランジヤで作動させる自動
浮出し刻印機が提案されている。
[考案が解決しようとする課題] しかるに、点字タイプライタで点字を打ち込む
場合は、名刺に1枚づつタイプライタで1字ごと
に打ち込みを行うため手数がかかるだけでなく、
点字タイプライタを設置している部暑に依頼して
作製するなどの面倒があり、簡単に各自が打ち込
むことができない不便がある。
また、上型と下型をそれぞれ対向させて組み込
んだ自動浮出し刻印機は、同一の刻印を多数の刻
印用紙に打ち込む場合には有効であつても、点字
名刺のように使用量が少なく、かつ多数の異なる
刻印を行う場合には、カバーを除き上型と下型を
それぞれ昇降軸やベツドから取に外すなど型の交
換が面倒なため、むしろ点字タイプライタによる
方が簡便になり実用的でなかつた。
[課題を解決するための手段] このため、本考案は、刻印する点字に合わせた
突起をもつた下型と、前記突起に対応する孔をそ
なえ名刺を差し込む間隙を保持させて弾性的に支
持させた上型とを一体にした金型をそなえ、この
金型をケースの金型挿入窓からベース上に簡単に
セツトでき、前記金型の間隙に差し込んだ名刺の
縁で動作するスイツチと、このスイツチでコイル
を励磁するソレノイドと、ソレノイドの可動子に
連結し上型を衝撃的に下型に押圧させて前記突起
により点字を刻印させるハンマーをそなえた打刻
装置を設け、金型と打刻装置を別体に構成し、金
型の交換を容易にして簡単に点字名刺を作製でき
るようにしてある。
[作用] したがつて、打刻装置のベース上に上型と下型
を弾性的に連結させた金型を挿入し、金型の上型
と下型との間隙に、手持ちの通常の名刺を差し込
むことにより、点字の打刻ができ、各自がそれぞ
れ異なる金型をそなえておくことにより、打刻装
置を共用して簡単に各自の点字名刺を得ることが
できる。
[実施例] これを図に示す実施例について説明する。
第1図、第2図および第3図は本考案の打刻装
置を示すもので、1は厚鋼板のベース、2はベー
スを囲むケースで前面に金型挿入窓3を設けてあ
る。4はベース1に固定させた金型挿入ガイド、
5・5は金型挿入窓3の左右に設けたソレノイド
で、それぞれコイル5aと可動子5bをそなえて
いる。6はハンマー、7はハンマー6の上面に取
り付けた支持梁で、両端部をそれぞれ前記ソレノ
イド5の可動子5b・5bにピン8・8で連結し
てある。9・9はベース上に固着したハンマーガ
イドで、ハンマー6の両端部にスライド軸受10
を介して摺動可能に支持し、ハンマー6を上昇位
置に支持させる戻しばね11を介挿している。1
2は名刺縁が当たるストツパ、13はマイクロス
イツチで前記ストツパ12の位置に合わせて作動
片13aを設けてある。14はリレー、15はタ
イマー、16はカウンタ、17はパイロツトラン
プ、18は電源スイツチである。
第4図はないし第8図は金型20の実施例を示
すもので、下型21に片方を閉塞片22で閉塞さ
せる第5図、第8図に示すように点字活字40を
挿入保持する溝23をそなえ、この溝23内を移
動し挿入した点字活字の端を押圧する活字押さえ
24を設けている。25は活字押さえを取り付け
た支持杆、26は支持杆25を押さえ方向に付勢
するばね、27は金型の前面(ケース2に挿入し
たときに外側になる面)に設けた引き出し用のつ
まみ、31は鋼板で形成した上型、32は上型の
両側に設けたヒンジ、33は両側のヒンジに挿通
させた支持棒で、下型21に取り付けた上型支持
片34の長孔35に係合し、上下方向に摺動でき
るようにしてある。36は支持棒33に係合させ
た持上片で、ばね37により支持棒33を長孔3
5の上方に押し上げ、上型31の下面と下型上面
との間に間隙gを保持させるようにしてある。3
8は上型の前面(ヒンジ側)に設けた折曲片で、
金型を前記打刻装置の金型挿入窓3に挿入したと
きにケース2の前面に係合し金型のストツパとし
て作用するとともに、上型31の後部(ヒンジ反
対側)を浮かせて上型31を下型21とほぼ平行
に保持させる。39は上型に設けた孔で、下型の
溝23に対向する部分に点字ピツチに合わせた間
隙で多数の孔を複数列設けてある。
40は下型の溝23に嵌合させ点字に合わせた
突起41をそなえた点字活字で、適当な位置にそ
の点字を示すカナ文字を表示してある。42は突
起41のピツチの整数倍の厚さをもつたスペーサ
である。
[動作] 金型20の上型31を支持棒33を中心にして
第5図および第8図に示すように開き、表示され
たカナ文字により必要な点字活字40を選んで、
下型21の溝23に閉塞片22側に詰めて挿入す
る。このとき、必要があれば活字相互間にスペー
サ42を介挿する。所要の点字活字が挿入される
と活字押さえ24で点字活字40の端面を押圧保
持させ、上型31を閉じて下型21に重ねて上型
31を手で押し上げ、挿入した点字活字40の各
突起41が上型の孔39のいずれかに合致してい
ることを確認する。
この金型20を打刻装置の金型挿入窓3からベ
ース1上に、金型挿入ガイド4に沿つて挿入し、
上型の折曲片38がケース2の前面に当たるまで
押し込んでセツトする。
金型のセツトをしたのち、電源スイツチ18を
オンにし、名刺を点字打刻面を上にして金型20
の間隙gから差し込むと、名刺の差し込み側の縁
が両方のストツパ12に正しく当つた位置で作動
片13aが押され、マイクロスイツチ13を閉路
させる。このため、リレー14が動作してソレノ
イドのコイル5aを励磁して可動子5bを吸引
し、このソレノイド5の動作により支持梁7を介
してハンマー6がハンマーガイド9に沿つて急激
に下降し、挿入セツトされた金型の上型31を押
圧して名刺を下型21に押し付け、点字活字40
の突起41が上型の孔39に嵌入して名刺に突起
41に合致した突出部を形成させる。
なお、リレー14はマイクロスイツチ13によ
り瞬時的にコイル5aを励磁して可動子5bを吸
引し、ハンマー6を1回だけ下降させると、タイ
マー15によつて僅かな不動作時間を設け、名刺
を引き出すときにマイクロスイツチ13を閉路さ
せてもソレノイド5を動作させないようにし、2
度打ちを防止している。
打刻が終わると、つまみ27で金型20を金型
挿入窓3から引き出す。
[他の実施例] 前述の実施例における金型は、下型の溝23に
必要な点字活字40を1字づつ挿入するようにし
ており、それぞれの活字にカナ文字を表示して点
字を知らない人でも組み合わせができるようにし
てあるが、必要な氏名の突起をあらかじめ1つの
母材に設けたものを作つておき、これを溝23に
挿入するようにすれば、さらに取り扱いが簡単に
なる。
また、第9図は別の金型を示すもので、弾性を
有する鋼板たとえばステンレス板で構成した下型
51と上型52を適当な間隙で開閉するように重
ね、かしめピン53あるいは折り曲げ形成により
一体に構成し、あらかじめ下型51に所要の突起
54と上型52に突起54に対応する孔55を設
けてある。56は下型51の縁を折り曲げ成形し
た係合片、57は上型52の折曲片である。この
ような簡易金型を用いる場合は、ベース1の金型
挿入部をたとえば金床を設置するなどして適当な
高さにしておき、金床の両側面を挿入ガイドとし
て係合片56を嵌合させて位置決めし折曲片57
がケース面に当たるようにセツトし、上型と下型
との間に名刺を差し込んでストツパ12とマイク
ロスイツチの作動片13aに当接させて動作させ
る。
[考案の効果] このように、本考案は所要の点字に合わせた突
起をもつた下型と、前記突起に対応する孔を有す
る上型とを一体に連結し、この上型を上下動可能
に弾性的に志持させ、下型との間に名刺を差し込
む間隙をもたせた金型と、この金型を金型挿入窓
から所定位置に挿入する打刻装置を別個に設けて
いるので、一般の浮出し刻印機のように金型が一
体に組み込まれておらず、金型の挿入交換を容易
に行うことができ、各自の金型を作つて打刻装置
に簡単に挿入セツトでき、挿入した金型の間隙か
ら名刺を差し込むだけで、簡単に点字名刺を作る
ことができる。
したがつて、あらかじめ各自の氏名に合わせた
金型を用意しておけば、打刻装置を共用して必要
なときに各自が自分で必要な枚数だけ手持ちの名
刺に点字を刻印することができ、操作も容易であ
る。また、装置の構造や据え付けも簡単で設備費
も安価でよく、取り扱い操作が容易で安全性も高
いなどの効果がある。
なお、第9図のような簡易形金型を用いれば、
各人にそれぞれ自分の金型を用意してもコストが
少なくてすむ利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における打刻装置の実施例を示
す正面図で一部を切り欠いである。第2図は内部
の上面図、第3図は要部の正面図、第4図は金型
の実施例を示す正面図、第5図は上型を開いた状
態の金型上面図、第6図は底面図、第7図は第4
図の左側面図、第8図は第5図に示す状態の右側
面図、第9図は金型の他の実施例を示す斜視図で
ある。 1はベース、2はケース、3は金型挿入窓、4
は金型挿入ガイド、5,5はソレノイド、5aは
コイル、5bは可動子、6はハンマー、7は支持
梁、9,9はハンマーガイド、11は戻しばね、
12はストツパ、13はマイクロスイツチ、14
はリレー、15はタイマー、20は金型、21は
下型、31は上型、32はヒンジ、33は支持
棒、34は上型支持片、38は折曲片、39は
孔、40は点字活字、41は突起、51は下型、
52は上型、56は係合片、57は折曲片であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 刻印する点字に合わせた突起を有する下型
    と、前記突起に対向する孔をそなえた上型と
    を、上型を下型に対して上下動可能に弾性支持
    して一体に連結し、上型と下型間に名刺を差し
    込む間隙を設けた金型をそなえ、 前記金型を所定位置に挿入するベースと、こ
    のベース上に設けた金型挿入ガイドと、金型の
    間隙に差し込まれた名刺の縁によつて動作する
    スイツチと、このスイツチの動作によつて励磁
    されるコイルをそなえたソレノイドと、前記ソ
    レノイドに連結し上型を下型に押圧させるハン
    マーとをそなえた打刻装置を別個に設けたこと
    を特徴とする点字名刺作製装置。 (2) 前記金型が、点字活字を挿入する溝をそなえ
    た下型と、前記活字の突起ピツチに合わせた間
    隔で多数列の孔を設け下型にヒンジによつて上
    下動可動的に取り付けられた上型とからなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の点字名刺作
    製装置。 (3) 前記金型が、弾性をもつた鋼板からなり一方
    の側縁を連結し他方の側縁を適宜間隔で開閉で
    きるように重ね、一方に点字に合わせた突起
    と、他方に前記突起に対向する孔をそなえた上
    型と下型とからなる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の点字名刺作製装置。 (4) 前記ソレノイドが、1回の動作ごとに一定時
    間の不動作時間を設けるタイマーをそなえた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の点字名刺作
    製装置。
JP1985083302U 1985-06-01 1985-06-01 Expired JPH0238303Y2 (ja)

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JP1985083302U JPH0238303Y2 (ja) 1985-06-01 1985-06-01

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JPS61198063U JPS61198063U (ja) 1986-12-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244094U (ja) * 1975-09-25 1977-03-29

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JPS5633730Y2 (ja) * 1975-10-31 1981-08-10

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