JPH023819Y2 - - Google Patents

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JPH023819Y2
JPH023819Y2 JP1982081437U JP8143782U JPH023819Y2 JP H023819 Y2 JPH023819 Y2 JP H023819Y2 JP 1982081437 U JP1982081437 U JP 1982081437U JP 8143782 U JP8143782 U JP 8143782U JP H023819 Y2 JPH023819 Y2 JP H023819Y2
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JP
Japan
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driven
cylinder chamber
piston
outlet end
valve body
Prior art date
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JP1982081437U
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JPS58183266U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外部操作可能な作動具と液圧連通す
る被動部を具え、自動スプレーガンへ送給する流
体の吐出量を遠隔的に調整でき、特に塗装ロボツ
ト等において好適に採用しうる流量制御弁に関す
る。
近年塗装の生産性の向上のために塗装ロボツト
が多用されている。しかし従来の塗装ロボツトで
は、そのアームの先端に取付く自動スプレーガン
に供給される塗料、空気等の流体量は一定にしか
なしえず、被塗物の形状、コンベヤ上での進行速
度等に応じた調整、制御は殆んどなされていな
い。
本考案は自動スプレーガンに通じる流体経路の
出口端に、その開き代を調整しうる弁体を有する
被動部を設け、かつ該被動部を液体管を通じる作
動具により制御することによつて、自動スプレー
ガンへの流体量を制御でき特に塗装ロボツトに用
いることによつて、塗装作業の能率と仕上げとを
向上でき、さらに液体管を用いることにより、操
作の安全性をも確保しうる流体制御弁の提供を目
的とし、以下その一実施例を図面に基づき説明す
る。
図は本考案の流体制御弁1が、自動スプレーガ
ン8に送給する塗料の制御のために用いられた場
合を例示しており、流体制御弁1は、流体経路2
の出口端3に、弁体4を設け、かつ該弁体4の背
部に被動部5を付設するものであつて、流量制御
弁1はともに筒状をなす前ケース6と中ケース7
と後ケース9とを同芯にかつ一体に連結してお
り、前ケース6の中央にはノズル金具10を螺入
する。ノズル金具10には、前ケース6に向かい
先太となるテーパ状の弁座をなす前記出口端3を
設ける透孔12を具え、該透孔12は前ケース6
内部を通じかつ該前ケース6に側設される入口端
13に連通することによつて、出口端3、入口端
13との間で前記流体経路2を形成する。前記弁
体4は、例えば出口端3と同一テーパを有する針
弁からなり、該弁体4はその進退により出口端3
と近離して出口端3の開き代を調整でき、かつ前
ケース6に凹設される切欠溝15を越え、該前ケ
ース6の後端に形設されるシリンダ室16に延設
する。なお弁体4は切欠溝15の前後でシール金
具を用いて軸封され、かつその後端には、前記シ
リンダ室16を摺動するピストン17を、ナツト
19を用いて固着し、かつ該ピストン17の後端
と、中ケース7の前端との間に圧縮バネ20を間
挿することによつて、該弁体4は常時前に向け付
勢され、前記出口端11を閉止している。なおシ
リンダ室16の前部には操作用の空気を導入する
取入口21が開穿される。前記被動部5は、後ケ
ース9の前部に凹設される被動シリンダ室23に
摺動可能に被動ピストン25を納設している。該
被動シリンダ室23は、弁体4と同芯をなし、又
前記ピストン25に取付くロツド26は、中ケー
ス7を、シールされつつ貫通し、前記シリンダ室
16内に突出し、その前端26aは弁体4の後端
4aに向き合う一方、前記被動シリンダ室23に
は、中ケース7に側設される前のポート29と、
後ケース9の背部に透設される後のポート30と
が、夫々被動ピストン25の前後部で導通する。
入口端13は、例えば塗料圧送タンク等の流体
送給具31に、調圧弁等、所望の制御部を介して
接続され、又出口端3は自動スプレーガン8の塗
料注入ポート33にホース32を用いて連結する
とともに、前記取入口21を、圧縮空気源34
に、開閉弁を介し接続し、さらに前記被動部5の
前、後のポート29,30は作動具37の作動シ
リンダ室39に形設された前、後のポート40,
41に、ホース42,43を介在させ連通する。
作動具37は、前記作動シリンダ室39に作動ピ
ストン45を収容しており、かつその前後に同径
のロツド46,47を、作動シリンダ室39をこ
えて突出し、従つて該作動ピストン45の作動に
よりその前後部分で、ともに同一量の流体を前、
後のポート40,41から吐出、流入できる。又
ロツド46,47を作動シリンダ室39の外部に
突出することによつて、該ロツド46,47を用
いて外部操作でき、本実施例ではロツド47は、
作動シリンダ室39を内部に有するケース48
に、ブラケツト49を介して取付くパルスモータ
50に連係される。なおパルスモータ50の出力
端には、ネジ軸51を同芯に設け、該ネジ軸51
に螺合しかつ縦溝53がブラケツト49のピン5
4に係合することによつて廻り止めされるナツト
金具55を、前記ロツド47に回転可能に抜け止
めし取付けることによつて、連係し、前記パルス
モータ50を用いた外部操作により、作動ピスト
ン45を前後動しうる。
なお前記自動スプレーガン8は、塗料ノズル5
7を開閉する針弁59に、ガンケース60後端の
気室61を摺動するピストン62を設けかつバネ
63を用いて針弁59を塗料ノズル57前端に圧
接しており、かつ気室61の前端に、圧縮空気源
34に開閉弁63を介して導通する操作用のポー
ト65を、前記塗料注入用のポート33に並設す
る。さらに塗料ノズル57の周縁を貫通しかつそ
の先端周囲で開口する空気噴き出し口66は、同
様に圧縮空気源34に開閉弁を介して導通する吹
付け空気用のポート67に連通する。
然して自動スプレーガン8を、例えば塗装ロボ
ツトRのアームA端に、その取付けナツト70を
用いて装着するとともに、自動スプレーガン8の
塗料注入用のポート33をホース32を介して、
流量制御弁1の出口端3に接続し、かつ流量制御
弁1の前記、前、後のポート29,30を作動具
37の前、後のポート40,41に、前記のごと
くホース42,43を介して連通させ、かつ被動
シリンダ室25、ホース42,43、作動シリン
ダ室39に作動油等の液体を充填する。被塗物の
形状に応じて前記ロボツトRは、あらかじめプロ
グラムを記憶した制御装置Cの出力よりそのアー
ムAを移動させるとともに、該制御装置Cは同時
にパルスモータ50を制御でき、その回転により
ナツト金具55を用いて作動ピストン45を前後
動させる。作動ピストン45の前後動により、ホ
ース42,43を介し被動部5の被動シリンダ室
23の前後に液体を流入、吐出させることによつ
て、作動ピストン45に同調して被動ピストン2
5を前後動させ、ピストン25に取付くロツド2
6を前後に調節し、その前端26aを位置決めす
る。従つて取入口21から送給される空気により
後退するピストン17が取付く前記弁体4は、そ
の後端4aが、位置決めされたロツド26の前端
26aと当接するまで後退でき、従つて弁体4は
その後退量に応じて出口端3の開き代を可変す
る。その結果流体送給具31からの、例えば塗料
は、該弁体4によりその流量を調整され自動スプ
レーガン8に供給することによつて、塗料の噴射
量を増減でき、被塗物に応じた最適な吹付け作業
を可能とする。なお取入口21から空気を送給し
弁体4により出口端3を開いた状態にて作動具3
7を動作させることによつて、その吹付け中にお
いても被動ピストン25を前後動させ吹付け量を
調節しうる。
第4図は本考案の他の使用例を示し、作動具3
7のロツド47を外部に突出させ、その先端のロ
ーラを、被塗物とともに前後に移動するテンプレ
ート71と当接させる一方、作動シリンダ室39
に、作動ピストン45をテンプレート71に向け
付勢するバネ72を設け、かつ後のポート41と
被動部5の後ポート30とのみを連通せしめてい
る。その結果、ロツド46は、テンプレート71
の前後動とともにその形状にならつて昇降し、後
ポート41から被動部5の後ポート30にその移
動量に応じた液体を注入し、被動ピストン25を
前後動させ、そのロツド26によつて出口端3の
開き代を調整できる。なお前記実施例のごとく、
被動ピストン25が取入口21からの圧縮空気に
より、ピストン17を介して弁体4により押圧さ
れるときには、前ポート39,40を連結する戻
り流体流通用のホースを除きうる。
叙上のごとく本考案の流量制御弁は、出口端に
設けた弁体の開き代を、被動ピストンが設けられ
かつ外部操作しうる作動具と液体連通せしめた被
動部により調整可能としているため、外部から塗
料等の流体量を制御でき、従つて自動スプレーガ
ンに、出口端を接続することにより、被塗物等の
形状、進行速度に応じて流体量を遠隔操作により
調整吐出可能とする他、被動部と作動具とは液体
を充填したホース等の液体管によつて連通させて
いるため、電気火花の発生の恐れもなく安全性を
確保できる等優れた効果を奏し、塗装ロボツトの
自動スプレーガン制御用として好適に採用でき
る。さらに、塗料ロボツトに、塗料の温度を検知
するセンサを設けた際には、とくに温度による粘
度変化に応じて塗料量を制御する流体制御弁とし
ても、便宜に用いうる。なお本考案の弁におい
て、前記作動具は、パルスモータ、テンプレート
の他、カム、レバーさらには適宜の直線、回転装
置によつて操作でき、又自動スプレーガンとして
前記実施例に示したもの以外の種々な形式の自動
スプレーガンを用いることもでき、さらに前記弁
体とロツドとを直結させ、被動具の動きによつて
直ちに出口端を開きかつその開き代を調整したも
のなど種々変形できる。なおそのとき取入口2
1、ピストン17は省略できる。さらに弁体4と
して針弁以外の適宜の回動弁をも採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一使用例を示す線図、第2図
は本考案の一実施例を示す断面図、第3図は自動
スプレーガンの正面図、第4図は本考案の他の実
施例を示す線図である。 2……流体経路、3……出口端、4……弁体、
5……被動部、8……自動スプレーガン、23…
…被動シリンダ室、25……被動ピストン、29
……前のポート、30……後のポート、31……
流体送給具、37……作動具、39……作動シリ
ンダ室、40……前のポート、41……後のポー
ト、42,43……ホース、45……作動ピスト
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入口端が流体送給具に接続されかつ出口端が自
    動スプレーガンに通じる流体経路の、前記出口端
    に設ける弁体の背部に、該弁体による出口端の開
    き代を調整する被動ピストンが被動シリンダ室に
    摺動可能に納装された被動部を設けるとともに、
    該被動シリンダ室の前、後のポートを、外部操作
    可能な作動ピストンを納装した、作動具の作動シ
    リンダ室前、後のポートに流体管を介して夫々連
    通させてなる流量制御弁。
JP1982081437U 1982-05-31 1982-05-31 流量制御弁 Granted JPS58183266U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982081437U JPS58183266U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982081437U JPS58183266U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 流量制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183266U JPS58183266U (ja) 1983-12-06
JPH023819Y2 true JPH023819Y2 (ja) 1990-01-29

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ID=30090542

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982081437U Granted JPS58183266U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 流量制御弁

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JPS58183266U (ja) 1983-12-06

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