JPH0238039Y2 - - Google Patents

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JPH0238039Y2
JPH0238039Y2 JP1988022420U JP2242088U JPH0238039Y2 JP H0238039 Y2 JPH0238039 Y2 JP H0238039Y2 JP 1988022420 U JP1988022420 U JP 1988022420U JP 2242088 U JP2242088 U JP 2242088U JP H0238039 Y2 JPH0238039 Y2 JP H0238039Y2
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battery
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JP1988022420U
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JPS63150038U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、防音型エンジン駆動作業機に関し、
より詳しくは、前記防音型エンジン駆動作業機の
エンジンスタータ用バツテリーを効率良く冷却す
る手段に関する。
【従来技術及び問題点】
従来、この種の防音型エンジン駆動作業機は、
外気の吸気口及び排気口を有する箱体(防音箱)
内に、前記吸気口から排気口方向に、ラジエー
タ、このラジエータを空冷するフアン、エンジン
および該エンジンにより駆動されるコンプレツ
サ、発電機あるいはブロア等の作業機を順次配設
して収容し、運転時の防音効果を図るようになつ
ているが、前記エンジンのスタータ用電源として
のバツテリーも、バツテリーケーブルを極力短く
て、通電抵抗を小さくするため、またエンジン等
のメンテナンスと同時にメンテナンスが可能なよ
うに、前記エンジンの近傍で防音箱内に収容され
ているため、作業機の運転により前記ラジエータ
を冷却した熱風及びエンジンからの熱によつて防
音箱内の温度が上昇したとき、該バツテリーの電
解液温度も上昇するため一般の使用条件に比し、
バツテリーの寿命が著しく短くなるという欠点を
有していた。すなわち、電解液温度の上昇によ
り、バツテリーの起電力、電解液の抵抗、及び電
解液の反応界面への拡散など諸条件が良くなるた
めに、バツテリーの容量は温度上昇と共に増大す
る。従つて、特に、自動車用バツテリーのように
定電圧充電のものにおいては、過充電となり易
く、又、作業機の継続的運転により過充電状態も
長時間となる。そのため電解液中の水の電気分解
が促進し、多量の水素ガスが発生し、電解液の減
少と極板の露出による劣化、電解液濃度の増加に
よる極板寿命の遭縮及びセパレータの劣化等多く
の問題を引き起こし、その結果バツテリーの寿命
を著しく短縮することになる。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、かような従来の前記防音型エンジン
駆動作業機のエンジンスタータ用バツテリーを効
率良く冷却して、バツテリーの寿命を延ばすこと
を目的とするもので、外気の吸気口6および排気
口7を備える防音箱8内に、前記吸気口から排気
口方向に、ラジエータ15、このラジエータを空
冷するフアン16、エンジン9および該エンジン
により駆動される作業機を順次配設すると共に、
前記エンジンの近傍に前記エンジン始動用のバツ
テリーを収容して成るエンジン駆動作業機におい
て、前記防音箱8の吸気口6と排気口7間の空間
を前記ラジエータ15および隔壁18を介して一
の室及び他の室の二室に分離し、前記排気口7側
の一の室に前記エンジン9および作業機10を配
設し、且つ、該一の室内にこの一の室内の空間か
ら遮蔽されるバツテリーボツクス21を配設し
て、このバツテリーボツクス21内にバツテリー
20を収納すると共に、前記バツテリーボツクス
21を前記防音箱8の側面あるいは底面に設けた
外気の吸入口22に連通し、且つ、このバツテリ
ーボツクス21の排出口24を直接あるいは配管
またはダクトを介して前記隔壁18を貫通して防
音箱8の前記吸気口6側の他の室に連通せしめた
構成としたことを特徴とするものである。
【作用】
従つて、本考案によれば、隔壁18及びラジエ
ータ15で仕切られた防音箱8の吸気口6側の他
の室から、運転中フアン16によつて外気が吸入
され、排気口7から防音箱8内の一の室内を冷却
して加熱された空気が排出される際に前記吸気口
6側の他の室に生ずる負圧によつて、前記隔壁1
8を貫通して吸気口6側の他の室に連通する排出
口24を介してバツテリーボツクス21内の空気
を強制吸引する。これにより、バツテリーボツク
ス21に連通する防音箱8の吸入口22から外気
が吸入されバツテリー20を冷却する。又前記バ
ツテリーボツクス21から他の室に吸引された高
温の空気及びガスはフアン16により吸気口6か
ら吸引された大量の外気と前記他の室において混
合、拡散され一の室内を通過して排気口7より一
の室内の熱気と共に外部へ排出される。
【実施例】
第1図において防音型エンジン駆動作業機1
は、ドローバー2を付設したシヤーシ3にタイヤ
4及びキヤスタ5を有し、シヤーシ3上に外気の
吸気口6及び排気口7を有する防音箱8が載置固
定され、防音箱8は内部を隔壁18でラジエータ
15を介して排気口7側の一の室および吸気口6
側の他の室の二室に分離され、排気口7側の一の
室内にはエンジン9及び、作業機10が収容され
ている。前記エンジン9の吸気系は、防音箱8の
吸気口6下方の先端を臨ませた吸入管11を有す
るエアクリーナ12から成り、排気系は、防音箱
8上に先端を突出したテールパイプ13を有する
マフラ14から成る。又、冷却系は、ラジエータ
15の後方に吸込式のフアン16を設けて成るも
のである。尚17は燃料タンクである。 バツテリー20は防音箱8内の一の室内の、図
示せざる前記エンジンスタータの近傍で、バツテ
リーボツクス21内に収容されている。バツテリ
ーボツクス21は、一面を開口した箱体から成り
防音箱8の底面に設けた外気の吸入口22上を覆
うようにして取り付けられ、バツテリー20はバ
ツテリーボツクス21内の支持台23上に載置し
て支持されている。一方、バツテリーボツクス2
1外壁の適宜位置に設けた排出口24には排気管
25が取付けられ、この排気管25の先端をラジ
エータ15の、外気の進行方向後方即ち、ラジエ
ータ15をはさんでフアン16の反対側の吸気口
6側の他の室に、隔壁18を貫通し前記ラジエー
タ15前方に臨むように設けたものである。 上記実施例の作用について説明すると、作業機
の運転によりフアン16によつて吸入されラジエ
ータとの熱交換によつて昇温した外気が防音箱内
を通過すると共に、エンジン及び作業機の発熱に
よつて防音箱内は高温となるが、バツテリーボツ
クス21内のバツテリー20は該バツテリーボツ
クス21により前記恒温の熱気から遮蔽されてい
るので、バツテリー20に対する熱気の直接接触
はない。また、バツテリーボツクス21の排出口
24に後端が連結された排気管25の先端がラジ
エータ15の前方の吸気口6側の他の室に臨んで
いるため、フアン16による外気の吸引によつて
負圧状態にある他の室内からバツテリーボツクス
21内の空気は排出口24から排気管25を介し
て強制的に吸引されるので該バツテリーボツクス
21内の換気は極めて良好に行われる。これによ
り、バツテリーから発生するガスも共に吸引さ
れ、さらに前記フアンにより外気と混合され拡
散、消滅し、その後は一の室内の昇温した空気と
共に排気口7より排出され、該一の室内の換起が
行われるため、効率良くバツテリーを冷却すると
共に前記バツテリーからの発生ガスの滞留もなく
なる。
【効果】
本考案は外気の吸気口および排気口を備える防
音箱内に前記吸気口から排気口方向にラジエー
タ、このラジエータを空冷するフアン、エンジン
および該エンジンにより駆動される作業機を順次
配設すると共に、前記エンジンの近傍にバツテリ
ーを収容して成るエンジン駆動作業機において、
前記防音箱の吸気口と排気口間の空間を前記ラジ
エータおよび隔壁を介して一の室及び他の室の二
室に分離し、前記排気口側の一の室に前記エンジ
ンおよび作業機を配設し、且つ、該一の室内にこ
の一の室内の空間から遮蔽されるバツテリーボツ
クスを配設して、このバツテリーボツクス内にバ
ツテリーを収納すると共に、前記バツテリーボツ
クスを前記防音箱底面に設けた外気の吸入口に連
通し、且つ、このバツテリーボツクスの排出口を
前記隔壁を貫通して防音箱の前記吸気口側の他の
室に連通せしめた構成したから、バツテリーボツ
クスにより防音箱内の排気口側の一の室内のエン
ジン、作業機の運転により高温となつた熱気から
バツテリーを隔離すると共に、防音箱の外気の吸
気口を隔壁及びラジエータにより作業機等と分離
した、いわばダクトを形成したので、フアンの吸
引により該部の負圧が維持される。これにより、
バツテリーボツクス内の空気の流通は吸入口→バ
ツテリーボツクス→排出口→他の室→ラジエータ
→フアン→一の室→排気口という一連の流路によ
り成り、運転中継続して外気の吸入、換気、排気
を行い、バツテリーを常に効率よく冷却すると共
に、該バツテリーの長寿命化を可能とすると共に
前記バツテリーボツクス内の効果的換気によつ
て、バツテリーから発生するガスの滞留を防止
し、安全な使用を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる防音型エンジン駆動作
業機の内部を示すもので、第2図はバツテリーボ
ツクスの部分拡大図である。 1……エンジン駆動作業機、6……吸気口、7
……排気口、8……防音箱、9……エンジン、1
0……作業機、11……吸入管、15……ラジエ
ータ、16……フアン、18……隔壁、20……
バツテリー、21……バツテリーボツクス、22
……吸入口、24……排出口、25……排気管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外気の吸気口および排気口を備える防音箱内
    に、前記吸気口から排気口方向に、ラジエータ、
    このラジエータを空冷するフアン、エンジンおよ
    び該エンジンにより駆動される作業機を順次配設
    すると共に、前記エンジンの近傍にバツテリーを
    収容して成るエンジン駆動作業機において、 前記防音箱の吸気口と排気口間の空間を前記ラ
    ジエータおよび隔壁を介して一の室及び他の室の
    二室に分離し、前記排気口側の一の室に前記エン
    ジンおよび作業機を配設し、且つ、該一の室内に
    この一の室内の空間から遮蔽されるバツテリーボ
    ツクスを配設して、このバツテリーボツクス内に
    バツテリーを収納すると共に、前記バツテリーボ
    ツクスを前記防音箱に設けた外気の吸入口に連通
    し、且つ、このバツテリーボツクスの排出口を前
    記隔壁を貫通して防音箱の前記吸気口側の他の室
    に連通せしめたことを特徴とする防音型エンジン
    駆動作業機。
JP1988022420U 1988-02-24 1988-02-24 Expired JPH0238039Y2 (ja)

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JP1988022420U JPH0238039Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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JPS63150038U JPS63150038U (ja) 1988-10-03
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JP5699810B2 (ja) * 2011-05-30 2015-04-15 トヨタ自動車株式会社 熱交換構造

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JPS5248264U (ja) * 1975-10-03 1977-04-06

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