JPH0238037A - 機械的損傷及び電界から物品を保護するバッグ及びヒートシール可能なシート - Google Patents

機械的損傷及び電界から物品を保護するバッグ及びヒートシール可能なシート

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JPH0238037A
JPH0238037A JP1139005A JP13900589A JPH0238037A JP H0238037 A JPH0238037 A JP H0238037A JP 1139005 A JP1139005 A JP 1139005A JP 13900589 A JP13900589 A JP 13900589A JP H0238037 A JPH0238037 A JP H0238037A
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JP
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bag
foam
polyethylene
layer
sheet
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JP1139005A
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English (en)
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Lewis R Raszewski
ルイス アール ラゼウスキー
Jerome J Kipnees
ジェローム ジェイ キプネス
Herbert B Adelman
ハーバート ビー アーデルマン
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Crowell Corp
Original Assignee
Crowell Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は包装バッグに関し、特に、容易に使用できかつ
中身を機械的損傷並びに静電気又はその他の悪影響から
保護できるバッグに関する。
本発明の目的は、上記形式の改善された包装バッグを提
供することにある。
本発明の1つの特徴によれば、機械的損傷並びに電界の
影響を受け易い物品を保持しかつ保護するバッグにおい
て、バッグの壁が、本質的には、り・ノション性のある
微小気泡発泡体からなる厚さ約1〜4mmの層であり、
本質的に未発泡のポリエチレンコーティングを前記微小
気泡発泡体の内面に厚さ約25〜100μに塗布してあ
り、前記微小気泡発泡体の反対側の面には本質的に未発
泡の支持層が設けられ、該支持層の少なくとも一方の面
は、バッグ内の物品を外部の電界から保護できるように
金属コーティング処理されており、前記ポリエチレンコ
ーティングには、物品をバッグ内に滑り込ませて入れる
ときに、物品に損傷を与える程の強い静電気が発生しな
いようにして物品を保護できる充分な量の帯電防止剤が
含有されていることを特徴とする機械的損傷並びに電界
の影響を受け易い物品を保持しかつ保護するバッグが提
供される。
このようなバッグは非常に好ましい多くの特徴を有し、
所望の形状に容易に切断できる連続した長さに製造され
た積層体等から、ヒートシールにより非常に容易に製造
することができる。
本発明の上記目的及び他の目的は、添付図面を参照して
述べる本発明の実施例についての以下の詳細な説明によ
り、−層完全に理解されよう。
例えば第1図には、3層構造からなる壁12.14を備
えた本発明のバッグ10が示されている。
中央層20は約1〜4mmの厚さのクッション性をもつ
発泡体からなる層であり、その外面21は支持シート2
2に積層されている。この支持シート22は、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムのような本質的に発泡され
ていない強いカバリング(覆い)であり、約25μより
厚くする必要はない。発泡シート(中央層)20の内面
23は、本質的に発泡されていないポリエチレン24か
らなる薄い層に積層されている。
外側フィルム(支持シート)22の少なくとも一方の面
は金属コーティング(metallization)さ
れており、これにより、バッグ内の物品を強い静電気の
ような外部電界から保護するファラデー遮蔽効果(Fa
raday Cage effect)が得られるよう
に構成されている。この目的のためには、金属コーティ
ングを真空蒸着アルミニウムコーティングで形成し、少
なくとも約60%の反射率が得られるようにするか、1
00オーム毎面積(ohms persquare)以
下の電気抵抗をもつようにする。かような金属コーティ
ングは、外側フィルム22の内面に施すのが好ましい。
外側フィルム22の外面に施す場合には、この金属コー
ティングをアクリルラッカー又は他の硬質上塗りで被覆
しておくのが好ましい。外側フィルム22の両面に金属
コーティングを施すこともでき、その場合には、各コー
ティングの厚さを上記よりも薄くすることができる。
また、バッグの両サイドパネル(壁)12.14が同じ
積層シートからなる部分の上に折り畳まれるときに、そ
れぞれのパネルに施した金属コーティングの間と非常に
良好な電気的連続性が得られるように両サイドパネル1
2.14を構成するのが有効である。
本質的に未発泡のポリエチレンフィルム24は、その厚
さを約25〜100μの範囲内にするのが好ましく、バ
ッグの内面の摩擦を小さくして物品が容易に滑り動くこ
とができかつ容易に取り出せるようにするのがよい。こ
のフィルム24には、米国特許第4,321,297号
に開示されている四塩化アンモニウム(qua ter
nary)のような帯電防止剤を分散させておくのがよ
い。この帯電防止剤は、上記米国特許に開示のようにコ
ーティングすることもできるし、或いは米国特許第4,
623,594号に開示のようにポリエチレン中に一体
化することもできる。かような処理を施こしておくこと
により、例えば、回路基板72のような物品をバッグ内
に滑り込ませたり取り出す場合に、危険な静電気の発生
を防止することができる。
バッグ10には、壁14から延びていて、壁12の上に
折畳むことができるフラップ3oを設けることができる
。フラップ3oの面又は該フラップ30に対応する壁1
2の面に、感圧セメントのようなセメント(接着剤)の
コーティングを施しておくことにより、バッグに物品を
入れた後にシール(封止)することが可能になる。また
、セメント34により弱く保持されかつ容易に剥がすこ
とができるカバーストリップ(覆い片)をセメント34
に貼付しておけば、フラップ3oをシールするまで、接
着剤34を覆っておくことができる。フラップ30をシ
ール位置に保持するための別の方法として、凝集性−非
接着性コーティング(cohesive−nonadh
esive coatings)を用いることができ、
その場合には、互いにシールすべき面の両方にこのコー
ティングを施すべきである。
壁12.14は、番号4142で示す箇所又は壁12.
14の縁部の近(で容易にヒートシール(溶封)するこ
とができる。ヒートシールの熱を加えるのに、加熱され
たシュー又はホイールを使用することができ、特に発泡
層(中央の層)20がポリプロピレン又はヒートシール
が困難な他の材料で作られている場合には、ポリエチレ
ンの層(薄い層)24の存在が、ヒートシール作業をよ
り簡単かつ有効に行えるようにする。多くの場合、ポリ
ウレタンは直接ヒートシールすることはできないが、ポ
リウレタン上に低密度ポリエチレンの層24を設けてお
けば、ポリウレタンが発泡体であっても非発泡体であっ
ても、かような組み合わせの層をポリエチレンを介して
容易にヒートシールすることができ、ポリエチレンの層
が約25μ程度の厚さに過ぎない場合でもヒートシール
することができる。また、かような層は、ヒートシール
可能なポリウレタンと共に使用することができる。なぜ
ならば、ヒートシール可能なポリウレタンを使用しない
でポリウレタンをヒートシールするには、好ましい温度
よりもかなり高い温度が必要になるからである。
ヒートシールが不可能又は困難な2枚の別部材の間に、
低密度ポリエチレンからなる1枚のフィルムを挿入して
容易にヒートシールできるようにすることも可能である
が、この場合の挿入体の厚さは少なくとも約40μ以上
にすべきである。
壁12.14を構成する3つの別々の層は、別々の材料
で作る必要はない。すなわち、米国特許第4,305,
991号、第4,352,854号、第4,390,6
40号、第4,444.704号又は第4,701,4
73号に開示されているような方法で発泡層20を製造
し、核層20の表面には発泡作用が活発に生じないよう
にするか、或いはこれらの表面において成る程度又は全
ての発泡を消失させ、層20の一面又は両面の約25〜
100μの深さの部分に実質的に発泡されていない表皮
(スキン)が形成されるようにして発泡層20を製造す
る。また、熱可塑性発泡シートの場合には、一方の表面
を炎で加熱して溶融させ、実質的に未発泡の表皮を形成
することができる。このようにして発泡成形されたポリ
エチレン製品の場合には、そのまま第1図の3N積層体
く3層ラミネート)として使用することができ、その一
方の表面に金属コーティングを施せば、組立体が完成さ
れる。
別の方法として、発泡層の一方の表皮のみを実質的に発
泡させないように製造し、次いで、反対側の表面を番号
22で示すような支持フィルム(該支持フィルムは予め
金属コーティングされたものでもよいし、後で金属コー
ティングしてもよい)に積層することができる。
更に別の方法として、現場成形、すなわち、両表面層2
2と24との間にポリウレタン発泡混合物を保持させた
状態で発泡成形することができ、この方法によれば発泡
体の成形時に該発泡体が両表面1i22.24に接合さ
れる。一方、発泡層20を予め成形しておき、その表面
を炎で加熱し、これに両表面層22.24を積層するこ
ともできる。
また、ポリエチレンからなる両表面層22.24は、発
泡層20上に容易に熱押出しすることができ、これによ
り、両表面層22.24が冷却すると発泡層20に対し
て永久接合される。ポリエチレンテレフタレートの層も
同様にして押出し成形することができる。発泡層2oは
、連続気泡でも独立気泡でもよいが、マイクロ気泡であ
ることが好ましい。
支持シート22を低密度又は高密度ポリエチレン又はポ
リエチレンテレフタレートからなる同質層で形成する代
わりに、直交する張力が付与されたポリエチレン(cr
oss−tensilized polyethyle
ne)層を接着により一体化したサントイフチ構造体で
形成することができるし、或いは、二軸延伸又は−軸延
伸ポリエチレン又はポリプロピレンで形成してもよい。
フラップ30は、これを省略してバッグを非シール形に
構成することもできる。或いは、フラップ省略形バッグ
を、該バッグの口部における何枚か又は全ての壁の縁部
を一緒にステープリング(ホチキス止め)又はヒートシ
ールすることにより封止することができる。別の方法と
して、バッグの口部の各側の壁リップに、一定長さのプ
ラスチック製スナップストリップを接着しておくことに
より、バッグの口を開閉できるようにしてもよい。
ポリエチレン層(薄い層)24には、バッグ内に挿入さ
れる任意の金属の腐食を防止するための揮発性腐食防止
剤をコーティングしておくことができる。この目的のた
めの明確な記述が、1987年2月26日付の−087
101092として国際公開された国際特許用Jjl 
PCT/US 86101731号に開示されており、
その完全な内容を以下に説明する。
発泡層20は、上記PCT出願に開示されているような
優れた接合力が得られる接着剤、感圧接着剤により支持
層(支持シート)22に積層される。
特に好ましい感圧接着剤は、スチレンブタジェンブロッ
クポリマーと一部脱アルキル化したポリアクリルセメン
トとの約50:50の割合の混合物である。これらの混
合物は比較的低温度で適用することができる。
かような感圧薄膜(pressure−sensiti
ve lami−nants)は、非感圧のアモルファ
スポリプロピレン(DようなmMlに比べ、バッグの壁
のヒートシール性を向上させることができる。感圧薄膜
は、支持層22と発泡層20との間の剥離を可能にする
が、本発明の包装バッグを通常に使用する限りは、かよ
うな剥離性が問題になることはない。
金属コーティングの代わりに、有効な電気的シールド効
果が得られる導電性繊維を使用することができる。発泡
層20をその裏当て層(バッキング)24に接着するの
に使用される薄膜(Iamin−an t)には、約3
mm以上の長さをもつ約172〜1重量%の金属繊維又
は金属被覆繊維を僅かに約20μ以下の厚さに亘って全
体的に均一に分散させることができる。かような約20
μ程度の薄膜の層によって、充分な電気的シールド効果
が得られる。
第2図は本発明の修正した包装バッグ50を示すもので
あり、該バッグ50は、3層から構成されているという
点で前述のバッグと同じである。
しかしながら、このバッグ50に設けられたフラップ6
0は、接着剤を使用することなくして、該フラップ60
をバッグの閉鎖位置に屈曲自在に保持できるように構成
されている。
フラップ60は、バッグの口64と湾曲部66との間に
空間62が形成される程に充分長く、従って、フラップ
60がバッグのパネル68まで戻り得るようになってい
る。バッグの幅方向に延在するこの空間620部分で、
フラップ60は番号70で示す箇所においてパネル68
にヒートシールされている。このヒートシールにより、
フラップ60をバッグ閉鎖位置に保持してお(ことがで
きるが、フラップ60及びパネル68の屈曲性(yie
ldability)により、回路基板72のような物
品のバッグ内への挿入及びバッグ内からの取り出しが行
えるように、フラップ60は充分に開くことができる。
しかしながら、フラップ60を開くことに対し、物品の
出し入れに妨げとならない程度の抵抗があるようにして
おけば、バッグが乱暴に振り回されたり、口が下を向く
ようにして持たれた場合でも、バッグ内の物品が滑り出
て落下することを防止できる。
ヒートシール70は、バッグの幅方向に亘って連続的に
形成することもできるし、不連続に形成してもよい。ま
た、図示のように非常に狭くしてもよいし、広くしても
よい。例えば、湾曲部66まで伸ばしてもよい。また、
接着剤シール或いはステープルのラインで置き換えるこ
ともできる。
上記の直交する張力が付与されたポリエチレンフィルム
のサンドイッチ構造体は、米国特許出願第931,21
5号に記載されており、サンドイッチ構造体が40μ程
度に薄くても、また、金属コーティングの有無に係わら
ず、穿孔抵抗性に優れた裏当て材を形成する。
このサンドインチ構造体は、発泡体がポリエチレン発泡
体の場合でも、前述の感圧セメントで発泡体に容易に接
着される。もし他の接着剤を使用する場合には、発泡体
又はサンドインチ構造体或いはこれらの両方にコロナ処
理を施すことが好ましい。かようなサンドインチ構造体
の発泡積−層体は、非発泡の表皮24を設けない場合で
も、特に好ましいクッション装置となる。これらの発泡
積層体はバッグの形状にする必要はないが、例えば鋭い
縁部を備えた金属物品を包むことができるシート状にし
て使用し、これにより該物品のクッションとし、かつ鋭
い縁部により発泡バンキング(裏当て)が切断されない
ようにようにすることができる。
かような包装に使用する場合、積層体の露出発泡面又は
バッキングの露出面を凝集性−非接着性の層でコーティ
ングすることができ、このようにすれば、米国特許第4
.321,297号及び第4,086,384号に開示
されているように、保護すべき任意の対象物(物品)の
回りで包装体を固定することができる。
また、発泡層は、例えば前記PCT出願及び米国特許第
4,423.103号開示された方法により、拡散可能
かつ硬化可能な泡形成混合物を使用することにより、直
交する張力が付与されたポリエチレンサンドイッチ構造
体の表面上に現場で形成することもできる。かような混
合物がクッション性のある発泡体に硬化すると、サンド
イッチ構造体の表面がコロナ処理されているか否かに係
わらず、発泡体はサンドインチ構造体の表面に接着され
る。
このようにして、約50〜100μの厚さのサンドイン
チ構造体に固定された約1〜5mmの発泡層は、非常に
有効なりッション性をもつ積層体を形成する。一般に、
ポリウレタンの発泡形成混合物は、高価な高圧押出し成
形機等を使用することなくして得ることができ、これに
より、独立気泡発泡体よりクッション性に冨む連続気泡
発泡体を形成することができる。
断熱のためには、サンドインチ構造体の発泡積層体の発
泡体の厚さを25〜50mmにすることができ、約10
mm以下にならないようにするのが好ましい。讐o 8
B103361 として1988年5月19日付で国際
公開された国際特許出願PCT/US 8710259
1号に開示されているように、かような積層体は、柑橘
類樹木の幹の周囲に巻き付けてこれらの樹木を凍結から
保護するのに適している。かような積層体としては、独
立気泡発泡体よりも連続気泡発泡体の方が好ましい。ラ
ップ(wrap)を良好に保護するには、サンドインチ
構造体のバッキングがラップの外面になるように配置す
るのが最良である。また、ラップの寿命を延長するには
、サンドインチ構造体に紫外線吸収剤を添加するのが好
ましく、これにより、ラップは樹木に取り付けられた後
、少なくとも2年間寿命を維持することができる。
発泡形成混合物はペーパ(紙)にも添加することができ
、これにより、直交する張力が付与された比較的高価な
ポリエチレンのような耐裂は性又は耐穿孔性は必要とし
ない発泡ペーパからなる保護積層体を形成することがで
きる。ペーパとしては30ポンド(約13.6 kg)
クラフト紙で充分であるが、90ポンド(約40.8 
kg)のライナボード(段ボール原紙)を含むより重い
紙を使用することもできる。上記国際特許出願WO88
103361に開示されているように、片面段ボールの
閉鎖面又は開放面に発泡体を付与することにより、片面
段ポールは重量物を保護するための発泡体支持体として
非常に優れたものとなる。かような重量物用の支持バッ
キングであっても、発泡体の厚さは僅かに約1〜5mm
程度あればよい。
発泡体形成混合物の供給には高価な押出し成形機等が使
用されるが、ポリエチレン及びポリプロピレンは非常に
安価に発泡させることができ、かつペーパ、ボード(板
紙)又は直交する張力が付与されたポリエチレン上の所
定位置にポリエチレン及びポリプロピレンの発泡体を形
成することができる。再度述べるが、発泡体が独立気泡
であろうと連続気泡であろうと、発泡体の厚さは約1〜
5mmであるのが好ましい。
直交する張力が付与されたサンドインチ構造体(特に、
全厚さが約40〜70μのもの)は、30ボンド(約1
3.6 kg)のクラフト紙のような平らなペーパに積
層することができ、これにより、非常に大きな強度及び
裂は並びに穿孔に対する非常に大きな抵抗性をもつペー
パ状の積層体を得ることができる。この積層体には任意
の感圧薄膜を使用でき、郵便用の封筒を製造するのに特
に適している。標準の祇封筒の製造に使用される自動機
械は、かような積層体を殆ど調節することなくして封筒
にすることができるであろう。一方、タイベーり形(T
yvek−type)封筒の製造は、非常に困難であり
かつ高価なものとなる。
直交する張力が付与されたサンドイッチ構造体はペーパ
に積層することができ、これにより、紙に非常に良く似
ていて容易にプリントできかついずれの面にも接着でき
る製品を作ることができる。
1枚のペーパ上張りを備えた積層体は、上記国際特許出
願wo 87101092号に記載されているような耐
裂は性に非常に優れている包装用ガムテープとして使用
するのにも特に好ましいものである。
かようなテープに使用するガムは、ペーパ面に最も良く
付着できる水加湿形のガムにすることができ、上記国際
出願の関連内容については本願においても説明すること
にする。結果として得られるテープは、二軸配向ポリエ
チレン又はポリプロピレンフィルムに積層されたペーパ
により作られたテープよりも優れている。なぜならば、
二軸配向フィルムは僅かな切り目(nick)であって
も容易に裂は易いからである。これに対し、直交する張
力が付与されたサンドインチ構造体は、切り目があって
も或いは一部カットされていても、耐裂は性は非常に大
きい。
前記国際出願匈087101092号及びWO8510
4150号に記載されているようなパフケージを用いて
、舗装すべき物品を下方の包装シート上に置き、次いで
上方の包装シートで固定する場合に、下方の包装シート
の上面に低粘着性(低タック)の感圧接着剤をコーティ
ングしておくことは特に有効である。かようなコーティ
ングを施しておくことにより、下方の包装シート上に置
かれる物品が変位することを防止でき、このため、特に
包装すべき物品がボールその他の転がり易い形状である
場合に、自動包装の信頼性を高めることができる。この
目的のためには、一般に感圧接着剤のコーティングは、
下方の包装シートの長さ方向の中央部において約25〜
40mm幅に限定される。
上記感圧接着剤コーティングは、ヒートシールを用いな
いで自動的又は半自動的な包装を行う場合にも非常に有
効である。従って、ドローイング(drawings)
の構成時の加熱を省略し、両包装シ−トに凝集性−非接
着性コーティングを施こしておけば、上下のシートのコ
ーティングの間に作用する凝集力により有効な包装作業
を行うことができる。凝集性−非接着性コーティングは
、他の面に対しては非常に小さな粘着性を有するに過ぎ
ず、従って、低粘着性の感圧接着剤を僅かにトップコー
ティングしておけば、自動包装作業をする間、下方の包
装シート上に置かれた物品を保持することができる。
本発明の更に別の変形例によれば、熱を使用しない包装
作業は、上下の包装シート(それらの−方のみに低粘着
性のコーティングが施されている包装シート)を用いる
場合に特に有効である。かようなパッケージの縁部に圧
力を付与することは、シールした縁部を後で引っ張るこ
とができるとはいえ、上下の包装シートを互いにシール
する上で良好な仕事を可能にする。実際、シートが簡単
に引っ張れるということは、例えば、パッケージを開い
て再封止する必要がある場合、パッケージが権限のない
者、老人又は手や指の一部を使用できない人により開け
られる場合のよう゛なパッケージにとって好ましい特徴
である。
上記変形例においては、低粘着性の感圧接着剤は、プラ
スチック発泡体の表面にコーティングとして付着される
。しかしながら、この接着剤コーティングが発泡体を全
く保有しないシートに施されている場合でも、実質的に
同じシール上及び開放上の特徴が得られる。しかしなが
ら、非常に有効なりッション性が必要な場合には、発泡
体が存在しないということは好ましくない。僅かに約1
〜2mm程度の厚さの発泡層であっても多くの包装例に
対して充分なりノション性を与えることができ、−船釣
に、約6mmの発泡層では厚過ぎる。−般に、独立気泡
及び連続気泡の発泡体のいずれをも使用できるが、独立
気泡の発泡体の方が、連続気泡の発泡体よりも良好な保
護を与えることができる。
上記裏打ち(バッキング)された発泡層のクッション性
は、種々の目的に対して有効であり、それらの中の幾つ
かが上記PCT出願に詳細に記載されている。粘着性の
弱い感圧接着剤でコーティングされた発泡層が裏打ちさ
れた20X20cmのシートは、テーブルのような木製
家具の縁部に押し付けることができ、これにより家具に
充分に付着して、家具の取扱い時及び輸送時に縁部に傷
が付かないように保護することができる。家具が最終的
にその購入者に届けられるとき、保護シートは、縁部を
傷めることなく、容易に引き剥がすことができる。
薄い物品又は小さな物品は、これらの物品をこの保護シ
ートで包んで、該保護シートの端部を突出させ、これら
の端部を互いに押し付けて封止することにより保護する
ことができる。若木もこのようにして便利に保護するこ
とができ、輸送時にドスンと降ろされる衝撃等から保護
される。一方のシートが低粘着性の感圧接着剤コーティ
ングを有しており、相手のシートにはコーティングが施
されていない場合には、これらの包装シートの間に物品
を挟むサンドインチ形の包装が一般に容易に行われる。
包装された物品が接着剤コーティングに強くくっ付くこ
とはなく、包装を開く時に手で容易に引き剥がすことが
できる。コーティングされていないシートは非常に安価
であり (一方、接着剤がコーティングされたシートは
高価である)、従って全包装費用が比較的安価になると
いう観点から、かような技術は特に好ましいものである
この節約効果は、包装シートが発泡層を含んでいるか否
かに係わらず生じるものである。
同様な節約効果は、低粘着性の接着剤の代わりに高粘着
性の感圧接着剤を使用する場合についてもいえることで
ある。かような包装形態は、包装された物品が、接着剤
の付いたシートに対してどうしようもない程くっ付いて
しまわないようにしたタンパ−表示包装(tamper
−indicating package)として特に
有効である。
低粘着性又は高粘着性の感圧接着剤の層には、揮発性の
腐食防止剤を含有させることができるし、米国特許第4
,623,594号に開示されているように、所定箇所
が帯電防止剤で処理されている層の上に低粘着性又は高
粘着性の感圧接着剤の層を満足いくようにコーティング
することができる。かような構成の一例として、次のよ
うな容量部すなわち、・50容量部 低アンモニア天然
ラテックス、50%固形物 ・50容量部 陰イオン乳化剤で調製されたポリプロピ
レンのような低分子量熱可 塑性脂肪族炭化水素の固体水性エ マルジョン(例−picconol AAIOI)・0
.75容量部 ジシクロヘキシルアミン・0.75容量
部 2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル からなる混合物がある。
この混合物はロールコーティングにより容易に塗布する
ことができ、1010X10当たり2gの重量のコーテ
ィングであっても、非常に優れた腐食防止機能をもつ低
粘着性コーティングを得ることができる。
上記第2成分の代わりにHercu l es社のPe
n ta 1ynHのような高粘着性接着剤を用いるこ
とにより、非常に優れた高粘着性接着剤コーティングが
得られた。しかしながら、上記第1成分の代わりに、B
ASF社のPo1yser 3444のようなカルボキ
シ化したSBRラテックスを用いれば、更に優れた高粘
着特性を得ることができる。
また、腐食防止剤の成分の割合及び同一性を変えること
もでき、最初の2つの成分の割合は、1:3〜3:1の
範囲で変化させることができる。
更に、発泡体に施したアルミニウムコーティングのよう
な金属アルミニウムの層は、帯電防止剤で置き換えるこ
とができるし、或いは帯電防止剤と共に使用することが
できる。
また、製造及び使用を容易にするため、低粘着性の感圧
接着剤を支持する発泡層は、ペーパバッキング(裏打ち
紙)上に支持することができる。
このペーパバッキングの外面は、ケイ素化(sil−i
conizing)又はコロナ処理されていないポリエ
チレンフィルムでコーティングすることにより処理され
ていて、接着剤のコーティングにくっ付かないようにな
っている。かような構成により、接着剤の1巻回部が次
の巻回部のバッキングにくっ付かないようにして、発泡
体が支持された長い積層体をロールとして巻き上げるこ
とができ、かようなロールは、使用に際し必要に応じて
非常に簡単に巻き解くことができる。
幾つかの目的から、米国特許第4.790.433号に
開示されているように、導電性の発泡層を設けることが
必要になる。かような導電性の層は、導電性微粒子を浮
遊させておくキャリヤとしての水のような揮発性液体を
使用して、連続気泡発泡体のセル(気泡)内に、カーボ
ン、黒鉛又はクロム等の導電性微粒子を蒸着(depo
siting)することにより製造される。この蒸着は
、最初に、発泡体の中に爆発性の水素−酸素混合物を圧
送し、次いで爆発させて、適当な発泡層の内壁を破裂さ
せることにより容易に行うことができる。導電性の発泡
層は、その表面を、支持フィルムに積層させることがで
きるし、帯電防止剤、凝集性−非接着性又は感圧接着剤
、揮発性の腐食防止剤又はこれらのコーティング材料を
組み合わせたものでコーティングすることができる。
上記ペーパの中の任意のものは、ガラス繊維のストラン
ドで補強することができる。別の補強方法として、ポリ
プロピレンメツシュ又はポリエステルスクリムのような
他の形式のメツシュを積層体の上又は間に接着すること
もできる。或いは、発泡体支持シートを、スパンボンデ
ツドポリオレフィン又はス膣ンボンデッドガラス繊維の
シート又は平らで幅狭のプラスチック延伸テープから織
製したシートで構成することができる。かようなシート
は、穿孔性及び裂は性に対して驚異的な抵抗を有してい
る。一方、発泡体支持シートは、クレープ仕上げするこ
とができるし、或いは、積層体を凹状又は凸状の表面形
状にする場合に、積層体に良好な輪郭を形成できるよう
な延伸性のあるペーパで構成することができる。
発泡体又は支持シートが凝集性−非接着性の表面層を支
持している場合には、そのような表面層には成るレベル
の接着剤が残留し、このため、そのような接着剤がコー
ティングされた積層体のロールを巻き解くときに大きな
抵抗が生じることがある。この巻き解き阻止作用は、凝
集性−非接着性の層がペーパ面に設けられている場合に
は、発泡面に設けられている場合又は巻回される表面が
コロナ処理されている(又はされていない)ポリエチレ
ンである場合に比べて非常に顕著であるが、粘土のよう
な不活性粉体を凝集性−非接着性の層に入れることによ
り、上記阻止作用を低減又は無くすことができる。約5
〜15%の範囲の粘土を用いると、凝集作用の凝集性を
実質的に低下させることな(して非常に良い結果が得ら
れる。
カリウムの蟻酸塩のような帯電防止剤又は上記のような
帯電防止剤並びに凝集性−非接着性組成物は、これらが
弾性微小気泡からなる独立気泡発泡体の表面上に存在す
るときには、非常に大きな摩擦増大作用が生じる。
本発明の他の改善された包装シートは、不透明な材料を
有している。
積層可能な弾性クッション性をもつ発泡体用のバッキン
グは、42ボンド(約19.1 kg)クラフトライナ
ボード又はクラフト紙のような耐摩耗性をもつペーパで
構成することができる。厚さ3/32エン(約2.4m
m)の発泡体に非常に有効な薄膜として、アモルファス
ポリプロピレン又は前述の国際出願WO8710109
2号に記載されているような感圧接着剤がある。発泡体
は、例えば、ポリオレフィン、特にポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニルののような熱可塑性樹脂の
発泡体又は非熱可塑性樹脂であるポリウレタン発泡体の
ような任意の弾性クッション材料で形成することができ
る。熱可塑性でない発泡体は連続気泡発泡体であるのが
好ましく、ヒートシール加工中に溶融しかつ連続気泡を
介して移行する熱可塑性薄膜によりバッキングに接着さ
れる。
発泡体と接触する物品は腐食を被り易いいため、物品と
接触する積層体の面には腐食性原因物質が存在しないよ
うにすること及び/又は揮発性の腐食防止剤を設けてお
くべきである。凝集性−非接着性の層並びに感圧コーテ
ィングは、腐食促進剤となる。
発泡体の厚さが約1/8!ン(約3 、2mm)以上に
入ると比較的高価になるため好ましくない。1/16Q
> (約1.6mm)の厚さがあれば良好なりッション
性を充分に得ることができ、1/32!’(約0.8m
m)の厚さでも有効である。30.60又は90ポンド
(それぞれ、約13.6.27.2又は40.8 kg
)のクラフト紙のバッキングが非常に有効である。かよ
うなりラフト紙又はライナボードからなる2層のバッキ
ングは、発泡体の1つの層に積層することができる。こ
のバッキングの一方の層又は両層は、ガラス繊維のスト
ランド又は他の強力な糸で補強することができる。
バッキング層は、米国特許第4,263,360号に開
示されているように、液体(水)に対する障壁として作
用するポリエチレン層でコーティングすることができる
スパンボンデツドポリプロピレンシートのような発泡支
持シートは、溶融接着剤及びポリエステルセメント又は
エポキシセメントにより悪影響を受け、かような支持シ
ートに発泡体を固定するための接着剤として、米国特許
第4,321,297号に開示の耐油性セメントを使用
することができる。
本発明の包装シートは、あらゆる包装又は差込み(in
terleaving)に使用することができる。本発
明のシートは、テープ、ステープルその他のファスナ、
ニカワ(糊)、ヒートシール又は麻ひも等の補助封鎖材
料を使用することなくして互いに容易に固定されるため
、これらのシートは凝集性−非接着性の層により特に好
ましいものにされる。
発泡体のバッキング該ポリエチレンテレフタレートのよ
うな熱可塑性フィルムであるときには、自動包装機で横
方向の封止を行う場合のように、積層体を切断するのに
ナイフやカッタブレードを使用する必要はない。加熱さ
れた金属縁部又はワイヤを用いれば、発泡体及びバッキ
ングを溶融して切断することができ、この場合、鋭い縁
部を必要としないので、縁部を研ぐ必要もない。かよう
な溶融切断法は、溶融切断を行う各側において、溶融切
断幅を約1mm以下に制限することにより更に簡単化す
ることができ、また、これにより溶融部分及び溶融熱を
非常に小さくすることができる。
再包装シートの縁部の僅かに約0.5〜1mmを一緒に
ヒートシールすることにより、−Jの包’Aシートを他
方の包装シートに対して極めて良好にヒートシールする
ことができる。
このように非常に幅狭に溶融切断することは、溶融切断
されたシートに付与される熱量を非常に少なくでき、従
って、シートの冷却及び固化を極めて迅速(−船釣に約
0.5秒以下)に行うことができる。従って、ヒートシ
ールされたシートがクロスバ−の機械的グリップから開
放される前に、加熱縁部を約0.5秒で溶融領域から引
き出すことができるように配置することが好ましい。ま
た、ポリエチレンテレフタレートフィルムが僅かに約1
ミル(約25μ)の厚さであるような場合には、溶融切
断箇所を現場で予熱する必要はない。
このように薄い熱可塑性フィルムで裏打ちされた発泡層
の長手方向方向のヒートシールも同様に行うことができ
るため、国際出願WO/8701092号に記載されて
いるような溶融シューは必要でなくなる。包装シートの
サンドインチ構造体を前進させるのに用いるピンチディ
スク対(又はピンチロール対)は、次のような構成すな
わち、各対の一方のロールに、周方向に溝が形成された
グリップ縁部を設け、相手ロールにはその周方向に延び
る突出加熱縁部を設け、包装シートのサンドインチ構造
体を前進させるべく両ロールが回転するときに、前記突
出加熱縁部が前記溝内に進入するように構成することが
できる。加熱突出縁部をこのように進入させることによ
り、上記のような溶融切断を行わせることができ、かつ
、その直後に(たとえ溶融切断領域がピンチロールのグ
リップから出てくる前であっても)、冷却空気のジェッ
トにより溶融切断領域を冷却することができる。別の方
法として、ヒートシールを行うピンチロールの直ぐ下流
に1対の冷却ピンチロールを配置して、冷却ピンチロー
ルが溶融領域と係合し、押圧することにより溶融領域を
冷却するように構成することができる。
上記ヒートシールの何れの場合も、ポリエチレンテレフ
タレートのバッキングフィルムには、金属コーティング
を施さなくてもよいし、或いは、金属コーティングによ
りバッキングフィルムの透明度が95〜100%低下す
ることになっても、その−面又は両面に金属コーティン
グを施すこともできる。金属コーティング(通常はアル
ミニウムコーティング)をバンキングフィルムの一面に
のみ施す場合、発泡体に積層された側の面又はバンキン
グフィルムの外面の何れの面にも施すことができる。後
者の場合、金属コーティングが、ポリアクリレートのよ
うな硬質材料のト・7プコーテイングにより保護される
ようにするのが好ましい。
前述のように、金属コーティングされた(又はされてい
ない)ポリエチレンテレフタレートに積層された発泡体
の面は、揮発性腐食防止剤、帯電防止剤、凝集性−非接
着性の保護層又はこれらの中の任意の2つ或いは全ての
保護層でコーティングすべきである。
金属コーティング層を備えたかような包装シー) (w
rapper)の積層体は、この包装シートが、特に、
包装される物品の下の金属コーティング層が物品の上の
金属コーティング層と連続するように折畳まれる積層体
として使用される場合に、好ましい帯電防止包装シート
を構成する。
本発明によれば、包装バッグを透けて見える(シースル
ー〕壁で作ることができるため、該バッグ内に入れられ
た物品の同一性を容易に視認することができる。この目
的のため、バッグの壁は高度に網状化された発泡体で作
られる。かような発泡体は、米国特許第4,670,4
77号及び第4,656゜196号に開示されているよ
うに、内壁の多くが吹き飛ばされた連続気泡発泡体であ
る。このため、発泡体の厚さが4ミル(約0.1 m…
)程度あっても、視認の妨げにはならない多数の孔が残
された状態になっている。発泡体自体はポリウレタンの
ような任意の樹脂で作ることができ、樹脂が透明である
必要はない。実際、樹脂にはアセチレンブラック又は他
の導電性材料が添加されるが、発泡体のクッション性を
保持するためには、この添加量が20%以上になっては
ならない。この導電性材料の添加により、発泡体の何れ
かの面に帯電防止剤のコーティングをする必要が無くな
る。
層22.24のような対面する層は、網状化された発泡
体に積層されるが、シースルーの特性を大幅に損なわな
い限り、これらの層22.24を全く透明なものにする
必要はない。導電性材料を添加した発泡体では所望の帯
電防止効果が得られない場合には、層22.24の一方
又は両方を、前述の金属繊維を含有する接着剤で発泡体
20に接着することができる。或いは、層22.24に
僅かの金属コーティングを施すことができるが、15%
の反射率(reflectivity)を超えてはなら
ない。別の方法として、発泡体の表面に金属コーティン
グを施すことができ、この場合に金属コーティングは必
要なだけ多量に施すことができる。
前述のように、パネル面には凝集性−非接着性コーティ
ングを施して、パネル面を他方の面に固定できるように
してもよい。例えば、かような固定は、任意のヒートシ
ール部又は全てのヒートシール部で行われるようにする
ことができるし、或いは、ペーパと樹脂との積層体から
封筒を作るのに必要なシール部で行われるようにするこ
とができる。連続気泡発泡体又は網状発泡体のような多
孔質部材であっても、凝集性−非接着性コーティングを
施すことができるが、注意すべきは、かような製品を次
にロールとして巻き上げて、凝集性−非接着性コーティ
ングがボア(多孔)を通って製品の裏まで侵入しないよ
うにすることである。
これは、凝集性−非接着性混合物をコーティングすると
きに、該混合物が大きな粘性を有している場合に最高の
調節が可能であり、室温で少な(とも3.000センチ
ポアズの粘度を有することが好ましい。この混合物を比
較的低温例えば50℃以下で使用するならば、容易に所
望の粘度を得ることができる。アルカリ金属ポリアクリ
レートのような増粘剤を、一般に塗料を作るのに用いら
れる天然ラテックス配合物に添加することができるが、
その添加量は僅かに1〜2%で充分である。
また、コーティングされる凝集性−非接着性混合物は、
例えば約50〜60%の固形物を含有する高濃度のもの
であることが望ましい。かようなiE ?M度のものは
、単に粘度を高めることができるだけでなく、この混合
物のコーテイング後の硬化時間を短縮化することができ
る。
おむつ用布地等のような多孔性布地であってもかような
凝集性−非接着性コーティングを施すことができ、これ
により、当該布地が織布であろうと不織布であろうと、
布地の多孔性を損なうことなく、個々のおしめ用布地を
裁断して体の回りに固定することができる。
当業者にとっては、本発明の精神及び範囲を逸脱するこ
となく、以上説明した好ましい実施例に対して種々の変
更及び修正を加え得ることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による包装バッグの一実施例を示す斜
視図である。 第2図は、第1図と同様な包装バッグの別の実施例を示
す斜視図である。 12.14.68・・・壁(サイドパネル)20・・・
中央の層(発泡層)、 21・・・中央の層の外面、 22・・・支持シート、 23・・・中央の層の内面、 24・・・薄い層、 30.60・・・フラップ、 34・・・セメント、 41.42.70・・・ヒートシール部、62・・・空
間、 64・・・包装バッグの口、 66・・・湾曲部、 72・・・回路基板。 10.50・・・包装バッグ、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機械的損傷並びに電界の影響を受け易い物品を保
    持しかつ保護するバッグにおいて、バッグの壁が、本質
    的には、クッション性のある微小気泡発泡体からなる厚
    さ約1〜4mmの層であり、本質的に発泡していないポ
    リエチレンコーティングを前記微小気泡発泡体の内面に
    厚さ約25〜100μに塗布してあり、前記微小気泡発
    泡体の反対側の面には本質的に未発泡の支持層が設けら
    れ、該支持層の少なくとも一方の面は、バッグ内の物品
    を外部の電界から保護するように処理されており、前記
    ポリエチレンコーティングには、物品をバッグ内に滑り
    込ませて入れるときに、物品に損傷を与える程の強い静
    電気が発生しないようにして物品を保護できる充分な量
    の帯電防止剤が含有されていることを特徴とする機械的
    損傷並びに電界の影響を受け易い物品を保持しかつ保護
    するバッグ。
  2. (2)前後のパネルを有しているプラスチックバッグに
    おいて、前記前後の両パネルは、各パネルの一縁部がバ
    ッグの口を形成するように互いに固定されており、一方
    のパネルは、前記口を覆うべく他方のパネル上に折畳ま
    れるフラップの形態をなす延長部を備えており、該延長
    部は、前記フラップを折畳み位置に保持しかつ必要な場
    合には開けることができるように、前記フラップを屈曲
    自在に保持できる方法で前記一方のパネルに接合されて
    いることを特徴とする前後のパネルを有するプラスチッ
    クバッグ。
  3. (3)クッション性のある微小気泡発泡体からなる厚さ
    約1〜4mmのヒートシール可能なシートにおいて、該
    シートの一方の面は、本質的に発泡していないポリエチ
    レンの表面で形成されており、前記シートの反対側の面
    は、強い支持層で形成されており、前記ポリエチレンの
    表面には、該表面に沿って物品が滑り動くときに物品に
    損傷を与える静電気の発生を防止できる充分な量の帯電
    防止剤が配されており、前記支持層は、電気的シールド
    を形成すべく処理されていることを特徴とするヒートシ
    ール可能なシート。
  4. (4)前記ポリエチレンが低密度ポリエチレンであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
  5. (5)前記ポリエチレンが低密度ポリエチレンであるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のシート。
JP1139005A 1988-05-31 1989-05-31 機械的損傷及び電界から物品を保護するバッグ及びヒートシール可能なシート Pending JPH0238037A (ja)

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US200671 1988-05-31
US07/200,671 US4987997A (en) 1986-11-14 1988-05-31 Packaging bag
US07/306,096 US5057169A (en) 1981-03-23 1989-02-06 Process of protecting a surface using a foam laminate
US306096 1989-02-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2530729A (en) * 2014-09-26 2016-04-06 Technimove Ltd Protection for facilitating the relocation of a server rack and method of relocating a server rack

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2530729A (en) * 2014-09-26 2016-04-06 Technimove Ltd Protection for facilitating the relocation of a server rack and method of relocating a server rack
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