JPH0237838B2 - - Google Patents
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- JPH0237838B2 JPH0237838B2 JP59115247A JP11524784A JPH0237838B2 JP H0237838 B2 JPH0237838 B2 JP H0237838B2 JP 59115247 A JP59115247 A JP 59115247A JP 11524784 A JP11524784 A JP 11524784A JP H0237838 B2 JPH0237838 B2 JP H0237838B2
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- flux
- welding
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- wire
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 28
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/02—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape
- B23K35/0255—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape for use in welding
- B23K35/0261—Rods, electrodes, wires
- B23K35/0266—Rods, electrodes, wires flux-cored
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、造船、鉄骨、橋梁等を対象とする自
動若しくは半自動溶接において、優れた溶接能率
と溶接作業性を発揮するガスシールドアーク溶接
用複合ワイヤに関するものである。 〔従来の技術〕 近年、船舶、橋梁等を始めとする各種構造物の
溶接建造においては、溶接施工の能率向上及び省
力化を推進していくうえで有利なガスシールドア
ーク溶接法の利用が急激に増大してきている。こ
の種の溶接に使用されるワイヤは(1)ソリツドワイ
ヤと(2)金属外皮内粉粒状フラツクスを充填してな
る複合ワイヤに大別される。このうちフラツクス
成分として鉄粉を主体とする金属粉を多量含有す
る複合ワイヤは俗に鉄粉系複合ワイヤと呼ばれ、
ソリツドワイヤ並みの溶着金属量を得ることが
できて溶接能率が高い、複合ワイヤ特有の優れ
た溶接作業性が得られる、といつた特徴を有して
いる為、その需要は今後ますます増大して行くも
のと予想される。 ところがこの種の鉄粉系複合ワイヤには、充填
フラツクス率のばらつきが大きく溶接作業性（殊
にアーク安定性）が悪いという問題がある。こう
した問題を生ずる原因は必ずしも明確にされてい
る訳ではないが、金属粉を多量に含む充填フラツ
クスを使用する限り上記の問題は回避し得ない様
である。こうした不都合に対処する為、例えばフ
ラツクス成分や外皮成分、金属外皮の寸法やフラ
ツクスの充填法、伸線時の速度やダイススケジユ
ール等について種々の改善策が構じられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら上記の方法にしてもフラツクス率
を満足のいく程度まで均一にすることはできず、
結局十分な溶接作業性を得ることができない為、
鉄粉系複合ワイヤの適用範囲を拡大して行くうえ
で大きな障害となつている。本発明はこうした事
情に着目してなされたものであつて、その目的
は、フラツクス率が均一で優れた溶接作業性を得
ることのできる鉄粉系複合ワイヤを提供しようと
するものである。 〔問題点を解決する為の手段〕 本発明のガスシールドアーク溶接用複合ワイヤ
は、鉄粉を主体とする金属粉を85〜99重量％含
み、且つ該金属粉の流動度が31秒／50ｇ以下
（JIS Ｚ 2502による測定値）である粉粒状フラ
ツクスを、鋼製外皮内へ充填してなるところに要
旨を有するものである。 〔作用〕 本発明者等が予備実験で得た結果によれば、複
合ワイヤにおけるフラツクス率と充填フラツクス
の流動性の間には一定の相関々係があり、流動性
の悪いフラツクスを用いて得られる複合ワイヤの
フラツクス率は流動性の悪い程度に応じた不均一
性を示すことが確認された。そして鉄粉を主体と
する金属粉を多量含有するフラツクスにおいて
は、金属粉の流動性が極めて悪く、且つ金属外皮
のシーム部を抵抗溶接等によつて縫合する場合に
は溶接時の通電により発生する磁力の作用で磁性
金属粉（鉄粉等）が影響を受けて流動性が一層悪
化するという事情もあつて、これが充填フラツク
ス全体に悪影響を及ぼしてフラツクス率の均一化
を阻害していることが確認された。一方、通常の
溶接用複合ワイヤの充填原料として使用される金
属粉の流動度（JIS Ｚ 2502に準拠して測定：以
下同じ）を測定してみたところ何れも33〜35秒／
50ｇであり、この様な金属粉を多量含有する充填
フラツクスを使用すると、フラツクス率のばらつ
きが顕著に現われる。 そこで金属粉の流動度とフラツクス率のばらつ
きの関係を明確にし、それによりフラツクス率の
均一性を満足の行く程度まで高めることのできる
流動度を把握する必要があるとの観点から実験を
行なつた。 即ち第１表に示す配合組成の粉粒状フラツクス
（但し金属粉については流動度の異なる複数種類
のものを使用した）を準備し、金属外皮として軟
鋼を用いている通常の複合ワイヤ〔1.2mm〓、フラ
ツクス率＝フラツクス重量／（外皮重量＋フラツ
クス重量）（％）は約13％に調整〕を作製し、長
手方向に１ｍ間隔で30個のサンプル（20cm）を採
取してフラツクス率のばらつきを調べた。尚金属
粉以外のフラツクス成分の流動度はいずれも25〜
28秒／50ｇであつた。
動若しくは半自動溶接において、優れた溶接能率
と溶接作業性を発揮するガスシールドアーク溶接
用複合ワイヤに関するものである。 〔従来の技術〕 近年、船舶、橋梁等を始めとする各種構造物の
溶接建造においては、溶接施工の能率向上及び省
力化を推進していくうえで有利なガスシールドア
ーク溶接法の利用が急激に増大してきている。こ
の種の溶接に使用されるワイヤは(1)ソリツドワイ
ヤと(2)金属外皮内粉粒状フラツクスを充填してな
る複合ワイヤに大別される。このうちフラツクス
成分として鉄粉を主体とする金属粉を多量含有す
る複合ワイヤは俗に鉄粉系複合ワイヤと呼ばれ、
ソリツドワイヤ並みの溶着金属量を得ることが
できて溶接能率が高い、複合ワイヤ特有の優れ
た溶接作業性が得られる、といつた特徴を有して
いる為、その需要は今後ますます増大して行くも
のと予想される。 ところがこの種の鉄粉系複合ワイヤには、充填
フラツクス率のばらつきが大きく溶接作業性（殊
にアーク安定性）が悪いという問題がある。こう
した問題を生ずる原因は必ずしも明確にされてい
る訳ではないが、金属粉を多量に含む充填フラツ
クスを使用する限り上記の問題は回避し得ない様
である。こうした不都合に対処する為、例えばフ
ラツクス成分や外皮成分、金属外皮の寸法やフラ
ツクスの充填法、伸線時の速度やダイススケジユ
ール等について種々の改善策が構じられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら上記の方法にしてもフラツクス率
を満足のいく程度まで均一にすることはできず、
結局十分な溶接作業性を得ることができない為、
鉄粉系複合ワイヤの適用範囲を拡大して行くうえ
で大きな障害となつている。本発明はこうした事
情に着目してなされたものであつて、その目的
は、フラツクス率が均一で優れた溶接作業性を得
ることのできる鉄粉系複合ワイヤを提供しようと
するものである。 〔問題点を解決する為の手段〕 本発明のガスシールドアーク溶接用複合ワイヤ
は、鉄粉を主体とする金属粉を85〜99重量％含
み、且つ該金属粉の流動度が31秒／50ｇ以下
（JIS Ｚ 2502による測定値）である粉粒状フラ
ツクスを、鋼製外皮内へ充填してなるところに要
旨を有するものである。 〔作用〕 本発明者等が予備実験で得た結果によれば、複
合ワイヤにおけるフラツクス率と充填フラツクス
の流動性の間には一定の相関々係があり、流動性
の悪いフラツクスを用いて得られる複合ワイヤの
フラツクス率は流動性の悪い程度に応じた不均一
性を示すことが確認された。そして鉄粉を主体と
する金属粉を多量含有するフラツクスにおいて
は、金属粉の流動性が極めて悪く、且つ金属外皮
のシーム部を抵抗溶接等によつて縫合する場合に
は溶接時の通電により発生する磁力の作用で磁性
金属粉（鉄粉等）が影響を受けて流動性が一層悪
化するという事情もあつて、これが充填フラツク
ス全体に悪影響を及ぼしてフラツクス率の均一化
を阻害していることが確認された。一方、通常の
溶接用複合ワイヤの充填原料として使用される金
属粉の流動度（JIS Ｚ 2502に準拠して測定：以
下同じ）を測定してみたところ何れも33〜35秒／
50ｇであり、この様な金属粉を多量含有する充填
フラツクスを使用すると、フラツクス率のばらつ
きが顕著に現われる。 そこで金属粉の流動度とフラツクス率のばらつ
きの関係を明確にし、それによりフラツクス率の
均一性を満足の行く程度まで高めることのできる
流動度を把握する必要があるとの観点から実験を
行なつた。 即ち第１表に示す配合組成の粉粒状フラツクス
（但し金属粉については流動度の異なる複数種類
のものを使用した）を準備し、金属外皮として軟
鋼を用いている通常の複合ワイヤ〔1.2mm〓、フラ
ツクス率＝フラツクス重量／（外皮重量＋フラツ
クス重量）（％）は約13％に調整〕を作製し、長
手方向に１ｍ間隔で30個のサンプル（20cm）を採
取してフラツクス率のばらつきを調べた。尚金属
粉以外のフラツクス成分の流動度はいずれも25〜
28秒／50ｇであつた。
第２表に示す成分組成の充填フラツクスと軟鋼
製外皮素材を使用し、目標フラツクス率が約13重
量％となる様にフラツクスを充填した後、常法に
より伸線加工を行なつて1.2mm〓のシームレス複合
ワイヤを作製し、各複合ワイヤについて下記の方
法でフラツクス率の安定性及び溶接作業性並びに
溶接能率を調べた。 〔フラツクス率の安定性〕 ワイヤ長手方向に１ｍ間隔で夫々30個のサンプ
ル（20cm）を採取し、個々のフラツクス率を測定
してばらつきを求める。 〇：ばらつき２％未満 ×：ばらつき２％以上 〔溶接作業性、溶接能率〕 溶接姿勢：下向き 溶接方法：自動溶接（連続２パス溶接） 開先条件：Ｖ開先 溶接電流：260〜350A シールドガス：CO2、20／分 母材：軟鋼 判定：〇…良好、△…やや良好、×…不良 結果を第３表に示す。
製外皮素材を使用し、目標フラツクス率が約13重
量％となる様にフラツクスを充填した後、常法に
より伸線加工を行なつて1.2mm〓のシームレス複合
ワイヤを作製し、各複合ワイヤについて下記の方
法でフラツクス率の安定性及び溶接作業性並びに
溶接能率を調べた。 〔フラツクス率の安定性〕 ワイヤ長手方向に１ｍ間隔で夫々30個のサンプ
ル（20cm）を採取し、個々のフラツクス率を測定
してばらつきを求める。 〇：ばらつき２％未満 ×：ばらつき２％以上 〔溶接作業性、溶接能率〕 溶接姿勢：下向き 溶接方法：自動溶接（連続２パス溶接） 開先条件：Ｖ開先 溶接電流：260〜350A シールドガス：CO2、20／分 母材：軟鋼 判定：〇…良好、△…やや良好、×…不良 結果を第３表に示す。
【表】
【表】
本発明は以上の様に構成されるが、要は充填フ
ラツクス中に多量配合する金属粉の流動度を特定
値以下に設定することによつて、殊に充填時のフ
ラツクスの流れを良くしたから、フラツクス率の
ばらつきが激減し、該ばらつきに起因するアーク
安定性の劣化が防止されて優れた溶接作業性を確
保し得ることになつた。その結果鉄粉系複合ワイ
ヤに指摘されていた最大の難点が解消されて特長
（優れた溶接能率）を十分に発揮させることがで
き、鉄粉系複合ワイヤの適用範囲を大幅に拡大し
得ることになつた。また特にシームレス複合ワイ
ヤにおいては、製造上の要請から伸線加工時の減
面率を大きくとらなければならず、こうした条件
のもとではフラツクス率が不均一であると伸線時
に断線事故を頻発することが確認されているが、
本発明では充填時にフラツクス率を均一にするこ
とができるので断線事故も少なく、生産性を高め
得るという利点もある。
ラツクス中に多量配合する金属粉の流動度を特定
値以下に設定することによつて、殊に充填時のフ
ラツクスの流れを良くしたから、フラツクス率の
ばらつきが激減し、該ばらつきに起因するアーク
安定性の劣化が防止されて優れた溶接作業性を確
保し得ることになつた。その結果鉄粉系複合ワイ
ヤに指摘されていた最大の難点が解消されて特長
（優れた溶接能率）を十分に発揮させることがで
き、鉄粉系複合ワイヤの適用範囲を大幅に拡大し
得ることになつた。また特にシームレス複合ワイ
ヤにおいては、製造上の要請から伸線加工時の減
面率を大きくとらなければならず、こうした条件
のもとではフラツクス率が不均一であると伸線時
に断線事故を頻発することが確認されているが、
本発明では充填時にフラツクス率を均一にするこ
とができるので断線事故も少なく、生産性を高め
得るという利点もある。
第１図は充填フラツクス中の流動度とフラツク
ス率のばらつきの関係を示すグラフである。
ス率のばらつきの関係を示すグラフである。
Claims (1)
- １ 鉄粉を主体とする金属粉を85〜99重量％含
み、且つ該金属粉の流動度が81秒／50ｇ以下
（JIS Ｚ 2502による測定値）である粉粒状フラ
ツクスを、鋼製外皮内へ充填してなることを特徴
とするガスシールドアーク溶接用複合ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11524784A JPS60257993A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | ガスシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11524784A JPS60257993A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | ガスシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60257993A JPS60257993A (ja) | 1985-12-19 |
| JPH0237838B2 true JPH0237838B2 (ja) | 1990-08-27 |
Family
ID=14657975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11524784A Granted JPS60257993A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | ガスシ−ルドア−ク溶接用複合ワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60257993A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0667559B2 (ja) * | 1986-05-30 | 1994-08-31 | 大同特殊鋼株式会社 | ガスシ−ルドア−ク溶接用ワイヤ |
| FR2950553A1 (fr) * | 2009-09-29 | 2011-04-01 | Air Liquide | Fil fourre au chrome pour soudage a l'arc |
| CN103028864B (zh) * | 2012-12-14 | 2014-11-19 | 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 | 一种焊前不需预热的高强韧性金属粉型药芯焊丝 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57100897A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-23 | Kobe Steel Ltd | Production of coated arc welding electrode |
-
1984
- 1984-06-05 JP JP11524784A patent/JPS60257993A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57100897A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-23 | Kobe Steel Ltd | Production of coated arc welding electrode |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60257993A (ja) | 1985-12-19 |
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