JPH0237495Y2 - - Google Patents

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JPH0237495Y2
JPH0237495Y2 JP9151485U JP9151485U JPH0237495Y2 JP H0237495 Y2 JPH0237495 Y2 JP H0237495Y2 JP 9151485 U JP9151485 U JP 9151485U JP 9151485 U JP9151485 U JP 9151485U JP H0237495 Y2 JPH0237495 Y2 JP H0237495Y2
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JP
Japan
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welding
circular frame
face
flexible arm
frame
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JP9151485U
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JPS6117289U (ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円形フレーム成形用溶接装置の改良に
関するものである。
従来潜水艦内殻フレームのフエイスとウエブと
のすみ肉継手の溶接はMIG半自動溶接にて施工
していたものである。然しながらこの方法による
場合には次の如き欠点を有するものであつた。
(1) 作業能率が悪く、作業を行うために多数の溶
接作業者を配置する必要があつた。
(2) 溶接速度が一定でないため溶接条件を記録す
るのに複数の記録者を必要とする。
(3) MIG半自動溶接は高度の技術を必要とする
ため熟練技術者を配置しなければならない。
(4) 欠陥が入り易く、溶接部の欠陥発生率は0.05
%もあり、これの手直しに多大な工数を要する
ものであつた。
本考案はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、作業容易にして且つ能率を向上し
うる溶接装置を見出したものである。即ち本考案
は円形枠状フレームフエイスと中空円板状フレー
ムウエブとをすみ肉継手により円形枠状フレーム
を形成する溶接装置において、フレームフエイス
の上部に掴持ローラを介して支持しつつバネで抑
えつけながら走行する溶接トーチを載置した溶接
用台車を設け、中空円板状ウエブの中心部に、上
端にフレキシブルアームを取付けた回転用治具を
設け、該フレキシブルアームと該台車間との間を
ベアリングスラスター及び横揺防止用保持棒にて
固定したものである。
本考案の一実施例を図面により詳細に説明す
る。
第1図は円形フレーム1を示すものであり、本
考案は第2図の如く円形枠状フレームフエイス2
と中空円板状フレームウエブ3とをすみ肉溶接4
するための溶接装置である。
而してまず第3図に示す如く溶接用台車5を車
輪6,6′よりフレームフエイス2の上に載置し
て走行せしめる。なお6は動輪、6′は従輪であ
る。この走行における駆動は第4図に示す如くモ
ータ7により行うものである。フレームフエイス
2の両側面には第3図及び第4図に示す如くガイ
ドローラ8,8′を掴持するようにして設け且つ
バネ9により抑えつけ所謂フレームフエイス上の
台車をモノレール方式に取付けて走行せしめてい
るものである。又台車5には溶接トーチ12を載
置し、トーチ保持金具13にてセツトされてい
る。この溶接トーチ12の位置調整は縦方向駆動
モータ10及び横方向駆動モータ11により調整
する。なお14はワイヤ送給装置、15は溶接条
件コントロールボツクスである。
又溶接用台車5を横揺れせしめることなく真直
ぐに保持するために上端にフレキシブルアーム1
7を取付けた回転用治具16をフレームウエブ3
の中心部に立設し該フレキシブルアーム17と台
車とに夫々固定されたベアリングスラスター18
及び18′との間に横揺れ防止用保持棒19,1
9′を差込んで固定する。
而して本考案装置の作用を説明すると、フエイ
ス2上に載置した溶接用台車5を車輪6及び6′
とモータ7によりモノレール方式に走行せしめ
る。この場合台車5がフエイス2より落下しない
ようフエイスガイドローラ8及び8′を設け又ト
ーチ12が適確に溶接部4に当接するようにガイ
ドする。溶接用台車5が倒れないようにフレキシ
ブルアーム17、横揺防止用保持棒19及びベア
リングスラスター18により真直に保持する。
フレーム2を溶接するには第5図に示す如く2
台の溶接用台車5,5′が同方向にフエイス2上
を周回する形で行うものであるが、各溶接台肖の
位置に関係することなく真直に保持が出来うるよ
うにフレキシブルアーム17を回転治具16に可
動自在に取付けてある。なおフエイス2の高さ、
フレーム1の直径に夫々差異を生じた場合にも容
易に溶接しうるようにフレキシブルアーム17に
高さ調整機構、横揺防止用保持棒差込長さ調整機
構が取付けてある。
本考案装置によればフエイスとウエブを有する
円形フレームの溶接において、走行空間が極めて
狭いにもかかわらず、上記フエイスとウエブとの
溶接部を自動台車が容易に走行出来うるようにし
たため該溶接の自動化が可能となり、作業性を著
しく向上せしめうる等顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は円形フレームの斜視図、第2図は第1
図の横断面図、第3図乃至第5図は本考案装置の
主要部の概略説明図である。 1……円形フレーム、2……フレームフエイ
ス、3……フレームウエブ、4……溶接部、5,
5′……台車、6,6′……車輪、7……モータ、
8,8′……ガイドローラ、9……ばね、10,
11……モータ、12……溶接トーチ、13……
トーチ保持金具、14……ワイヤ供給装置、15
……コントロールボツクス、16……回転用治
具、17……フレキシブルアーム、18,18′
……ベアリングスラスター、19,19′……横
揺防止用保持棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形枠状フレームフエイスと中空円板状フレー
    ムウエブとをすみ肉継手により円形フレームを成
    形する溶接装置において、円形枠状フレームフエ
    イスの上部に掴持ローラを介して支持しつつバネ
    で抑えつけながら走行する溶接トーチを載置した
    溶接用台車を設け、中空円板状フレームウエブの
    中心部に、上端にフレキシブルアームを取付けた
    回転用治具を設け、該フレキシブルアームと該台
    車間との間をベアリングスラスター及び横揺防止
    用保持棒にて固定したことを特徴とする円形フレ
    ーム成形用溶接装置。
JP9151485U 1985-06-19 1985-06-19 円形フレーム成形用溶接装置 Granted JPS6117289U (ja)

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JP9151485U JPS6117289U (ja) 1985-06-19 1985-06-19 円形フレーム成形用溶接装置

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JP9151485U JPS6117289U (ja) 1985-06-19 1985-06-19 円形フレーム成形用溶接装置

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Publication Number Publication Date
JPS6117289U JPS6117289U (ja) 1986-01-31
JPH0237495Y2 true JPH0237495Y2 (ja) 1990-10-11

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JP9151485U Granted JPS6117289U (ja) 1985-06-19 1985-06-19 円形フレーム成形用溶接装置

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JPS6117289U (ja) 1986-01-31

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