JPH0237445Y2 - - Google Patents

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JPH0237445Y2
JPH0237445Y2 JP13705381U JP13705381U JPH0237445Y2 JP H0237445 Y2 JPH0237445 Y2 JP H0237445Y2 JP 13705381 U JP13705381 U JP 13705381U JP 13705381 U JP13705381 U JP 13705381U JP H0237445 Y2 JPH0237445 Y2 JP H0237445Y2
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JP
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roll
work roll
drive
gears
rolls
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JP13705381U
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JPS5843808U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、4重圧延機用減速機に関するもので
ある。
(従来の技術) 近年、圧延機では、生産性向上や省エネルギー
等の観点から一回の圧延で大幅に板厚を減ずるこ
とのできる高圧下圧延機が要求されている。高圧
下圧延を可能とするものの一つに上下非対称の異
径ロール圧延機がある。この異径ロール圧延機
は、第1図に示すように圧延板材a走行路の片側
(図では上側)に多段クラスタロール、即ち、小
径のワークロール1と一対の中間ロール2と複数
のバツクアツプロール3とにより構成した多段ク
ラスタロールを配設し、圧延板材a走行路の残る
片側(図では下側)に2重ロール、即ち、大径の
ワークロール4とバツクアツプロール5とにより
構成した2重ロールを配設している。また第2,
3図に示すように駆動電動機(図示せず)から入
力軸6に伝わつた回転をワークロール減速駆動用
歯車8,9→出力軸10→スピンドル(図示せ
ず)を介し上側のワークロール1に伝えて、同ワ
ークロール1を駆動する一方、別の駆動電動機
(図示せず)から入力軸7に伝わつた回転をワー
クロール減速駆動用歯車11,12→出力軸13
→スピンドル(図示せず)を介し下側のワークロ
ール4に伝えて、同ワークロール4を駆動するよ
うになつている。
(考案が解決しようとする課題) 前記第1,2,3図に示すように上下のワーク
ロール1,4の直径が異なる異径ロール圧延機で
は、4重圧延機よりも小さな圧下力でより大きな
圧下率を得ることができるため、4重圧延機を異
径ロール圧延機に改造して、使用しているが、こ
の場合には、多段クラスタロール1〜3側で一対
の中間ロール2を駆動する必要があり、減速機を
新設しなければならなくて、圧延機全体の改造費
が高くなるという問題があつた。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであ
り、その目的とする処は、減速機を新設しなくて
も、多段クラスタロール側の一対の中間ロールを
駆動できる4重圧延機用減速機を提供しようとす
る点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は、小径
のワークロール1と一対の中間ロール2と複数の
バツクアツプロール3とよりなる多段クラスタロ
ールを圧延板材a走行路の片側に配設し、大径の
ワークロール4とバツクアツプロール5とを圧延
板材a走行路の残る片側に配設し、一方の駆動軸
6をワークロール減速駆動用歯車14,15と出
力軸10とを介して上記ワークロール1に接続
し、他方の駆動軸7をワークロール減速駆動用歯
車11,12と出力軸13とを介して上記ワーク
ロール4に接続した4重圧延機において、前記一
対の中間ロール2を駆動する出力軸18,19を
前記出力軸10に平行に設け、中間ロール駆動用
歯車16,17を同出力軸18,19に軸方向移
動のみを可能に取付けて、同中間ロール駆動用歯
車16,17の前記ワークロール減速駆動用歯車
15に対する噛合及び離脱を可能にし、クラツチ
20,21を上記中間ロール駆動用歯車16,1
7に取付けて、同中間ロール駆動用歯車16,1
7の上記出力軸18,19に対する係脱を可能に
している。
(作用) 本考案の4重圧延機用減速機は前記のように構
成されており、4重圧延機を異径ロール圧延機と
して使用する場合だけに、クラツチ20,21を
操作し、中間ロール駆動用歯車16,17を第6
図の一点鎖線位置→実線位置に移動させて、同中
間ロール駆動用歯車16,17をワークロール減
速駆動用歯車15に噛合させ、同ワークロール減
速駆動用歯車15の回転を中間ロール駆動用歯車
16,17→スピンドル(図示せず)を介し一対
の中間ロール2に伝えて、同各中間ロール2を駆
動する。
(実施例) 次に本考案の4重圧延機用減速機を第4,5,
6図に示す一実施例により説明すると、6が一方
の駆動軸、7が他方の駆動軸、10が上側のワー
クロール(第1図の1参照)を駆動する出力軸、
11,12がワークロール減速駆動用歯車、13
が下側のワークロール(第1図の4参照)を駆動
する出力軸、14,15がワークロール減速駆動
用歯車、16,17が中間ロール駆動用歯車、1
8,19が一対の中間ロール(第1図の2参照)
をを駆動する出力軸、20,21がクラツチで、
一対の中間ロール2を駆動する出力軸18,19
が出力軸10に平行に設けられ、中間ロール駆動
用歯車16,17が出力軸18,19に軸方向移
動のみを可能に取付けられて、同中間ロール駆動
用歯車16,17のワールロール減速駆動用歯車
15に対する噛合及び離脱が可能になつている。
またクラツチ20,21が中間ロール駆動用歯車
16,17に取付けられて、同中間ロール駆動用
歯車16,17の上記出力軸18,19に対する
係脱が可能になつている。
次に前記第4,5,6図に示す4重圧延機用減
速機の作用を具体に説明する。4重圧延機として
使用する場合には、クラツチ20,21を手動ま
たは油圧操作手段により操作し、中間ロール駆動
用歯車16,17を第6図の実線位置→一点鎖線
位置に移動させて、同中間ロール駆動用歯車1
6,17をワークロール減速駆動用歯車15から
離脱させた後、駆動電動機(図示せず)から入力
軸6に伝わつた回転をワークロール減速駆動用歯
車14,15→出力軸10→スピンドル(図示せ
ず)を介し上側のワークロール1に伝えて、同ワ
ークロール1を駆動する一方、別の駆動電動機
(図示せず)から入力軸7に伝わつた回転をワー
クロール減速駆動用歯車11,12→出力軸13
→スピンドル(図示せず)を介し下側のワークロ
ール4に伝えて、同ワークロール4を駆動する。
また4重圧延機を異径ロール圧延機として使用
する場合には、クラツチ20,21を手動または
油圧操作手段により操作し、中間ロール駆動用歯
車16,17を第6図の一点鎖線位置→実線位置
に移動させて、同中間ロール駆動用歯車16,1
7をワークロール減速駆動用歯車15に噛合させ
た後、駆動電動機(図示せず)から入力軸6に伝
わつた回転をワークロール減速駆動用歯車14,
15→出力軸10→スピンドル(図示せず)を介
し上側のワークロール1に伝えて、同ワークロー
ル1を駆動し、、別の駆動電動機(図示せず)か
ら入力軸7に伝わつた回転をワークロール減速駆
動用歯車11,12→出力軸13→スピンドル
(図示せず)を介し下側のワークロール4に伝え
て、同ワークロール4を駆動し、さらに上記ワー
クロール減速駆動用歯車15の回転を中間ロール
駆動用歯車16,17→スピンドル(図示せず)
を介し一対の中間ロール2に伝えて、同各中間ロ
ール2を駆動する。
(考案の効果) 本考案の4重圧延機用減速機は前記のように4
重圧延機を異径ロール圧延機として使用する場合
だけに、クラツチ20,21を操作し、中間ロー
ル駆動用歯車16,17を第6図の一点鎖線位置
→実線位置に移動させて、同中間ロール駆動用歯
車16,17をワークロール減速駆動用歯車15
に噛合させ、同ワークロール減速駆動用歯車15
の回転を中間ロール駆動用歯車16,17→スピ
ンドル(図示せず)を介し一対の中間ロール2に
伝えて、同各中間ロール2を駆動するので、減速
機を新設しなくても、多段クラスタロール1〜3
側の一対の中間ロール2を駆動できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の4重圧延機を示す側面図、第2
図は従来の4重圧延機用減速機を示す側面図、第
3図は第2図の矢視−線に沿う横断平面図、
第4図は本考案に係わる4重圧延機用減速機の一
実施例を示す側面図、第5図は第4図の矢視−
線に沿う横断平面図、第6図は第4図の矢視
−線に沿う横断平面図である。 a……圧延板材、1……小径のワークロール、
2……一対の中間ロール、3……複数のバツクア
ツプロール、4……大径のワークロール、5……
バツクアツプロール、6……一方の駆動軸、7…
…他方の駆動軸、10……出力軸、11,12…
…ワークロール減速駆動用歯車、13……出力
軸、14,15……ワークロール減速駆動用歯
車、16,17……中間ロール駆動用歯車、1
8,19……出力軸、20,21……クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小径のワークロール1と一対の中間ロール2と
    複数のバツクアツプロール3とよりなる多段クラ
    スタロールを圧延板材a走行路の片側に配設し、
    大径のワークロール4とバツクアツプロール5と
    を圧延板材a走行路の残る片側に配設し、一方の
    駆動軸6をワークロール減速駆動用歯車14,1
    5と出力軸10とを介して上記ワークロール1に
    接続し、他方の駆動軸7をワークロール減速駆動
    用歯車11,12と出力軸13とを介して上記ワ
    ークロール4に接続した4重圧延機において、前
    記一対の中間ロール2を駆動する出力軸18,1
    9を前記出力軸10に平行に設け、中間ロール駆
    動用歯車16,17を同出力軸18,19に軸方
    向移動のみを可能に取付けて、同中間ロール駆動
    用歯車16,17の前記ワールロール減速駆動用
    歯車15に対する噛合及び離脱を可能にし、クラ
    ツチ20,21を上記中間ロール駆動用歯車1
    6,17に取付けて、同中間ロール駆動用歯車1
    6,17の上記出力軸18,19に対する係脱を
    可能にしたことを特徴とする4重圧延機用減速
    機。
JP13705381U 1981-09-17 1981-09-17 4重圧延機用減速機 Granted JPS5843808U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13705381U JPS5843808U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 4重圧延機用減速機

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JP13705381U JPS5843808U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 4重圧延機用減速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5843808U JPS5843808U (ja) 1983-03-24
JPH0237445Y2 true JPH0237445Y2 (ja) 1990-10-11

Family

ID=29930347

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13705381U Granted JPS5843808U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 4重圧延機用減速機

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315209Y2 (ja) * 1984-11-13 1991-04-03
KR101084314B1 (ko) 2010-03-18 2011-11-16 강릉원주대학교산학협력단 비대칭 압연장치, 비대칭 압연방법 및 이를 이용하여 제조된 압연재
DE102017210083A1 (de) * 2017-06-14 2018-12-20 Sms Group Gmbh Schaltgetriebe in der Walzwerkstechnik

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JPS5843808U (ja) 1983-03-24

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