JPH0237222Y2 - - Google Patents

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JPH0237222Y2
JPH0237222Y2 JP361785U JP361785U JPH0237222Y2 JP H0237222 Y2 JPH0237222 Y2 JP H0237222Y2 JP 361785 U JP361785 U JP 361785U JP 361785 U JP361785 U JP 361785U JP H0237222 Y2 JPH0237222 Y2 JP H0237222Y2
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JP
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frame
insulators
main frame
vertical
voltage
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JP361785U
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JPS61120219U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電柱等に架設する電線離隔腕に関す
るものである。
〔従来の技術〕
近来住宅の過密化による分岐配線の増大や、建
造物の急激なる増加に伴う電力需要の増大に従つ
て配電線路の変更及び増設が要求されるが、これ
によつて電柱での配線架設も多種多様になり、従
来の腕金ではこれらの多くの配線を架設できず、
また電柱箇所の配線も複雑化し極めて危険である
とともに次々に腕金、金物等を継ぎ足すため電柱
の美感を著しくそこなうものであつた。
そこでボルトナツトの締め付けによつて種々の
配電線に相応する形状に組立てることができ、し
かも建造物、看板、並びに樹木等の障害物から離
して配電線を電柱に設置でき、その上多種多様の
配電線を設置できる、第6図に示す電線離隔腕が
開発された。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この第6図に示す電線離隔腕は下端を電柱イに
当接せしめた折曲フレームロの上端に、ジヨイン
ト板ハを介して数個の垂直フレームニを継ぎ足
し、電柱イとの間に水平フレームホをわたして固
定し、さらに垂直フレームニの外方に高圧電線引
通し用の水平腕ヘ及び動力線引通し用の水平腕ト
を突設している。このうち特に高圧電線引通し用
の水平腕ヘは絶縁距離を保つ関係上道路中央に向
つて長く伸びている。従つて道路交通の邪魔にな
るおそれがある。それ故高圧配電線をこの垂直フ
レームニに縦に引き通すことも考えられるが、引
き通し箇所の絶縁距離を保つには、縦方向にもか
なり長い巾を要してしまい、大型化し安定性をか
いてしまう。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案はこれらの点を除去することを目的と
し、道路中央へ突出せず、かつコンパクト化した
電線離隔腕を提供するものである。即ちこの考案
は下端を電柱に当接固定せしめた斜材部と、この
斜材部の上端に接続した垂直部とから成る主フレ
ームを設け、この主フレームの垂直部と電柱との
間には水平フレームをわたし、上記垂直部の、上
記水平フレームと直角をなす方向の両側には、両
側で段違いに位置せしめて枝フレームを設け、こ
れらの枝フレームには、高圧配電線引き通し又は
引留用の碍子が主フレームの外方に突出するよう
にこれらの碍子の軸を貫通固定させ、かつ垂直部
には動力線及び/又は低圧配電線を引き通し又は
引留用の碍子及び/又は低圧ラツクを設けたもの
である。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。
1は垂直部2と斜材部3とを折曲接合した主フ
レームで、上記垂直部2は断面略コ字型のジヨイ
ント板4により数本のフレームを継ぎ合わせて適
宜の長さを有する。また上記斜材部3の下端には
電柱当接板5を有している。6はこの主フレーム
1のジヨイント板4に一端を固定し、他端を電柱
9に電柱当接板7を介して固定した複数の水平フ
レーム、8は上記電柱当接板5及び7を電柱9に
押し当てて外周より狭持固定した割型バンド、1
0は主フレーム1の垂直部2の、上記水平フレー
ム6と直角をなす方向両側で段違いになる如く略
水平に設けた三個の枝フレームで、これらの各枝
フレーム10は角筒管体から成り、第1図及び第
3図に示す如くこの角筒管体の一辺が斜に傾斜し
ている。11はこれらの各枝フレーム10の一辺
に台座12の一側を載せて、主フレーム1の外方
に突出せしめたスリツプオン碍子で、これらの各
碍子11は各枝フレーム10の角筒管体の内方か
らボルトを上記一辺及び台座12に貫通させて、
台座12上面でナツトを螺着し、各枝フレーム1
2に固定したものである。13はこれらの碍子1
1の下方のジヨイント板4に根部を固定し、上記
水平フレーム6と反対側、即ち主フレームの外方
に突出せしめた動力線用水平腕、14はこの動力
線用水平腕13上に取り付けた低圧用碍子、15
はこの動力線用水平腕13の下方に垂直部2の外
側に一定間隔をあけて取り付けた低圧用ラツク、
16は垂直部2の内側に間隔をあけて取り付けた
二つの分岐腕金物で、一方の分岐腕金物16は上
記スリツプオン碍子11箇所に、他方の分岐腕金
物16は動力線用水平腕13下に夫々設けたもの
である。17は垂直部2の上端に、ジヨイント板
4を介して設けた地線ポール、18は各ジヨイン
ト板4の両側面に設けた補助ロープ掛けで、これ
らの各補助ロープ掛け18は第4図に示す如く断
面チヤネル溝型の台板19上に断面コ字型のフツ
ク20の両端を固定したもので、各ジヨイント板
4の両側夫々に二つの補助ロープ掛け18の各台
板19を当接し、一方の台板19、ジヨイント板
4及び他方の台板19をボルトで貫通させ、他方
の台板19上に突出するボルト端にナツトを螺着
し、一度に一つの補助ロープ掛け18を固定した
ものである。21は主フレーム1の斜材部3に固
定した装柱足場である。
そして上記スリツプオン碍子11に三相の高圧
線aを引き通し、低圧用碍子14に二相の動力線
b及び低圧用ラツク15に三相の低圧線cを夫々
引き通す。
この実施例の場合は主フレーム1の垂直部2は
複数本のフレームをジヨイント板4によりボルト
ナツトのみで継ぎ足して適宜の長さにしており、
かつ水平フレーム6、動力線用水平腕13もジヨ
イント板4にボルトナツトのみで固定しているも
のである。またさらに他の部材、例えば碍子等も
すべてボルトナツトで固定しているため極めて容
易に取り付け、取り外しができる。それ故主フレ
ーム1の垂直部2、水平フレーム6、動力線用水
平腕13、スリツプオン碍子14及び低圧用ラツ
ク15等も種々に組み替えれば、種々の用途に応
じた形状に組み立てられる。またこれらの碍子や
ラツクの引き通し箇所等の保守点検や修理の際、
補助ロープ掛け18を利用してこれに補助ロープ
を掛けたり、また装柱足場21を使用することが
できる。
なお上記枝フレーム10にはスリツプオン碍子
11を取り付けたが、この実施例の場合枝フレー
ム10の上記一辺と対向する辺にもボルト軸挿通
孔を有するため、中実碍子22も第5図に示す如
く取り付けることができる。その場合中実碍子2
2のボルト軸を、枝フレーム10の角筒管体の一
対の辺の各穴に通して下辺下面から突出するボル
ト軸端にナツトを螺着し、中実碍子22を枝フレ
ーム10に固定する。
〔考案の効果〕
この考案は以上の構成であり、主フレーム1は
電柱9から一定間隔離れて設けられ、この主フレ
ーム1に設けた碍子等に高圧配電線、動力線、低
圧線等を引き通し又は引留めるものであり、この
主フレーム1の外方には長さの短かい動力線用水
平腕13のみが突出している。従つて従来の三相
の間隔を大きくあけて引き通さなければならない
高圧線用の水平腕を主フレーム1の外方に長く突
出せしめたものと比べ、この考案の電線離隔腕は
道路中央へ突出せず、交通の邪魔にならない。し
かも三相の高圧配電線の引留め又は引き通し箇所
は主フレーム1の両側に、両側で段違いとなつて
いる枝フレーム10に取り付けた碍子であるた
め、十分絶縁距離が保て、三相の碍子の縦方向の
間隔を小さくすることができ、それ故電線離隔腕
全体の縦横方向の大きさを小さくコンパクトにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の側面図、第2図は同正面
図、第3図はこの考案の碍子を取り外した枝フレ
ーム箇所の斜視図、第4図はこの考案に取り付け
る補助ロープ掛けの正面図、第5図はこの考案の
他の実施例における枝フレーム箇所の側面図、第
6図は従来例を示す側面図である。 なお図中1は主フレーム、2は垂直部、3は斜
材部、6は水平フレーム、9は電柱、10は枝フ
レーム、11はスリツプオン碍子、13は動力線
用水平腕、14は低圧用碍子、15は低圧用ラツ
ク、22は中実碍子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端を電柱に当接固定せしめた斜材部と、この
    斜材部の上端に接続した垂直部とから成る主フレ
    ームを設け、この主フレームの垂直部と電柱との
    間には水平フレームをわたし、上記垂直部の、上
    記水平フレームと直角をなす方向の両側には、両
    側で段違いに位置せしめた枝フレームを設け、こ
    れらの枝フレームには、高圧配電線引通し又は引
    留用の碍子が主フレームの外方に突出するように
    これらの碍子の軸を貫通固定させ、かつ垂直部に
    は動力線及び/又は低圧電線を引通し又は引留用
    の碍子及び/又は低圧ラツクを設けたことを特微
    とする電線離隔腕。
JP361785U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPH0237222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP361785U JPH0237222Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP361785U JPH0237222Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61120219U JPS61120219U (ja) 1986-07-29
JPH0237222Y2 true JPH0237222Y2 (ja) 1990-10-09

Family

ID=30478414

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JP361785U Expired JPH0237222Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JPS61120219U (ja) 1986-07-29

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