JPH0237169A - エンジンの吸気流量制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気流量制御装置

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JPH0237169A
JPH0237169A JP63187909A JP18790988A JPH0237169A JP H0237169 A JPH0237169 A JP H0237169A JP 63187909 A JP63187909 A JP 63187909A JP 18790988 A JP18790988 A JP 18790988A JP H0237169 A JPH0237169 A JP H0237169A
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JP
Japan
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piston
throttle valve
flow rate
engine
intake
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JP63187909A
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Akitsugu Ishida
石田 尭嗣
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Mikuni Makino Industrial Co Ltd
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Mikuni Makino Industrial Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はエンジンの吸気流量制御装置に関し、絞り弁を
備えたエンジンの吸気通路を形成する筺体に穿設され、
全閉状態にある前記絞り弁の外周縁と相対して前記吸気
通路の内周面に開口する筒状の孔に配置されたピストン
の進退動によって、絞り弁低開度時に、前記ピストンの
内端面と前記絞り弁の外周縁との間に形成される吸気流
路断面積を変化させて、吸気流量を制御することができ
る吸気通路の構成に関する。
[従来技術] 自動車用エンジンのアイドリング運転時における回転速
度制御のための吸気流量制御には従来法の構成のものが
ある。
(1) 制御回路にエンジンの実際の回転速度信号を入
力し、設定回転速度と比較して該制御回路が出力する信
号によってアクチュエータを動作させて、絞り弁の開度
を制御するもの。第12図において符号1が吸気通路、
2が絞り弁、3が絞り弁の回動軸、4がアクチュエータ
、5が進退動する、前記アクチュエータのロンド、6は
絞り弁の回動軸3に固定されたレバーで、ロッドSの進
退動を受けて絞り弁2を開閉させる。絞り弁2の回動に
よってアイドリング回転速度を制御す構成は特開昭63
−27535号、特開昭56−20730号、特開昭5
1−2834号、特開昭57−16240号、実開昭5
8−5934号の各公報に開示されている。
(2) 吸気の流量制御を絞り弁2の開度制御によらな
いで、制御回路にエンジンの実際の回転速度信号を入力
し、設定回転速度と比較して該制御回路が出力する信号
によって、吸気通路1の、絞り弁2の上流側と下流側と
を結ぶバイパス吸気通路を流れる吸気流量を制御する方
式のものがあり、例えば第13図において、符号1が吸
気通路、2が絞り弁、7がバイパス吸気通路であって、
該バイパス吸気通路7を流れる吸気流量が、アクチュエ
ータ4によって開閉制御される吸気流量制御弁8によっ
て制御される構成(実開昭58−9948号)、第14
図に示す様に、バイパス吸気通路7を流れる吸気の流量
が、負圧で動作する弁9で制御され、該弁9を動作させ
る負圧室の負圧がアクチュエータ4に従動する弁11に
よって制御される構成(特開昭49−40886号)の
ものなどがある。
[発明が解決しようとする課題] アクチュエータ4のロッド5の進退動によって絞り弁2
の開度を制御する第12図の構成では、アイドリング回
転速度を設定回転速度に制御する機能のほかに、低温始
動時のファーストアイドル運転時、暖機運転時などの吸
気流量をも制御する機能を持たせであるので、アクチュ
エータ4または、制御回路の誤動作によって、絞り弁が
必要以上に開き、吸気流量が大幅に増大して車両の暴走
を起こす危険がある。また、エンジンがアイドリング運
転をしているときには、アクセルの動きによって絞り弁
2を回動させるケーブルに多少の緩みが与えられていて
も、アクチュエータの動作による絞り弁2の開閉に伴っ
てアクセルペダルが動くから、車両が暴走を起こすので
はないかと言う不安を運転者に与える。
一方第13図または、第14図に示す絞り弁2の上流側
と上流側とを結ぶバイパス吸気通路7を流れる吸気の流
量を制御する方式のアイドル回転速度制御装置では、絞
り弁2の上流側と下流側との圧力差が一定の場合に、吸
気通路lを流れる吸気の流量は、絞り弁2の開度変化に
伴って第15図に示す曲線のように変化する。第15図
において、縦軸には吸気流量を、横軸には絞り弁開度を
とってあって、曲線aは絞り弁2の外周縁と吸気通路1
の内周面とが形成する吸気通路を通る吸気の流量、曲線
すはバイパス吸気通路7吸気の流量、曲線Cは両者を合
計した吸気流量を示す。而してバイパス吸気通路7を流
れる、曲線すで示す吸気の流量は、運転者のアクセル操
作とは、はぼ無関係に制御されるから、ファーストアイ
ドル、即ち暖機が未だ完了していない時期における加減
速の際、暖機運転完了後の運転感覚とは異なった運転感
覚を運転者に与えて不安要因となるのみならず、若し、
制御回路またはアクチュエータ4の誤動作によって、バ
イパス吸気通路7を流れる吸気の流量、即ち曲線すで示
す吸気流量が著しく増大したときは、曲gcで示される
合計の吸気流量も増大して、車両暴走の恐れがある。ま
た、第13図、第14図で示す構成ではバイパス吸気通
路7を特に設ける必要があるので構造が複雑となって製
作コスト上不利である。 従って、アイドリン\ 、、)Ff運転時の様に、小流量の吸気流量を制御する
ものとしては、径が大き過ぎる絞り弁2であって。
かつ、アクセルペダルと連動する絞り弁2を使用した第
12図の構成のアイドリング制御装置とは違って、車両
の暴走の恐れが無く、また車両暴走の不安感を運転者に
与えることが無く、更に、第13図または第14図に示
す構成のように、構造が複雑となり、かつ暖機完了前の
加減速の際に不安感を与え、或は車両暴走の恐れがある
。バイパス吸気通路7の吸気流量を制御するものでもな
、く、絞り弁2の開度を制御する代わりに、絞り弁2の
外周縁と相対する吸気通路1の内壁面の一部を進退動さ
せて、第16図に示す様に、絞り弁2がアイドリング運
転時の開度から開度をますのに伴って、吸気流量が減少
し、絞り弁2が一定開度以上になるとゼロとなって、吸
気通路1を流れる吸気の全流量には影響を及ぼさない絞
り弁小開度時の流量制御装置を構成して吸気流量を制御
し、アイドル回転速度制御、始動時のファーストアイド
ル回転速度制御のみならず、ダッシュポット機能制御、
0mセンサを使用する、いわゆるフィードバック空燃比
制御などをも行わせる事が出来る吸気流量制御装置を得
る事が、本発明の課題である、尚、第16図において、
各曲線に付しである符号のうち、a及びCは第15図の
場合と同一の内容を示し、dは吸気通路1の内壁面の一
部の進退動によって制御される吸気流量を示す、第16
図については、本発明の詳細な説明の後で更に言及する
[課題を解決するための手段] 絞り弁2を備えたエンジンの吸気通路を形成する筺体に
、全閉状態にある前記絞り弁の外周縁と相対して、前記
吸気通路の内周面に開口する筒状の孔を穿設し、該筒状
の孔に、アクチュエータの動作によって進退動するピス
トンを配置して、該ピストンの内端面と前記絞り弁2の
外周縁との間に、前記ピストンの進退動によって通路断
面積が変化する、絞り弁低開度のエンジン運転時におけ
る吸気流路を形成させ、エンジン運転パラメータを入力
する制御回路の出力信号によって、前記アクチュエータ
を動作させ、前記ピストンを進退動させる構成とする。
[作用コ 絞り弁2が低開度のときの吸気流量制御がピストンの進
退動によって行われ、アクセルと機械的に連動する絞り
弁2は回動しないから、アイドリング回転速度制御、或
はファーストアイドル回転速度制御の際に、アクセルが
動くことが無く、運転者に不安を与える事無くアイドリ
ング回転速度、ファーストアイドリング回転速度が制御
される。
ピストンの進退動によって制御される吸気流量範囲は、
ピストンの径によって制限されるから、アクチュエータ
または制御回路の誤動作によって車両の暴走を起こす恐
れがない。
ピストンの進退動が吸気流量に影響を与える絞り弁2の
開度範囲は、絞り弁2の外周縁がピストンの内端面と相
対する開度範囲に限定され、それ以上の開度ではピスト
ンの進退動は吸気流量に全く影響を与えないから、暖機
完了前であるか暖機完了後であるかによって、加減速の
際の運転感覚に、不安を伴う変化を生じない。
絞り弁の開度制御によってアイドリング開度を1制御す
る場合と同様、バイパス吸気通路を設けないので製造に
際し、コスト的に有利である。
[実施例] 第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明の、それぞ
れ第1、第2、第3及び第4の実施例、第5図及び第6
図は第1の実施例の動作経過を示す図、第7図及び第8
図は第4の実施例の変形例を示す。
第1図において、符号1が吸気通路、2が絞り弁、3が
絞り弁2の回動軸、4がアクチュエータ、5がアクチュ
エータ4のロッドであることは。
第12図の場合と同じであるが、第1図において下アク
チュエータ4をモータ4と称す)、ロッド5は回転と同
時に軸方向に進退動する。4−1はモータ4のハウジン
グ、4−2はハウジング4−1のカバー、4−3は固定
巻線、4−4は回転するブッシング、4−5は偶数個の
永久磁石からなる回転磁極、4−6はブッシング4−4
とロッド5とを摺動自在に回転方向に係合するピン、4
−7はブッシング4−4のスラストを受けるワッシャ、
4−8は回転磁極4−5の回転角度を検知するセンサ(
例えばホール素子)である。5−1及び5−2はロッド
5に形成された第1及び第2の螺子で、互いにピッチが
異なる。例えば、第1の螺子5−1のピッチを0.5粍
とすると、第2の螺子5−2のピッチは0.75粍であ
る。5−3はロッド5に軸方向に形成された長孔で、前
記ピン4−6と摺動自在に、回転方向に係合する。第1
の螺子5−1には第1のピストン12aが螺合し、第2
の螺子5−2は、ハウジング4−1のカバー4−2に螺
合しているから、モータ4側がらすれば、ロッド5は櫨
気通路1に向かって0.75粍進出する一方、第1のピ
ストン12aは第1の螺子5−1によって0.5粍ロッ
ド5に対して後退し、その結果、第1のピストン12a
は、その差0.25粍だけ吸気通路1に向かって移動す
る。
12bは第2のピストンで、外周面は、前記吸気通路1
の内周面に開口して筺体13に穿設された筒状の孔14
の内面に案内され、内周面には前記第1のピストン12
aが摺動自在に嵌入している。第1のピストン12aと
第2のピストン12bとを総称してピストン12と称す
。第2のピストン12bの、第1のピストン12aが嵌
入している孔の、モータ4側の内端面と、第1のピスト
ン12aのモータ側の端面とは、スプリング15の付勢
によって当接している。16は筺体13に固定されたピ
ン、12a−1は、第1のピストン12aの外周面に軸
方向に形成された溝、12b−1は第2のピストン12
bに軸方向に形成された長孔で、共に前記ピン16と協
同して、第1のピストン12aと第2のピストン12b
とが、筒状の孔14の中で回るのを防止すると共に、軸
方向に移動する距離を限定する。 第2図、第3図、構
成が第1図の構成と異なるところは、ロッド5には第2
の螺子5−2を形成せず、従ってロッド5は、軸方向に
進退動しない点にある。従って。
ブッシング4−4とロッド5とはピン4−6によって回
転方向にも軸方向にも固定され、ロッド5の第1の螺子
5−1と螺合する第1のピストン12aは、ロッド5の
1回転当たり第1の螺子5−1の1ピツチだけ移動する
。第3図の構成が第1図の構成と異なるところは、第2
のピストン12bが無く、ロッド5の第1の螺子5−1
と螺合する第1のピストン12aの外周面が筺体13に
穿設されてい名筒状の孔14の内周面に直接案内されて
、進退動する点にある。従って第3図では第1図におけ
る第1のピストン12aをピストン12と称す。
第4図の構成が第1図の構成と異なるところはロッド5
が第2の螺子5−2を欠いていて、軸方向に移動しない
こと、及び第2のピストン12bがないことである。従
って第4図においても、第1図におけるピストン12a
をピストン12と称す。 第1図に示す第1の実施例の
動作を第5図と第6図で示す。第1図の状態からロッド
5が吸気通路1に向かって時計方向に回転ずと、第1の
ピストン12aが吸気通路1に向かって移動するのに伴
って第2のピストン12bも、第1のピストン12aと
の当接を保って従動する。第5図は第2のピストン12
bが長孔12b−1の端部にピン16が当たるまで従動
した状態を示す。更にロッド5が回転を続けると、第2
のピストン12bはピン16によって移動が阻止されて
いるから、第1のピストン12aのみ吸気通路1に向か
って移動して、第6図の状態となって動作を終了する。
 第2図、第3図、第4図の構成の場合の、第1のピス
トン12a及び第2のピストン12b、または、ピスト
ン12の動作は第1図の構成の場合から容易に類推でき
るので説明を省略する。
第7図はピストン12が進退動する方向を吸気通路上に
対して傾斜させた構成、第8図はピストン12の中心線
を吸気通路1に対して偏心させた構成を示し、吸気通路
1の中心線からモータ4の外端部までの距離を小さくす
ることが出来る。第7図及び第8図は、第4図の構成に
基いてピストン12の中心線を吸気通路1に対して傾斜
または偏心させたものであるが、第1図、第2図、第3
図の構成についても第7図、または第8図と同様に傾斜
または偏心させた構成とすることができるこの発明は吸
気流量を制御するための、吸気通路の構成に関するもの
であって、エンジン冷機時のファーストアイドル回転速
度、及び暖機完了後のアイドル回転速度を制御する機能
のほか、空燃比のフィードバック制御を行う機能、減速
時のダッシュポットとしての機能をも与えることが出来
るものであるが、ファーストアイドル回転速度およびア
イドル回転速度の制御についてのみを例にとって、以下
作用を説明する。
第9図は本発明の吸気流量制御装置とエンジンとの接続
関係を示し、符号1が吸気通路、2が絞り弁、3が絞り
弁2の回動軸、4が吸気流量制御装置を制御するモータ
であることは、第1図の場合と同様であって、17はエ
ンジン、18は制御回路で、該制御回路18は、エンジ
ン回転速度センサ19の出力信号、エンジン温度センサ
2oの出力信号、始動モータ21のオン、オフ信号、ニ
アコンディショナ22のオン、オフ信号、絞り弁2の開
度センサ23の信号、モータ4の回転角度センサ24の
信号、および車両変速機25が中立位置にあるかどうか
の信号などを入力して、モータ4への駆動信号を出力す
る。
第10図および第11図に示すフローチャートによって
、モータ4の動作を説明する。
例えばエンジン回転速度センサ19或はエンジン温度セ
ンサ20の信号によって、エンジン17が、既に運転さ
れているかどうかを判定 (ステップ26)、エンジン
17が既に運転中と判定されればステップ27へ、運転
中でなければステップ28に進む。ステップ27ではエ
ンジン温度が暖機完了状態にある。かを判定し、ステッ
プ28では始動モータ21のオンまたはオフの信号によ
って、エンジンを始動する操作が行われているがどうか
を判定し、エンジンが始動されるときは、暖機運転期間
、モータ4によってファーストアイドル回転速度が制御
されるが、これについては後述する。ステップ28でエ
ンジン17の始動操作が行われていないと判定されれば
モータ4は動作しない。 ステップ27においてエンジ
ン17の温度が暖機を完了した状態にあると判定したと
きはステップ29に進み、車両の変速機25のレバーが
中立にあると判定されればステップ30に進み、絞り弁
2の開度センサ23の信号によって絞り弁2がアイドリ
ング開度にあると判定されれば、第11図に示すアイド
ル回転速度制御ルーチンに移行する。ステップ29で車
両の変速機25のレバーが中立位置にないと判定され、
ステップ3゜で絞り弁2の開度がアイドリング開度にな
いと判定されたときは、別の制御、即ち空燃比のフィー
ドバック制御、或は減速時のダッシュポットとしての制
御が行われるが説明は省略する。
ステップ28でエンジが始動と判定されるとステップ3
1に進んで、エンジン17の温度センサ20の信号に対
応してモータ4への出力信号がテーブル・ルックアップ
されステップ32に進んで、−出力信号によってモータ
4を回転する。ステップ33に進んでモータ4が必要量
回転したかどうかが、モータ4の回転角度センサ24の
信号によって判定され、必要量回転したものと判定され
ると、ステップ34に進んでモータ4が停止してスター
トに戻り、必要量回転していないと判定するとステップ
35に進んで更に回転してステップ33に戻る。
尚、前述したステップ27においてエンジン17の温度
が暖機完了状態にないと判定されたときにはステップ3
1に移行して、暖機運転期間におけるファーストアイド
ル回転速度の制御が行われる。
次に、アイドル回転速度制御ルーチンを第11図によっ
て説明する6図中、Naはエンジン17の実際の回転速
度を、Nsはエンジン17の目標回転速度を、Npはエ
ンジン17の目標回転速度の許容誤差(±)を、Neは
エンジンの目標回転速度Nsと実際の回転速度Naとの
差、即ちNs−Naを、Aはエンジン回転速度が許容範
囲からどれだけ外れているかを示す。ステップ36にお
いてはエンジン17の目標回転速度と実際の回転速度と
の差が許容範囲内にあるかどうかを判定し、許容範囲内
にあれば、ステップ37に進んでモータ4は回転せず、
許容範囲外にあれば、ステップ38に進んでエンジンの
目標回転速度の許容範囲から外れている量、即ちAの値
からモータ4を回転させるべき量nをテーブル・ルック
アップする。nはAの関数f (A)として求められる
次にステップ39.に進んでエンジン17の実際の回転
速度Naが目標回転速度Nsよりも大きいか小さいかを
判定し、実際の回転速度Naが目標の回転速度Nsより
も小さければ(Ne=Ns−N a ) O)ステップ
4oに進んでモータ4がn回転圧回転しくピストン12
が絞り弁2の外周縁から遠ざかる方向のモータ回転を正
回転とする)、ステップ41に進んでn回転正回転した
ことが確認されると、ステップ42に進んでモータが回
転を停止してスタートに戻り、ステップ41で回転が不
十分と判定されるとステップ43に進んで、更に回転し
てステップ41に戻る。
一方、ステップ39でエンジン17の実際の回転速度N
aが目標回転速度N Sよりも大きい(Ne<O)と判
定されるとスップ44に進んでモータはn回転逆回転し
てステップ45に進み、n回転逆回転したものと判定さ
れるとスップ46に進んでモータが回転を停止してスタ
ートに戻り、ステップ45で回転が不十分と判定される
とステップ47に進んで、更に逆方向に回転してステッ
プ45に戻る。
第16図に戻って、第1図から第4図まで、および第7
図、第8図の各実施例の構成において、絞り弁2の外周
縁が、ピストン12b(第1図および第2図の場合)ま
たはピストン12(第3図、第4図、第7図、第8図の
場合)が嵌入している筒状の孔14の下端位置を越える
まで、絞り弁2が開くと、ピストンの内端面と絞り弁2
の外周縁とからなる通路構成が消滅し、吸気通路1を流
れる吸気の流量の制御は、専ら吸気通路1の内周面と絞
り弁2とによって行われる様になる。
横軸上のP点はピストンの進退勤が吸気流量に影響を与
えない絞り弁2の最小開度位置を示す。従って制御回路
18またはモータ(一般的表現としてはアクチュエータ
)4の誤動作によって、ピストンが退勤したままとなっ
ていても、P点で示す開度以上では曲mcは曲線aと一
致し、即ち合計の吸気流量は、絞り弁2のみによって制
御される吸気流量と一致し、車両の暴走を起こす恐れが
ない。
Pで示す絞り弁2の開度は、吸気通路1の径が50粍、
ピストン12b(第1図、第2図の場合)またはピスト
ン12(第3図、第4図、第7図、第8図の場合)の外
径、従って筒状の孔14の径が10粍、絞り弁2の削り
角度が10°の組合せの場合、アイドリング開度(第1
6図中に0で示す)からほぼ15°開いた角度となる。
[発明の効果] 絞り弁2が小開度または全閉となっているときに、絞り
弁2の外周縁と相対する吸気通路1の内壁面の一部を形
成するピストンの内端面の進退勤によって吸気流量を制
御できる構成であって(1)吸気流量が制御される範囲
が進退勤するピストンの径によって限定されるから、ア
イドル回転速度、ファーストアイドル回転速度を絞り弁
の開度によって制御する場合のように、アクチュエータ
または制御回路の誤動作によって、吸気流量が大幅に増
加して、車両の暴走を起こす恐れがない。
(2)アイドル回転速度、ファーストアイドル回転速度
が絞り弁によって制御される場合の様に、アイドル回転
速度、ファーストアイドル回転速度の制御によってアク
セルが動かされることがなく、運転者に不安感を与えな
い。
(3)ピストンの進退勤が吸気流量に影響を与える範囲
が、絞り弁の小開度範囲に限定されているから、加減速
の際の運転感覚が、暖機完了後と暖機完了前とで著しく
異なることが無く、運転者に不安を与えることが無く、
かつ、車両暴走の恐れもない。(バイパス吸気通路を通
る吸気の流量を制御する場合との比較)
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図はそれぞれ本発明
の、第1、第2、第3、および第4の実施例を、第5図
および第6図は第1の実施例の動作を示す図、第7図お
よび第8図は第4の実施例の変形例を示す図、第9図は
本発明のエンジンの吸気流量制御装置をエンジンに使用
したときの接続関係を示す図、第10図、第11図は動
作経過を示すフローチャート、第12図、第13図およ
び第14図は、アイドル回転制御装置の従来構成を示す
図である。 符号の説明: 1・・・吸気通路、 2・・・絞り弁、3・・・絞り弁
の回動軸、 4・・・モータ(アクチュエータ)、5・
・・ロッド、4−4・・・ブッシング、4−5・・・回
転磁極、 4−6・・・ブッシングに固定されたピン、
 4−8・・・回転角度センサ、5−1・・・ロッドに
形成された第1の螺子、5−2・・・第2の螺子、 5
−3・・・長孔。 12・・・ピストン、  12a・・・第1のピストン
、12b・・・第2のピストン、  13・・・筺体、
1.2−1,12a−1・・・溝、12b−1−−−長
孔14・・・筒状の孔、  15・・・スプリング。 16・・・筺体13に固定されたピン。 出願人 ミクニ・マキノ工業株式会社 第女図 草 第7塁 早 図 条 図 昭和63年10月18日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絞り弁(2)を備えた、エンジンの吸気通路(1)を形
    成する筺体(13)に、全閉状態にある前記絞り弁(2
    )の外周縁と相対して、前記吸気通路(1)の内周面に
    開口する筒状の孔(14)を穿設し、該筒状の孔(14
    )に、アクチュエータ(4)の動作によって進退動する
    ピストン(12)を配置して、該ピストン(12)の内
    端面と前記絞り弁(2)の外周縁との間に前記ピストン
    (12)の進退動によって通路断面積が変化する、絞り
    弁低開度のエンジン運転時における吸気流路を形成させ
    、エンジン運転パラメータを入力す制御回路(18)の
    出力信号によって、前記アクチュエータ(4)を動作さ
    せ、前記ピストン(12)を進退動させるエンジンの吸
    気流量制御装置。
JP63187909A 1988-07-27 1988-07-27 エンジンの吸気流量制御装置 Pending JPH0237169A (ja)

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JP (1) JPH0237169A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0221842A (ja) * 1989-04-22 1990-01-24 Matsushita Electric Works Ltd 血圧測定用カフ帯
EP1296049A1 (en) * 2000-06-19 2003-03-26 Keihin Corporation Bypass intake amount controller

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