JPH0236909Y2 - - Google Patents

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JPH0236909Y2
JPH0236909Y2 JP17428383U JP17428383U JPH0236909Y2 JP H0236909 Y2 JPH0236909 Y2 JP H0236909Y2 JP 17428383 U JP17428383 U JP 17428383U JP 17428383 U JP17428383 U JP 17428383U JP H0236909 Y2 JPH0236909 Y2 JP H0236909Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plunger
accelerator pedal
control valve
vacuum control
valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP17428383U
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English (en)
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JPS6082539U (ja
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Publication date
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Landscapes

  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はデイーゼルエンジンにおける減速制
御装置に関する。
通常のデイーゼルエンジンでは、定常走行状
態、すなわちアクセルペダルを踏んで走行してい
る状態からアクセルペダルを急激に放すと、燃料
噴射ポンプからの燃料噴射量が0になるため燃焼
しなくなる。
第1図はアクセルペダル開度と噴射量との関係
を示したもので、曲線aはアクセル開度θ=55゜
のとき、曲線bはアクセル開度θ=0゜のときを示
す。今、曲線cに示すように、定常走行(θ=
X゜)のとき、アクセルペダルを急激に放すと、
燃料噴射量が0になり、この急激な燃焼状態の変
化にひきおこされた急激なトルク変動により、車
体に大きなシヨツク感をひきおこすという欠点が
ある。これは、第2図に示すアクセルもどり特性
図の破線曲線に示すように、アクセルペダルを放
したときd点からアクセル開度が急降下するため
である。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、定常走行状態から
アクセルペダルを急激にはなしてもアクセルペダ
ルのもどりが徐々に行なわれ、燃焼状態の急激な
変化を防止して車体に与えるシヨツクを緩和する
ことができるデイーゼルエンジンにおける減速制
御装置を提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例を第3図にもとづい
て説明する。図中1はアクセルペダルで、2はア
クセルペダル1の踏み込み時に矢印イ方向に引か
れ、放したとき矢印ロ方向に戻るアクセルワイヤ
である。このアクセルワイヤ2はスロツトルバル
ブ(図示しない。)と連動する回動カム3の外周
面に沿つて掛け渡され、その一部に固定具4によ
つて固定されている。この回動カム3は付勢ばね
5によつて矢印方向に付勢されており、このカム
面6にはカムフロア7が転接している。このカム
フロア7は支持部材8によつて支持されており、
この支持部材8にはプランジヤ9の一端部がスラ
イド自在に連結されている。そして、この支持部
材8には上記プランジヤ9の一端部を後退方向へ
付勢するコイルスプリング10が設けられ、プラ
ンジヤ9の逃げ部を形成している。また、このプ
ランジヤ9の他端部は後述するバキユームコント
ロールバルブ11に連動している。
すなわち、バキユームコントロールバルブ11
のケーシング12はエンジン(図示しない。)の
一部に固定されており、このケーシング12の内
部には前部空気室13と後部空気室14とに区分
するベローズ15が設けられている。そして、こ
のベローズ15は前部空気室13を貫通して上記
プランジヤ9と連結されている。さらに、ケーシ
ング12には後部空気室14と連通する接続口体
16が突設され、この接続口体16はチユーブ1
7を介してワンウエイバルブ18に接続されてい
る。このワンウエイバルブ18の弁筐19には通
孔20を有する弁座20が設けられ、この弁座2
0にはスプリング21によつて常に閉塞する方向
に付勢された弁体22が設けられている。そし
て、この弁体22にはオリフイス23が穿設され
ている。また、弁筐19には吸排気口体24が設
けられ、このワンウエイバルブ18はバキユーム
コントロールバルブ11の後部空気室14が負圧
になつたとき、つまり、吸排気口体24から外気
を吸入するときのみ弁体22が開口するようにな
つている。
しかして、アクセルペダル1を踏み込むと、ア
クセルワイヤ2は矢印イ方向に引かれ、回動カム
3が回動する。したがつて、プランジヤ9も矢印
ハ方向に引かれるためバキユームコントロールバ
ルブ11のベローズ15は前部空気室13側に引
き寄せられ、後部空気室14が負圧となる。後部
空気室14が負圧になると、ワンウエイバルブ1
8はスプリング21の復元力に抗して弁体22が
引き寄せられるため弁座20から放れ、外気は吸
排気口体24から吸入される。
そして、定常走行状態から、アクセルペダル1
を放すと、アクセルワイヤ2を介して回動カム3
が付勢ばね5の復元力によつて回動し、固定具4
はカムフロアを押圧し、プランジヤ9を矢印二方
向に押圧する。したがつて、バキユームコントロ
ールバルブ11のベローズ15は後部空気室14
方向へ押圧されるが、この後部空気室14と連通
するワンウエイバルブ18の弁体22はスプリン
グ21の復元力によつて閉塞されている。したが
つて、後部空気室14内の空気は弁体22のオリ
フイス23から徐々に流出し、吸排気口体24か
ら排気される。
すなわち、定常走行状態からアクセルペダル1
を急激に放しても、ワンウエイバルブ18の弁体
22に設けたオリフイス23によつて流通抵抗を
与えることができ、アクセルペダル1を徐々にも
どすことができる。したがつて、アクセルペダル
1のもどり特性は、第2図に実線で示すように、
アクセルペダル1から放したときからt時間後に
アクセル開度が0になり、トルク変動も徐々に行
なわれるため車体に与えるシヨツクを緩和するこ
とができる。
以上説明したように、この考案によれば、アク
セルペダルによる加速時に開口し、減速時に閉止
する弁体を有したワンウエイバルブを設け、この
弁体にオリフイスを設けて減速時にバキユームコ
ントロールバルブの空気を徐々に排気するように
構成したから、アクセルペダルを急激にはなして
もアクセルペダルのもどりが徐々に行なわれ、燃
焼状態の急激な変化を防止して車体に与えるシヨ
ツクを緩和することができるという効果を奏す
る。
さらに、アクセルペダルの踏込み、開放に拘ら
ず、回動カムにプランジヤがスプリングによつて
弾性的に圧接されているため、アクセルペダルの
作動に伴い必ずプランジヤもバキユームコントロ
ールバルブに内設されているベローズとともに作
動し、そのペダル踏込み量に対応したそれぞれの
前後部空気室圧を得ることができるので、定常走
行はもとより急発進等のあらゆる走行状態に対応
した減速制御を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はポンプ回転速度と燃料噴射量との関係
を示すグラフ図、第2図はアクセルもどり特性を
示すグラフ図、第3図はこの考案の一実施例を示
す減速制御装置の構成図である。 1……アクセルペダル、2……アクセルワイ
ヤ、3……回動カム、9……プランジヤ、10…
…スプリング、11……バキユームコントロール
バルブ、15……ベローズ、18……ワンウエイ
バルブ、22……弁体、23……オリフイス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクセルワイヤを介してアクセルペダルと連動
    し、エンジン出力調整部材を作動させる回動カム
    と、この回動カム側の支持部材に対して相対変位
    が可能な状態で係合するプランジヤと、このプラ
    ンジヤが上記回動カムの動きに追従して進退動作
    しうるように支持部材とプランジヤとの間に介装
    されて両者の相対変位を規制するとともに、エン
    ジン出力増大方向への上記支持部材の動きを自身
    の付勢力に基いて上記プランジヤに伝達するスプ
    リングと、上記プランジヤと連結するベローズを
    有したバキユームコントロールバルブと、このバ
    キユームコントロールバルブと連動し上記アクセ
    ルペダルによる加速時に開口し、減速時に閉止す
    る弁体を有したワンウエイバルブとからなり、こ
    の弁体に減速時に上記バキユームコントロールバ
    ルブの空気を徐々に排気するオリフイスを設けた
    ことを特徴とするデイーゼルエンジンにおける減
    速制御装置。
JP17428383U 1983-11-11 1983-11-11 デイ−ゼルエンジンにおける減速制御装置 Granted JPS6082539U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17428383U JPS6082539U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 デイ−ゼルエンジンにおける減速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17428383U JPS6082539U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 デイ−ゼルエンジンにおける減速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6082539U JPS6082539U (ja) 1985-06-07
JPH0236909Y2 true JPH0236909Y2 (ja) 1990-10-05

Family

ID=30379457

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JP17428383U Granted JPS6082539U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 デイ−ゼルエンジンにおける減速制御装置

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JPS6082539U (ja) 1985-06-07

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