JPH0236758Y2 - - Google Patents

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JPH0236758Y2
JPH0236758Y2 JP1501785U JP1501785U JPH0236758Y2 JP H0236758 Y2 JPH0236758 Y2 JP H0236758Y2 JP 1501785 U JP1501785 U JP 1501785U JP 1501785 U JP1501785 U JP 1501785U JP H0236758 Y2 JPH0236758 Y2 JP H0236758Y2
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JP
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convex portion
grooves
longitudinal direction
respect
degrees
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JP1501785U
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は船舶、自動車そして家屋など水を用い
る床上に設けられる床敷材に関する。
b 従来技術 従来のかかる床敷材としては、例えば第6図乃
至第13図(実開昭57−8137号公報参照)に示す
ようなものがある。
床敷材1は第6図乃至第8図に示すようにポリ
塩化ビニルフイルムから形成された平滑状の一般
面2に対して5.5ミリ角で、高さ0.7ミリの凸部3
が複数形成され、該凸部3の上面4は平面状であ
り、この上面4には、並列状の溝5が形成されて
いる。この溝5は幅寸法0.3ミリ、深さ0.3ミリの
断面V字状をなし凸部3の上面4に三本形成さ
れ、該溝5のパターンは最も近い凸部3aの上面
4aの溝5aと長手方向(A−A方向とB−B方
向)で略90゜異相している。そして、この床敷材
1は船体のデツキ、ハルなどの上に敷かれる。
このように溝5の長手方向のパターンが略90゜
異相しているので、あらゆる方向から靴を運ばし
てもすべり止めとなる。
又、第9図乃至第13図に示すように、マスタ
ー型10に床敷材11を貼りつけて生産型12に
反転すると、凸部3の形状が生産性12では逆に
なる。この生産性12から成型したFRP材船1
5のデツキ、ハルなどの床13の上面には凸部3
と同じパターンの凸部14が形成されることにな
る。
c 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる床敷材にあつては、凸部
3の上面4が平面状であるため、表面張力によつ
て、凸部3の上面4に水が残り、すべり止め効果
がうすれるおそれがある。
そこで、本考案はかかる従来例に鑑み、水はけ
がよりスピーデイな床敷材を提供することを目的
としている。
d 考案の構成 本考案はかかる目的を達するために、床敷材を
平滑状の一般面に対して凸部が複数形成され、該
凸部の上面には、並列状の溝の長手方向が最も近
い凸部の上面の溝の長手方向に対して略90゜にな
るよう夫々形成され、更に、該上面には溝の長手
方向に対して略90゜方向で、凸部の中央を一般面
に対して最底部としての曲面を形成してなるよう
にしたものである。
e 実施例 第1図乃至第4図を用いて、本考案の一実施例
の構成を説明する。
図中、20は床敷材で、船舶Aのハル、デツキ
などの床面21上に敷設されたポリ塩化ビニル樹
脂などよりなる平滑状の一般面22に対して6ミ
リ角で、高さ0.7ミリの凸部23が複数形成され、
該凸部23の上面24には並列状の溝25が形成
されている。この溝25は幅寸法0.25ミリ、深さ
0.25ミリの断面V字状をなし、凸部23の上面2
4に三本が形成され、該溝25のパターンは、最
も近い凸部23aの上面24aの溝25aと長手
方向(A−A方向、B−B方向)で略90゜異相し
ている。更に、この上面24には、溝25の長手
方向(A−A方向)に対して略90゜方向で、上面
24の中央26を一般面22に対して最底部、即
ち、一般面22からの寸法が一番小さな部分とな
る例えば25ミリ半径の曲面27が形成され、この
鋭角状の突起28は上面24から突出寸法が例え
ば0.1ミリになるように形成されている。尚、3
1は一般面22からの立上り部32と、前記突起
28との間に形成された段状凹部である。
この凸部23は、床敷材20として一枚板に形
成されることで説明したが、床面21に直接形成
されてもよい。
かかる構成よりなるから床敷材20又は床面2
1が水に濡れても、凸部23の上面24に曲面2
7があるので水は溝25に流れ込みやすく、しか
も表面張力が生じにくいので、上面24に滞溜す
るおそれが少ないことになる。又、突起28によ
つて、床敷材20又は床面21と靴(あるいは素
足)とが点で接触し、すべり止め効果を生じやす
くなる。
第5図に示すように上面24の溝25の外方に
例えば5ミリ半径の曲面29を形成して、突起3
0を形成するようにしてもよい。
f 考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によれば、床
面上又は床敷材上が水で濡れていても、水はけが
良く、しかもすべり止め効果を有するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る船舶の平面
図、第2図は第1図の部拡大図、第3図は第2
図の部拡大図、第4図は第3図の断面−説
明図、第5図は本考案の他の実施例に係る第4図
相当図、第6図は従来の第2図相当図、第7図は
第6図の部拡大図、第8図は第7図の断面−
説明図、第9図はマスター型の斜視図、第10
図は第9図の断面−図、第11図は第10図
のマスター型10に生産型12を反転した状態説
明図、第12図はFRP材船の斜視図、第13図
は第12図の断面−説明図である。 図中20は床敷材、21は床面、22は平滑状
の一般面、23は凸部、24は凸部の上面、25
は溝、26は凸部の中央、27は曲面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平滑状の一般面に対して凸部が複数形成され、
    該凸部の上面には、並列状の溝の長手方向が最も
    近い凸部の上面の溝の長手方向に対して略90゜に
    なるよう夫々形成され、更に、該上面には溝の長
    手方向に対して略90゜方向で、凸部の中央を一般
    面に対して最底部としての曲面を形成してなるこ
    とを特徴とする床敷材。
JP1501785U 1985-02-04 1985-02-04 Expired JPH0236758Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1501785U JPH0236758Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

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JP1501785U JPH0236758Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61131334U JPS61131334U (ja) 1986-08-16
JPH0236758Y2 true JPH0236758Y2 (ja) 1990-10-05

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ID=30500473

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JP1501785U Expired JPH0236758Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

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JP (1) JPH0236758Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5242978B2 (ja) * 2006-09-28 2013-07-24 東レ株式会社 すべり止め部材

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JPS61131334U (ja) 1986-08-16

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