JPH0236706A - 送電線自走機の鉄塔乗り越え方法および装置 - Google Patents

送電線自走機の鉄塔乗り越え方法および装置

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JPH0236706A
JPH0236706A JP63186444A JP18644488A JPH0236706A JP H0236706 A JPH0236706 A JP H0236706A JP 63186444 A JP63186444 A JP 63186444A JP 18644488 A JP18644488 A JP 18644488A JP H0236706 A JPH0236706 A JP H0236706A
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JP
Japan
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self
tower
rail
overhead ground
steel tower
Prior art date
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Pending
Application number
JP63186444A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Ogawa
雅英 小川
Takeshi Yanagisawa
柳沢 健史
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は送電線路保守、点検用の自走機を走行させる際
に鉄塔頂部を乗り越えて進行させる方法とその装置に関
するものである。
[従来の技術] 架空送電線路の保守、点検をするのに、テレビカメ°う
のような監視装置と自動走行装置等を搭載した自走機を
架空線に走行させて監視しているが、架空地線に自走機
を吊下して走行させる場合は、架空地線が耐張クランプ
等を介して鉄塔に支持されている箇所においてはこの耐
張クランプ等が障害物となり自走機が通過できないので
、そのような障害物がある箇所の上方を通るバイパス路
を鉄塔の頂部に設けてこれに自走機を乗せて走行させる
ことが実開昭’63−48319号公報により知られて
いる。
[考案が解決しようとする課題] 前記公報記載のような装置では、バイパス路の両端が耐
張クランプから離れた箇所の架空地線に連結されている
ので、架空地線に設けられているトーショナルダンパ等
の振動防止装置の防振効果を阻害することになる。また
架空地線の接続部分となる鉄塔の上端付近にはクランプ
やジャンパー線等の付属品が多いので、この箇所に前記
のバイパス路が設置されると着雪、積雪がしやすくなる
ばかりでなく、風圧加重により鉄塔に被害を招くおそれ
がある。また前記のバイパス路は鉄塔の頂部よりも上方
に設けられているために誘雷する危険があり、さらに前
記のようなバイパス路は長いので支持が困難であるとい
う問題点があった。
そこで本発明は、防振効果を阻害せず、着雪、積雪や風
圧加重の増加がなく、誘雷のおそれがないようにした架
空送電線保守、点検用自走機の鉄塔乗り越え方法とその
装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために本発明は、鉄塔の上部にお
いて、送電線鉄塔の頂部に支持された架空地線よりも下
方位置の両側に2条の平行な鉄塔乗り越え用レールを架
空地線から離して設置し、また、自走機は、上部中央に
架空地線走行車輪を設けるとともに下側両側から下方に
伸びる車輪脚にレール走行車輪を取付けた構成とし、こ
の自走機の架空地線走行車輪を架空地線上に乗せて走行
させ、自走機が鉄塔に到達したときに、自走機の下側の
レール走行車輪を前記の鉄塔乗り越え用レールに乗り上
げさせることにより自走機が鉄塔頂部を乗り越えて進行
するようにしたものである。
[作用] 前記の自走機が鉄塔に到達すると、自走機の下側から伸
びるレール走行車輪が鉄塔上部に取付けられた鉄塔乗り
越え用レールの上に乗り上げ、このため自走機は架空地
線よりも上方に高く離れて持ち上げられた状態となって
レール上を走行することになり、耐張クランプと鉄塔頂
部の上を乗り越えて進行することができる。
このように鉄塔頂部を乗り越えて進行した自走機のレー
ル走行車輪が鉄塔乗り越え用レールの終端部を通過する
と、上方に持ち上げられていた自走機は下方に下がり、
架空地線走行車輪が再び架空地線の上に乗って走行し架
空送電線路の保守、点検を続行する。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面により説明する。第1図は本
発明の装置を設けな鉄塔上部の正面を示し、第2図はそ
の上面を示したものであり、1は鉄塔の上部、2は鉄塔
頂部、3は架空地線、4.5は架空地線3と鉄塔頂部2
の支持点との間の耐張クランプである。
6^、6Bは前記の架空地線3の両側下方に設置する2
条の平行な鉄塔乗り越え用のレールであり、その形状は
正面から見て両端部61.62が若干垂下する湾曲形状
に形成する。
7a、8a、9aオよび7b、8b、9bは前記ノ跣塔
乗り越え用レール6A、6Bを鉄塔上部1に取付は支持
するレール支持杆であり、架空地線3の両側の一方の側
において、前記支持杆7a、8a、9aの下端を鉄塔上
部1の構付1a、1b、1C11d等の適宜の箇所に取
付け、その支持杆上端に前記レール6八を取付けて支持
させ、また架空地線3の両側の他方の側において、支持
杆7b、8b、9bの下端を鉄塔上部1の構付の適宜の
箇所に取付け、その支持杆上端に前記レール6Bを取付
けて支持させ、このように架空地線3の両側に平行に設
置した2条のレール6八、6Bは、それぞれの中央の湾
曲頂部63を架空地線3よりも下方に位置させて設置す
る。第2図では前記支持杆7a、8a、9a、7b、 
8b、9bを示すために誇張して図示しである。なお図
示を省略しであるが送電線はこのレール6A、6Bの下
方にある鉄塔アーム部に支持されている。
10はテレビカメラのような送電線監視装置と自動走行
装置等を搭載した自走機であり、第3図の前面図のよう
に、上部中央の架空地線3を跨ぐ間隙11に架空地線走
行車輪12.13を設け、下側両側には架空地線3を跨
いで下方に伸びる前方車輪脚14a 、14bと、中央
車輪脚15a 、15bと、後方車輪脚16a 、16
bを設け、これらの各車輪脚の下端にレール走行車@1
7a 、18a 、19aおよび17b、18b 、1
9bを取付ける。なおこの各車輪脚はレール走行車輪が
レール6A、6B上に乗り上げるときに鉄塔上部1や鉄
塔頂部2、耐張クランプ4.5に衝突するのを防ぐなめ
に第3図示のように外側に張り出して曲げて形成し、ま
た、前方車輪脚14a、14bは第1図示のように斜め
前方に出し、後方車輪脚16a 、16bは斜め後方に
出して設ける。
前記の自走機10を走行させて架空送電線路の保守、点
検をするには、上部中央の架空地線走行車輪12.13
を架空地線3の上に乗せて自走機10を吊り下げ、この
自走機10をたとえば第1図示の左方から架空地線3に
沿って走行させて架空送電線路の保守、点検をする。
この走行する自走機10が図示の矢印方向に進行して鉄
塔上部1に到達すると、鉄塔乗り越え用レール6^、6
Bの端部61の上に、自走機10の下側前方のレール走
行車輪17a 、17bが乗り上げ、ついで中間のレー
ル走行車輪18a + 18b 、後方のレール走行車
fIiii19a 、19bが順次に乗り上げて湾曲し
たレール6^、6B上を進行する。
このように自走機10の各レール走行車輪がレール6A
、6Bの上に乗り上げることにより上方に持ち上げられ
た状態で進行すると、第3図示のように自走機10の架
空地線走行車輪12.13は架空地線3から上方に離れ
、自走@ioは鉄塔頂部2から上方に高く離れて進行す
るので、耐張クランプ4.5と鉄塔頂部2を乗り越えて
進行することになる。
このように耐張クランプ4.5と鉄塔頂部2を乗り越え
て進行した自走機10の各レール走行車輪がレール6A
、6Bの他端部62を通過すると、自走機10は下降し
て架空地[3から上方に高く離れていた架空地線走行車
輪12.13が再び架空地a3の上に乗り、図示の右方
に架空地線3に沿って走行して架空送電線路の保守、点
検を続行するのである。
なお、送電線が水平角のある鉄塔においては、鉄塔乗り
越え用レール6A、6Bを水平方向に曲げて設置するも
のであり、必要に応じてレールの上面を車輪が滑らない
ように凹凸粗面やギヤ状等に形成する。また前記のレー
ル走行車輪の車輪脚を伸縮自在に構成し、これに対する
鉄塔乗り越え用レール6A、6Bを図示のように湾曲さ
せずに直線状に構成することにより、走行車輪がレール
に乗り上げるときに車輪脚を伸縮調整して乗り上げさせ
ることができる。また車輪脚は図示のように斜め下方に
伸ばすことによりレール6A、6Bを短くすることがで
きるが、真直ぐ下方に伸ばしてもよく、車輪脚とレール
走行車輪は前方と後方のみに設けて中央部分は省略して
もよい。
前記のようにして鉄塔上部1に鉄塔乗り越え用レールを
取付けることにより、自走機10を地上で遠隔操作して
鉄塔頂部2や耐張クランプ4.5を乗り越えて進行させ
保守、点検を行なうのである。
[発明の効果] 前述のように本発明は、鉄塔乗り越え用レールが鉄塔頂
部の上方に出ていないから誘雷する危険がなく、またこ
のレールは、架空地線から離して設けたので従来のよう
に振動防止装置の防振効果を阻害することがなく、さら
に架空地線よりも下方に設けたので、従来のように大な
る積雪や風圧加重もなくなり、しかも鉄塔への取付けも
容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を設けた鉄塔上部の正面図、第2
図はその上面図、第3図は自走機の乗り越え状態を示す
前面図である ゛1:送電線鉄塔上部 2:鉄塔頂部 3:架空地線 6A  68:鉄塔乗り越え用レール 10:自走機   12.13:架空地線走行車輪17
a 、 18a 、 19a 、 17b 、18b 
、 19b :レール走行車輪 特許出願人  古河電気工業株式会社 代理人  弁理士 岡1)喜久治

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送電線鉄塔の頂部に支持された架空地線の下方に
    鉄塔乗り越え用レールを設置し、架空地線走行車輪とレ
    ール走行車輪を有する自走機を前記架空地線に乗せて走
    行させ、前記自走機のレール走行車輪を前記鉄塔乗り越
    え用レール上に乗り上げて進行させることにより鉄塔頂
    部を乗り越えることを特徴とする送電線自走機の鉄塔乗
    り越え方法。
  2. (2)送電線鉄塔の頂部に支持された架空地線よりも下
    方の両側において、架空地線から離して鉄塔上部に2条
    の平行な鉄塔乗り越え用レールを設置したことを特徴と
    する送電線自走機の鉄塔乗り越え用レール装置。
  3. (3)上部中央に架空地線走行車輪を設け、下側両側の
    下方に突出する車輪脚にレール走行車輪を設けたことを
    特徴とする送電線自走機の鉄塔乗り越え用自走機。
JP63186444A 1988-07-26 1988-07-26 送電線自走機の鉄塔乗り越え方法および装置 Pending JPH0236706A (ja)

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