JPH0236649B2 - Chukukannetsushoryotsugitejigu - Google Patents

Chukukannetsushoryotsugitejigu

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JPH0236649B2
JPH0236649B2 JP10325887A JP10325887A JPH0236649B2 JP H0236649 B2 JPH0236649 B2 JP H0236649B2 JP 10325887 A JP10325887 A JP 10325887A JP 10325887 A JP10325887 A JP 10325887A JP H0236649 B2 JPH0236649 B2 JP H0236649B2
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JP
Japan
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hollow tube
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hollow
tube
joint body
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JP10325887A
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JPS63270416A (ja
Inventor
Hiroshi Kobayashi
Osamu Sugimoto
Makoto Kumakawa
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Dai Ichi High Frequency Co Ltd
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Dai Ichi High Frequency Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中空管の内面を冷却しながら外面よ
り加熱し、中空管の肉厚方向に一定の温度勾配を
つけたまま熱処理する装置において使用する継手
治具に関する。
〔従来の技術〕
長尺の金属製中空管の内面を冷却水で冷却しな
がら、該中空管を回転させ、その外面から高周波
加熱コイルにより加熱するようにした熱処理装置
が、特開昭60−174825号公報に開示されている。
この公報に開示の装置では、上部固定管と下部固
定管の間に、熱処理すべき中空管(ジルカロイ製
肉厚管)を取付け、上部固定管を回転させること
により、中空管及び下部固定管を回転させる構成
となつている。また、上下の固定管に中空管を連
結するため、各固定管にそれぞれOリング保持管
を溶接で固定しており、このOリング保持管を中
空管の端部内に嵌合することによつて、固定管と
中空管を接続し、且つそのOリング保持管と中空
管内面との間にOリングを配置して水密性を保つ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる装置では、Oリングが熱処理す
べき中空管の端部内面に接触しているため、中空
管を端部まで熱処理することができない。即ち、
中空管を端部まで加熱すると、Oリングが焼け、
シール性が無くなる。また、中空管の端部内面に
はOリング及びOリング保持管が接触しているの
で、内面冷却効果がうすい。このように、従来の
装置は中空管の端部の熱処理ができないという問
題があつた。
本発明はかかる問題点に鑑みて為されたもの
で、中空管の端部まで良好に熱処理を行うことを
可能にする中空管熱処理用継手治具を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成すべく為された本発明は、中空
管の内面に冷却流体を流しながら該中空管を回転
させ、外部より前記中空管を加熱して熱処理する
熱処理装置において、前記中空管を熱処理装置の
上部又は下部の回転捨子に連結する継手治具であ
つて、前記中空管と回転捨子の間に間挿され、中
空管の外径に等しい外径を有する継手本体と、前
記中空管と継手本体との端面間に設けられた耐熱
性のシール材と、前記継手本体内に移動可能に挿
入され、且つ前記回転捨子に嵌合する中空の第一
中子と、前記中空管内に挿入された放射方向に移
動可能な複数の爪を有する第二中子と、前記第一
中子の中央を貫通するように設けられ、該第一中
子に形成された内ねじに噛み合う外ねじを備えた
ねじ部材と、このねじ部材の一端に設けられ前記
爪の内方端に接触するテーパ部とを有し、前記第
一中子及び第二中子が、その外周面に冷却流体の
通路を備えていることを特徴とする中空管熱処理
用継手治具を要旨とする。
〔作用〕
上記構成の継手治具では、中空管と回転捨子と
の間に、継手本体をはさみ、該継手本体内に挿入
した第一中子の一端を回転捨子に嵌合し、ねじ部
材を第一中子に対して回転させることによつてテ
ーパ部を軸方向に移動させ、第二中子の爪を外方
に拡げて中空管内面に押付けることにより、中空
管と回転捨子とを連結し、回転を伝達することが
できる。ここで、継手本体と中空管の外径は同一
であるので、中空管の端部から継手本体のところ
にまで、加熱コイル等の加熱装置を移動させて加
熱することが可能であり、中空管端部まで加熱可
能である。この際、中空管と継手本体との間のシ
ールのために両者の端面間にシール材を配置する
構成としているので、シール材としてはシート状
のものでよく、従つて、十分な耐熱性をもつたシ
ート材を使用でき、熱処理時にシール性が損なわ
れることはない。また、中空管、継手本体及び回
転捨子内に挿入される第一中子及び第二中子はそ
の外周面に冷却流体の通路を有しているので、中
空管の端部内面をも良好に冷却可能である。更
に、中空管の冷却を良くするために、中空管近傍
で継手本体と第一中子間及び第二中子間にギヤツ
プを若干形成するとさらに良い。かくして、本発
明の継手治具を用いることにより、中空管の端部
まで良好に熱処理することができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例を説明する。第1図は
本発明の一実施例による継手治具によつて中空管
と回転捨子を接続した状態を示す断面図、第2
図、第3図はそれぞれ第1図の−矢視断面
図、−矢視断面図、第4図は上記継手治具を
用いた中空管熱処理装置の要部を示す断面図であ
る。第4図において、1は中空の下部回転捨子、
2は中空の上部回転捨子であり、垂直な1直線上
に回転可能に配置されている。上下の回転捨子
1,2のいずれか一方には、回転駆動装置(図示
せず)が連結されている。3は熱処理すべき金属
製の中空管、4はこの中空管3を上下の回転捨子
1,2にそれぞれ水密的に且つ回転伝達可能に連
結する継手治具、5は中空管3に沿つて相対的に
移動可能に設けられた加熱コイルである。この装
置において、上部の回転捨子2内に冷却水等の冷
却流体が供給され、この冷却流体が中空管3内を
流れて中空管3内面を冷却する。この状態におい
て、中空管3が回転捨子1,2によつて回転さ
れ、同時に加熱コイル5が中空管3に沿つて移動
し、中空管3を外面から加熱する。これにより、
中空管3は肉厚方向に温度勾配を付けたまま、熱
処理される。熱処理は、必要に応じ中空管の端部
まで行われる。
次に本発明の実施例になる継手治具を第1図〜
第3図により説明する。継手治具4は、中空管3
と回転捨子1との間に間挿される中空の継手本体
7を有し、継手本体7は中空管3の外径に等しい
外径を有している。また、継手本体7の内径も中
空管3の内径に等しくされている。この継手本体
7の上端面と中空管3の下端面の間に、中空管3
の断面寸法とほぼ等しいシール材8が配置されて
いる。このシール材8は耐熱シートで形成され、
例えば、黒鉛系の圧縮成形したシートが使用され
る。継手本体7内には、中空の第一中子9が軸線
方向に移動可能に保持されている。この第一中子
9は、継手本体7の内面とほぼ同一径を有し、該
内面に嵌合して摺動可能な外面9Aと、その下方
に続く大径の外面9Bを有し、外面9Bは回転捨
子1の内面に嵌合する。第一中子9の外周面に
は、第3図に示すように、冷却流体が流れる通路
10がその全長に渡つて形成されている。また、
第一中子9の内面には、内ねじ9Cが形成され、
内ねじ9Cと噛み合う外ねじ11Aを有するねじ
部材11が回転可能に保持されている。
第一中子9の上方には、中空の第二中子13が
配置されている。この第二中子13は、中空管3
の内面及び継手本体7の内面に嵌合する外面13
Aと、それより若干小径の外面13Bを有し、且
つ第2図に示すように、外周面に冷却流体が流れ
る通路14を有している。この通路14は第一中
子9の通路10と同じ位置に形成されている。な
お、本実施例では第一中子9と第二中子13は分
離されており、相対的に回転可能であるので、両
者の外周面の通路10,14をそろえる為に(位
置決めのために)、ボールプランジヤ15が設け
られている。中空管3及び継手本体7の内面に嵌
合する外面13Aは、継手本体7と中空管3とを
段差なく接続する為に設けてある。なお、外面1
3Aを、中空管3及び継手本体7の内面より若干
小径とし、両者の間にギヤツプを形成するように
してもよい。
第二中子13は放射状のスリツトを有し、その
スリツト内に多数の爪16が放射方向に移動可能
に保持されている。更に第二中子13内には、爪
16の内方端に接触するテーパ部17が設けられ
ている。このテーパ部17は、ねじ部材11を貫
通する軸部17Aを備え、ナツト18によつてね
じ部材11に取付けられている。従つて、ねじ部
材11を第一中子9に対して回転させ、テーパ部
17を下方に移動させることにより、爪16を外
方に押し出し、爪16の外方端を中空管3の内面
に押付け固定することができる。爪16を中空管
3内面に押付けた後、更にねじ部材11を回転さ
せると、爪16はもはや広がることができないの
で、第一中子9が上部へ押し上げられ、継手本体
7を中空管3の方へ押し上げて、シール材8を締
めつけることができる。爪16の外方端表面は、
中空管3内面に傷が付く場合は、爪の幅、長さ、
形状等を考慮し、受圧面積を大きくするとか、柔
らかい銅、真鍮等の金属若しくはゴム等で被覆す
ると良く、回転トルクが大きく必要な場合はブラ
スト、溶射等で被覆すると更によい。
第3図において、19は回転捨子1の回転を第
一中子9に伝達するためのねじである。また、第
1図において、20は回転捨子1と継手本体7の
端面間をシールするOリングである。この部分は
あまり加熱されることがないので、通常のOリン
グを使用することができる。
継手本体7の材料としては、特に限定されるも
のではないが、中空管3と同じものであれば、高
周波加熱の場合、中空管端部の温度分布が均一に
なり、好ましい。
この継手治具4により中空管3を下部の回転捨
子1に接続するには、まず、耐熱性のシール材8
を継手本体7の上部に置き、第二中子13を中空
管3の内部に挿入し、ねじ部材11を回転させ、
爪16を押し広げ、中空管3の内面に押付ける。
その後、ねじ部材11を更に回転させることによ
り、第一中子9が上部へ押し上げられ、継手本体
7が中空管3の端部に近づき、シール材8を強く
圧縮する。これにより、爪8が回転力の伝達を可
能にし、シール材8が冷却流体のシール性を高め
る。このように中空管3と回転捨子1を接続し、
同様に、中空管3と回転捨子2(第4図参照)を
接続した後、内部に冷却流体を流しながら、且つ
回転させながら、加熱コイル5により加熱し、熱
処理を行う。ここで、加熱コイル5を中空管3の
端部から端部まで、移動させることにより、中空
管3の両端部を含んだ全長の熱処理を行うことが
でき、かつ、その際、中空管端部には耐熱性のシ
ール材8が設けられているので、シール性が損な
われることはない。また、中空管内面は、中子外
周面の通路10,14を通る冷却流体で直接冷却
されているので、良好に冷却される。かくして、
中空管端部も、中空管の中央部と同様に均一に熱
処理することができる。
第5図は本発明の他の実施例による継手治具2
2を示す断面図である。本実施例の継手治具22
は、継手本体23と、耐熱性シートからなるシー
ル材24と、中空の中子25と、該中子25にね
じ込まれたねじ部材26と、そのねじ部材26の
上端に一体に設けられたテーパ部27と、中子2
5の上端近傍の、テーパ部27の周囲に放射状に
移動可能に配置された多数の爪28と、中子25
の外周面に形成した外ねじに噛み合うナツト29
等を有している。中子25は、第1図の実施例に
おける第一中子9と第二中子13を一体化したも
のであり、外周面には、第2図、第3図の通路1
0,14と同様な、軸線方向に延びる多数の冷却
流体の通路を有している。本実施例においては、
ねじ部材26の回転により、テーパ部27を上昇
させて多数の爪26を押し広げ、中空管3の内面
に固定することができ、また、ナツト29を中子
25に対して回転させることによつて、継手本体
23を上方に押し上げ、シール材24を圧縮し、
シールすることができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の継手治具は、
テーパ部によつて押し広げられる多数の爪を中空
管の内面に押付けることによつて、中空管を継手
治具に連結する構成であるので、回転力を確実に
伝達することができ、且つ中空管の端部内面に冷
却流体が流れるように構成したので、中空管端部
まで良好に冷却できる。更に、中空管端部に接続
する継手本体の外径は中空管外径に等しくしたの
で、中空管端部まで加熱することができ、その
際、中空管端部に配置されたシール材は耐熱性と
したので、シール機能が低下することはない。か
くして、本発明の継手治具によれば、中空管の端
部まで、良好に熱処理することができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による継手治具によ
つて中空管と回転捨子を接続した状態を示す断面
図、第2図、第3図はそれぞれ第1図の−矢
視断面図、−矢視断面図、第4図は上記継手
治具を用いた中空管熱処理装置の要部を示す断面
図、第5図は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。 1……下部回転捨子、2……上部回転捨子、3
……中空管、4……継手治具、7……継手本体、
8……シール材、9……第一中子、10……通
路、11……ねじ部材、13……第二中子、14
……通路、16……爪、17……テーパ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中空管の内面に冷却流体を流しながら該中空
    管を回転させ、外部より前記中空管を加熱して熱
    処理する熱処理装置において、前記中空管を熱処
    理装置の上部又は下部の回転捨子に連結する継手
    治具であつて、前記中空管と回転捨子の間に間挿
    され、中空管の外径に等しい外径を有する継手本
    体と、前記中空管と継手本体との端面間に設けら
    れた耐熱性のシール材と、前記継手本体内に移動
    可能に挿入され、且つ前記回転捨子に嵌合する中
    空の第一中子と、前記中空管内に挿入され放射方
    向に移動可能な複数の爪を有する第二中子と、前
    記第一中子の中央を貫通するように設けられ、該
    第一中子に形成された内ねじに噛み合う外ねじを
    備えたねじ部材と、このねじ部材の一端に設けら
    れ前記爪の内方端に接触するテーパ部とを有し、
    前記第一中子及び第二中子が、その外周面に冷却
    流体の通路を備えていることを特徴とする中空管
    熱処理用継手治具。
JP10325887A 1987-04-28 1987-04-28 Chukukannetsushoryotsugitejigu Expired - Lifetime JPH0236649B2 (ja)

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