JP3018274B2 - 電動弁 - Google Patents
電動弁Info
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- JP3018274B2 JP3018274B2 JP6232099A JP23209994A JP3018274B2 JP 3018274 B2 JP3018274 B2 JP 3018274B2 JP 6232099 A JP6232099 A JP 6232099A JP 23209994 A JP23209994 A JP 23209994A JP 3018274 B2 JP3018274 B2 JP 3018274B2
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- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
例えば蒸気、高温水等の制御用として利用されるもので
ある。
使用すると、流体熱が弁本体の操作軸を伝熱し、更に電
動操作機の出力軸に伝熱し、電動操作機内部の電装品、
例えば、電動機コンデンサー、スイッチ、整流機、基
板、抵抗等が熱により、損傷、破損する欠点があった。
又、減速機内部の含油焼結軸受の油分、減速歯車列の油
分が熱による流出、劣化し、潤滑不良を発生する欠点が
あった。
の欠点に鑑み成されたもので、その目的とするところ
は、高温流体で電動弁が使用された場合にも電動操作機
への熱伝達を防止し、熱による損傷を防止することにあ
る。更に、本発明は冷水に利用した場合には、冷熱の伝
達も防止されるので、冷水による結露の発生がなくな
り、電動操作機の結露や湿度による電気不良を防止する
こともできる。
機とを備えた電動操作機1の出力軸2を弁本体3の操作
軸4に連結した電動弁において、電動操作機と弁本体と
の中間に樹脂スペーサー5を挟持配置するとともに、中
空円筒状の樹脂ジョイント6に二本のピン7を嵌装し、
円筒状の樹脂ジョイントの外周を熱収縮チューブによっ
て被覆し、前記ピンの一方を電動操作機の出力軸の割溝
部に適合連結し、他方のピンを弁本体の操作軸の割溝部
に適合連結している。又、二本のピンはジョイントの円
筒断面上で直交方向に嵌装配置している。更に、樹脂ス
ペーサーと弁本体との中間にはヨークが挟持配置され、
該ヨークの中空部に回動自在に配置されたステムの下端
は操作軸に連結され、ステムの上端の割溝部が樹脂ジョ
イントのピンに適合連結される。
長さをある程度確保することによって伝熱が一次的に防
止される。ヨークの上端から電動操作機1への伝熱は樹
脂スペーサーによって防止される。又、ステムの上端か
ら出力軸への伝熱は樹脂ジョイント6によって防止され
る。二本のピンはジョイントの円筒断面上で直交方向に
嵌装配置されているので出力軸から操作軸へ回動トルク
を伝達する時に円周方向への力伝達が効率良く実行さ
れ、円筒の放射方向への力の分散が防止出来る。樹脂ジ
ョイントの中空部に出力軸および操作軸の外径が嵌装さ
れて、連結の同芯が確保される。円筒状の樹脂ジョイン
トの外周に被覆された熱収縮によって、二本のピン7
は、外径方向への抜けが防止される。特に、高温流体で
使用される場合も熱によりチューブが収縮し、抜けが防
止される。
すると、弁本体3は、ボール弁の例を示し、流体流路に
配置されたボール形状の弁体を90度回動させて流路を
開閉制御するもので、弁体には操作軸4が連結されてお
り、弁体を外力によって駆動操作できるものである。弁
本体3の上端にはヨーク8が二本のボルトで固着され、
該ヨークの中空部分にはステム9が回動自在に配置され
る。ステム9の上端及び下端は、それぞれ割溝形状にカ
ッター加工されており、ステム下端の割溝部が操作軸上
端の二面巾部分に適合連結されている。ヨーク8の上端
には、2枚の樹脂スペーサー5が積層され、電動操作機
1とヨーク8との間に2本のボルトによって挟持固着さ
れる。樹脂スペーサーの中空部分には樹脂製ジョイント
6が配置される。樹脂ジョイントは中空円筒状で2本の
ピン7がジョイント円筒断面上で直交方向に、又軸方向
に離れて嵌装されている。樹脂ジョイントに2本のピン
7が嵌装された後に、樹脂ジョイントの外周に熱収縮チ
ューブ50を被覆し、ピンの外径方向への抜けが防止さ
れる。熱収縮チューブは、シリコンゴムやポリオレフィ
ン等の耐熱樹脂チューブで、加熱により短期間で径方向
へ収縮するチューブである。そして電動操作機の出力軸
2の下端は、割溝形状にカッター加工されており、前記
ピン7の一方が適合連結される。又、他方のピン7は、
ステム9の上端の割溝部分に適合連結されている。尚、
電動操作機1の内部には電動機と減速機が内蔵され、電
気入力を受けて出力軸2の回動力を出力するものであ
る。従って、出力軸2の回動力は樹脂ジョイントの上部
ピンに伝達され、樹脂ジョイントの下部ピンからステム
9へ回動力として伝達され、更に操作軸4への駆動力と
して作用する。高温流体を弁本体3に使用した場合、ヨ
ーク8およびステム9の高さ方向の長さだけ伝熱の放熱
効果がある。ヨーク8の上端への伝熱は、樹脂スペーサ
ー5によって断熱される。ステム9の上端の伝熱は、樹
脂ジョイント6によって断熱される。樹脂ジョイントの
中空部に嵌装された出力軸2の下端と、ステム9の上端
とは接触していないので、伝熱しない。又、2本のピン
7は、それぞれ軸方向に離れているので、互いに接触し
ておらず、伝熱が防止される。従って弁本体の高温熱
は、一次的にヨーク8とステム9によって断熱され、二
次的には樹脂スペーサー5と樹脂ジョイント6によって
断熱されて、電動操作機への伝熱が完全に防止される。
れた場合に弁本体の流体熱が電動操作機へ伝達すること
なく、完全に断熱されるので、電動操作機の故障、損傷
が解消される。特に、本発明は、中空円筒状の樹脂ジョ
イントに2本のピンを嵌装することによって、出力軸と
操作軸との駆動力伝達部材としての機能と、断熱材とし
ての機能を融合したものであり、伝熱の最も大きい軸中
心部分において断熱効果を最大限に実現したものであ
る。又、一次断熱としてヨークとステムを配置し、二次
断熱として樹脂スペーサーと樹脂ジョイントを配置して
断熱効果を高めたものである。特に、樹脂ジョイントに
2本の金属ピンを嵌装してジョイント部分の断熱効果を
高めた。又、2本のピンの外径方向への抜けを防止する
効果を熱収縮チューブによって実現したもので、高温流
体で使用する場合の効果が大きい。すなわち、樹脂ジョ
イントのピン穴が高熱で仮に拡大した場合においても、
熱収縮チューブによってピンの抜けが防止できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 電動機と減速機とを備えた電動操作機1
の出力軸2を、弁本体3の操作軸4に連結した電動弁に
おいて、電動操作機と弁本体との中間に樹脂スペーサー
5を挟持配置するとともに、中空円筒状の樹脂ジョイン
ト6に二本のピン7を嵌装し、円筒状の樹脂ジョイント
の外周を熱収縮チューブによって被覆し、前記ピンの一
方を電動操作機の出力軸の割溝部に適合連結し、他方の
ピンを弁本体の操作軸の割溝部に適合連結したことを特
徴とする電動弁。 - 【請求項2】 前記、二本のピン7は、ジョイント円筒
断面上で直交方向に嵌装配置してなる請求項1記載の電
動弁。 - 【請求項3】 前記、弁本体の操作軸4は、樹脂スペー
サー5と弁本体の中間に挟持したヨーク8の中空部に回
動自在に配置されたステム9に連結した請求項1記載の
電動弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232099A JP3018274B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 電動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232099A JP3018274B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 電動弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0875025A JPH0875025A (ja) | 1996-03-19 |
JP3018274B2 true JP3018274B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=16933996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6232099A Expired - Fee Related JP3018274B2 (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 電動弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018274B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6232099A patent/JP3018274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0875025A (ja) | 1996-03-19 |
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