JPH0236635Y2 - - Google Patents
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- JPH0236635Y2 JPH0236635Y2 JP10233485U JP10233485U JPH0236635Y2 JP H0236635 Y2 JPH0236635 Y2 JP H0236635Y2 JP 10233485 U JP10233485 U JP 10233485U JP 10233485 U JP10233485 U JP 10233485U JP H0236635 Y2 JPH0236635 Y2 JP H0236635Y2
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- JP
- Japan
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- oil
- chamber
- bilge
- sludge
- gravity separation
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Physical Water Treatments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、船舶におけるビルジを油水分離器に
供給して油分を略完全に分離除去するに際して、
このビルジ用油水分離器に供給されるビルジに対
する前処理装置に関するものである。
供給して油分を略完全に分離除去するに際して、
このビルジ用油水分離器に供給されるビルジに対
する前処理装置に関するものである。
船舶の機関室におけるビルジに混入する各種漏
油がビルジと共に船外に排出されることによつて
生じる油汚染を防止するために、船舶には法令の
定めるところによりビルジ中の油分を分離除去す
るための油水分離器を設置することが義務付けら
れ、且つ、船外に排出される油分の濃度も法令に
よつて厳格に定められている。
油がビルジと共に船外に排出されることによつて
生じる油汚染を防止するために、船舶には法令の
定めるところによりビルジ中の油分を分離除去す
るための油水分離器を設置することが義務付けら
れ、且つ、船外に排出される油分の濃度も法令に
よつて厳格に定められている。
そして、このビルジ用油水分離器には、水と油
との比重差を利用した重力分離方式のものと、油
分をフイルター型コアレツサーまたは吸着用のフ
イルター等に吸着させるようにした濾過方式のも
のとがあるが、船舶における油水分離器には、法
令による排出規制値を達成するために、例えば特
公昭55−38165号公報に記載されているように重
力分離方式と濾過方式とを組み合せたものが多
い。
との比重差を利用した重力分離方式のものと、油
分をフイルター型コアレツサーまたは吸着用のフ
イルター等に吸着させるようにした濾過方式のも
のとがあるが、船舶における油水分離器には、法
令による排出規制値を達成するために、例えば特
公昭55−38165号公報に記載されているように重
力分離方式と濾過方式とを組み合せたものが多
い。
しかし、船舶におけるビルジには、鉄錆又はカ
ーボン等のスラツジを可成り含み、このスラツジ
が油滴に付着することによつて油滴と水との見掛
け比重差が小さくなるから、重力分離に際しての
浮上分離性能を悪化し、また、濾過分離に際して
は、スラツジがフイルターの目を詰めて、フイル
ターの流動抵抗の増加や分離性能を早期に低下さ
せることになる。
ーボン等のスラツジを可成り含み、このスラツジ
が油滴に付着することによつて油滴と水との見掛
け比重差が小さくなるから、重力分離に際しての
浮上分離性能を悪化し、また、濾過分離に際して
は、スラツジがフイルターの目を詰めて、フイル
ターの流動抵抗の増加や分離性能を早期に低下さ
せることになる。
そこで、ビルジ用の油水分離器では、当該油水
分離器へのビルジの供給径路中に前処理としての
セツトリングタンクを設け、ビルジを先づ該セツ
トリングタンクに供給して、このセツトリングタ
ンク内においてビルジ中のスラツジを沈降分離さ
せると共に大きい油滴を浮上分離させたのち、油
水分離器に供給するようにしている。
分離器へのビルジの供給径路中に前処理としての
セツトリングタンクを設け、ビルジを先づ該セツ
トリングタンクに供給して、このセツトリングタ
ンク内においてビルジ中のスラツジを沈降分離さ
せると共に大きい油滴を浮上分離させたのち、油
水分離器に供給するようにしている。
ところが、このスラツジを沈降するためのセツ
トリングタンクの容積は、処理するビルジの量が
2m3/日である場合約3m3以上となるから、この
セツトリングタンクの設置に多大のスペースを必
要とするのであり、しかも、このセツトリングタ
ンクの構造は一般的に静置分離方式であるので、
重質スラツジは或る程度沈降によつて捕捉できて
も軽質の浮遊スラツジは十分に捕捉除去できず、
可成りの量のスラツジがビルジと共に油水分離器
に送られて、油水分離器の分離性能を低下した
り、フイルターの劣化を早めたりして油水分離器
の運転をしばしば休止しなければならないのであ
つた。
トリングタンクの容積は、処理するビルジの量が
2m3/日である場合約3m3以上となるから、この
セツトリングタンクの設置に多大のスペースを必
要とするのであり、しかも、このセツトリングタ
ンクの構造は一般的に静置分離方式であるので、
重質スラツジは或る程度沈降によつて捕捉できて
も軽質の浮遊スラツジは十分に捕捉除去できず、
可成りの量のスラツジがビルジと共に油水分離器
に送られて、油水分離器の分離性能を低下した
り、フイルターの劣化を早めたりして油水分離器
の運転をしばしば休止しなければならないのであ
つた。
本考案は、このようにビルジ用油水分離器に供
給される前のビルジに対する前処理として、比重
差による重力分離と微小気泡による浮上分離とを
適切に組合せることにより、重質スラツジは勿論
軽質の浮遊スラツジも確実に分離除去できるよう
にすると共に、同時に油分をも出来る丈多く分離
できるようにして、前記の問題を解消したもので
ある。
給される前のビルジに対する前処理として、比重
差による重力分離と微小気泡による浮上分離とを
適切に組合せることにより、重質スラツジは勿論
軽質の浮遊スラツジも確実に分離除去できるよう
にすると共に、同時に油分をも出来る丈多く分離
できるようにして、前記の問題を解消したもので
ある。
このため本考案は、ビルジにおける油分を分離
するようにしたビルジ用油水分離器において、該
油水分離器へのビルジの供給経路中に、上部に油
排出管を有する前処理槽を設け、該前処理槽内
を、垂直状隔壁にて前記ビルジが最初に入るスラ
ツジ・浮上油分離室と重力分離室とに区成する一
方、前処理槽内には、前記スラツジ・浮上油分離
室と重力分離室とは別に内部に散気管を有する気
泡撹拌室を形成し、この気泡撹拌室に前記スラツ
ジ・浮上油分離室を連通し、前記重力分離室内に
は、捕集部を、当該捕集部によつて前記気泡撹拌
室に連通する重力分離入口室と重力分離出口室と
に区成するように設けて、重力分離出口室に、前
記ビルジ用油水分離器へのビルジ出口管を設け、
且つ、前記気泡撹拌室内には、当該気泡撹拌室内
を前記スラツジ・浮上油分離室に対する連通部か
ら重力分離入口室に対する連通部に向つてジグザ
グ通路に形成するようにした邪魔板を設けた構成
にしたものである。
するようにしたビルジ用油水分離器において、該
油水分離器へのビルジの供給経路中に、上部に油
排出管を有する前処理槽を設け、該前処理槽内
を、垂直状隔壁にて前記ビルジが最初に入るスラ
ツジ・浮上油分離室と重力分離室とに区成する一
方、前処理槽内には、前記スラツジ・浮上油分離
室と重力分離室とは別に内部に散気管を有する気
泡撹拌室を形成し、この気泡撹拌室に前記スラツ
ジ・浮上油分離室を連通し、前記重力分離室内に
は、捕集部を、当該捕集部によつて前記気泡撹拌
室に連通する重力分離入口室と重力分離出口室と
に区成するように設けて、重力分離出口室に、前
記ビルジ用油水分離器へのビルジ出口管を設け、
且つ、前記気泡撹拌室内には、当該気泡撹拌室内
を前記スラツジ・浮上油分離室に対する連通部か
ら重力分離入口室に対する連通部に向つてジグザ
グ通路に形成するようにした邪魔板を設けた構成
にしたものである。
この構成においてビルジは、当該ビルジに対す
る油水分離器に供給される前に前処理槽において
スラツジ及び可成りの量の油分を分離除去でき
る。
る油水分離器に供給される前に前処理槽において
スラツジ及び可成りの量の油分を分離除去でき
る。
すなわち、ビルジは先ず前処理槽内のスラツ
ジ・浮上油分離室に入つて、該スラツジ・浮上油
分離室内を気泡撹拌室内に向つて上昇する途次に
おいて、当該ビルジ中のスラツジで重質な沈澱ス
ラツジは、スラツジ・浮上油分離室の底部に沈降
分離する一方、油分のうち大きい油滴が浮上分離
する。
ジ・浮上油分離室に入つて、該スラツジ・浮上油
分離室内を気泡撹拌室内に向つて上昇する途次に
おいて、当該ビルジ中のスラツジで重質な沈澱ス
ラツジは、スラツジ・浮上油分離室の底部に沈降
分離する一方、油分のうち大きい油滴が浮上分離
する。
次いで気泡撹拌室に入り、ここで散気管より吹
き込まれる無数の微小気泡に小さい油滴と軽質ス
ラツジを触付着させ、その粗粒化を図つて浮上分
離するのであるが、この気泡撹拌室内には、当該
気泡撹拌室内を前記スラツジ・浮上油分離室に対
する連通部から重力分離入口室に対する連通部に
向つてジグザグ通路に形成するようにした邪魔板
を設けたことにより、ビルジは気泡撹拌室内にお
けるジグザグ通路を通るときにおいて、気泡と完
全に接触し、換言するとビルジは気泡撹拌室内を
通過する間に、気泡によつて長い滞留時間にわた
つて十分に万辺なく撹拌効果をけるので、油滴同
志のからみ合いが促され、その結果多数の小さい
油滴が合体して粗粒化し、気泡表面に拡散し油泡
化して浮上することになり、また、軽質の浮遊ス
ラツジも該油泡に付着包合し、粗粒化した小さい
油滴と共に、一括して浮上分離させることができ
るのである。
き込まれる無数の微小気泡に小さい油滴と軽質ス
ラツジを触付着させ、その粗粒化を図つて浮上分
離するのであるが、この気泡撹拌室内には、当該
気泡撹拌室内を前記スラツジ・浮上油分離室に対
する連通部から重力分離入口室に対する連通部に
向つてジグザグ通路に形成するようにした邪魔板
を設けたことにより、ビルジは気泡撹拌室内にお
けるジグザグ通路を通るときにおいて、気泡と完
全に接触し、換言するとビルジは気泡撹拌室内を
通過する間に、気泡によつて長い滞留時間にわた
つて十分に万辺なく撹拌効果をけるので、油滴同
志のからみ合いが促され、その結果多数の小さい
油滴が合体して粗粒化し、気泡表面に拡散し油泡
化して浮上することになり、また、軽質の浮遊ス
ラツジも該油泡に付着包合し、粗粒化した小さい
油滴と共に、一括して浮上分離させることができ
るのである。
なお、前記スラツジ・浮上油分離室及び気泡撹
拌室において浮上分離した油及び軽質スラツジ
は、前処理槽上部の油排出管から、外に排出され
る。
拌室において浮上分離した油及び軽質スラツジ
は、前処理槽上部の油排出管から、外に排出され
る。
そして、ビルジは前記気泡撹拌室内での気泡に
よる浮上分離後において、重力分離室における重
力分離入口室から捕集部を経て重力分離出口室に
流入するとき、捕集部において前記気泡撹拌室で
浮上分離できなかつた浮上性の悪いスラツジ抱含
の粗粒化された油滴が更に効率よく捕集分離され
たのち、重力分離出口室から油水分離器に送出さ
れるのである。
よる浮上分離後において、重力分離室における重
力分離入口室から捕集部を経て重力分離出口室に
流入するとき、捕集部において前記気泡撹拌室で
浮上分離できなかつた浮上性の悪いスラツジ抱含
の粗粒化された油滴が更に効率よく捕集分離され
たのち、重力分離出口室から油水分離器に送出さ
れるのである。
このように、ビルジ中のスラツジは、スラツ
ジ・浮上油分離室における重質スラツジの沈降分
離と、気泡撹拌室における微小気泡による軽質ス
ラツジの浮上分離との二度にわたつて分離作用を
受ける一方、ビルジ中の油分は、スラツジ・浮上
油分離室での大きい油滴の浮上分離、気泡撹拌室
における微小気泡に捕集携行する小さい油滴の浮
上分離、及び重力分離室における捕集部での捕集
粗大化分離の三度にわたつて分離作用を受ける。
特に、前記気泡撹拌室内をジグザグ通路に形成し
たことによつて、当該気泡撹拌室における軽質ス
ラツジ及び小さい油滴の浮上分離を一段と向上で
きることから、ビルジ中のスラツジ及び油分を高
い精度のもとで分離除去できるのである。
ジ・浮上油分離室における重質スラツジの沈降分
離と、気泡撹拌室における微小気泡による軽質ス
ラツジの浮上分離との二度にわたつて分離作用を
受ける一方、ビルジ中の油分は、スラツジ・浮上
油分離室での大きい油滴の浮上分離、気泡撹拌室
における微小気泡に捕集携行する小さい油滴の浮
上分離、及び重力分離室における捕集部での捕集
粗大化分離の三度にわたつて分離作用を受ける。
特に、前記気泡撹拌室内をジグザグ通路に形成し
たことによつて、当該気泡撹拌室における軽質ス
ラツジ及び小さい油滴の浮上分離を一段と向上で
きることから、ビルジ中のスラツジ及び油分を高
い精度のもとで分離除去できるのである。
従つて本考案によると、ビルジ用油水分離器に
供給されるビルジに含まれるスラツジ及び油分
を、これ以前の前処理槽において高い精度のもの
で確実に分離除去できて、ビルジ用油水分離器に
入るスラツジ及び油分の量を著しく低減できるか
ら、ビルジ用油水分離器における分離性能を飛躍
的に向上できると共に、油水分離器におけるフイ
ルターの劣化を防止して、その耐久性を向上でき
るなど、ビルジ用油水分離器の負荷を著しく軽減
させるのであり、しかも前処理槽を、従来のセツ
トリングタンクよりも可成り小型化ができるか
ら、前処理槽の設置に要するスペースを縮小でき
る効果を有する。
供給されるビルジに含まれるスラツジ及び油分
を、これ以前の前処理槽において高い精度のもの
で確実に分離除去できて、ビルジ用油水分離器に
入るスラツジ及び油分の量を著しく低減できるか
ら、ビルジ用油水分離器における分離性能を飛躍
的に向上できると共に、油水分離器におけるフイ
ルターの劣化を防止して、その耐久性を向上でき
るなど、ビルジ用油水分離器の負荷を著しく軽減
させるのであり、しかも前処理槽を、従来のセツ
トリングタンクよりも可成り小型化ができるか
ら、前処理槽の設置に要するスペースを縮小でき
る効果を有する。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図において1は前処理槽で、該前処理槽1内
の下部を、垂直状の隔壁2にてスラツジ・浮上油
分離室3と重力分離室4とに区成し、且つ、前処
理槽1内には、これらスラツジ・浮上油分離室3
及び重力分離室4の上部に気泡撹拌室5を二枚の
隔壁6,7にて区成形成する。
と、図において1は前処理槽で、該前処理槽1内
の下部を、垂直状の隔壁2にてスラツジ・浮上油
分離室3と重力分離室4とに区成し、且つ、前処
理槽1内には、これらスラツジ・浮上油分離室3
及び重力分離室4の上部に気泡撹拌室5を二枚の
隔壁6,7にて区成形成する。
前記スラツジ・浮上油分離室3内には、その中
部に下面に複数個の流出孔9を有するビルジ供給
管8を挿入すると共に、底部にスラツジ排出管1
0を設け、且つ、スラツジ・浮上油分離室3の上
部内を、底板12付きの垂直状堰板11にて浮上
室13とオーバーフロー室14とに区成して、ス
ラツジ・浮上油分離室3内の下部から浮上室13
に上昇したビルジが、前記堰板11の上縁からオ
ーバーフロー室14内にオーバーフローするよう
に構成し、且つ、この浮上室13と前記気泡撹拌
室5とを区成する隔壁6には、オーバーフロー室
14の下部を気泡撹拌室5に連通するためのビル
ジ連通孔15を穿設する。
部に下面に複数個の流出孔9を有するビルジ供給
管8を挿入すると共に、底部にスラツジ排出管1
0を設け、且つ、スラツジ・浮上油分離室3の上
部内を、底板12付きの垂直状堰板11にて浮上
室13とオーバーフロー室14とに区成して、ス
ラツジ・浮上油分離室3内の下部から浮上室13
に上昇したビルジが、前記堰板11の上縁からオ
ーバーフロー室14内にオーバーフローするよう
に構成し、且つ、この浮上室13と前記気泡撹拌
室5とを区成する隔壁6には、オーバーフロー室
14の下部を気泡撹拌室5に連通するためのビル
ジ連通孔15を穿設する。
一方、前記重力分離室4内には、第6図に示す
ようにハニカム状の傾斜平行捕集板17を多数枚
垂直状に積層して成る捕集部16を、当該捕集部
16によつて重力分離室4内を重力分離入口室1
8と重力分離出口室19とに区成するように設
け、重力分離入口室18の上部で且つ前記気泡撹
拌室5に隣接する部位には、仕切板20にて区成
された第1区画室21と第2区画室22とを形成
して、第2区画室22の下部を前記重力分離入口
室18に連通し、前記重力分離出口室19の底部
には処理ビルジ出口管23を設ける。
ようにハニカム状の傾斜平行捕集板17を多数枚
垂直状に積層して成る捕集部16を、当該捕集部
16によつて重力分離室4内を重力分離入口室1
8と重力分離出口室19とに区成するように設
け、重力分離入口室18の上部で且つ前記気泡撹
拌室5に隣接する部位には、仕切板20にて区成
された第1区画室21と第2区画室22とを形成
して、第2区画室22の下部を前記重力分離入口
室18に連通し、前記重力分離出口室19の底部
には処理ビルジ出口管23を設ける。
前記前処理槽1の上部には、前記浮上室13の
上部に連通する第1油排出管24と、前記第2区
画室22の上部に連通する第2油排出管25とを
同じ高さ位置に設ける一方、前記処理ビルジ出口
管23に管26を介して接続した空気抜き弁40
付きヘツダー27を、前記両油排出管24,25
と同じ高さ位置に配設することにより、前処理槽
1内における油面28が、両油排出管24,25
の高さ位置に形成されるようにする。また、前記
ヘツダー27には、ビルジ排出管29を設けて、
このビルジ排出管29を、従来公知のビルジ用油
水分離器(図示せず)に接続する。
上部に連通する第1油排出管24と、前記第2区
画室22の上部に連通する第2油排出管25とを
同じ高さ位置に設ける一方、前記処理ビルジ出口
管23に管26を介して接続した空気抜き弁40
付きヘツダー27を、前記両油排出管24,25
と同じ高さ位置に配設することにより、前処理槽
1内における油面28が、両油排出管24,25
の高さ位置に形成されるようにする。また、前記
ヘツダー27には、ビルジ排出管29を設けて、
このビルジ排出管29を、従来公知のビルジ用油
水分離器(図示せず)に接続する。
また、前記気泡撹拌室5と第1区画室とを区成
する隔壁7及び第1区画室21と第2区画室とを
区成する仕切板20には、前記油面28と同じ高
さ位置に油連通孔30,31をこれより下部の位
置にビルジ連通孔32,33を各々穿設して、気
泡撹拌室5と第1区画室2とを、油連通孔30と
ビルジ連通孔32とにより連通する一方、第1区
画室21と第2区画室22とを、油連通孔31と
ビルジ連通孔33とにより連通する。
する隔壁7及び第1区画室21と第2区画室とを
区成する仕切板20には、前記油面28と同じ高
さ位置に油連通孔30,31をこれより下部の位
置にビルジ連通孔32,33を各々穿設して、気
泡撹拌室5と第1区画室2とを、油連通孔30と
ビルジ連通孔32とにより連通する一方、第1区
画室21と第2区画室22とを、油連通孔31と
ビルジ連通孔33とにより連通する。
そして、前記気泡撹拌室5内の底部には、多孔
質の合成樹脂等により形成された複数本(本実施
例では3本)の散気管34を設けて、この各散気
管34内に圧搾空気を供給する一方、気泡撹拌室
5内には、当該気泡撹拌室5を区成する両隔壁
6,7間に、複数枚(本実施例では4枚)の邪魔
板35を適宜間隔で設け、この各邪魔板35の下
部には、隣接同志互いに反対側の位置に連通孔3
6を各々穿設することにより、前記オーバーフロ
ー室14へのビルジ連通孔15から前記第1区画
室21へのビルジ連通孔32に向つてジグザグ通
路を形成する。この場合、前記気泡撹拌室5内に
おける各邪魔板35には、油面28の高さ位置に
油連通孔37が各々穿設されている。
質の合成樹脂等により形成された複数本(本実施
例では3本)の散気管34を設けて、この各散気
管34内に圧搾空気を供給する一方、気泡撹拌室
5内には、当該気泡撹拌室5を区成する両隔壁
6,7間に、複数枚(本実施例では4枚)の邪魔
板35を適宜間隔で設け、この各邪魔板35の下
部には、隣接同志互いに反対側の位置に連通孔3
6を各々穿設することにより、前記オーバーフロ
ー室14へのビルジ連通孔15から前記第1区画
室21へのビルジ連通孔32に向つてジグザグ通
路を形成する。この場合、前記気泡撹拌室5内に
おける各邪魔板35には、油面28の高さ位置に
油連通孔37が各々穿設されている。
更に、前記重力分離出口室19の上部には、油
浮上管38を接続し、該油浮上管38の上端を、
前記油面28より少し高い位置において前記第1
区画室21内に開口することにより、第1区画室
21内のビルジが重力分離出口室19内に逆流し
ないように構成する。
浮上管38を接続し、該油浮上管38の上端を、
前記油面28より少し高い位置において前記第1
区画室21内に開口することにより、第1区画室
21内のビルジが重力分離出口室19内に逆流し
ないように構成する。
なお、前記前処理槽1の上部には、空気排出管
39が設けられている。
39が設けられている。
この構成において、ビルジ供給管8からスラツ
ジ・浮上油分離室3内に下向きに供給されたビル
ジは上向きに方向転換し、該スラツジ・浮上油分
離室3内を遅い速度で上昇する。このときビルジ
中の重質スラツジ等の沈澱物は、スラツジ・浮上
油分離室3内の底部に沈降分離してスラツジ排出
管10から器外に排出される一方、ビルジ中の油
水のうち比較的に大きい粒子の油滴は、水との比
重差により水よりも早い速度で上昇し、浮上室1
3内における油面28に浮上分離し、第1油排出
管24から器外に排出される。
ジ・浮上油分離室3内に下向きに供給されたビル
ジは上向きに方向転換し、該スラツジ・浮上油分
離室3内を遅い速度で上昇する。このときビルジ
中の重質スラツジ等の沈澱物は、スラツジ・浮上
油分離室3内の底部に沈降分離してスラツジ排出
管10から器外に排出される一方、ビルジ中の油
水のうち比較的に大きい粒子の油滴は、水との比
重差により水よりも早い速度で上昇し、浮上室1
3内における油面28に浮上分離し、第1油排出
管24から器外に排出される。
浮上室13内に上昇したビルジは、堰板11の
上縁からオーバーフロー室14内にオーバーフロ
ーしたのち、ビルジ連通孔15から気泡撹拌室5
内に流入する。この気泡撹拌室5内においては、
散気管34から吹き込まれる微小の気泡に曝され
る。この場合、気泡撹拌室5内には連通孔36付
きの邪魔板35を複数枚設けて当該気泡撹拌室5
内をジグザグ通路に構成したことにより、前記ビ
ルジ連通孔15から気泡撹拌室5内に流入したビ
ルジは、第3図に実線矢印で示すように気泡撹拌
室5内を、第1区画室21へのビルジ連通孔32
に向つてジグザグ状に流れて、微小気泡と長い時
間にわたつて接触する。
上縁からオーバーフロー室14内にオーバーフロ
ーしたのち、ビルジ連通孔15から気泡撹拌室5
内に流入する。この気泡撹拌室5内においては、
散気管34から吹き込まれる微小の気泡に曝され
る。この場合、気泡撹拌室5内には連通孔36付
きの邪魔板35を複数枚設けて当該気泡撹拌室5
内をジグザグ通路に構成したことにより、前記ビ
ルジ連通孔15から気泡撹拌室5内に流入したビ
ルジは、第3図に実線矢印で示すように気泡撹拌
室5内を、第1区画室21へのビルジ連通孔32
に向つてジグザグ状に流れて、微小気泡と長い時
間にわたつて接触する。
このようにしてビルジ中に吹き込まれた微小気
泡は、ビルジ中における細かい油滴同志の集合を
促進して油滴を粗粒化すると共に、油滴を付着し
て油泡化して気泡撹拌室5内における油面28に
急速に浮上するのであり、しかも、この油泡に
は、ビルジ中の浮遊する軽質スラツジも付着抱合
して油面28に浮上する。この気泡撹拌室5内に
おける油面28に浮上した浮上物は、各邪魔板3
5の上部に穿設した油連通孔37を通り第4図に
点線矢印で示すように第1区画室21への油連通
孔30に向つてジグザグ状に流れて、第1区画室
21に流入する。
泡は、ビルジ中における細かい油滴同志の集合を
促進して油滴を粗粒化すると共に、油滴を付着し
て油泡化して気泡撹拌室5内における油面28に
急速に浮上するのであり、しかも、この油泡に
は、ビルジ中の浮遊する軽質スラツジも付着抱合
して油面28に浮上する。この気泡撹拌室5内に
おける油面28に浮上した浮上物は、各邪魔板3
5の上部に穿設した油連通孔37を通り第4図に
点線矢印で示すように第1区画室21への油連通
孔30に向つてジグザグ状に流れて、第1区画室
21に流入する。
このようにして気泡撹拌室5内で処理を終えた
ビルジは、第1区画室21から仕切板20におけ
るビルジ連通孔33を通つて第2区画室22内に
入り、次いで重力分離室4における重力分離入口
室18からハニカム状の傾斜捕集板17を多数枚
垂直状に積層して成る捕集部16を経て重力分離
出口室19に流入するとき、ビルジ中に残つてい
る油分が捕集部16における多数枚の捕集板17
の下面に付着するようにして捕集されのち、重力
分離出口室19の底部におけるビルジ出口管23
よりヘツダー27を経てビルジ排出管29から、
ビルジ用油水分離器(図示せず)に送出される一
方、捕集部16における間隔の狭い多数の平行補
集板17の下面に浮上捕集された油分は、傾斜面
に沿つて上昇する間に相互に結着し次第に大きい
油滴に成長して捕集板17における重力分離出口
室19内側の端部から離れ、重力分離出口室19
内から油浮上管38を経て、前記第1区画室21
内の油面28に浮上するのである。
ビルジは、第1区画室21から仕切板20におけ
るビルジ連通孔33を通つて第2区画室22内に
入り、次いで重力分離室4における重力分離入口
室18からハニカム状の傾斜捕集板17を多数枚
垂直状に積層して成る捕集部16を経て重力分離
出口室19に流入するとき、ビルジ中に残つてい
る油分が捕集部16における多数枚の捕集板17
の下面に付着するようにして捕集されのち、重力
分離出口室19の底部におけるビルジ出口管23
よりヘツダー27を経てビルジ排出管29から、
ビルジ用油水分離器(図示せず)に送出される一
方、捕集部16における間隔の狭い多数の平行補
集板17の下面に浮上捕集された油分は、傾斜面
に沿つて上昇する間に相互に結着し次第に大きい
油滴に成長して捕集板17における重力分離出口
室19内側の端部から離れ、重力分離出口室19
内から油浮上管38を経て、前記第1区画室21
内の油面28に浮上するのである。
この場合において、重力分離出口室19内から
浮上する油滴は、油浮上管38を経て油面28に
浮上することにより、気泡撹拌室5内のビルジに
再び混合することがないのであり、前記第1区画
室21内の油面28における浮上物は、仕切板2
0に穿設した油連通孔31から第2区画室22内
に入つたのち、油排出管25から器外に排出され
る。
浮上する油滴は、油浮上管38を経て油面28に
浮上することにより、気泡撹拌室5内のビルジに
再び混合することがないのであり、前記第1区画
室21内の油面28における浮上物は、仕切板2
0に穿設した油連通孔31から第2区画室22内
に入つたのち、油排出管25から器外に排出され
る。
なお、気泡撹拌室5と重力分離入口室18との
間に、前記実施例のようにビルジ連通孔33及び
油連通孔31を有する仕切板20にて区画した第
1区画室21と第2区画室22を形成すれば、こ
の第1区画室21と第2区画室22内において
も、油分の浮上分離が行なわれるから、油分の分
離性能はより向上するのである。また、前記実施
例は捕集部16として、傾斜平行捕集板17を多
数枚積層したものに構成した場合であつたが、捕
集部16としては、細い管を多数本並設したもの
とか、或いは合成繊維又は活性炭を充填したコワ
レツサー等の他の形式の捕集手段を使用できる。
間に、前記実施例のようにビルジ連通孔33及び
油連通孔31を有する仕切板20にて区画した第
1区画室21と第2区画室22を形成すれば、こ
の第1区画室21と第2区画室22内において
も、油分の浮上分離が行なわれるから、油分の分
離性能はより向上するのである。また、前記実施
例は捕集部16として、傾斜平行捕集板17を多
数枚積層したものに構成した場合であつたが、捕
集部16としては、細い管を多数本並設したもの
とか、或いは合成繊維又は活性炭を充填したコワ
レツサー等の他の形式の捕集手段を使用できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断正
面図、第2図は第1図の−視断面図、第3図
は第1図の−視断面図、第4図は第1図の
−視断面図、第5図は第1図の−視断面
図、第6図は第1図の−視拡大断面図であ
る。 1……前処理槽、2,6,7……隔壁、3……
スラツジ・浮上油分離室、4……重力分離室、5
……気泡撹拌室、8……ビルジ供給管、10……
スラツジ排出管、16……捕集部、17……捕集
板、18……重力分離入口室、19……重力分離
出口室、23……ビルジ出口管、24,25……
油排出管、34……散気管、35……邪魔板、3
6……ビルジ連通孔、38……油浮上管。
面図、第2図は第1図の−視断面図、第3図
は第1図の−視断面図、第4図は第1図の
−視断面図、第5図は第1図の−視断面
図、第6図は第1図の−視拡大断面図であ
る。 1……前処理槽、2,6,7……隔壁、3……
スラツジ・浮上油分離室、4……重力分離室、5
……気泡撹拌室、8……ビルジ供給管、10……
スラツジ排出管、16……捕集部、17……捕集
板、18……重力分離入口室、19……重力分離
出口室、23……ビルジ出口管、24,25……
油排出管、34……散気管、35……邪魔板、3
6……ビルジ連通孔、38……油浮上管。
Claims (1)
- ビルジにおける油分を分離するようにしたビル
ジ用油水分離器において、該油水分離器へのビル
ジの供給経路中に、上部に油排出管を有する前処
理槽を設け、該前処理槽内を、垂直状隔壁にて前
記ビルジが最初に入るスラツジ・浮上油分離室と
重力分離室とに区成する一方、前処理槽内には、
前記スラツジ・浮上油分離室と重力分離室とは別
に内部に散気管を有する気泡撹拌室を形成し、こ
の気泡撹拌室に前記スラツジ・浮上油分離室を連
通し、前記重力分離室内には、捕集部を、当該捕
集部によつて前記気泡撹拌室に連通する重力分離
入口室と重力分離出口室とに区成するように設け
て、重力分離出口室に、前記ビルジ用油水分離器
へのビルジ出口管を設け、且つ、前記気泡撹拌室
内には、当該気泡撹拌室内を前記スラツジ・浮上
油分離室に対する連通部から重力分離入口室に対
する連通部に向つてジグザグ通路に形成するよう
にした邪魔板を設けたことを特徴とするビルジ用
油水分離器における前処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10233485U JPH0236635Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10233485U JPH0236635Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6210095U JPS6210095U (ja) | 1987-01-21 |
JPH0236635Y2 true JPH0236635Y2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=30973890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10233485U Expired JPH0236635Y2 (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236635Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP10233485U patent/JPH0236635Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6210095U (ja) | 1987-01-21 |
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