JPH0236175B2 - Shudoshikinanjakuchisoshiryosaishusochi - Google Patents
ShudoshikinanjakuchisoshiryosaishusochiInfo
- Publication number
- JPH0236175B2 JPH0236175B2 JP16170683A JP16170683A JPH0236175B2 JP H0236175 B2 JPH0236175 B2 JP H0236175B2 JP 16170683 A JP16170683 A JP 16170683A JP 16170683 A JP16170683 A JP 16170683A JP H0236175 B2 JPH0236175 B2 JP H0236175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- piston
- collection tube
- stratum
- sampling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 21
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH DRILLING; MINING
- E21B—EARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B25/00—Apparatus for obtaining or removing undisturbed cores, e.g. core barrels, core extractors
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、手動式軟弱地層試料採取装置に関す
るものである。
るものである。
陸上の軟弱な地層の試料を現状のまま乱すこと
なく簡単に採取することは、軟弱地盤を調査する
うえで非常に大切である。特に、湿地帯のように
従来の大掛りなボーリング機械が搬入できないよ
うな足場の悪い場所での地層調査や、大掛りなボ
ーリングに先立つ事前地質調査には、軽量で運搬
しやすく、しかも地層を乱すことなく連続的に手
動で容易に採取できる装置が望ましい。
なく簡単に採取することは、軟弱地盤を調査する
うえで非常に大切である。特に、湿地帯のように
従来の大掛りなボーリング機械が搬入できないよ
うな足場の悪い場所での地層調査や、大掛りなボ
ーリングに先立つ事前地質調査には、軽量で運搬
しやすく、しかも地層を乱すことなく連続的に手
動で容易に採取できる装置が望ましい。
このような地層試料を採取する装置として、従
来、ヒラー式や錐式（オーガー式）の手動装置は
知られているが、これらは地層を削り取る方式の
ため、地層の微細構造が崩れてしまうという欠点
がある。
来、ヒラー式や錐式（オーガー式）の手動装置は
知られているが、これらは地層を削り取る方式の
ため、地層の微細構造が崩れてしまうという欠点
がある。
本発明は、手動式の簡易な地層試料採取装置と
して、地層を乱さずに連続して試料を採取でき、
採取試料に異なる地層の堆積物が混入せず、さら
に軽量で運搬し易く、操作も簡単な採取装置を提
供しようとするものである。
して、地層を乱さずに連続して試料を採取でき、
採取試料に異なる地層の堆積物が混入せず、さら
に軽量で運搬し易く、操作も簡単な採取装置を提
供しようとするものである。
而して、本発明の軟弱地層試料採取装置は、筒
状の採取管内に、ロツド先端に連設されたピスト
ンを摺動自在に嵌挿し、このピストンが採取管内
に引込まれた状態で採取管とロツドを固定的に連
結するスプリングキヤツチを設け、上記ロツドを
多数本の分割ロツドの接合によつて構成したこと
を特徴とするものである。
状の採取管内に、ロツド先端に連設されたピスト
ンを摺動自在に嵌挿し、このピストンが採取管内
に引込まれた状態で採取管とロツドを固定的に連
結するスプリングキヤツチを設け、上記ロツドを
多数本の分割ロツドの接合によつて構成したこと
を特徴とするものである。
以下に本発明の実施例を図面を参照しながら詳
述する。
述する。
第１図に示す手動式軟弱地層試料採取装置にお
いて、多数本のアルミニウム合金製の分割ロツド
２の接合によつて構成したロツド１は、その先端
ロツド３における端部に外端面が錐状のステンレ
ス製ピストン４を連設すると共に、その中間位置
に係合段部５を設け、上記ピストン４を備えた先
端ロツド３をステンレス製の筒状の採取管６内に
摺動自在に嵌挿している。採取管６は、その内部
に先端ロツド３を挿入したとき、採取管６の鍔部
７が先端ロツド３の係合段部５に当接した状態
で、ピストン４が採取管６の先端の採取口８に臨
むように形成される。また、上記先端ロツド３に
は、ピストン４が採取管６内に引込まれた状態で
採取管６の鍔部７に係合して両者を固定的に連結
するスプリングキヤツチ９を設けている。
いて、多数本のアルミニウム合金製の分割ロツド
２の接合によつて構成したロツド１は、その先端
ロツド３における端部に外端面が錐状のステンレ
ス製ピストン４を連設すると共に、その中間位置
に係合段部５を設け、上記ピストン４を備えた先
端ロツド３をステンレス製の筒状の採取管６内に
摺動自在に嵌挿している。採取管６は、その内部
に先端ロツド３を挿入したとき、採取管６の鍔部
７が先端ロツド３の係合段部５に当接した状態
で、ピストン４が採取管６の先端の採取口８に臨
むように形成される。また、上記先端ロツド３に
は、ピストン４が採取管６内に引込まれた状態で
採取管６の鍔部７に係合して両者を固定的に連結
するスプリングキヤツチ９を設けている。
多数の分割ロツド２及び先端ロツド３は、それ
らを接合するために両端部にコ字形噛合部１０，
１１を形設し、それらを相互に噛合させて、その
部分を連結筒１２で被覆するように構成してい
る。この連結筒１２は、上位の分割ロツド２の下
端に設けたスプリングピン１３と下位の分割ロツ
ド２または先端ロツド３に設けた固定ピンと１４
の間に保持されるものである。
らを接合するために両端部にコ字形噛合部１０，
１１を形設し、それらを相互に噛合させて、その
部分を連結筒１２で被覆するように構成してい
る。この連結筒１２は、上位の分割ロツド２の下
端に設けたスプリングピン１３と下位の分割ロツ
ド２または先端ロツド３に設けた固定ピンと１４
の間に保持されるものである。
上記構成を有する手動式軟弱地層試料採取装置
によつて軟弱な地層の試料を採取するには、ま
ず、第１図に示すように、採取管６の先端の採取
口８をピストン４によつて閉じた状態で、この採
取管６をロツド１により手動で軟弱地層に押込
み、採取したい地層の深さまで押込む。この状態
でロツド１によりピストン４を引上げると、採取
管６が押込まれた地層内にそのまま残り、ピスト
ン４のみが引上げられ、それによつて採取管６内
には試料の採取空間が形成される。第２図に示す
ようにピストン４が十分に採取管６内に引込まれ
る状態まで引上げられると、ピストン４を備えた
先端ロツド３がスプリングキヤツチ９により採取
管６の上端の鍔部７に固定され、これによつて先
端ロツド３と採取管６が一体化される。そこで、
ロツド１により採取管６をその内部に形成された
採取空間の長さ分だけ地層内に押込み、採取管６
内に地層試料を貫入させる。この状態で採取管６
を引上げれば、採取管６内の試料を採取すること
ができる。
によつて軟弱な地層の試料を採取するには、ま
ず、第１図に示すように、採取管６の先端の採取
口８をピストン４によつて閉じた状態で、この採
取管６をロツド１により手動で軟弱地層に押込
み、採取したい地層の深さまで押込む。この状態
でロツド１によりピストン４を引上げると、採取
管６が押込まれた地層内にそのまま残り、ピスト
ン４のみが引上げられ、それによつて採取管６内
には試料の採取空間が形成される。第２図に示す
ようにピストン４が十分に採取管６内に引込まれ
る状態まで引上げられると、ピストン４を備えた
先端ロツド３がスプリングキヤツチ９により採取
管６の上端の鍔部７に固定され、これによつて先
端ロツド３と採取管６が一体化される。そこで、
ロツド１により採取管６をその内部に形成された
採取空間の長さ分だけ地層内に押込み、採取管６
内に地層試料を貫入させる。この状態で採取管６
を引上げれば、採取管６内の試料を採取すること
ができる。
採取管６を所望の深さまで地層に押込むために
は、分割ロツド２を次々に接合するが、この接合
は、分割ロツド２及び先端ロツド３の端部のコ字
形噛合部１０，１１を相互に噛合させ、上位の分
割ロツドの下端に設けたスプリングピン１３を押
圧通過した連結筒１２でその噛合部分を被覆すれ
ばよい。
は、分割ロツド２を次々に接合するが、この接合
は、分割ロツド２及び先端ロツド３の端部のコ字
形噛合部１０，１１を相互に噛合させ、上位の分
割ロツドの下端に設けたスプリングピン１３を押
圧通過した連結筒１２でその噛合部分を被覆すれ
ばよい。
地層内から引上げた採取管６から地層試料を取
出すには、スプリングキヤツチ９を押込んで採取
管６の鍔部７から外し、ピストン４を逆戻りさせ
て試料を押出し、サンプルビンに保存する。
出すには、スプリングキヤツチ９を押込んで採取
管６の鍔部７から外し、ピストン４を逆戻りさせ
て試料を押出し、サンプルビンに保存する。
このような試料の採取において、採取試料は採
取管によりボーリング孔の外壁から隔離されるた
め、壁面により汚染されるようなことはない。ま
た、分割ロツドが１ｍ程度の長さを有し、それら
がアルミニウム合金で形成されるため、装置全体
を小型のゴルフバツグに収納できる程度の大きさ
で、しかも肩にかけて持運びできる重さに形成す
ることができる。なお、実験的には11ｍの深さま
での軟弱地層を連続的に採取できることが確かめ
られている。
取管によりボーリング孔の外壁から隔離されるた
め、壁面により汚染されるようなことはない。ま
た、分割ロツドが１ｍ程度の長さを有し、それら
がアルミニウム合金で形成されるため、装置全体
を小型のゴルフバツグに収納できる程度の大きさ
で、しかも肩にかけて持運びできる重さに形成す
ることができる。なお、実験的には11ｍの深さま
での軟弱地層を連続的に採取できることが確かめ
られている。
第１図は本発明の手動式軟弱地層試料採取装置
の実施例を示す断面図、第２図は上記実施例の使
用の態様を説明するための断面図である。 １……ロツド、２……分割ロツド、４……ピス
トン、６……採取管、９……スプリングキヤツ
チ。
の実施例を示す断面図、第２図は上記実施例の使
用の態様を説明するための断面図である。 １……ロツド、２……分割ロツド、４……ピス
トン、６……採取管、９……スプリングキヤツ
チ。
Claims (1)
- １ 筒状の採取管内に、ロツド先端に連設された
ピストンを摺動自在に嵌挿し、このピストンが採
取管内に引込まれた状態で採取管とロツドを固定
的に連結するスプリングキヤツチを設け、上記ロ
ツドを多数本の分割ロツドの接合によつて構成し
たことを特徴とする手動式軟弱地層試料採取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16170683A JPH0236175B2 (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | Shudoshikinanjakuchisoshiryosaishusochi |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16170683A JPH0236175B2 (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | Shudoshikinanjakuchisoshiryosaishusochi |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053832A JPS6053832A (ja) | 1985-03-27 |
| JPH0236175B2 true JPH0236175B2 (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=15740325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16170683A Expired - Lifetime JPH0236175B2 (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | Shudoshikinanjakuchisoshiryosaishusochi |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0236175B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006283426A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Daiwa House Ind Co Ltd | 土サンプリング装置 |
| JP5057149B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2012-10-24 | 前田建設工業株式会社 | 地盤改良体の強度推定方法 |
| JP5159694B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-03-06 | ジャパンパイル株式会社 | 採取装置 |
| JP5266151B2 (ja) * | 2009-06-22 | 2013-08-21 | 旭化成建材株式会社 | 掘削孔内充填物採取装置 |
| CN103630426B (zh) * | 2012-08-23 | 2016-03-02 | 中国科学院海洋研究所 | 摇杆式螺旋定量分层取样器及其使用方法 |
| JP5604671B2 (ja) * | 2013-02-14 | 2014-10-08 | ハイスピードコーポレーション株式会社 | 土砂採取装置、土砂採取システム及び土砂採取方法 |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP16170683A patent/JPH0236175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6053832A (ja) | 1985-03-27 |
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