JPH0236086A - 複数ロボットの制御方法 - Google Patents

複数ロボットの制御方法

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JPH0236086A
JPH0236086A JP18148188A JP18148188A JPH0236086A JP H0236086 A JPH0236086 A JP H0236086A JP 18148188 A JP18148188 A JP 18148188A JP 18148188 A JP18148188 A JP 18148188A JP H0236086 A JPH0236086 A JP H0236086A
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JP
Japan
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robot
machining
work
robots
start point
Prior art date
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JP18148188A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Takao
高尾 康秀
Takaaki Yamada
高明 山田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 、本発明は、複数のロボットが協調して動作することに
よって作業を行なうための制御方法に関し、とくに位置
情報入力時間を短縮させるようにした制御方法に関する
〔従来の技術〕
複数のロボットの制御方法に関する先行技術として、た
とえば特開昭63−2681 号公報が知られている。
この制御方法は、協調のための同期命令を設けて動作プ
ログラムにセットし、制御部が同期命令に応じて複数の
ロボットを同期制御することによって、協調動作を行な
わせるとともに協調動作プログラムの作成を容易にして
いる。
ところで、被加工物の品質の維持をはかるため、ロボッ
トに実際の被加工物における加工位置を検出する位置検
出センサを取付けた加ニジステムが考えられている。こ
のシステムでは、予めプログラムされた加工位置(加工
軌跡)を位置検出センサからの信号によって自動補正す
るようになっている。つまり、このシステムでは、加工
開始点位置と加工終了点位置を自らの位置検出センサに
て検出し、予め教示されている加工位置とセンサによっ
て検出された位置との誤差を演算し、この演算結果に基
づいて加工位置の補正を行なうことにより、ずれの発生
をなくし所望の品質が維持されるようになっている。
このような加ニジステムとして、たとえば自動車部品の
ロボットによるアーク溶接作業やシール材の塗布作業が
ある。アーク溶接では溶接線に沿って溶接トーチを移動
させることが要求され、シール材の塗布作業はワークの
輪郭に沿ってノズルを移動させることが要求されている
ため、上述のような精度の高い位置め方法が採用されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ロボットと位置検出センサの関係が一対
一になっている加ニジステム、すなわち自ら具備した位
置検出センサによって自らの加工位置の誤差検出を行な
うシステムでは、加工終了点の位置を検出するため、加
工開始点から加工終了点までロボットを作動させて終了
点のセンシングを行ない、再度加工のため加工開始点位
置へ戻させるという何ら付加価値のない動作が必要であ
った。そのため、奉加ニジステムを用いた場合は被加工
物の品質維持は計れるが、単位時間当りの生産量が著し
く低下するという問題が生じる。
したがって、必要生産量を得るためには、複数台の設備
を作らなければならず、設備投資額の増大を招くという
問題が生じる。また、上述のような開始点位置から終了
点位置までの検出を行なうと無駄な動作が増加するばか
りでなく、各ロボットが同期して動作しないと衝突等の
不具合も発生するおそれもある。
未発明は、上記の問題に着目し、加工終了点の位置を検
出するためのセンシング作業を廃止することができ、位
置情報入力時間を短縮することのできる複数ロボットの
制御方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的に沿う本発明に係る複数ロボットの制御方法は
、複数のロボットが協調して動作することにより一連の
作業を行なう複数ロボットの制御方法であって、前記各
ロボットに、予め記憶された加工位置と実際の被加工物
における加工位置との誤差を検出する位置センサを設け
、被加工物の加工作業開始時に、各ロボットに前記位置
検出センサによって一斉に実際の加工開始点の位置を読
取らせ、読取った加工開始点の位置に基づいて自己の位
置制御を行なわせると共に、特定の、ロボットの加工開
始点の位置を他のロボットに転送し、該他のロボットを
、転送された加工開始点の位置を自己の加工終了点の位
置として制御させる方法からなる。
〔作用〕
このような複数ロボットの制御方法においては、加工作
業開始時には、各ロボ−/ トの位置検出センサによっ
て一斉に実際の加工開始点の位置が読取られる。そして
、この加工位置に基づいて各ロボットは予め記憶された
加工位置の修正を行ない自己の位置制御を行なう。この
場合、複数のロボットのうち特定のロボットから、他の
ロボットに加工開始点の位置を転送される。これにより
、他のロボットは、この転送された加工開始点位置を自
己の加工終了点位置として作動する。すなわち、特定の
ロボットの作業を引き継ぐロボットは、転送された加工
開始点位置に基づき自己の加工位置(加工軌跡)を補正
し、転送された加工開始点位置を目標として移動する。
このように、他のロボットは、特定のロボットの位置情
報を自らの加工終了点とすることにより、従来のような
無駄なセンシング動作を必要としなくなり、その分、単
位時間当りの生産量を高めることができる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る複数ロボットの制御方法の望まし
い実施例を、図面を参照して説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示しており
、とくに自動車の部品のアーク溶接作業に適用した場合
を示している。第1図は、本発明のブロック図を示し、
第2図は本発明が適用されるアーク溶接作業におけるロ
ボットと被加工物とを示している。第2図において、1
は金属材料からなる被加工物を示しており、被加工物1
の溶接は、2台のロボット21.31によ・って行なわ
れる。
各ロボット21.31のアームの先端には溶接トーチ1
1a、12aが取付けられている。被加工物1の一側面
は、略曲面になっており、この曲面上には加工開始点A
+ 、B+ と加工終了点A z  B tが位置して
いる。加工開始点A1は、被加工物lの一方の端部に位
置しており、加工終了点B、は、被加工物1の他方の端
部に位置している。加工終了点A2と加工開始点B2は
、溶接長さの中央部に位置しており、両者は同一位置に
位置している。
ロボット21は、加工開始点A、から加工終了点A2ま
での区間を受は持ち、ロボット31は、加工開始点B1
から加工終了点B2までの区間を受は持つようになって
いる。そして、各区間は、ロボ・y ト21.31に取
付けられた溶接トーチ11.12により連続してアーク
溶接されるようになっている。
各ロボット21.31のアームの先端には、予め制御装
置24.34に記憶された加工位置と実際の被加工物に
おける加工位置(溶接線)との誤差を検出する位置検出
センサ22.32が設けられている。この位置検出セン
サ22.23は、加工位置(溶接線)との距離の変化に
応じて出力信号が連続的に変化するものであり、センサ
の種類は使用条件によって適宜決定されている。
ロボット31の位置検出センサ32は、インタフェース
33に接続されており、位置検出センサ32から出力さ
れる変位量のデータは、インタフェース33によってロ
ボット31で演算可能なデータに変換されるようになっ
ている。インタフェース33からの信号は、ロボット3
1の制御装置34内の座標演算手段35に人力されるよ
うになっている。座標演算手段35は、インタフェース
33からの信号をロボット座標に換算するものであり、
この処理により加工開始点位置B、がロボット31の座
標データとされる。
ロボット21の位置検出センサ22は、インタフェース
23に接続されており、位置検出センサ22から出力さ
れる変位量のデータは、同様にインタフェース23によ
ってロボット21で演算可能なデータに変換されるよう
になっている。インクフェース23からの信号は、ロボ
ット21の制御装置24内の座標演算手段25に入力さ
れるようになっており、座標演算手段25の演算結果は
、座標変換手段26に入力されている。
座標変換手段26の機能は3つあり、その一つは座標演
算手段25で得られた位置データと、溶接作業を引き継
くロボット31側で検出した位置データとから、被加工
物lの実際の加工軌跡を演算することである。第二とし
ては、記憶手段28に蓄えられている教示された加工軌
跡と実際の加工軌跡との差を演算し、ロボット21が動
作すべき移動軌跡を求めることである。第三としては、
ロボット31の座標演算手段35から転送される座標デ
ータを、ロボット21の座標として変換することである
ロボット31から転送される座標データをロボット21
の座標として変換するのは、ロボット個体の機械的な寸
法差があるため、ロボット31のデータをそのままロボ
ット21のデータに当てはめることができないからであ
る。ロボット21とロボット31の相互の機械的な寸法
差を変換するためには、事前に機械の差を測定する必要
がある。この方法としては、システムの稼働前に、ロボ
ット21の位置検出センサ22とロボット31の位置検
出センサ32で同じ被加工物1の加工終了点A2を検出
し、その時に得られた寸法差を記憶手段28に記憶して
おく。
そして、ロボット31より転送されて来たデータを変換
する際に、記憶手段28に記憶されていた寸法差を呼び
出して演算を行なうことにより、両者の機械系の誤差分
が自動的に補正され、ロボット21の加工軌跡が求めら
れる。
ロボット21の座標変換手段26はサーボ機構部27と
接続されており、サーボ機構部27には座標変換手段2
6によって求められた加工軌跡が入力されるようになっ
ている。サーボ機構部27は、座標変換手段26からの
加工軌跡データに基づいて作動し、ロボット21の溶接
トーチ11をその加工軌跡に沿って移動させるようにな
っている。
なお、ロボット31の制御装置34内にも、ロボット2
1側と同一の機能を有する座標変換手段36、サーボ機
構部37、記憶手段3Bが具備されている。
つぎに、上記複数ロボットの制御方法について説明する
まず、被加工物Iが所定の(m Wに固定されると、第
1図の2点鎖線で示すように、ロボット21.31は加
工開始点A +   B + に向って移動し、各ロボ
ット21.31の溶接トーチlla、12aの先端が予
め設定された位置にセントされる。この状態で、各位置
センサ22.32によって溶接線が検出され、溶接線と
溶接トーチ21a、31aとの誤差が算出される。この
検出された誤差に基づいて各ロボッ)21.31が作動
し、各溶接トーチ11.12の先端が溶接線と合致され
る。
溶接線と溶接トーチ11.12が合致されると、溶接ワ
イヤ(図示略)の送給が開始され、2台のロボット21
.31による被加工物のアーク溶接が行なわれる。この
場合、ロボット31の溶接開始点B+の位置は、座標演
算手段35によってロボット21の座標変換手段26に
転送され、ロボット21は転送された加工開始点B+ 
の座標データを座標変換装置26によって自己の座標に
変換する。そして、ロボット21は、転送された加工開
始点B、と自ら検出した加工開始点A、との座標データ
とにより演算を行ない、この演算結果に基づいてロボッ
ト21の加工軌跡が補正される。
このように、ロボット31から転送される座標データに
より、ロボット21は自らの加工軌跡の補正が可能とな
るので、センシング動作を行なうことなく、ロボット2
1の溶接終了点Aオをロボット31の溶接開始点BIに
合致させることができる。
この制jn方法は、本実施例のようなアーク溶接作業ま
たはシーリング作業において連続した加工線を数台のロ
ボ7)で分割して加工を行なう場合に特に有効である。
なぜなら、このような加工においては、一方のロボット
の加工開始点と他方のロボットの加工終了点を重ねるこ
とが品質上必要不可欠であり、本来ならば加工終了点を
教示するためのセンシング動作を行なわなければならな
いからである。したがって、本発明のように、ロボット
31が自己のために検出した加工開始点を他のロボット
21に転送する方法では、他のロボット21がそれを補
正データとして利用することができ、センシング動作な
しで一方のロボット31の加工開始点B、と他方のロボ
ット21の加工終了点A2とを一致させることが可能と
なる。
また、ロボット31の加工終了点B2のデータとしては
、図示されないロボットの加工開始点の位置データが利
用され、ロボット31の加工軌跡は、この位置データに
基づいて行なわれる。
さらに、システムの稼働前に、ロボット21の位置検出
センサ22とロボット31の位置検出センサ32によっ
て同じ加工位置を検出し、そのとき得られた両者の機械
的寸法差を記憶手段28に記憶させておくことにより、
ロボットの機械的劣化度をチエツクすることが可能にな
ると共に、ロボットの機械的品質のバラツキを把握する
こともできる。また、ロボットを交換する場合でも、座
標変換を行なうことによってセンシング作業を省略する
ことが可能となる。
なお、本実施例では加工軌跡が連続しているものを示し
たが、断続、分散しているものについても各々のロボッ
トの加工軌跡が他方のロボットの加工軌跡の近傍にあれ
ば同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る複数ロボットの制御
J方法によるときは、各ロボットに、予め記憶された加
工位置と実際の被加工物における加工位置との誤差を検
出する位置検出センサを設け、被加工物の加工作業開始
時に、各ロボットに位置検出センサによって一斉に実際
の加工開始点位置を読取らせ、読取った加工開始点位置
に基づいて自己の位置制御lを行なわせると共に、特定
のロボットの加工開始点を他のロボットに転送し、該他
のロボットを、転送された加工開始点位置を自己の加工
終了点位置として制御させるようにしたので、他のロボ
ットの加工開始点と特定のロボットの加工終了点とを合
致させるためのセンシング動作を省略することができる
。したがって、ロボットへの位置情報入力時間を大幅に
短縮させることが可能となり、単位時間当りの生産量を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される’Jz Wのブロック線図
、 第2図は第1図の装置による被加工物のアーク溶接状態
を示す平面図、 である。 1・・・・・・被加工物 21.31・・・・・・ロボット 22.32・・・・・・位置検出センサ24.34・・
・・・・制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のロボットが協調して動作することにより一連
    の作業を行なう複数ロボットの制御方法であって、前記
    各ロボットに、予め記憶された加工位置と実際の被加工
    物における加工位置との誤差を検出する位置検出センサ
    を設け、被加工物の加工作業開始時に、各ロボットに前
    記位置検出センサによって一斉に実際の加工開始点の位
    置を読取らせ、読取った加工開始点の位置に基づいて自
    己の位置制御を行なわせると共に、特定のロボットの加
    工開始点の位置を他のロボットに転送し、該他のロボッ
    トを、転送された前記加工開始点の位置を自己の加工終
    了点の位置として制御させることを特徴とする複数ロボ
    ットの制御方法。
JP18148188A 1988-07-22 1988-07-22 複数ロボットの制御方法 Pending JPH0236086A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11175132A (ja) * 1997-12-15 1999-07-02 Omron Corp ロボット、ロボットシステム、ロボットの学習方法、ロボットシステムの学習方法および記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11175132A (ja) * 1997-12-15 1999-07-02 Omron Corp ロボット、ロボットシステム、ロボットの学習方法、ロボットシステムの学習方法および記録媒体

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