JPH0236005Y2 - - Google Patents

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JPH0236005Y2
JPH0236005Y2 JP12172686U JP12172686U JPH0236005Y2 JP H0236005 Y2 JPH0236005 Y2 JP H0236005Y2 JP 12172686 U JP12172686 U JP 12172686U JP 12172686 U JP12172686 U JP 12172686U JP H0236005 Y2 JPH0236005 Y2 JP H0236005Y2
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JP
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heat
recess
heat generating
heating element
recesses
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JP12172686U
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JPS6329013U (ja
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  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は発熱床材の継手構造に関する。
従来技術とその問題点 従来、面発熱体を積層一体化した発熱床材とし
ては、例えば、実公昭53−2418号公報に記載の発
熱床材がある。
すなわち、前記発熱床材は長尺な底板に周縁部
を残して浅い凹所を形成し、この凹所内に面発熱
体を収納するとともに、その上方から表面板を前
記底板の周縁部に接合一体化したものであり、そ
の側端面には相互に嵌合可能な雄実部、雌実部が
適宜設けてある。しかし、前記発熱床材を縦継ぎ
する場合には、それぞれの端面を突き合わせ、面
発熱体のリード線を底板下面の端部近傍から引き
出し、床下で前記リード線の結線作業を行なわな
ければならないので、施工に手間がかかつた。
しかも、前述の施工では、リード線の結線部が
露出しているので、漏水やネズミにより漏電や断
線を生ずるおそれがあり、前記結線部を別途準備
したジヨイントボツクスに収納する必要があつ
た。
さらに、リード線が底板下面の端部近傍から引
き出されているので、発熱床材の端部を根太に固
定できない。このため、突き合わせた端部間に段
差が生じやすく、美感が悪いとともに、突き合わ
せた発熱床材の端部がたわみやすく、歩行感が悪
かつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記問題点を解決するため、中層に
面発熱体を一体化するとともに、少なくとも一端
面に設けた凹所から前記面発熱体のリード線を引
き出した発熱床材において、前記発熱床材の凹所
を設けた端面を相互に突き合わせて連通する凹所
に、前記リード線の結線部を収納するとともに、
突き合わせた表面板の端部をそれぞれ支持するよ
うに前記凹所に、断面略コ字形状の連結体を嵌合
した構成としてある。
作用とその効果 したがつて、本考案によれば、面発熱体のリー
ド線が、相互に突き合わせる端面に設けた凹所か
ら引き出されているので、リード線の結線作業を
床下で行なう必要がなく、施工が容易になる。
しかも、リード線の結線部を突き合わせて連通
する凹所に収納して隔離できるので、特別なジヨ
イントボツクスを準備しなくとも、漏水やネズミ
による漏電や断線を防止でき、継手構造の耐久性
や安全性が向上する。
さらに、突き合わせた表面板の端部を支持する
ように、断面略コ字形状の連結体を凹所のそれぞ
れに嵌合してあるので、発熱床材の端部間に段差
が生じにくく、美感が低下しないとともに、突き
合わせた表面板の端部のたわみが少なく、歩行感
が良い。
また、前記連結体は発熱床材を突き合わせる際
に位置決め部材となるので、施工性がより一層向
上するという効果がある。
実施例 以下、本考案にかかる実施例を第1図ないし第
5図に示す添付図面に従つて説明する。
第1実施例は、第1図および第2図に示すよう
に、1組の発熱床材1,1と、断面略コ字形状を
有する一対の連結体10,15とからなる。
発熱床材1は、長尺な木質底板2の上面長さ方
向の両縁部に配した木質枠体3,3間に、クツシ
ヨン材4と面発熱体5とを順次積み重ねて配する
とともに、前記クツシヨン材4を圧縮して前記面
発熱体5に圧接する木質表面板6を、前記枠体
3,3の上面に固着一体化したものである。
そして、発熱床材1は幅方向の一方の端面に、
底板2、枠体3,3および表面板6のそれぞれの
端部にて囲まれた凹所9を設けてあるとともに、
この凹所9から面発熱体5のリード線5aを引き
出してある。なお、3a,3bは接合用雄実部、
雌実部である。
連結体10,15は共に断面略コ字形状を有
し、連結体10は表面板6の撓みを防止できる様
な強度を有する硬質プラスチツク、金属または木
材からなるとともに、連結体10を連結体15に
覆いかぶせるように嵌合して筒形状とした状態
で、前記発熱床材1,1の端面を突き合わせて連
通する凹所9,9に、それぞれ嵌合可能な外形寸
法を有している。
次に、本実施例の施工手順について説明する。
一方の発熱床材1を根太(図示せず)に固定し
て位置決めした後、そのリード線5aを他方の発
熱床材1のリード線5aに接続する。そして、リ
ード線5a,5aの結線部の上下方向から連結体
10,15を嵌合して筒形状とし、これを一方の
発熱床材1の凹所9に嵌合した後、この凹所9か
ら突出する連結体10,15に他方の発熱床材1
の凹所9を嵌合し、発熱床材1,1の端面を相互
に突き合わせ、他方の発熱床材1を根太(図示せ
ず)に固定して接続作業を終了する。
本実施例によれば、凹所9,9に嵌合した連結
体10,15が、突き合わせた表面板6,6間の
隙間および底板2,2間の隙間をそれぞれ封止す
るので、漏水による漏電を効果的に防止できる。
しかも、連結体10は表面板6,6の端部をそ
れぞれに支持し、表面板6,6の端部のたわみを
規制するので、段差やへこみが少なく、発熱床材
1,1の突き合わせた端部における歩行感が良い
という利点がある。
第2実施例は、第3図および第4図に示すよう
に、前述の第1実施例とほぼ同様であるが、第1
実施例において突き合わせてあつた底板2,2の
端部をそれぞれ切り取り、点検口2aを形成する
とともに、この点検口2aに対応する連結体15
の平面部を、着脱可能な点検板15aとした点が
異なる。
本実施例によれば、点検板15aが着脱可能で
あるので、リード線5aの結線部の点検、補修が
容易になるという利点がある。
第3実施例は、第5図に示すように、前述の第
2実施例が点検板15aを連結体15の平面部と
面一となるように設けてあるのに対し、点検板1
5aを底板2の下面と面一になるように設けた点
が異なる。
本実施例によれば、点検板15aが底板2の下
面と面一になつているので、点検板15aの着脱
が容易になり、点検、補修がより一層容易になる
という利点がある。
なお、本考案においては必ずしも下方側の連結
体を設ける必要はなく、上方側の連結体だけを設
ける場合であつてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案にかかる第1実施
例を示し、第1図は分解斜視図、第2図は断面
図、第3図および第4図は本考案にかかる第2実
施例を示し、第3図は分解斜視図、第4図は断面
図、第5図は本考案にかかる第3実施例を示す断
面図である。 1……発熱床材、2……底板、4……クツシヨ
ン材、5……面発熱体、5a……リード線、6…
…表面板、9……凹所、10,15……連結体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中層に面発熱体を一体化するとともに、少なく
    とも一端面に設けた凹所から前記面発熱体のリー
    ド線を引き出した発熱床材において、 前記発熱床材の凹所を設けた端面を相互に突き
    合わせて連通する凹所に、前記リード線の結線部
    を収納するとともに、突き合わせた表面板の端部
    をそれぞれ支持するように前記凹所に、断面略コ
    字形状の連結体を嵌合したことを特徴とする発熱
    床材の継手構造。
JP12172686U 1986-08-07 1986-08-07 Expired JPH0236005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12172686U JPH0236005Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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JP12172686U JPH0236005Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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Publication Number Publication Date
JPS6329013U JPS6329013U (ja) 1988-02-25
JPH0236005Y2 true JPH0236005Y2 (ja) 1990-10-02

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JPS6329013U (ja) 1988-02-25

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